JP2590316Y2 - 床レール - Google Patents

床レール

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JP2590316Y2
JP2590316Y2 JP1992074695U JP7469592U JP2590316Y2 JP 2590316 Y2 JP2590316 Y2 JP 2590316Y2 JP 1992074695 U JP1992074695 U JP 1992074695U JP 7469592 U JP7469592 U JP 7469592U JP 2590316 Y2 JP2590316 Y2 JP 2590316Y2
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JP
Japan
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rail
floor
receiving
partition panel
mounting surface
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JP1992074695U
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English (en)
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JPH0640131U (ja
Inventor
政信 神内
浩 樹下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間仕切りパネルを設置
するための床レールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切りパネル6を設置するため
の床レールとしては、図7に示されるようなものが提供
されている。これらのものにおいては、間仕切りパネル
6が載置されることとなる床レールの上面を水平な状態
にする必要があることから、レール体2の長手方向に沿
って高さ調整部材20が所定間隔毎に設置されている。
この高さ調整部材20は基台21の上部にアジャストボ
ルト22を備えて主体が構成されており、間仕切りパネ
ル6が載置される巾木11を高さ調整部材20上に載置
し、アジャストボルト22を回転操作することで巾木1
1を水平状態にし、巾木11に間仕切りパネル6を載置
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、水平レベルを出すためには所定ピッ
チで設置されている各高さ調整部材20のアジャストボ
ルト22をそれぞれ調整する必要があり、水平レベル出
しの作業が面倒であると共に不正確になりやすいという
問題があった。また、複数個の高さ調整部材20を用い
る必要があり、部品点数が増加するという問題があっ
た。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、部品点数を削減しながら水平レベル出しが正
確に行われた床レールを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、レール体2の両端にそれぞれ長手方向
に沿って受け溝3を設けると共に両受け溝3間に連通溝
3aを設け、両受け溝3の間において固着具7でレール
体2を床面1に固定し、受け溝3内に流動性を有する充
填材4を充填硬化させた上面が水平な載置面5を設け、
各受け溝3の載置面5上に間仕切りパネル体6の下端を
載置したものである。
【0006】
【作用】しかして、間仕切りパネル体6は下端を載置面
5上に載置することによって水平状態で設置される。そ
して、間仕切りパネル体6が載置されることとなる載置
面5は受け溝3内で流動性を有する充填材4を充填硬化
させて形成されているために正確な水平レベルが自然に
出される。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。床レールは図1、図2に示されるように上面
側が開口する受け箱状のレール体2によって主体が構成
されており、レール体2の両端にはレール体2の長手方
向に沿って受け溝3が連続して形成されている。この各
受け溝3の間には図2のように連通溝3aが形成してあ
る。レール体2は固着具7によって受け溝3間に位置す
る底板8を床面1に固定することで床面1に取付けられ
ており、長尺なレール体2を形成する場合には図3に示
されるように各レール体2の端部を接着テープ9によっ
て接続することで形成されるようになっている。
【0008】受け溝3内には流動性を有する充填材4が
充填配置されており、この充填材4が硬化することによ
って受け溝3内に上面が水平な載置面5が設けられてい
る。上記充填材4としては、例えば、宇部興産(株)製
床レベラー(セラミック系SL調合モルタル)が用い
られる。載置面5上に載置される間仕切りパネル体6
は、間仕切りパネル本体10と、間仕切りパネル本体1
0の下部に配置される巾木11とによって構成されてい
る。巾木11はレール体2に沿って配置することができ
るように長尺に形成されており、長手方向に沿う両端に
設けられた支持片11aと、支持片11aの内側に設け
られた載置片11bとで主体が構成されている。支持片
11aの上端には間仕切りパネル本体10の下端が載置
されるようになっている。
【0009】しかして、床レールに沿って間仕切りパネ
ル体6を設置するにあたっては、レール体2の受け溝3
内に設けられた載置面5上に間仕切りパネル体6の下端
を載置することで行われるものであり、上面が水平な載
置面5上に間仕切りパネル体6の下端を載置することで
間仕切りパネル体6は水平状態で床レール上に設置され
るものである。
【0010】そして、受け溝3内に設けられる載置面5
は受け溝3内に流動性を有する充填材4を充填して硬化
させることによって形成されるものであるが、充填材4
は流動性を有しているので、自然に上面が水平の状態で
硬化させられることとなり、上面に形成される載置面5
は自然に水平レベルが出されて形成されるものであり、
複数の部品を使用したりするようなことなく充填材4を
充填して硬化させるだけの作業で水平な載置面5が形成
されるようになっている。また、長尺な床レールを形成
する場合にはレール体2の端部同士を接着テープ9によ
って接続して行われるものであるが、長尺に形成された
レール体2が床面1の不陸によって高さ位置が異なるよ
うに配置されたとしても図4に示されるように充填材4
は流動性によって上面が水平となるように受け溝3内に
配置されるものであり、床面1の不陸によって高さ位置
が異なるようにレール体2が配置されている場合でも受
け溝3内に形成される載置面5は常に上面が水平な状態
で配置されるようになっている。
【0011】図5は他の実施例を示すものであり、この
ものにあっては、レール体2の長手方向に沿う端部より
上方に向けて突片12が突設されており、この突片12
によって巾木11が形成されている。そして、間仕切り
パネル体6は下端に設けられた突出片6aを載置面5上
に載置すると共に下部に設けられた段部6bを巾木11
の上端に載置することでレール体2に沿って設置される
ようになっている。
【0012】図6はさらに他の実施例を示すものであ
り、このものにあっては、レール体2の中央部を一体的
に膨出させてレール体2の長手方向に沿う両端に受け溝
3が形成されている。このように形成されているとレー
ル体2をロールフォーミング、プレス加工等を用いて一
体物で製造することができるものである。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように、床面に固定され
レール体にレール体の長手方向に沿って受け溝を設
け、受け溝内に流動性を有する充填材を充填硬化させた
上面が水平な載置面を設け、載置面上に間仕切りパネル
体の下端を載置してあるので、間仕切りパネル体は載置
面上に載置することで水平状態で設置されるものであ
り、載設されることとなる間仕切りパネル体の施工を正
確に行うことができるものである。また、載置面は受け
溝内に流動性を有する充填材を充填硬化させて形成され
ているので、水平レベルを自然に正確に出すことがで
き、部品点数を削減しながら水平レベル出しが正確に行
われた床レールを提供することができるものである。
た、レール体の両端にそれぞれ長手方向に沿って受け溝
を設けると共に両受け溝間に連通溝を設けるようにして
いるので、両受け溝に充填された充填材は連通溝を通じ
て同一高さになって、各受け溝の載置面は同一高さにな
り、各受け溝の載置面上に下端を載置して設置される間
仕切りパネル体を傾きなく施工することができるもので
ある。さらに、両受け溝の間において固着具でレール体
を床面に固定するようにしたので、固着具が受け溝に充
填した充填材で覆われるようなことがなく、レール体を
床面から取り外す解体を行なうにあたって、充填材を除
去する必要なく固着具を外して簡単に行なうことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の使用状態を示す断面図であ
る。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】床レール同士の接続状態を示す斜視図である。
【図4】充填材の設置状態を示す側面図である。
【図5】他の実施例を示す断面図である。
【図6】同上に用いられる床レールの斜視図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 床面 2 レール体 3 受け溝 4 充填材 5 載置面 6 間仕切りパネル体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール体の両端にそれぞれ長手方向に沿
    って受け溝を設けると共に両受け溝間に連通溝を設け、
    両受け溝の間において固着具でレール体を床面に固定
    、受け溝内に流動性を有する充填材を充填硬化させた
    上面が水平な載置面を設け、各受け溝の載置面上に間仕
    切りパネル体の下端を載置して成る床レール。
JP1992074695U 1992-10-27 1992-10-27 床レール Expired - Lifetime JP2590316Y2 (ja)

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JPH0640131U JPH0640131U (ja) 1994-05-27
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Effective date: 19981117