JPS5911132Y2 - 楝役物支持具 - Google Patents

楝役物支持具

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Publication number
JPS5911132Y2
JPS5911132Y2 JP17527278U JP17527278U JPS5911132Y2 JP S5911132 Y2 JPS5911132 Y2 JP S5911132Y2 JP 17527278 U JP17527278 U JP 17527278U JP 17527278 U JP17527278 U JP 17527278U JP S5911132 Y2 JPS5911132 Y2 JP S5911132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
base member
horizontal grooves
fitted
block body
Prior art date
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Expired
Application number
JP17527278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5589717U (ja
Inventor
顕 美奈井
孝司 伊藤
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP17527278U priority Critical patent/JPS5911132Y2/ja
Publication of JPS5589717U publication Critical patent/JPS5589717U/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋根の棟瓦などの役物を支えるための支持具に
関する。
古来和がわらを用いた和風建築物の棟はすき間にふき土
をつめながら割のしかわら、丸のしかわらを重ね、最上
部に丸がわらを載置して針金でとめる工法がとられて来
た。
併しながら、最近の工法ではふき土を用いることなしに
粘土やセメント製の洋瓦の役物を棟にとりつける方法が
普及している。
本考案は後者に場合において棟の上に人や物が載った場
合、その荷重に耐えるよう役物の下方からこれを支持す
るための支持具に関する。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は本考案の支持具の取付状態を示すもので、該図
示の如く、棟を跨ぎ、粘土またはセメント製の棟用役が
わら1がその脚部を平がわら2上に保持される如く載置
され、針金などで涸定されている。
該棟用役がわら1は棟に直角な断面が逆U字形をなす。
そして、該棟役がわらは下面が本考案の棟がわら支持具
で支持される。
即ち、棟がわら支持具は、図示の如く、屋根の側面視に
おいてウエツブ部31,フランジ部32および縁部33
を有するハット型鋼状金属板材たるベース部材3と、頭
部が屋根の傾斜方向役がわら下面に沿い丸みを付したプ
ラスチック製直方体状のブロック体4とで構威される。
ブロック体4は第2図、第3図に示す如く棟に沿う長さ
方向両端部から夫々その長さ方向に沿い、高さ方向に等
しい段差hを設けたたがいちがいの左右水平溝41〜4
4が設けられる。
これら両側の水平溝41・・・44の中央部分は補強部
4aとして残される。
前記水平溝41〜44の何れか一つ(図示では41)に
前記ベース部材3のウエツブ部31の略中央部分が嵌装
される。
そして、該ベース部材3の縁部33は屋根の野地板5に
沿い下向きに傾斜し、棟の両側の野地板合掌部を跨いで
、該縁部33に穿設されたボル孔3aを介してアンカー
ボルトなどで固定される。
棟用役がわら支持具は使用状態において常にブロック体
4の頭部が棟役がわらの下面に接していなければならな
い。
そのためブロック体4が適正な高さを保つよう、高さの
異なる水平溝の何れか一つを選んで前記ベース部材3の
ウエツブ部31が嵌装される。
ブロック体4の材質は上記プラスチックの他金属製でも
よい。
また、形状は、第4図に示す如く、水平溝を片側一方側
にのみ上下に並列させ、補強部4aを他方側に形或した
縦断面櫛歯状のものでもよい。
或いは第5図示の如く水平溝41, 42, 43,4
4の水平方向切りこみを深くし、これら水平溝の開口側
へ別体の補助補強部材4bを嵌合装着させたものでもよ
い。
これによって補強部が水平溝41〜44の棟に沿う両側
に形或され、保持具全体の強度が増す。
更に、第6図に示す如く棟の長さ方向に沿う一方側には
上記実施例の所定高さH1を有するベース部材3を、他
方側には左右水平溝の段差h(即ち溝41, 42,
43, 44の高さh1,h2,h3,h4の互いの差
)だけ低い高さH2を有する他のベース部材6を嵌装さ
せてもよい。
この場合保持具全体の強度が一層大となる。
また、第7図は第6図示の組合せを連続させたものであ
って、この場合各ブロック体4は互に同高の水平溝を棟
の長さ方向に沿い対向せしめるよう配置し、ベース部材
3または6を夫々に隣接すろ水乎溝に嵌装する。
これによると、保持具の強度は極めて大きいものとなる
ここで、ブロック両端の水平溝にベース部材が嵌装され
た場合は、棟役物の上側に作業者等が載ってもその荷重
を安定的に受けると共に、1つのベース部材が2個のブ
ロックにわたっているときは、ベース部材の個数が少な
くてすむ利点がある。
このような支持具を棟の長さ方向に沿って隣接または一
定間隔を保って複数個取りつけるが、その間隔は棟用役
物の材質および支持具の耐圧性を考慮して適宜定める。
本考案の棟役物支持具は、以上の如く・・・ハット型鋼
状のベース部材と、該ベース部材のウエツブ部が嵌装さ
れるための高さが異なる複数の水平溝が設けられたブロ
ック体との組合せにより、ブロック体の頂面高さを自由
に調整して常に棟役物を下方から支持するので、人、物
などの重量物が棟の上に載っても棟役物が破損したり変
形したりすることがない。
そして、前記水平溝は段差を有して多数設けられている
ため多種類の高さの棟役物に対応できる。
また、本考案の支持具は傾斜の異なった屋根に対しても
、施工現場でベース部材のフランジ部に対する縁部の角
度を修正することによって使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付状態の一実施例を示す側面図、第
2図は本考案の一実施例を示す組付拡大正面図、第3図
は同、平面図、第4図は本考案の他の実施例を示す要部
正面図、第5図、第6図、第7図は夫々更に別の実施例
を示す要部縦断正面図である。 1・・・棟用役がわら、2・・・平がわら、3,6・・
・ベース部材、31・・・ウエツブ部、33・・・縁部
、4・・・ブロック体、41, 42, 43, 44
・・・水平溝、4a・・・補強部、4b・・・補助補強
部材、5・・・野地板。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)屋根の棟役物の下方に設けられ、ウエツブ部、フ
    ランジ部および縁部からなるハット型鋼状のベース部材
    と、該ベース部材に嵌装されるブロック体とからなり、
    前記ベース部材の縁部は、棟両側の野地板傾斜面に沿い
    下向きに傾斜し、前記ブロック体は棟に沿う長さ方向端
    部から夫々その長さ方向に深くなり、かつ、高さの異な
    る複数の水平溝を有し、かつ、前記棟役物を支持するよ
    うに該水平溝を前記ベース部材のウエツブ部に嵌装させ
    たことを特徴とする棟役物支持具。
  2. (2)ブロック体は棟に沿う長さ方向一端部に水平溝を
    有し、該溝をベース部材に嵌装させた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の棟役物支持具。
  3. (3)ブロック体は棟に沿う長さ方向両端部からたがい
    ちがいに水平溝が設けられ、これら両側の水平溝は互い
    に等しい高さの段差を有し、該ブロック体は所定の高さ
    を有するベース部材と前記段差だけ高さの異なる他のベ
    ース部材とによつて両端部から嵌装された実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の棟役物支持具。
  4. (4)各ブロック体は互いに同高の水平溝を対接せしめ
    るよう棟の長さ方向に配置され、ベース部材は隣接する
    水平溝に嵌装された実用新案登録請求の範囲第3項記載
    の棟役物支持具。
JP17527278U 1978-12-19 1978-12-19 楝役物支持具 Expired JPS5911132Y2 (ja)

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JP17527278U JPS5911132Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 楝役物支持具

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JP17527278U JPS5911132Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 楝役物支持具

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Publication Number Publication Date
JPS5589717U JPS5589717U (ja) 1980-06-20
JPS5911132Y2 true JPS5911132Y2 (ja) 1984-04-06

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ID=29182673

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JP17527278U Expired JPS5911132Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 楝役物支持具

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