JP2589373B2 - 高温水中における耐溶出性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents

高温水中における耐溶出性に優れたフェライト系ステンレス鋼

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高温水中における耐溶出性に優れたフェライ
ト系ステンレス鋼に関し、さらに詳しくは、原子力発電
プラントの冷却水系配管等に使用される高温水中にCo、
Ni、Fe等の放射性核種元素の耐溶出性に優れたフェライ
ト系ステンレス鋼に関するものである。
[従来技術] 一般に、原子力発電プラントにおいて、冷却水系配管
等に使用される材料には優れた耐蝕性が要求され、この
ような箇所には、ステンレス鋼が多く用いられている。
特に、発電効率を向上させるために設けられる湿分分
離加熱器には、耐蝕性ばかりでなく、耐応力腐蝕割れ性
およびフィン加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼
を使用するのが効果的である。
しかし、最近になって、原子力発電プラントの長年の
稼動に伴って、冷却水系配管に放射性核種が蓄積して、
この配管から発せられる放射線量率が高まり、定期点検
時の作業において従業員の被曝線量が増大することが大
きな問題となっている。
このような放射線核種の蓄積機構については、一般
に、冷却水ループを構成する金属材料の腐蝕による微量
の腐蝕生成物が、原子炉炉心において燃料棒表面に付着
して、中性子照射を受けて放射化され、この放射性核種
を含有した腐蝕生成物が、上記燃料棒表面から離脱し、
冷却水ループ中を移行して一次冷却水系配管に付着、蓄
積すると言われている。
この放射性核種には、60Co、58Co、59Fe、54Mn、51Cr
等があり、そして、現在稼動している原子力発電プラン
トにおける60Coの主な溶出源は、冷却水系配管の主要金
属材料であるステンレス鋼であることが報告されてい
る。
従って、点検作業における放射線被曝の問題を根本的
に解決するためには、原子力発電プラントに使用されて
いるステンレス鋼から、冷却水中に放射性核種元素の溶
出を極力抑制する必要があり、そのため、ステンレス鋼
を高温高圧の水に接触させて、ステンレス鋼表面に皮膜
を形成させて、放射性核種元素の溶出を抑制する高温水
処理方法が提案されている(特開昭59−089775号公報参
照)。
しかしながら、この高温水処理方法では、放射性核種
元素の溶出抑制効果が充分でなく、かつ、処理に費用が
かかるという問題がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記に説明したように、従来の原子力発電プ
ラントの冷却水系配管等に使用されているステンレス鋼
の種々の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を行ない、
検討を重ねた結果、放射性核種元素が溶出するのを抑制
するために、フェライト系ステンレス鋼に微量の元素を
含有させることにより、このフェライト系ステンレス鋼
から高温水中に放射性核種元素の溶出を抑制することが
できる高温水中における耐溶出性に優れたフェライト系
ステンレス鋼を開発したのである。
[課題を解決するための手段] 本発明に掛かる高温水中における耐溶出性に優れたフ
ェライト系ステンレス鋼の特徴とするところは、 C<0.01wt%、Si≦0.75wt%、 Mn≦0.80wt%、12wt%≦Cr<16wt%、 0.01wt%≦Al<0.15wt%、 Cu≦0.3wt%、Mo≦0.3wt%、 但しCu+Mo≧0.2wt%、 0.3wt%≦Ti≦0.5wt%、O≦0.01wt%、 N<0.01wt% を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなることにあ
る。
本発明に係る高温水中における耐溶出性に優れたフェ
ライト系ステンレス鋼について、以下詳細に説明する。
先ず、本発明に係る高温水中における耐溶出性に優れ
たフェライト系ステンレス鋼の含有成分および成分割合
について説明する。
Cはフェライト系ステンレス鋼の高温水中における応
力腐蝕割れ感受性を助長する元素であり、含有量が0.01
wt%を越えて含有させると応力腐蝕割れが生じる恐れが
ある。よって、C含有量は<0.01wt%とする。
Siは脱酸剤として不可欠の元素であり、含有量が0.75
wt%を越えて含有させるとシグマ相やカイ相等の金属間
化合物の形成を加速して加工性、溶接性を劣化させる。
よって、Si含有量は≦0.75wt%とする。
MnはSiと同様に脱酸剤として不可欠の元素であるが、
Mnはオーステナイト形成元素であり、含有量が0.80wt%
を越えて含有させるとフェライト組織が不安定となる。
よって、Mn含有量は≦0.80とする。
Crはステンレス鋼としての耐蝕性を維持するために必
要な元素であり、含有量が12wt%未満ではこの効果は少
なく、また、16wt%を越えて含有させると溶接部の切欠
衝撃靱性が急激に劣化し、かつ、475℃脆性を受け易く
なり、この温度領域における実用化は困難となる。よっ
て、Cr含有量は12wt%≦Cr<16wt%とする。
Alは溶接熱影響部の硬度上昇を抑制するために必要な
元素であり、含有量が0.01wt%未満ではこのような効果
は期待できず、また、0.15wt%を越えて含有させると鋼
の清浄度が著しく低下し、加工性が劣化する。よって、
Al含有量は0.01≦Al≦0.15wt%とする。
Mo、Cu、Tiは第1図に示すように、Tiを0.3wt%以上
含有されている状態において、Cu+Mo含有量を0.2wt%
以上にすることにより、高温水中における耐溶出性が良
好となる。しかし、Cu含有量が0.3wt%を越えると溶接
性が悪くなり、また、Moは0.3wt%を越えてを含有させ
ることにより高温水中における耐溶出性は飽和に達して
しまい、これ以上含有させることは無駄であり、コスト
高となる。
また、Tiの含有量が0.5wt%を越えて含有させると製
造時に表面疵を発生させる恐れがある。よって、Cu≦0.
3wt%、Mo≦0.3wt%、Cu+Mo≧0.2wt%および0.3wt%≦
Ti≦0.5wt%とする。
Tiが≧0.3wt%含有された状態において、CuまたはMo
をそれぞれ≦0.3wt%、合計で≧0.2wt%鋼に含有させる
ことによって、腐蝕初期においてステンレス鋼表面に緻
密で安定した酸化皮膜が形成され、この皮膜のバリヤー
効果によりその後の母材中の金属の酸化が抑制されるの
で、溶出量が低下するものと考えられる。
Oは含有量が>0.01wt%になると、Tiと結合すること
によりTiの耐溶出性改善効果が減じ、また、酸化物介在
物が増大し、加工性、表面性状に悪影響をおよぼす。よ
って、O含有量は≦0.01wt%とする。
Nは含有量が0.01wt%を越えて含有させるとTiと結合
してTiの効果を低下させることになり、また、Cと共に
高温水中における耐応力腐蝕割れ性を著しく高くする作
用がある。よって、N含有量は<0.01wt%とする。
[実 施 例] 次に、本発明に係る高温水中における耐溶出性に優れ
たフェライト系ステンレス鋼の実施例を説明する。
実施例 第1表に示す含有成分および成分割合のフェライト系
ステンレス鋼を、溶解後、鋳造、熱間圧延、冷間圧延を
行なって、板厚3mm、板幅100mmの板材を作製した。
これを850℃の温度に加熱して5min間保持後、水冷す
ることにより溶体化処理を行なった。
この板材から機械加工により板厚1.5mm、板幅30mm、
長さ50mmの試験片を採取し、試験片の全表面に400番湿
式エメリー研摩を行なった。
溶出試験は静止型チタンライニングのオートクレーブ
(容量約200ml)を使用した。その中で、20ppbの溶存酸
素を含むイオン交換水100mlに対して同一の鋼中成分の
試験片10枚を全面浸漬し、240℃の温度において14日間
溶出試験を行なった。金属溶出量は電子精密天秤を使用
して、試験片の重量をもとに、次式に従って算出した。
Ws=W1−W2+α(W2−W3) Ws:溶出試験による金属溶出量 W1:溶出試験前の試験片重量 W2:溶出試験後の試験片重量 W3:溶出試験により生成したスケールを除去した後の試
験片重量 α:定数、酸化皮膜組成をM2O3と仮定してα=0.3とし
た。
なお、スケール除去は、塩基性過マンガン酸カリ/ク
エン酸アンモン法によった。
第1図に金属溶出量におよぼす鋼に含有されるTi、C
u、Mo含有量の影響を示してあり、この第1図において
鋼中のTi含有量が0.3wt%未満の試験片に対応する溶出
量は×印で示し、また、鋼中のTi含有量が0.3wt%を越
える試験片については、鋼中のMo含有量が0.3wt%以下
の試験片の溶出量は●印で示し、鋼中のMo含有量が0.3w
t%を越える試験片の溶出量はMo含有量を一律0.3wt%と
して○印で示してある。
鋼中のTi含有量が0.3wt%未満の場合は、鋼中Cu+Mo
含有量が増加しても、金属溶出量の顕著な低下は認めら
れない。しかし、鋼中のTi含有量が≧0.3wt%の場合に
は、Cu+Mo含有量が0.2wt%を越える領域において、Cu
+Mo含有量の増加と共に、金属溶出量の明らかな低下が
認められる。
さらに、鋼中のMo含有量>0.3wt%の試験片(○印)
については、Mo含有量を一律0.3wt%としてCu+Mo含有
量を計算することにより、Mo含有量≦0.3wt%の試験片
(●印)の溶出挙動と良く一致している。即ち、鋼中の
Ti含有量が0.3wt%以上含有された状態において、鋼中C
u+Mo含有量を0.2wt%以上とすることにより、高温水中
の耐溶出性が良好となる。
しかし、鋼中のMo含有量については、0.3wt%を越え
ても0.3wt%を含有させた試験片と同等の耐溶出性しか
認められず、0.3wt%より多く含有させることは溶出量
を抑制する面からは効果が少なく、逆に製造コストが高
くなる原因の1つである。
なお、第1図は20ppbの溶存酸素を含有する240℃の高
温水中における1000hr浸漬試験により評価した金属溶出
抑制効果を示すものであり、横軸は鋼中のCu+Mo含有量
を示し、縦軸は金属溶出量(g/m2)を示す。
このように、本発明に係るフェライト系ステンレス鋼
は高温水中への金属成分の溶出を著しく抑制することが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る高温水中における
耐溶出性に優れたフェライト系ステンレス鋼は上記の構
成であるから、高温水中において金属溶出を充分に抑制
することが可能で、原子力発電プラントの湿分分離加熱
器管および冷却水系配管、特に、表面積の大きい伝熱管
等に適用でき、材料から溶出する金属イオンに起因する
放射線被曝の問題を根本的に解決できるという優れた効
果を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はCu+Mo含有量と金属溶出量との関係を示す図で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C<0.01wt%、Si≦0.75wt%、 Mn≦0.80wt%、12wt%≦Cr<16wt%、 0.01wt%≦Al<0.15wt%、 Cu≦0.3wt%、Mo≦0.3wt%、 但しCu+Mo≧0.2wt%、 0.3wt%≦Ti≦0.5wt%、O≦0.01wt%、 N<0.01wt% を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなることを特
    徴とする高温水中における耐溶出性に優れたフェライト
    系ステンレス鋼。
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