JP2588975Y2 - ドアミラー用カプラー - Google Patents

ドアミラー用カプラー

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JP2588975Y2
JP2588975Y2 JP1991012001U JP1200191U JP2588975Y2 JP 2588975 Y2 JP2588975 Y2 JP 2588975Y2 JP 1991012001 U JP1991012001 U JP 1991012001U JP 1200191 U JP1200191 U JP 1200191U JP 2588975 Y2 JP2588975 Y2 JP 2588975Y2
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coupler
door mirror
door
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章 高山
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動ドアミラーへのハ
ーネスを仲介するカプラーの構造に関する。
【0002】
【従来技術】一般には電動ドアミラーからハーネスが延
出し、その端部のカプラーはドアのライニング内に固定
していたが、ドアミラーの交換時等、一々ドアライニン
グを取外して次いでカプラーを外す面倒があったため、
従来からカプラーをミラーベースに直かに取付ける構造
が考えられている。
【0003】こうすることでカプラーを保持する部材を
ドアライニング内に設けなくてもよく部品点数を少なく
し交換も容易としていた。
【0004】
【解決しようとする課題】しかるにドアミラー自体をド
アに取付けるのに、ベース部材をドアの取付部に合わせ
てドアミラーを手で保持した状態でドアのミラー取付部
の内側からベース部材をネジ止めする必要があり作業性
が非常に悪かった。そこでドアミラーに仮固定用のクリ
ップや金具を備えたものがあるが、ドアミラーに仮固定
だけの目的でかかる部材を取付けるもので、部品点数が
多くなり、コストもかかる。また車体側カプラーをドア
側に係合し、ドアミラー側のカプラーをドアミラーとと
もに車体側カプラーに嵌合する例(実願昭62−127
254号(実開平1−32245号)のマイクロフィル
ム)があるが、両コネクタが互いに嵌合される前にドア
ミラーが仮固定されることはなく、作業者はドアミラー
を手で持って目視できない両コネクタの位置決めと嵌合
を行わなければならず作業が容易ではない。
【0005】本考案は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処はドアミラーの取付けの際の作業
性に優れたドアミラー用カプラーを安価に供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本考案は、電動ドアミラーを揺動可能に
支持するベース部材の裏面に取り付けられるドアミラー
カプラーにおいて、ドアのミラー取付部の開孔に係止
可能な係止片を該ドアミラー側カプラーの外壁に設けた
ドアミラー用カプラーとした。
【0007】電動ドアミラーのベース部材裏面に取り付
けられるドアミラー側カプラーが、ドアのミラー取付部
の開孔に係止可能な係止片を外壁に設けているので、電
動ドアミラーのベース部材にドアミラー側カプラーを取
り付け、電動ドアミラーとともにドアミラー側カプラー
ドアミラー取付部の開孔に係止片をもって係止させれ
ばドアミラーはドアミラー取付部に仮固定され、したが
ってドアミラー取付部の内側からのネジ止め等が極めて
容易に行え、さらにその後開孔に係止されたドアミラー
側カプラーを目視しながら車体側カプラーを嵌合させる
ことができ嵌合作業も簡単であり、作業性が極めて良
い。カプラーに係止片を形成する簡単な構造なので安価
である。
【0008】
【実 施 例】以下図1ないし図6に図示した本考案に
係る一実施例について説明する。図1は本実施例におけ
る電動ドアミラー10のドア20への取付け状態を示す斜視
図である。ドアミラー10はドア20のウィンドの隅の三角
コーナー部にベース部材11が固定されて支持されてい
る。
【0009】かかるドアミラー10の取付けに使用される
本実施例に係るドアミラー用カプラー1を図2および図
3に示す。略立方体状をなすカプラー本体2の前後面に
ハーネス接続端子孔が構成されており、同カプラー本体
2の両側壁からは外側へブラケット3が対称に突出し
て、その両ブラケット3の端部にネジ孔3aが設けられて
いる。カプラー本体2の上下壁2a、2bは、その前方の端
縁が外側へめくれるようにして後方へ延出して上下壁2
a、2bに沿って係止片4を形成している。
【0010】係止片4は上下壁2a、2bとの間に空隙をあ
けており、基端の屈曲部4aは弾性変形して上下の係止片
4の距離を縮めることができるようになっている。この
係止片4の外側面は円錐状をなし、前方から後方へかけ
て徐々に外側へ厚みを増してテーパ面4bが形成されてお
り、その後方が切欠かれて爪部4cが形成されている。
【0011】図4は左側ドアミラー10の取付け構造を示
す分解図であるが、上記ドアミラー用カプラー1はまず
ドアミラー10のベース部材11に取付けられる。ベース部
材11は略三角形の板状をしており、ドアミラー10を揺動
自在に支持しており、その裏面に突出した一対の円筒雌
ネジ部12がドアミラー用カプラー1のブラケット3のネ
ジ孔3aに対応して、両者を合わせてネジ13によって螺着
される。このとき、ドアミラー用カプラー1の係止片4
は、そのテーパ面4bを車体ドア側に向けて固定されブラ
ケット3より前方のドアミラー用カプラー1の前半部が
突出している。
【0012】ベース部材11の裏面には、前記円筒雌ネジ
部12よりも長い3本の円筒雌ネジ部14が突設されてい
る。一方ドア20のウインド前側の三角コーナ部21には、
前記ベース部材11の3本の円筒雌ネジ部14に対応して3
つのネジ孔22が穿設され、中央には大径の円開孔23が形
成されている。
【0013】カプラー1を固着したベース部材11をドア
20の三角コーナー部21に合わせると、カプラー1のブラ
ケット3より前方のカプラー本体2が円開孔23に嵌入
し、上下の係止片4のテーパ面4bが円開孔23の内周縁に
当接する。さらにベース部材11を押圧してカプラー1を
円開孔23に押し込むようにすると、係止片4の基端屈曲
部4aが弾性変形してテーパ面4bが円開孔23の内周縁に押
されつつ嵌入していき、その切欠きのところで係止片4
は弾性力で開き爪部4cが円開孔23に係止される。
【0014】こうしてベース部材11は、ドアミラー10と
ともにドア20の三角コーナー部21に仮固定されて支持さ
れる。図5はこの仮固定状態をドア20の内側から見た図
である。ベース部材11の裏面の3本の円筒雌ネジ部14は
三角コーナー部21のネジ孔22に合致しており、三角コー
ナー部21の内側からネジ24をネジ孔22に挿入し円筒雌ネ
ジ部14に螺合して簡単にベース部材11を固定することが
できる。
【0015】以上のように、ミラーベース部材11に固定
されたドアミラー用カプラー1の係止片4によってベー
ス部材11を仮固定できる構成としたので、ドアミラーの
取付の作業性に優れるとともに仮固定のための特別のク
リップや金具等の部品を必要とせず部品点数が少なく、
またカプラーに係止片4を形成するだけの簡単な構造な
ので低コストである。
【0016】
【考案の効果】本考案は、ミラーベース部材に直かに取
付けるカプラーに係止片を設けてドア側に仮固定できる
ので、ドアミラー取付作業を容易にするとともに部品点
数が少なく構造が簡単でコストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例のドアミラー取付状態を
示す斜視図である。
【図2】本実施例のドアミラー用カプラーの斜視図であ
る。
【図3】図2におけるIII −III 線断面図である。
【図4】ドアミラーの取付け構造を示す分解斜視図であ
る。
【図5】仮固定状態をドアの内側から見た図である。
【図6】ドア三角コーナーへの取付構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1…ドアミラー用カプラー、2…カプラー本体、3…ブ
ラケット、4…係止片、10…ドアミラー、11…ベース部
材、12…円筒部、13…ネジ、14…円筒部、20…ドア、21
…三角コーナー部、22…ネジ孔、23…円開孔、24…ネ
ジ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ドアミラーを揺動可能に支持するベ
    ース部材の裏面に取り付けられるドアミラー側カプラー
    において、ドアのミラー取付部の開孔に係止可能な係止
    片を該ドアミラー側カプラーの外壁に設けたことを特徴
    とするドアミラー用カプラー。
JP1991012001U 1991-02-13 1991-02-13 ドアミラー用カプラー Expired - Fee Related JP2588975Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104943613A (zh) * 2014-03-31 2015-09-30 本田制锁有限公司 车辆用后视镜

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JPH0530527Y2 (ja) * 1987-08-21 1993-08-04
JPH0248450U (ja) * 1988-09-28 1990-04-04

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US9428112B2 (en) 2014-03-31 2016-08-30 Kabushiki Kaisha Honda Lock Vehicle door mirror

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