JP2588964B2 - 工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機 - Google Patents
工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機Info
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- JP2588964B2 JP2588964B2 JP1056471A JP5647189A JP2588964B2 JP 2588964 B2 JP2588964 B2 JP 2588964B2 JP 1056471 A JP1056471 A JP 1056471A JP 5647189 A JP5647189 A JP 5647189A JP 2588964 B2 JP2588964 B2 JP 2588964B2
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- tool
- holding device
- tool holding
- circuit board
- printed circuit
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント基板加工機における工具保持装置
に係り、特に、保持装置に保持された工具の管理を容易
にした工具保持装置に関する。
に係り、特に、保持装置に保持された工具の管理を容易
にした工具保持装置に関する。
プリント基板加工機においては、第６図および第７図
に示すように、プリント基板１を載置するテーブル２の
上に、複数のツールポスト３を備えた工具保持装置４を
着脱可能に設け、この工具保持装置４にプリント基板１
の加工に必要な複数の工具５を保持させている。そし
て、これらの工具５の供給は、指定された配列にしたが
ってツールポスト３に工具５を保持した工具保持装置４
を、プリント基板加工機のテーブル２に装着することに
より行なう。このとき、工具保持装置４の保持された各
工具５は、プリント基板加工機の機械原点Ｐからの座標
位置が決められる。
に示すように、プリント基板１を載置するテーブル２の
上に、複数のツールポスト３を備えた工具保持装置４を
着脱可能に設け、この工具保持装置４にプリント基板１
の加工に必要な複数の工具５を保持させている。そし
て、これらの工具５の供給は、指定された配列にしたが
ってツールポスト３に工具５を保持した工具保持装置４
を、プリント基板加工機のテーブル２に装着することに
より行なう。このとき、工具保持装置４の保持された各
工具５は、プリント基板加工機の機械原点Ｐからの座標
位置が決められる。
一方、プリント基板加工機を制御するNC装置には、工
具保持装置４の機械原点Ｐからの座標位置に対応する加
工条件（例えば、スピンドルの回転数、送り速度、工具
の寿命までの加工可能数）を、プリント基板加工機を停
止させた状態で、予めキー入力等により登録しておく。
具保持装置４の機械原点Ｐからの座標位置に対応する加
工条件（例えば、スピンドルの回転数、送り速度、工具
の寿命までの加工可能数）を、プリント基板加工機を停
止させた状態で、予めキー入力等により登録しておく。
NC装置は、指示された加工順序にしたがって、スピン
ドル６に工具５の交換指令を出すと共に、その工具５の
座標位置に対応する加工条件を選択する。そして、スピ
ンドル６が必要な工具５を取りだして、プリント基板１
の加工位置へ移動すると、選択された加工条件にしたが
って加工を開始する。同時に、NC装置は、各工具５毎に
その使用状況を記憶していく。
ドル６に工具５の交換指令を出すと共に、その工具５の
座標位置に対応する加工条件を選択する。そして、スピ
ンドル６が必要な工具５を取りだして、プリント基板１
の加工位置へ移動すると、選択された加工条件にしたが
って加工を開始する。同時に、NC装置は、各工具５毎に
その使用状況を記憶していく。
このようにして、プリント基板加工装置を一定時間使
用すると、工具保持装置４を交換して、新しい工具５を
供給する。そして、プリント基板加工機から取り外され
た工具保持装置４に保持された工具５のうち、寿命に達
した工具５は、新しい工具５と交換される。
用すると、工具保持装置４を交換して、新しい工具５を
供給する。そして、プリント基板加工機から取り外され
た工具保持装置４に保持された工具５のうち、寿命に達
した工具５は、新しい工具５と交換される。
しかし、工具保持装置４には50本ほどの工具５が保持
されている。そして、各工具５は、それぞれその使用状
況が異なるため、交換の必要のないものも多くある。ま
た、太さが1mm以下の工具５では、先端を研磨して再使
用することができないものがある。このため、工具保持
装置４に保持された工具５を全部交換することは、極め
て不経済である。
されている。そして、各工具５は、それぞれその使用状
況が異なるため、交換の必要のないものも多くある。ま
た、太さが1mm以下の工具５では、先端を研磨して再使
用することができないものがある。このため、工具保持
装置４に保持された工具５を全部交換することは、極め
て不経済である。
したがって、今まで使用していた工具保持装置４を別
の工具保持装置４と交換するときには、今まで使用して
いた工具保持装置４に保持されている工具５の使用状況
を１本ごとにNC装置から読み出す必要がある。そして、
上記データを読み出し、転記する間はプリント基板加工
機を停止させなければならない。また、工具保持装置４
に保持されている今まで使用していた工具５の一部を新
しい工具５と交換する場合も上記と同様に、データを読
み出し、転記する間はプリント基板加工機を停止させな
ければならない。さらに、工具保持装置４において工具
５の配列を変更した場合も、プリント基板加工機を停止
させ、工具５の配列に合わせてNC装置に工具５の使用状
況や加工条件をキー入力により再登録する必要があっ
た。このため、プリント基板加工機の稼働率を向上させ
ることができなかった。
の工具保持装置４と交換するときには、今まで使用して
いた工具保持装置４に保持されている工具５の使用状況
を１本ごとにNC装置から読み出す必要がある。そして、
上記データを読み出し、転記する間はプリント基板加工
機を停止させなければならない。また、工具保持装置４
に保持されている今まで使用していた工具５の一部を新
しい工具５と交換する場合も上記と同様に、データを読
み出し、転記する間はプリント基板加工機を停止させな
ければならない。さらに、工具保持装置４において工具
５の配列を変更した場合も、プリント基板加工機を停止
させ、工具５の配列に合わせてNC装置に工具５の使用状
況や加工条件をキー入力により再登録する必要があっ
た。このため、プリント基板加工機の稼働率を向上させ
ることができなかった。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み、プリント基板加
工機の稼動率を低下させることなく工具の交換を可能に
したプリント基板加工機における工具保持装置を提供す
るにある。
工機の稼動率を低下させることなく工具の交換を可能に
したプリント基板加工機における工具保持装置を提供す
るにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、工具
保持装置に、保持した工具の状況と、加工条件を記録
し、かつ、外部の制御装置との交信により、記録内容の
読み出し・更新が可能な記録手段を設けた。
保持装置に、保持した工具の状況と、加工条件を記録
し、かつ、外部の制御装置との交信により、記録内容の
読み出し・更新が可能な記録手段を設けた。
そして、工具保持装置からスピンドルが工具を取り出
して使用するときには、制御装置からの指令により、取
り出される工具に対応する情報を、記録手段から制御装
置に送る。
して使用するときには、制御装置からの指令により、取
り出される工具に対応する情報を、記録手段から制御装
置に送る。
使用済みの工具が工具保持装置に戻されるときには、
制御装置からの指令により、記録手段に記録されている
その工具に対応する記録を、制御装置から送られてくる
情報に更新する。
制御装置からの指令により、記録手段に記録されている
その工具に対応する記録を、制御装置から送られてくる
情報に更新する。
また、工具保持装置の工具を交換するときは、記録手
段に記録された情報を読み出して、その情報に基づいて
工具を交換した後、新たに供給した工具の情報を記録手
段に記録する。
段に記録された情報を読み出して、その情報に基づいて
工具を交換した後、新たに供給した工具の情報を記録手
段に記録する。
このように、工具保持装置に記録手段を設け、この記
録手段に工具の情報を記録し、この記録に基づいて工具
の交換を行なうことにより、工具の交換時に、プリント
基板加工機を制御するNC装置から工具に関する情報を読
み出す必要がなくなり、プリント基板加工機の稼動率を
向上させることができる。
録手段に工具の情報を記録し、この記録に基づいて工具
の交換を行なうことにより、工具の交換時に、プリント
基板加工機を制御するNC装置から工具に関する情報を読
み出す必要がなくなり、プリント基板加工機の稼動率を
向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を、第１図ないし第５図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第１図は、本発明によるプリント基板加工機の工具保
持装置の一例を示すものある。
持装置の一例を示すものある。
同図において、10は工具保持装置で、複数のツールホ
スト３を備え、このツールポスト３に工具５が支持され
ている。11は記録手段を構成するICカードで、工具保持
装置10に装着されている。
スト３を備え、このツールポスト３に工具５が支持され
ている。11は記録手段を構成するICカードで、工具保持
装置10に装着されている。
このICカード11には、電池が内蔵され、第４図に示す
ように、情報の記録部12と、処理部13と、復調回路部1
4、変調回路部15およびアンテナ16が組み込まれてい
る。
ように、情報の記録部12と、処理部13と、復調回路部1
4、変調回路部15およびアンテナ16が組み込まれてい
る。
第２図は、上記の工具保持装置10を利用したプリント
基板加工機の一例を示すものである。
基板加工機の一例を示すものである。
同図において、20はプリント基板加工機のベッド。21
はテーブルで、ベッド20に矢印Ｘ方向に移動可能に支持
されている。このテーブル21には、プリント基板１と工
具保持装置10が支持されている。22はコラムで、テーブ
ル21をまたぐようにベッド21に固定されている。23はフ
レームで、コラム22に矢印Ｙ方向に移動可能に支持さ
れ、モータ24および送りねじ25を備えた送り装置により
駆動される。26はスピンドルで、矢印Ｚ方向に移動可能
な支持部材（図示せず）に支持され、かつ前記送り装置
と同様の送り装置（図示せず）により駆動される。この
スピンドル26には、工具５を保持するためのチャック
（図示せず）が開閉可能に支持されている。
はテーブルで、ベッド20に矢印Ｘ方向に移動可能に支持
されている。このテーブル21には、プリント基板１と工
具保持装置10が支持されている。22はコラムで、テーブ
ル21をまたぐようにベッド21に固定されている。23はフ
レームで、コラム22に矢印Ｙ方向に移動可能に支持さ
れ、モータ24および送りねじ25を備えた送り装置により
駆動される。26はスピンドルで、矢印Ｚ方向に移動可能
な支持部材（図示せず）に支持され、かつ前記送り装置
と同様の送り装置（図示せず）により駆動される。この
スピンドル26には、工具５を保持するためのチャック
（図示せず）が開閉可能に支持されている。
30はプリント基板加工機を制御するNC装置で、第４図
に示すように、通信用のインターフェース31と、処理部
32および記憶部33が組み込まれている。
に示すように、通信用のインターフェース31と、処理部
32および記憶部33が組み込まれている。
40は通信機で、ベッド20に取付けられ、かつNC装置30
に接続されている。この通信機40には、第４図に示すよ
うに、アンテナ41と、復調回路部42と、変調回路部43
と、処理部44およびインターフェース部45が組み込まれ
ている。
に接続されている。この通信機40には、第４図に示すよ
うに、アンテナ41と、復調回路部42と、変調回路部43
と、処理部44およびインターフェース部45が組み込まれ
ている。
第３図は、上記の工具保持装置10を利用した工具５の
交換装置の一例を示すものである。
交換装置の一例を示すものである。
同図において、50はベッド。51はＸビームで、ベッド
50に固定され、図示しない駆動機構によって可動部材52
を矢印Ｘ方向に移動させるようになっている。53はＹビ
ームで、可動部材52に固定され、図示しない駆動機構に
よって可動部材54を矢印Ｙ方向に移動させるようになっ
ている。55は交換ヘッドで、可動部材54に固定されてい
る。56はチャックで、交換ヘッド55に移動可能に支持さ
れ、図示しない駆動手段により、矢印Ｚ方向に駆動され
ると共に開閉するようになっている。
50に固定され、図示しない駆動機構によって可動部材52
を矢印Ｘ方向に移動させるようになっている。53はＹビ
ームで、可動部材52に固定され、図示しない駆動機構に
よって可動部材54を矢印Ｙ方向に移動させるようになっ
ている。55は交換ヘッドで、可動部材54に固定されてい
る。56はチャックで、交換ヘッド55に移動可能に支持さ
れ、図示しない駆動手段により、矢印Ｚ方向に駆動され
ると共に開閉するようになっている。
57はツールマガジンで、プリント基板の加工に必要な
各種の工具５をそれぞれ複数本づつ保持し、ベッド50に
着脱可能に支持されている。
各種の工具５をそれぞれ複数本づつ保持し、ベッド50に
着脱可能に支持されている。
60は通信機で、ベッド50に取付けられ、かつ前記の通
信機40と同様に、第４図に示すように、アンテナ61と、
復調回路部62と、変調回路部63と、処理部64およびイン
ターフェース部65が組み込まれている。
信機40と同様に、第４図に示すように、アンテナ61と、
復調回路部62と、変調回路部63と、処理部64およびイン
ターフェース部65が組み込まれている。
70は制御装置で、ベッド50に取付けられ、かつ通信機
60に接続されている。この制御装置70は、NC装置30と同
様に、第４図に示すように、通信用のインターフェース
71と、処理部72および記憶部73が組み込まれている。
60に接続されている。この制御装置70は、NC装置30と同
様に、第４図に示すように、通信用のインターフェース
71と、処理部72および記憶部73が組み込まれている。
このような構成で、工具５を加工に使用する場合、第
２図に示すように、工具保持装置10をプリント基板加工
機に取り付ける。そして、プリント基板１の加工を開始
する指令が与えられると、NC装置30は、プリント基板加
工機に工具５を取りに行くように指令を出し、スピンド
ル26を所要の工具５の位置へ移動させる。同時に、通信
機40にICカード11に記録された情報の中から所要の情報
を読み出すように指令を出す。
２図に示すように、工具保持装置10をプリント基板加工
機に取り付ける。そして、プリント基板１の加工を開始
する指令が与えられると、NC装置30は、プリント基板加
工機に工具５を取りに行くように指令を出し、スピンド
ル26を所要の工具５の位置へ移動させる。同時に、通信
機40にICカード11に記録された情報の中から所要の情報
を読み出すように指令を出す。
すると、スピンドル26は、工具保持装置10に保持され
た工具５の中から、指令された座標位置にある工具５を
取り出す。一方、通信機40は、ICカード11に信号を送
り、その記録部12に記録された工具５の情報の中から、
スピンドル26が取り出しす工具５に対応する情報を読み
出す。そして、その情報をNC装置30に送る。NC装置30
は、通信機40から送られた情報を、一旦記憶部33に登録
した後、その情報を処理部32に呼び出し、プリント基板
加工機をせいぎょして、プリント基板１の加工を行な
う。同時に、工具５の残りの使用可能数をカウントし
て、工具５の情報を更新する。
た工具５の中から、指令された座標位置にある工具５を
取り出す。一方、通信機40は、ICカード11に信号を送
り、その記録部12に記録された工具５の情報の中から、
スピンドル26が取り出しす工具５に対応する情報を読み
出す。そして、その情報をNC装置30に送る。NC装置30
は、通信機40から送られた情報を、一旦記憶部33に登録
した後、その情報を処理部32に呼び出し、プリント基板
加工機をせいぎょして、プリント基板１の加工を行な
う。同時に、工具５の残りの使用可能数をカウントし
て、工具５の情報を更新する。
所要の加工が終わると、NC装置30は、プリント基板加
工機に、スピンドル26に保持された工具５を工具保持装
置10のもとの位置へ戻すように指令を出す。同時に、通
信機40に、ICカード11の記録部12に記録されている前記
工具５の情報をNC装置30で更新された情報に更新するよ
うに指令を出す。
工機に、スピンドル26に保持された工具５を工具保持装
置10のもとの位置へ戻すように指令を出す。同時に、通
信機40に、ICカード11の記録部12に記録されている前記
工具５の情報をNC装置30で更新された情報に更新するよ
うに指令を出す。
すると、プリント基板加工機は、スピンドル26を工具
保持装置10の所要の位置へ移動させ、工具５をもとの位
置へ戻す。一方、通信機40は、ICカード11に信号を送
り、ICカード11の記録憶部12に記録された工具５の情報
を更新させる。
保持装置10の所要の位置へ移動させ、工具５をもとの位
置へ戻す。一方、通信機40は、ICカード11に信号を送
り、ICカード11の記録憶部12に記録された工具５の情報
を更新させる。
このように、工具保持装置10から工具５を取り出す度
に、その工具５の使用可能数や加工条件等の情報をICカ
ード11から読み出して加工し、工具保持装置10へ工具５
を戻すとき、その工具５に対応するICカード11の記録を
最新の情報に更新することにより、工具５に関する全て
の情報をICカード11に記録する。
に、その工具５の使用可能数や加工条件等の情報をICカ
ード11から読み出して加工し、工具保持装置10へ工具５
を戻すとき、その工具５に対応するICカード11の記録を
最新の情報に更新することにより、工具５に関する全て
の情報をICカード11に記録する。
工具保持装置10に保持された工具５を交換する場合、
第３図に示すように、工具保持装置10を工具交換装置に
取付ける。そして、工具交換指令が与えられると、制御
装置70は、通信機60にICカード11内の記録を読み出すよ
うに指令を出す。すると、通信機60は、ICカード11に信
号を送り、その記録内容を読み出して、制御装置70に送
る。ICカード11の記録内容を受けた制御装置70は、その
情報を一旦記憶部73に記憶する。そして、その記録の基
づいて、工具交換装置に指令を出し、Ｙビーム53と交換
ヘッド55を移動させて、工具保持装置10内の寿命に達し
た工具５を取り出した後、ツールマガジン57から所要の
工具５を工具保持装置10に供給する。同時に、制御装置
70は、通信機60に指令をだし、供給した工具５に対応す
る情報をICカード11に記憶させる。
第３図に示すように、工具保持装置10を工具交換装置に
取付ける。そして、工具交換指令が与えられると、制御
装置70は、通信機60にICカード11内の記録を読み出すよ
うに指令を出す。すると、通信機60は、ICカード11に信
号を送り、その記録内容を読み出して、制御装置70に送
る。ICカード11の記録内容を受けた制御装置70は、その
情報を一旦記憶部73に記憶する。そして、その記録の基
づいて、工具交換装置に指令を出し、Ｙビーム53と交換
ヘッド55を移動させて、工具保持装置10内の寿命に達し
た工具５を取り出した後、ツールマガジン57から所要の
工具５を工具保持装置10に供給する。同時に、制御装置
70は、通信機60に指令をだし、供給した工具５に対応す
る情報をICカード11に記憶させる。
このようにして、工具５を自動交換することができ
る。
る。
なお、上記の実施例においては、ICカードを工具保持
装置に付けたまま使用する場合について説明したが、NC
装置等の制御装置にICカードの差し込み口を設け、工具
保持装置をテーブルに取付けたとき、その工具保持装置
に対応するICカードを制御装置に差し込むようにしても
よい。
装置に付けたまま使用する場合について説明したが、NC
装置等の制御装置にICカードの差し込み口を設け、工具
保持装置をテーブルに取付けたとき、その工具保持装置
に対応するICカードを制御装置に差し込むようにしても
よい。
以上述べた如く、本発明によれば、工具保持装置に、
保持した工具の状況やその工具における加工条件のうち
少なくとも保持した工具の状況を記録し、かつ、外部の
制御装置との交信により、記録内容の読み出し・更新が
可能な記録手段を設けたので、今まで使用していた工具
保持装置４を別の工具保持装置４と交換する場合、工具
保持装置４に保持されている今まで使用していた工具５
の一部を新しい工具５と交換する場合、あるいは工具保
持装置４において工具５の配列を変更した場合のいずれ
においても、工具５の使用状況を１本ごとにNC装置から
読み出しあるいは再登録する必要がない。この結果、プ
リント基板加工機の稼働率を向上させることができると
いう効果がある。
保持した工具の状況やその工具における加工条件のうち
少なくとも保持した工具の状況を記録し、かつ、外部の
制御装置との交信により、記録内容の読み出し・更新が
可能な記録手段を設けたので、今まで使用していた工具
保持装置４を別の工具保持装置４と交換する場合、工具
保持装置４に保持されている今まで使用していた工具５
の一部を新しい工具５と交換する場合、あるいは工具保
持装置４において工具５の配列を変更した場合のいずれ
においても、工具５の使用状況を１本ごとにNC装置から
読み出しあるいは再登録する必要がない。この結果、プ
リント基板加工機の稼働率を向上させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明における工具保持装置の斜視図、第２
図は、本発明におけるプリント基板加工機の斜視図、第
３図は、本発明における工具交換装置の斜視図、第４図
は、信号のながれを示すブロック線図、第５図は、加工
順序を示すフローチャート図、第６図は、プリント基板
加工機の要部の配置を示す平面図、第７図は、従来の工
具保持装置の側面断面図である。 1:プリント基板、5:工具、10:工具保持装置、11:ICカー
ド、21:テーブル、26:スピンドル、30:NC装置、40、60:
通信機、56:チャック、57:ツールマガジン、70:制御装
置。
図は、本発明におけるプリント基板加工機の斜視図、第
３図は、本発明における工具交換装置の斜視図、第４図
は、信号のながれを示すブロック線図、第５図は、加工
順序を示すフローチャート図、第６図は、プリント基板
加工機の要部の配置を示す平面図、第７図は、従来の工
具保持装置の側面断面図である。 1:プリント基板、5:工具、10:工具保持装置、11:ICカー
ド、21:テーブル、26:スピンドル、30:NC装置、40、60:
通信機、56:チャック、57:ツールマガジン、70:制御装
置。
Claims (4)
- 【請求項１】保持した工具の状況を記録し、かつ、外部
の制御装置との交信により、前記記録内容の読み出し・
更新が可能な記録手段を設けたことを特徴とする工具保
持装置。 - 【請求項２】保持した工具の状況と、その工具における
加工条件を記録し、かつ、外部の制御装置との交信によ
り、前記記録内容の読み出し・更新が可能な記録手段を
設けたことを特徴とする工具保持装置。 - 【請求項３】複数の工具を保持したツールマガジンと、
このツールマガジンに併置された特許請求の範囲第１項
または第２項に記載の工具保持装置との間で工具の移し
換えを行うチャックと、工具保持装置の記録手段と交信
するための通信機と、この通信機を介して記録手段の記
録内容を読みだし、前記チャックを制御して工具の交換
を行う制御装置を設けたことを特徴とする工具交換装
置。 - 【請求項４】プリント基板と、特許請求の範囲第１項ま
たは第２項に記載の工具保持装置とを載置して、Ｘ方向
に移動するテーブルと、Ｙ方向に移動可能なフレームに
支持され、前記テーブルに直角な方向に移動可能なスピ
ンドルと、工具保持装置の記録手段と交信するための通
信機と、この通信機を介して記録手段の記録内容を読み
だし、前記テーブルとスピンドルを制御してプリント基
板の加工を行うNC装置とを設けたことを特徴とするプリ
ント基板加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056471A JP2588964B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056471A JP2588964B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237730A JPH02237730A (ja) | 1990-09-20 |
| JP2588964B2 true JP2588964B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=13028019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1056471A Expired - Fee Related JP2588964B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588964B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05329733A (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-14 | Hitachi Seiko Ltd | プリント基板穴明機におけるドリルの自動供給排出装置 |
| JP2007268652A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Via Mechanics Ltd | 工具保持装置およびプリント基板加工機 |
| JP2014034089A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Disco Abrasive Syst Ltd | 工具の管理方法 |
| IT201600132771A1 (it) * | 2016-12-30 | 2018-06-30 | Keyline S P A | Macchina duplicatrice di chiavi |
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1989
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