JP2003025176A - 工具管理システム - Google Patents
工具管理システムInfo
- Publication number
- JP2003025176A JP2003025176A JP2001210527A JP2001210527A JP2003025176A JP 2003025176 A JP2003025176 A JP 2003025176A JP 2001210527 A JP2001210527 A JP 2001210527A JP 2001210527 A JP2001210527 A JP 2001210527A JP 2003025176 A JP2003025176 A JP 2003025176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- cutting
- cutting tool
- information
- tool holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削工具を自動的に交換する手段を備えた切
削加工機において、誤った切削工具が取り付けられるこ
とを有効に防止する。 【解決手段】 各ツールホルダーにＲＦＩＤタグ１３０
を装着するとともに、交換用アーム１２４に、このＲＦ
ＩＤタグの情報を読み取るためのＲＦＩＤリーダ１４０
を装着する。作業者が各ツールホルダーを交換用ツール
ホルダー装着部１２２のポットに装着すると、交換用ア
ーム１２４の先端部がローラー式軌道の最下部に移動
し、交換用アーム１２４に取り付けられたＲＦＩＤリー
ダ１４０が、各ツールホルダーに取り付けられたＲＦＩ
Ｄタグの情報を読み取る。これによって、マシニングセ
ンタ１００は、そのポットにどのようなツールが差し込
まれているかを認識することができる。
削加工機において、誤った切削工具が取り付けられるこ
とを有効に防止する。 【解決手段】 各ツールホルダーにＲＦＩＤタグ１３０
を装着するとともに、交換用アーム１２４に、このＲＦ
ＩＤタグの情報を読み取るためのＲＦＩＤリーダ１４０
を装着する。作業者が各ツールホルダーを交換用ツール
ホルダー装着部１２２のポットに装着すると、交換用ア
ーム１２４の先端部がローラー式軌道の最下部に移動
し、交換用アーム１２４に取り付けられたＲＦＩＤリー
ダ１４０が、各ツールホルダーに取り付けられたＲＦＩ
Ｄタグの情報を読み取る。これによって、マシニングセ
ンタ１００は、そのポットにどのようなツールが差し込
まれているかを認識することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能に取り付
けられた切削工具を自動的に交換する交換手段が備えら
れ、必要に応じて複数の切削工具を交換しながら自動的
に被加工物を加工する切削加工機に適用するための工具
管理システムに関する。
けられた切削工具を自動的に交換する交換手段が備えら
れ、必要に応じて複数の切削工具を交換しながら自動的
に被加工物を加工する切削加工機に適用するための工具
管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年のマシニングセンタは、先端に切削
工具を取り付けるツールホルダーを多数装着可能であ
り、また、このツールホルダーを自動的に交換する手段
を備えていて、多様な加工を自動的に進めることができ
る。切削工具には寸法・形状の異なる種々のものがある
が、通常、一つのツールホルダーには一つの切削工具を
対応させておく。ヘッドの側方には多数のポットが設け
られ、それぞれに一つのツールホルダーを予め差し込ん
でおく。ポットは、例えば所定の駆動機構によって、例
えばローラー式軌道上を回転しながら移動できるように
なっている。
工具を取り付けるツールホルダーを多数装着可能であ
り、また、このツールホルダーを自動的に交換する手段
を備えていて、多様な加工を自動的に進めることができ
る。切削工具には寸法・形状の異なる種々のものがある
が、通常、一つのツールホルダーには一つの切削工具を
対応させておく。ヘッドの側方には多数のポットが設け
られ、それぞれに一つのツールホルダーを予め差し込ん
でおく。ポットは、例えば所定の駆動機構によって、例
えばローラー式軌道上を回転しながら移動できるように
なっている。
【０００３】ツールホルダーを交換するときは、交換用
アームがローラー式軌道上の最下部にきたポットから、
そこに差し込まれているツールホルダーを把持して抜き
出し、搬送してヘッドに取り付けたり、逆に、ヘッドに
取り付けられているツールホルダーを取り外して、最下
部の空いたポットに戻す。
アームがローラー式軌道上の最下部にきたポットから、
そこに差し込まれているツールホルダーを把持して抜き
出し、搬送してヘッドに取り付けたり、逆に、ヘッドに
取り付けられているツールホルダーを取り外して、最下
部の空いたポットに戻す。
【０００４】マシニングセンタは、外部から供給された
数値制御データに基づいて加工作業を行うが、その過程
において必要に応じてヘッドに取り付けられているツー
ルホルダーの交換を自動的に行う。マシニングセンタは
その内部に、各加工工程で必要なツールホルダーとポッ
トの番号との対応関係を示すデータを有しており、実際
の交換作業では、マシニングセンタは、交換用アームに
対して、加工に必要なツールホルダーに対応したポット
の番号を指示している。交換用アームは、指示されたポ
ットが最下部に移動してくるのを待って、そこに差し込
まれているツールホルダーを把持して搬送する。したが
って、多数のツールホルダーをマシニングセンタに装着
する際には、作業者は、各ツールホルダーを所定の番号
のポットに正しく差し込んでおくことが前提となる。
数値制御データに基づいて加工作業を行うが、その過程
において必要に応じてヘッドに取り付けられているツー
ルホルダーの交換を自動的に行う。マシニングセンタは
その内部に、各加工工程で必要なツールホルダーとポッ
トの番号との対応関係を示すデータを有しており、実際
の交換作業では、マシニングセンタは、交換用アームに
対して、加工に必要なツールホルダーに対応したポット
の番号を指示している。交換用アームは、指示されたポ
ットが最下部に移動してくるのを待って、そこに差し込
まれているツールホルダーを把持して搬送する。したが
って、多数のツールホルダーをマシニングセンタに装着
する際には、作業者は、各ツールホルダーを所定の番号
のポットに正しく差し込んでおくことが前提となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにマシニングセンタには多数のツールホルダーやス
ピンドルユニットを装着しなければならず、またツール
ホルダーをポットに差し込む作業は、人が手作業で行う
ため、この作業の際に作業者がツールホルダーを本来の
ポットとは違う別の場所に差し込むという誤りを犯す可
能性がある。このような誤りに気づかないまま加工作業
を開始すると、マシニングセンタの側ではそれを把握す
るすべがないため、ヘッドに不適当な切削工具が取り付
けられたまま加工が続けられることになり、切削すべき
でない部分を切削したり、あるいは切削すべき部分の切
削量が不十分になったり、あるいは全く切削されないと
いった事態が生じる。実際の加工現場では、このような
人的ミスに起因する加工不良がしばしば起こっていた。
ようにマシニングセンタには多数のツールホルダーやス
ピンドルユニットを装着しなければならず、またツール
ホルダーをポットに差し込む作業は、人が手作業で行う
ため、この作業の際に作業者がツールホルダーを本来の
ポットとは違う別の場所に差し込むという誤りを犯す可
能性がある。このような誤りに気づかないまま加工作業
を開始すると、マシニングセンタの側ではそれを把握す
るすべがないため、ヘッドに不適当な切削工具が取り付
けられたまま加工が続けられることになり、切削すべき
でない部分を切削したり、あるいは切削すべき部分の切
削量が不十分になったり、あるいは全く切削されないと
いった事態が生じる。実際の加工現場では、このような
人的ミスに起因する加工不良がしばしば起こっていた。
【０００６】本発明は、このような技術的課題を解決す
るためになされたものであり、切削工具を自動的に交換
する手段を備えた切削加工機において、誤った切削工具
が取り付けられることを有効に防止することを目的とす
る。
るためになされたものであり、切削工具を自動的に交換
する手段を備えた切削加工機において、誤った切削工具
が取り付けられることを有効に防止することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、着脱可能に取り付けられた切削工具
を自動的に交換する交換手段が備えられ必要に応じて複
数の切削工具を交換しながら自動的に被加工物を加工す
る切削加工機に適用するための工具管理システムに、前
記切削工具又は切削工具と一対一に対応する部位に設け
られる情報の書き込み及び読出しが可能な標識手段と、
少なくとも前記切削加工機が切削工具を交換するときに
前記標識手段から非接触で当該切削工具に関する情報を
読み出す読出し手段と、前記読出し手段によって読み出
された情報から当該標識手段が設けられている切削工具
を認識する認識手段とを備え、前記交換手段が切削工具
を交換するときに、前記標識手段から当該切削工具に関
する情報を読み出してその切削工具を識別するよう構成
した。
めに、本発明では、着脱可能に取り付けられた切削工具
を自動的に交換する交換手段が備えられ必要に応じて複
数の切削工具を交換しながら自動的に被加工物を加工す
る切削加工機に適用するための工具管理システムに、前
記切削工具又は切削工具と一対一に対応する部位に設け
られる情報の書き込み及び読出しが可能な標識手段と、
少なくとも前記切削加工機が切削工具を交換するときに
前記標識手段から非接触で当該切削工具に関する情報を
読み出す読出し手段と、前記読出し手段によって読み出
された情報から当該標識手段が設けられている切削工具
を認識する認識手段とを備え、前記交換手段が切削工具
を交換するときに、前記標識手段から当該切削工具に関
する情報を読み出してその切削工具を識別するよう構成
した。
【０００８】また、本発明では、着脱可能に取り付けら
れた切削工具を自動的に交換する交換手段が備えられ必
要に応じて複数の切削工具を交換しながら自動的た被加
工物を加工する切削加工機に適用するための工具管理シ
ステムに、前記切削工具又は切削工具と一対一に対応す
る部位に設けられる情報の書き込み及び読出しが可能な
標識手段と、前記標識手段から非接触で当該切削工具に
関する情報を読み出す読出し手段と、前記読出し手段に
よって読み出された情報から当該標識手段が設けられて
いる切削工具を認識する認識手段と、前記認識手段によ
って認識された切削工具の使用時間に関する情報を切削
加工機本体又は前記標識手段のいずれか一方又は両方に
記録する記録手段とを設ける。
れた切削工具を自動的に交換する交換手段が備えられ必
要に応じて複数の切削工具を交換しながら自動的た被加
工物を加工する切削加工機に適用するための工具管理シ
ステムに、前記切削工具又は切削工具と一対一に対応す
る部位に設けられる情報の書き込み及び読出しが可能な
標識手段と、前記標識手段から非接触で当該切削工具に
関する情報を読み出す読出し手段と、前記読出し手段に
よって読み出された情報から当該標識手段が設けられて
いる切削工具を認識する認識手段と、前記認識手段によ
って認識された切削工具の使用時間に関する情報を切削
加工機本体又は前記標識手段のいずれか一方又は両方に
記録する記録手段とを設ける。
【０００９】ここで、前記標識手段としては、電磁波を
信号電送媒体として情報の書き込み及び情報の読出しを
行うもの、例えばＲＦＩＤタグを利用することができ
る。
信号電送媒体として情報の書き込み及び情報の読出しを
行うもの、例えばＲＦＩＤタグを利用することができ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の一形態について説明する。ただし、以下の説明
は、あくまでも本発明の例示であり、以下の記載によっ
て本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
実施の一形態について説明する。ただし、以下の説明
は、あくまでも本発明の例示であり、以下の記載によっ
て本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
【００１１】図１は、本実施形態に係る切削工具管理シ
ステムを適用した切削加工機（マシニングセンタ）１０
０の概略的な斜視図である。本実施形態の切削工具管理
システムについて説明する前に、まず、このマシニング
センタ１００について説明する。
ステムを適用した切削加工機（マシニングセンタ）１０
０の概略的な斜視図である。本実施形態の切削工具管理
システムについて説明する前に、まず、このマシニング
センタ１００について説明する。
【００１２】マシニングセンタ１００は、床面に設置さ
れる基部１０４と、この基部１０４の上方に配置された
加工部１０６とを備えている。加工部１０６の下側位置
には、切削加工される被加工物（ワーク）１０８を載置
する加工台１１０が設けられている。加工台１１０は、
切削加工に関する数値制御データに基づいて、公知の機
構にて上下方向及び水平方向に移動できるよう構成され
ている。
れる基部１０４と、この基部１０４の上方に配置された
加工部１０６とを備えている。加工部１０６の下側位置
には、切削加工される被加工物（ワーク）１０８を載置
する加工台１１０が設けられている。加工台１１０は、
切削加工に関する数値制御データに基づいて、公知の機
構にて上下方向及び水平方向に移動できるよう構成され
ている。
【００１３】加工台１１０の上方には、ヘッド１１２が
設けられ、ヘッド１１２の下部には、ツールホルダー１
１４が着脱自在に装着されるユニット装着部１１６が設
けられている。ツールホルダー１１４は、本体部１１８
と、その先端に取り付けられた切削工具１２０からな
る。ツールホルダー１１４は、切削工具１２０が加工台
１１０に載置・固定されたワーク１０８を切削加工でき
るよう、加工台１１０に対向してユニット装着部１１６
に取り付けられている。ヘッド１１２は、切削加工に関
する数値制御データに基づいて、公知の機構により、加
工台１１０に対して上下方向及び水平方向に移動可能と
されている。ツールホルダー１１４は、回転可能な主軸
の先端に取り付けられた切削工具１２０をモータで高速
回転させてワーク１０８を切削加工する。
設けられ、ヘッド１１２の下部には、ツールホルダー１
１４が着脱自在に装着されるユニット装着部１１６が設
けられている。ツールホルダー１１４は、本体部１１８
と、その先端に取り付けられた切削工具１２０からな
る。ツールホルダー１１４は、切削工具１２０が加工台
１１０に載置・固定されたワーク１０８を切削加工でき
るよう、加工台１１０に対向してユニット装着部１１６
に取り付けられている。ヘッド１１２は、切削加工に関
する数値制御データに基づいて、公知の機構により、加
工台１１０に対して上下方向及び水平方向に移動可能と
されている。ツールホルダー１１４は、回転可能な主軸
の先端に取り付けられた切削工具１２０をモータで高速
回転させてワーク１０８を切削加工する。
【００１４】マシニングセンタ１００には、ツールホル
ダー１１４を自動的に交換する所謂ＡＴＣ（自動工具交
換装置）が備えられている。図１に示したように、ヘッ
ド１１２の側方には、交換用ツールホルダーが装着され
る交換用ツールホルダー装着部１２２が設けられてい
る。交換用ツールホルダー装着部１２２には所謂ポット
が多数設けられており、ここには、寸法・形状が異なる
切削工具が取り付けられた複数の交換用のツールホルダ
ー１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…が差し込まれてい
る。
ダー１１４を自動的に交換する所謂ＡＴＣ（自動工具交
換装置）が備えられている。図１に示したように、ヘッ
ド１１２の側方には、交換用ツールホルダーが装着され
る交換用ツールホルダー装着部１２２が設けられてい
る。交換用ツールホルダー装着部１２２には所謂ポット
が多数設けられており、ここには、寸法・形状が異なる
切削工具が取り付けられた複数の交換用のツールホルダ
ー１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…が差し込まれてい
る。
【００１５】ヘッド１１２の下方には、ＡＴＣの一部で
ある交換用アーム１２４が設けられている。この交換用
アーム１２４は、ツールホルダーを把持・搬送すること
ができ、ユニット装着部１１６にツールホルダーを取り
付けたり、あるいは既にユニット装着部１１６に取り付
けられているツールホルダーを取り外して交換用ツール
ホルダー装着部１２２のポットに戻すとともに、ツール
ホルダー１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…のいずれか
を把持してポットから取り出し、新たにユニット装着部
１１６に取り付ける。
ある交換用アーム１２４が設けられている。この交換用
アーム１２４は、ツールホルダーを把持・搬送すること
ができ、ユニット装着部１１６にツールホルダーを取り
付けたり、あるいは既にユニット装着部１１６に取り付
けられているツールホルダーを取り外して交換用ツール
ホルダー装着部１２２のポットに戻すとともに、ツール
ホルダー１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…のいずれか
を把持してポットから取り出し、新たにユニット装着部
１１６に取り付ける。
【００１６】交換用アーム１２４は、ヘッド１１２に対
して昇降可能かつ旋回自在に構成された支持軸１２６に
取り付けられている。交換用ツールホルダー装着部１２
２は、不図示の駆動機構によって、各ポットを例えばロ
ーラー式軌道上で交換用アーム１２４方向に順次移動さ
せることができ、交換用アーム１２４は、例えばローラ
ー式軌道の最下部まで運ばれたポットに対してツールホ
ルダーを取り出したり戻したりするよう構成されてい
る。
して昇降可能かつ旋回自在に構成された支持軸１２６に
取り付けられている。交換用ツールホルダー装着部１２
２は、不図示の駆動機構によって、各ポットを例えばロ
ーラー式軌道上で交換用アーム１２４方向に順次移動さ
せることができ、交換用アーム１２４は、例えばローラ
ー式軌道の最下部まで運ばれたポットに対してツールホ
ルダーを取り出したり戻したりするよう構成されてい
る。
【００１７】交換用ツールホルダー装着部１２２の各ポ
ットに切削工具が取り付けられたツールホルダーを予め
組み込んでおき、ＡＴＣを用いてマシニングセンタ１０
０が加工中に必要に応じてツールホルダーを自動的に交
換するよう構成することによって、単一のワークに対し
て種々の加工を同時に施すことが可能となる。
ットに切削工具が取り付けられたツールホルダーを予め
組み込んでおき、ＡＴＣを用いてマシニングセンタ１０
０が加工中に必要に応じてツールホルダーを自動的に交
換するよう構成することによって、単一のワークに対し
て種々の加工を同時に施すことが可能となる。
【００１８】次に、本実施形態の切削工具管理システム
について説明する。前述のように、ＡＴＣを備えた従来
のマシニングセンタにおいて、正しい切削工具での加工
を確保するためには、交換用のツールホルダー１１４
ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…を交換用ツールホルダー装
着部１２２の予め決められた正しいポットに装着して置
くことが前提であるが、この装着作業は人間が手作業で
行うため、ツールホルダーを誤って別のポットに装着す
ることが全くないとは言えない。
について説明する。前述のように、ＡＴＣを備えた従来
のマシニングセンタにおいて、正しい切削工具での加工
を確保するためには、交換用のツールホルダー１１４
ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…を交換用ツールホルダー装
着部１２２の予め決められた正しいポットに装着して置
くことが前提であるが、この装着作業は人間が手作業で
行うため、ツールホルダーを誤って別のポットに装着す
ることが全くないとは言えない。
【００１９】そこで、本実施形態では、ツールホルダー
１１４、１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…の各々にＲ
ＦＩＤ（Radio Frequency IDentification）タグ１３０
を装着するとともに、交換用アーム１２４に、このＲＦ
ＩＤタグの情報を読み取るためのＲＦＩＤリーダ１４０
を装着する。なお、ＲＦＩＤタグは、特許請求の範囲に
記載した標識手段に該当し、ＲＦＩＤリーダは、特許請
求の範囲に記載した読出し手段に該当する。
１１４、１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ、…の各々にＲ
ＦＩＤ（Radio Frequency IDentification）タグ１３０
を装着するとともに、交換用アーム１２４に、このＲＦ
ＩＤタグの情報を読み取るためのＲＦＩＤリーダ１４０
を装着する。なお、ＲＦＩＤタグは、特許請求の範囲に
記載した標識手段に該当し、ＲＦＩＤリーダは、特許請
求の範囲に記載した読出し手段に該当する。
【００２０】図２は、ツールホルダー１１４を拡大して
示した側面図であるが、本実施形態では、同図に示すよ
うに、各ツールホルダー１１４、１１４ａ、１１４ｂ、
１１４ｃ、…の側面にＲＦＩＤタグ１３０を取り付け
る。ＲＦＩＤタグ１３０の内部には、電磁波信号の送受
信を行うためのコイルと、信号処理用の電子回路及びデ
ータを記憶するための不揮発性メモリが集積された集積
回路チップが埋め込まれている。
示した側面図であるが、本実施形態では、同図に示すよ
うに、各ツールホルダー１１４、１１４ａ、１１４ｂ、
１１４ｃ、…の側面にＲＦＩＤタグ１３０を取り付け
る。ＲＦＩＤタグ１３０の内部には、電磁波信号の送受
信を行うためのコイルと、信号処理用の電子回路及びデ
ータを記憶するための不揮発性メモリが集積された集積
回路チップが埋め込まれている。
【００２１】ＲＦＩＤタグ１３０は、ＲＦＩＤリーダ１
４０から送られてくる電磁波と前記コイルとの電磁誘導
によって発生する起電力を電源として利用するため、自
身の中に電源を持つ必要がない。ＲＦＩＤタグ１３０に
対しては、不図示のＲＦＩＤリーダ・ライタによって、
非接触で情報の書き込み及び読出しを行うことができ
る。ＲＦＩＤリーダ・ライタは、通常は、コントローラ
を介してコンピュータなどに接続され、オペレータがコ
ンピュータ上で操作することによって、ＲＦＩＤに情報
を書き込んだり、或いはＲＦＩＤから情報を読み出すこ
とができる。
４０から送られてくる電磁波と前記コイルとの電磁誘導
によって発生する起電力を電源として利用するため、自
身の中に電源を持つ必要がない。ＲＦＩＤタグ１３０に
対しては、不図示のＲＦＩＤリーダ・ライタによって、
非接触で情報の書き込み及び読出しを行うことができ
る。ＲＦＩＤリーダ・ライタは、通常は、コントローラ
を介してコンピュータなどに接続され、オペレータがコ
ンピュータ上で操作することによって、ＲＦＩＤに情報
を書き込んだり、或いはＲＦＩＤから情報を読み出すこ
とができる。
【００２２】交換用ツールホルダー装着部１２２に装着
する各ツールホルダーのＲＦＩＤタグには、ＲＦＩＤリ
ーダ・ライタによって、予めそのツールホルダーに取り
付けられている切削工具を特定するための情報を書き込
んでおく。また、マシニングセンタ１００のＡＴＣに
も、各ＲＦＩＤタグを特定するための情報を送ってお
く。なお、ツールホルダーとこれに取り付けられる切削
工具とは一対一の関係にあることが必要とされるため、
一旦取り付けられた切削工具は、原則としてその寿命が
来るまでツールホルダーから取り外さない。
する各ツールホルダーのＲＦＩＤタグには、ＲＦＩＤリ
ーダ・ライタによって、予めそのツールホルダーに取り
付けられている切削工具を特定するための情報を書き込
んでおく。また、マシニングセンタ１００のＡＴＣに
も、各ＲＦＩＤタグを特定するための情報を送ってお
く。なお、ツールホルダーとこれに取り付けられる切削
工具とは一対一の関係にあることが必要とされるため、
一旦取り付けられた切削工具は、原則としてその寿命が
来るまでツールホルダーから取り外さない。
【００２３】作業者が各ツールホルダーを交換用ツール
ホルダー装着部１２２のポットに差し込むと、交換用ア
ーム１２４の先端部が例えばローラー式軌道の最下部に
移動し、交換用アーム１２４に取り付けられたＲＦＩＤ
リーダ１４０が、各ツールホルダーに取り付けられたＲ
ＦＩＤタグの情報を読み取る。これによって、マシニン
グセンタ１００は、交換用ツールホルダー装着部１２２
にどのような切削工具があるのかを認識することができ
る。
ホルダー装着部１２２のポットに差し込むと、交換用ア
ーム１２４の先端部が例えばローラー式軌道の最下部に
移動し、交換用アーム１２４に取り付けられたＲＦＩＤ
リーダ１４０が、各ツールホルダーに取り付けられたＲ
ＦＩＤタグの情報を読み取る。これによって、マシニン
グセンタ１００は、交換用ツールホルダー装着部１２２
にどのような切削工具があるのかを認識することができ
る。
【００２４】ワーク１０８に対する加工作業が開始され
ると、ＡＴＣは必要に応じて自動的にツールホルダーの
交換作業を行う。この交換作業を行う際にも、ＲＦＩＤ
リーダ１４０は例えばローラー式軌道の最下部に来たツ
ールホルダーのＲＦＩＤタグから情報を読み取る。この
情報はＡＴＣの認識手段となる中央処理ユニットへ送ら
れ、中央処理ユニットはこの情報に基づいて所望の切削
工具であるかどうかを確認する。もしも把持しようとし
たツールホルダーが所望のものでない場合には、マシニ
ングセンタ１００は例えばローラー式軌道を回転させ、
ツールホルダーが最下部に移動してくるたびにそのＲＦ
ＩＤタグにアクセスしてそのツールホルダーを認識し
て、所望のツールホルダーが移動してくるのを待つ。所
望のツールホルダーが移動してきたら、これを把持して
ポットから抜き出してユニット装着部１１６に装着す
る。
ると、ＡＴＣは必要に応じて自動的にツールホルダーの
交換作業を行う。この交換作業を行う際にも、ＲＦＩＤ
リーダ１４０は例えばローラー式軌道の最下部に来たツ
ールホルダーのＲＦＩＤタグから情報を読み取る。この
情報はＡＴＣの認識手段となる中央処理ユニットへ送ら
れ、中央処理ユニットはこの情報に基づいて所望の切削
工具であるかどうかを確認する。もしも把持しようとし
たツールホルダーが所望のものでない場合には、マシニ
ングセンタ１００は例えばローラー式軌道を回転させ、
ツールホルダーが最下部に移動してくるたびにそのＲＦ
ＩＤタグにアクセスしてそのツールホルダーを認識し
て、所望のツールホルダーが移動してくるのを待つ。所
望のツールホルダーが移動してきたら、これを把持して
ポットから抜き出してユニット装着部１１６に装着す
る。
【００２５】このようにすることによって、本来使用す
べき切削工具とは異なる誤った工具で被加工物を加工し
てしまうといったミスを、ほぼ完全に防ぐことができ
る。また、ツールホルダーを交換用ツールホルダー装着
部１２２のポットに装着するときに、装着すべきポット
を一々確認するという作業は必要なくなり、作業者は任
意のポットにランダムに装着するだけでよいので、ツー
ルホルダーを装着するときの作業効率が大幅に向上す
る。
べき切削工具とは異なる誤った工具で被加工物を加工し
てしまうといったミスを、ほぼ完全に防ぐことができ
る。また、ツールホルダーを交換用ツールホルダー装着
部１２２のポットに装着するときに、装着すべきポット
を一々確認するという作業は必要なくなり、作業者は任
意のポットにランダムに装着するだけでよいので、ツー
ルホルダーを装着するときの作業効率が大幅に向上す
る。
【００２６】本実施形態の切削工具管理システムでは、
上記のように、ユニット装着部１１６に所定のツールホ
ルダーを誤りなく装着するためにＲＦＩＤタグを用いる
のに加え、各切削工具の使用時間の管理にも同じＲＦＩ
Ｄタグを利用する。このため、ある切削工具を使用した
ときは、マシニングセンタ１００はその使用時間につい
ての情報をその都度対応するＲＦＩＤタグ又はマシニン
グセンタ本体の記憶手段に記録する。これは、ＲＦＩＤ
タグと切削工具とを一対一に対応していることによって
可能となることである。このような情報を記録しておく
と、マシニングセンタ１００は、ＲＦＩＤリーダ１４０
を介してＲＦＩＤタグにアクセスすることによって、あ
るいは本体の記憶手段にアクセスすることによって、所
望の切削工具の使用時間の累積を知ることができる。こ
れにより、各切削工具の累積使用時間を監視し、例えば
切削工具の累積の使用時間がある決められた時間（寿
命）に達したときに、その切削工具を新しいものと交換
するなど、切削工具の寿命を単体で精密に管理すること
が可能となる。
上記のように、ユニット装着部１１６に所定のツールホ
ルダーを誤りなく装着するためにＲＦＩＤタグを用いる
のに加え、各切削工具の使用時間の管理にも同じＲＦＩ
Ｄタグを利用する。このため、ある切削工具を使用した
ときは、マシニングセンタ１００はその使用時間につい
ての情報をその都度対応するＲＦＩＤタグ又はマシニン
グセンタ本体の記憶手段に記録する。これは、ＲＦＩＤ
タグと切削工具とを一対一に対応していることによって
可能となることである。このような情報を記録しておく
と、マシニングセンタ１００は、ＲＦＩＤリーダ１４０
を介してＲＦＩＤタグにアクセスすることによって、あ
るいは本体の記憶手段にアクセスすることによって、所
望の切削工具の使用時間の累積を知ることができる。こ
れにより、各切削工具の累積使用時間を監視し、例えば
切削工具の累積の使用時間がある決められた時間（寿
命）に達したときに、その切削工具を新しいものと交換
するなど、切削工具の寿命を単体で精密に管理すること
が可能となる。
【００２７】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明は上記の実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で種々の変更が
可能である。例えば、上記実施形態のＡＴＣでは、交換
用アームがローラー式軌道の最下部まで運ばれたポット
に対して交換用ツールホルダーを取り出したり戻したり
する構成としたが、ツールホルダーを移動させる代わり
に、交換用アームを移動させて所望のツールホルダーを
探しだして、把持・搬送するようにしてもよい。
てきたが、本発明は上記の実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で種々の変更が
可能である。例えば、上記実施形態のＡＴＣでは、交換
用アームがローラー式軌道の最下部まで運ばれたポット
に対して交換用ツールホルダーを取り出したり戻したり
する構成としたが、ツールホルダーを移動させる代わり
に、交換用アームを移動させて所望のツールホルダーを
探しだして、把持・搬送するようにしてもよい。
【００２８】また、上記の実施形態では、すべてのツー
ルホルダーを装着した段階で、ＲＦＩＤリーダが一度す
べてのＲＦＩＤタグから情報を読出し、その後ツールホ
ルダーを交換する段階でも各ＲＦＩＤタグの情報を読み
出す構成としたが、ＲＦＩＤタグから情報を読み出すタ
イミングや回数はこれに限定されるものではなく、種々
の態様での読出しが可能でる。
ルホルダーを装着した段階で、ＲＦＩＤリーダが一度す
べてのＲＦＩＤタグから情報を読出し、その後ツールホ
ルダーを交換する段階でも各ＲＦＩＤタグの情報を読み
出す構成としたが、ＲＦＩＤタグから情報を読み出すタ
イミングや回数はこれに限定されるものではなく、種々
の態様での読出しが可能でる。
【００２９】さらに、上記の実施形態では、ツールホル
ダーが切削工具と一対一に対応していることから、ツー
ルホルダーにＲＦＩＤタグを取り付けたが、切削工具と
一対一に対応する部分であれば、ＲＦＩＤタグを取り付
ける部位はツールホルダーには限られない。
ダーが切削工具と一対一に対応していることから、ツー
ルホルダーにＲＦＩＤタグを取り付けたが、切削工具と
一対一に対応する部分であれば、ＲＦＩＤタグを取り付
ける部位はツールホルダーには限られない。
【００３０】また、上記の実施形態では、交換用アーム
には読み取り専用のＲＦＩＤリーダを取り付けたが、Ｒ
ＦＩＤリーダの代わりに、情報の書き込み及び読み出し
が可能なＲＦＩＤリーダ・ライタを交換用アームに取り
付け、ＲＦＩＤリーダに情報を書き込むときに、交換用
アームに取り付けられたＲＦＩＤリーダ・ライタを用い
る構成とすることもできる。
には読み取り専用のＲＦＩＤリーダを取り付けたが、Ｒ
ＦＩＤリーダの代わりに、情報の書き込み及び読み出し
が可能なＲＦＩＤリーダ・ライタを交換用アームに取り
付け、ＲＦＩＤリーダに情報を書き込むときに、交換用
アームに取り付けられたＲＦＩＤリーダ・ライタを用い
る構成とすることもできる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、読
出し手段（例えばＲＦＩＤリーダ）が、切削工具又は切
削工具と一対一に対応する部位（例えばツールホルダー
やスピンドルユニット。以下「切削工具等」）に取り付
けられた標識手段（例えばＲＦＩＤタグ）の情報を非接
触で読み取って、切削工具がどのようなものかを特定で
きるので、切削加工機は常に自らが使用している切削工
具がどういうものであるかを認識でき、これにより、本
来使用すべき切削工具と異なる誤った切削工具で被加工
物を加工するといったミスをほぼ完全に防ぐことができ
る。また、切削工具等を切削加工機に装着するときに、
装着すべき場所を一々確認するという作業が不要となる
ので、装着作業の効率が大幅に向上する。
出し手段（例えばＲＦＩＤリーダ）が、切削工具又は切
削工具と一対一に対応する部位（例えばツールホルダー
やスピンドルユニット。以下「切削工具等」）に取り付
けられた標識手段（例えばＲＦＩＤタグ）の情報を非接
触で読み取って、切削工具がどのようなものかを特定で
きるので、切削加工機は常に自らが使用している切削工
具がどういうものであるかを認識でき、これにより、本
来使用すべき切削工具と異なる誤った切削工具で被加工
物を加工するといったミスをほぼ完全に防ぐことができ
る。また、切削工具等を切削加工機に装着するときに、
装着すべき場所を一々確認するという作業が不要となる
ので、装着作業の効率が大幅に向上する。
【００３２】さらに、制御手段によって特定された切削
工具の使用時間に関する情報を切削加工機本体又は前記
標識手段の少なくとも一方に記録することによって、切
削加工機は、情報読み取り手段を介して標識手段にアク
セスして切削工具の使用時間の累積を知ることができ、
各切削工具の累積使用時間を個別に監視できるので、切
削工具の寿命を単体で精密に管理することが可能とな
る。
工具の使用時間に関する情報を切削加工機本体又は前記
標識手段の少なくとも一方に記録することによって、切
削加工機は、情報読み取り手段を介して標識手段にアク
セスして切削工具の使用時間の累積を知ることができ、
各切削工具の累積使用時間を個別に監視できるので、切
削工具の寿命を単体で精密に管理することが可能とな
る。
【図１】本発明の実施の一形態に係る切削工具管理シス
テムを適用した切削加工機（マシニングセンタ）の概略
的な斜視図である。
テムを適用した切削加工機（マシニングセンタ）の概略
的な斜視図である。
【図２】ツールホルダーを拡大して示した側面図であ
る。
る。
１００…マシニングセンタ、 １１０…加工台、 １１
２…ヘッド、 １１４、１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ
…ツールホルダー、 １２０…切削工具、 １２２…交
換用ツールホルダー装着部、 １２４…交換用アーム、
１３０…ＲＦＩＤタグ、 １４０…ＲＦＩＤリーダ
２…ヘッド、 １１４、１１４ａ、１１４ｂ、１１４ｃ
…ツールホルダー、 １２０…切削工具、 １２２…交
換用ツールホルダー装着部、 １２４…交換用アーム、
１３０…ＲＦＩＤタグ、 １４０…ＲＦＩＤリーダ
Claims (3)
- 【請求項１】 着脱可能に取り付けられた切削工具を自
動的に交換する交換手段が備えられ、必要に応じて複数
の切削工具を交換しながら自動的に被加工物を加工する
切削加工機に適用するための工具管理システムであっ
て、 前記切削工具又は切削工具と一対一に対応する部位に設
けられる、情報の書き込み及び読出しが可能な標識手段
と、 少なくとも前記切削加工機が切削工具を交換するとき
に、前記標識手段から非接触で当該切削工具に関する情
報を読み出す読出し手段と、 前記読出し手段によって読み出された情報から当該標識
手段が設けられている切削工具を認識する認識手段とを
備え、 前記交換手段が切削工具を交換するときに、前記標識手
段から当該切削工具に関する情報を読み出してその切削
工具を識別することを特徴とする工具管理システム。 - 【請求項２】 着脱可能に取り付けられた切削工具を自
動的に交換する交換手段が備えられ、必要に応じて複数
の切削工具を交換しながら自動的に被加工物を加工する
切削加工機に適用するための工具管理システムであっ
て、 前記切削工具又は切削工具と一対一に対応する部位に設
けられる、情報の書き込み及び読出しが可能な標識手段
と、 前記標識手段から非接触で当該切削工具に関する情報を
読み出す読出し手段と、 前記読出し手段によって読み出された情報から当該標識
手段が設けられている切削工具を認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識された切削工具の使用時間に
関する情報を切削加工機本体又は前記標識手段のいずれ
か一方又は両方に記録する記録手段と、 を具備することを特徴とする工具管理システム。 - 【請求項３】 前記標識手段は、電磁波を信号伝送媒体
として情報の書き込み及び読出しを行うものである、請
求項１又は２に記載の工具管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001210527A JP2003025176A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 工具管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001210527A JP2003025176A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 工具管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003025176A true JP2003025176A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19045985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001210527A Pending JP2003025176A (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 工具管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003025176A (ja) |
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003379A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
| JP2005151778A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Kodera Electronics Co Ltd | 端子圧着システム |
| US7735234B2 (en) * | 2006-08-31 | 2010-06-15 | Faro Technologies, Inc. | Smart probe |
| US8122610B2 (en) | 2008-03-28 | 2012-02-28 | Hexagon Metrology, Inc. | Systems and methods for improved coordination acquisition member comprising calibration information |
| JP2012048287A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | 部品管理装置、部品管理システム、部品管理方法、および、部品管理プログラム |
| JP2012079221A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構成品管理システム |
| CN102848075A (zh) * | 2011-06-27 | 2013-01-02 | 通快机械股份公司 | 具有可更改换的部件的激光加工机及其运行方法 |
| KR20150001790A (ko) * | 2012-04-04 | 2015-01-06 | 하이퍼썸, 인크. | 열 처리 토치를 사용한 재료 처리의 최적화와 제어 |
| US8961461B2 (en) | 2004-05-27 | 2015-02-24 | Baxter International Inc. | Multi-state alarm system for a medical pump |
| JP2015515381A (ja) * | 2012-04-04 | 2015-05-28 | ハイパーサーム インコーポレイテッド | 熱加工システムに情報を伝送するためのシステム、方法、および装置 |
| US9643273B2 (en) | 2013-10-14 | 2017-05-09 | Hypertherm, Inc. | Systems and methods for configuring a cutting or welding delivery device |
| US9672460B2 (en) | 2012-04-04 | 2017-06-06 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| US9737954B2 (en) | 2012-04-04 | 2017-08-22 | Hypertherm, Inc. | Automatically sensing consumable components in thermal processing systems |
| JP2018060260A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | ローランドディー．ジー．株式会社 | 加工ツールの使用時間管理システムおよび加工ツールの使用時間管理方法 |
| WO2018087163A1 (de) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh | Werkzeugmaschine mit wechseleinrichtung und kommunikationseinrichtung |
| US9993934B2 (en) | 2014-03-07 | 2018-06-12 | Hyperthem, Inc. | Liquid pressurization pump and systems with data storage |
| US10346647B2 (en) | 2012-04-04 | 2019-07-09 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| CN110315377A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 图尔克控股有限责任公司 | 用于工具或机组的鉴别设备 |
| JP2020087430A (ja) * | 2018-11-14 | 2020-06-04 | 聖杰國際股▲ふん▼有限公司Ｓａｎｊｅｔ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 工作機械のインテリジェント管理システム及びその管理方法 |
| JP2020151830A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | ファナック株式会社 | 工作機械の入力装置及び工作機械 |
| US10786924B2 (en) | 2014-03-07 | 2020-09-29 | Hypertherm, Inc. | Waterjet cutting head temperature sensor |
| EP3838478A1 (de) * | 2019-12-16 | 2021-06-23 | HEGENSCHEIDT-MFD GmbH | Werkzeugmaschine |
| WO2022123186A1 (fr) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | Centre Technique des Industries Mécaniques | Système d'usinage comportant un porte-outil apte à intégrer des capteurs et/ou des actionneurs en repère tournant |
| US11610218B2 (en) | 2014-03-19 | 2023-03-21 | Hypertherm, Inc. | Methods for developing customer loyalty programs and related systems and devices |
| RU2800139C1 (ru) * | 2019-12-16 | 2023-07-19 | ХЕГЕНШАЙДТ-МФД ГмбХ | Система и способ для идентификации установки инструмента |
| US11783138B2 (en) | 2012-04-04 | 2023-10-10 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02205445A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-15 | Toshiba Corp | 数値制御工作装置 |
| JPH03184746A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-12 | Fanuc Ltd | 工具補正方式 |
| JPH04331036A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-18 | Nikken Kosakusho:Kk | 識別付工具管理システム |
| JPH05154732A (ja) * | 1991-11-30 | 1993-06-22 | Nippei Toyama Mechatronics:Kk | 工具交換機構を備えた加工装置 |
-
2001
- 2001-07-11 JP JP2001210527A patent/JP2003025176A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02205445A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-15 | Toshiba Corp | 数値制御工作装置 |
| JPH03184746A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-08-12 | Fanuc Ltd | 工具補正方式 |
| JPH04331036A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-18 | Nikken Kosakusho:Kk | 識別付工具管理システム |
| JPH05154732A (ja) * | 1991-11-30 | 1993-06-22 | Nippei Toyama Mechatronics:Kk | 工具交換機構を備えた加工装置 |
Cited By (48)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003379A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
| JP2005151778A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Kodera Electronics Co Ltd | 端子圧着システム |
| US9925334B2 (en) | 2004-05-27 | 2018-03-27 | Baxter International Inc. | Multi-state alarm system for a medical pump |
| US10518030B2 (en) | 2004-05-27 | 2019-12-31 | Baxter International Inc. | Medical fluid therapy system having multi-state alarm feature |
| US8961461B2 (en) | 2004-05-27 | 2015-02-24 | Baxter International Inc. | Multi-state alarm system for a medical pump |
| US11583628B2 (en) | 2004-05-27 | 2023-02-21 | Baxter International Inc. | Medical fluid therapy system having multi-state alarm feature |
| US8661700B2 (en) * | 2006-08-31 | 2014-03-04 | Faro Technologies, Inc. | Smart probe |
| US7735234B2 (en) * | 2006-08-31 | 2010-06-15 | Faro Technologies, Inc. | Smart probe |
| US20100250175A1 (en) * | 2006-08-31 | 2010-09-30 | Faro Technologies, Inc. | Smart probe |
| US20130118020A1 (en) * | 2006-08-31 | 2013-05-16 | Faro Technologies, Inc. | Smart probe |
| US8122610B2 (en) | 2008-03-28 | 2012-02-28 | Hexagon Metrology, Inc. | Systems and methods for improved coordination acquisition member comprising calibration information |
| JP2012048287A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | 部品管理装置、部品管理システム、部品管理方法、および、部品管理プログラム |
| JP2012079221A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構成品管理システム |
| EP2540432A1 (de) * | 2011-06-27 | 2013-01-02 | Trumpf Maschinen AG | Laserbearbeitungsmaschine mit austauschbarer Komponente und Betriebsverfahren dafür |
| CN102848075A (zh) * | 2011-06-27 | 2013-01-02 | 通快机械股份公司 | 具有可更改换的部件的激光加工机及其运行方法 |
| CN102848075B (zh) * | 2011-06-27 | 2016-01-13 | 通快机械股份公司 | 具有可更改换的部件的激光加工机及其运行方法 |
| US10346647B2 (en) | 2012-04-04 | 2019-07-09 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| US10713448B2 (en) | 2012-04-04 | 2020-07-14 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| US9737954B2 (en) | 2012-04-04 | 2017-08-22 | Hypertherm, Inc. | Automatically sensing consumable components in thermal processing systems |
| JP2017226013A (ja) * | 2012-04-04 | 2017-12-28 | ハイパーサーム インコーポレイテッド | 加熱トーチのための交換可能な消耗部品、トーチ、および関連する方法 |
| US11783138B2 (en) | 2012-04-04 | 2023-10-10 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| KR20150001790A (ko) * | 2012-04-04 | 2015-01-06 | 하이퍼썸, 인크. | 열 처리 토치를 사용한 재료 처리의 최적화와 제어 |
| US11331743B2 (en) | 2012-04-04 | 2022-05-17 | Hypertherm, Inc. | Systems, methods, and devices for transmitting information to thermal processing systems |
| US11087100B2 (en) | 2012-04-04 | 2021-08-10 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| JP2015520676A (ja) * | 2012-04-04 | 2015-07-23 | ハイパーサーム インコーポレイテッド | 加熱トーチを用いた材料加工の最適化および制御 |
| US9672460B2 (en) | 2012-04-04 | 2017-06-06 | Hypertherm, Inc. | Configuring signal devices in thermal processing systems |
| US10455682B2 (en) | 2012-04-04 | 2019-10-22 | Hypertherm, Inc. | Optimization and control of material processing using a thermal processing torch |
| KR102036216B1 (ko) * | 2012-04-04 | 2019-10-24 | 하이퍼썸, 인크. | 열 처리 토치를 사용한 재료 처리의 최적화와 제어 |
| US10486260B2 (en) | 2012-04-04 | 2019-11-26 | Hypertherm, Inc. | Systems, methods, and devices for transmitting information to thermal processing systems |
| JP2015515381A (ja) * | 2012-04-04 | 2015-05-28 | ハイパーサーム インコーポレイテッド | 熱加工システムに情報を伝送するためのシステム、方法、および装置 |
| US9643273B2 (en) | 2013-10-14 | 2017-05-09 | Hypertherm, Inc. | Systems and methods for configuring a cutting or welding delivery device |
| US10786924B2 (en) | 2014-03-07 | 2020-09-29 | Hypertherm, Inc. | Waterjet cutting head temperature sensor |
| US9993934B2 (en) | 2014-03-07 | 2018-06-12 | Hyperthem, Inc. | Liquid pressurization pump and systems with data storage |
| US11110626B2 (en) | 2014-03-07 | 2021-09-07 | Hypertherm, Inc. | Liquid pressurization pump and systems with data storage |
| US11707860B2 (en) | 2014-03-07 | 2023-07-25 | Hypertherm, Inc. | Liquid pressurization pump and systems with data storage |
| US11610218B2 (en) | 2014-03-19 | 2023-03-21 | Hypertherm, Inc. | Methods for developing customer loyalty programs and related systems and devices |
| JP2018060260A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | ローランドディー．ジー．株式会社 | 加工ツールの使用時間管理システムおよび加工ツールの使用時間管理方法 |
| WO2018087163A1 (de) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh | Werkzeugmaschine mit wechseleinrichtung und kommunikationseinrichtung |
| CN110315377A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 图尔克控股有限责任公司 | 用于工具或机组的鉴别设备 |
| US11167386B2 (en) * | 2018-03-29 | 2021-11-09 | Turck Holding Gmbh | Identification device for a tool or an assembly |
| JP2020087430A (ja) * | 2018-11-14 | 2020-06-04 | 聖杰國際股▲ふん▼有限公司Ｓａｎｊｅｔ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 工作機械のインテリジェント管理システム及びその管理方法 |
| JP2020151830A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | ファナック株式会社 | 工作機械の入力装置及び工作機械 |
| EP3838478A1 (de) * | 2019-12-16 | 2021-06-23 | HEGENSCHEIDT-MFD GmbH | Werkzeugmaschine |
| CN114641368A (zh) * | 2019-12-16 | 2022-06-17 | 黑根沙伊特Mfd有限公司 | 机床 |
| RU2800139C1 (ru) * | 2019-12-16 | 2023-07-19 | ХЕГЕНШАЙДТ-МФД ГмбХ | Система и способ для идентификации установки инструмента |
| WO2021122078A1 (de) | 2019-12-16 | 2021-06-24 | Hegenscheidt-Mfd Gmbh | Werkzeugmaschine |
| FR3117391A1 (fr) * | 2020-12-10 | 2022-06-17 | Centre Technique des Industries Mécaniques | Système d’usinage comportant un porte-outil apte à intégrer des capteurs et/ou des actionneurs en repère tournant |
| WO2022123186A1 (fr) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | Centre Technique des Industries Mécaniques | Système d'usinage comportant un porte-outil apte à intégrer des capteurs et/ou des actionneurs en repère tournant |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003025176A (ja) | 工具管理システム | |
| KR100315298B1 (ko) | 펀치프레스기에있어서의금형관리방법 | |
| JPH05154732A (ja) | 工具交換機構を備えた加工装置 | |
| JPH04201124A (ja) | 放電加工用電極およびその装置 | |
| US20160184944A1 (en) | Machining system with tool conveyance device | |
| KR100446020B1 (ko) | 픽-앤-플레이스 기기를 작동시키기 위한 방법과,픽-앤-플레이스 기기와, 픽-앤-플레이스 기기용 교환용부품과, 그리고 픽-앤-플레이스 기기 및 교환용 부품을포함하는 시스템 | |
| JP2003048134A (ja) | 工具管理システム | |
| CN111185788A (zh) | 工具机智能管理系统及其管理方法 | |
| JPH0815703B2 (ja) | 工具データ管理装置 | |
| US5205805A (en) | Printed circuit board processing machine incorporating tool holding device | |
| CN204818257U (zh) | 具有刀具识别功能的拉头及刀具组 | |
| JPH11163591A (ja) | 実装機の電子部品配置管理装置 | |
| JP2003025177A (ja) | 工具管理システム | |
| JPH0622782B2 (ja) | 省段取りを目的とする生産システム及び加工セルシステム | |
| JP2588964B2 (ja) | 工具保持装置および工具保持装置を用いた工具交換装置とプリント基板加工機 | |
| JP2018060260A (ja) | 加工ツールの使用時間管理システムおよび加工ツールの使用時間管理方法 | |
| JP2004102482A (ja) | 加工作業管理支援システム及び加工作業管理支援方法 | |
| EP3315252A2 (en) | Machining device, machining system, and machining control device | |
| JP4346980B2 (ja) | 表面実装機 | |
| JP2004066417A (ja) | 工具管理方法及び工具管理装置 | |
| JP2021194753A (ja) | タレット管理システム | |
| JP2000317774A (ja) | 工具補正データの受け渡し方法および受け渡し装置 | |
| JP2853124B2 (ja) | 工具識別装置 | |
| JP2000061553A (ja) | 金型マガジン | |
| JPH071270A (ja) | 工具管理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080711 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100812 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100819 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101222 |