JP2588688Y2 - ワイパーブレード - Google Patents
ワイパーブレードInfo
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- JP2588688Y2 JP2588688Y2 JP1991070158U JP7015891U JP2588688Y2 JP 2588688 Y2 JP2588688 Y2 JP 2588688Y2 JP 1991070158 U JP1991070158 U JP 1991070158U JP 7015891 U JP7015891 U JP 7015891U JP 2588688 Y2 JP2588688 Y2 JP 2588688Y2
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- Japan
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- blade
- wiping
- portions
- wiper
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3827—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
- B60S2001/3836—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape
- B60S2001/3837—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape with more than one wiping edge or lip
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【0001】
【 産業上の利用分野】本考案はワイパーの払拭部であ
るワイパーブレードに関するものである。
るワイパーブレードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイパーに代表される従来のワ
イパーは1枚のワイパーブレードを有するものが普通で
ある。ワイパーブレードは窓ガラスの曲面を払拭するの
で、そのエッジの高さは低い方が変形し易いが、従来の
1枚刃のワイパーブレードはエッジが高く、曲面に倣う
変形が困難であり、このため中央部で圧力が強く、消耗
し易い欠点がある。
イパーは1枚のワイパーブレードを有するものが普通で
ある。ワイパーブレードは窓ガラスの曲面を払拭するの
で、そのエッジの高さは低い方が変形し易いが、従来の
1枚刃のワイパーブレードはエッジが高く、曲面に倣う
変形が困難であり、このため中央部で圧力が強く、消耗
し易い欠点がある。
【0003】またエッジの高い従来のワイパーブレード
は、空気抵抗が大きいため、高速払拭、または高速走行
下でのワイピングに不向きであり、強雨時の払拭効果を
低減させる問題を生じている。1枚刃のため高速払拭に
耐える強度を与えるにはワイパーブレードを大型、強固
にする必要が生じ、モータの負荷を増す欠点を招く。
は、空気抵抗が大きいため、高速払拭、または高速走行
下でのワイピングに不向きであり、強雨時の払拭効果を
低減させる問題を生じている。1枚刃のため高速払拭に
耐える強度を与えるにはワイパーブレードを大型、強固
にする必要が生じ、モータの負荷を増す欠点を招く。
【0004】また1枚刃のワイパーブレードは縦に過度
に偏平で、払拭方向の強度が不足する欠点があり、この
ため払拭中の摩擦に耐えられず、不規則な粗い振動を起
し易い欠点がある。
に偏平で、払拭方向の強度が不足する欠点があり、この
ため払拭中の摩擦に耐えられず、不規則な粗い振動を起
し易い欠点がある。
【0005】本考案の考案者は、拭き残しやむらをなく
すため2枚刃のワイパーブレード(実開昭63−139
164号)を考案した。しかし、それは前記拭き残しを
解決するもので、前述した幾つかの問題に対応するには
不十分であった。
すため2枚刃のワイパーブレード(実開昭63−139
164号)を考案した。しかし、それは前記拭き残しを
解決するもので、前述した幾つかの問題に対応するには
不十分であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところはワイパーブ
レードのエッジの高さを低減し、空気抵抗を減少させる
と同時に、曲面に倣う変形を容易化し、また安定した払
拭動作が得られるようにすることにある。
みなされたもので、その課題とするところはワイパーブ
レードのエッジの高さを低減し、空気抵抗を減少させる
と同時に、曲面に倣う変形を容易化し、また安定した払
拭動作が得られるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、細長く形成されたブレード本体1を有し、該
本体1の一面より幅の狭い幹状部5を介して複数のブレ
ード部2a、2b…を設けたワイパーブレードであっ
て、ブレード本体1と複数のブレード部2a、2b…と
の間の幹状部5の両側を各ブレード部2a、2b…の基
部の撓みを許容する間隙6とし、複数のブレード部2
a、2b…はほぼ2等辺3角形状の断面形の底辺側の部
分で各ブレード部2a、2b…を一体化することによっ
て隣接した構造とし、各ブレード部2a、2b…間にほ
ぼV字型の空間が形成されるようにし、そのV字型の底
に環状溝9を形成し、各ブレード部2a、2b…の基部
の外側に、払拭中前方に位置するブレード部を後方へ撓
み易くするために、長手方向に沿って内方へ凹入した切
込状の条溝4a、4bを設け、それによって各ブレード
部2a、2b…を撓み易くする撓み部3a、3bを形成
し、各条溝4a、4bの底にも環状溝8を夫々形成する
という手段を講じたものである。
本考案は、細長く形成されたブレード本体1を有し、該
本体1の一面より幅の狭い幹状部5を介して複数のブレ
ード部2a、2b…を設けたワイパーブレードであっ
て、ブレード本体1と複数のブレード部2a、2b…と
の間の幹状部5の両側を各ブレード部2a、2b…の基
部の撓みを許容する間隙6とし、複数のブレード部2
a、2b…はほぼ2等辺3角形状の断面形の底辺側の部
分で各ブレード部2a、2b…を一体化することによっ
て隣接した構造とし、各ブレード部2a、2b…間にほ
ぼV字型の空間が形成されるようにし、そのV字型の底
に環状溝9を形成し、各ブレード部2a、2b…の基部
の外側に、払拭中前方に位置するブレード部を後方へ撓
み易くするために、長手方向に沿って内方へ凹入した切
込状の条溝4a、4bを設け、それによって各ブレード
部2a、2b…を撓み易くする撓み部3a、3bを形成
し、各条溝4a、4bの底にも環状溝8を夫々形成する
という手段を講じたものである。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して説明する。
【0009】実施例に係るワイパーブレード10の本体
1は、払式面Sと平行な幅の狭い係止部11と幅広の板
状部12とを、面Sに直交する頸部13で連結し、略エ
の字型の断面形状としたもので、頸部13の両側の溝部
14にワイパーのホルダー部分15が係合する。
1は、払式面Sと平行な幅の狭い係止部11と幅広の板
状部12とを、面Sに直交する頸部13で連結し、略エ
の字型の断面形状としたもので、頸部13の両側の溝部
14にワイパーのホルダー部分15が係合する。
【0010】ブレード本体1の一面の中央には、比較的
幅の狭い幹状部5を介して、断面形がほぼ2等辺3角形
状の2枚のブレード部2a、2bからなるブレード2が
設けられており、幹状部5の両側にはブレード2の撓み
のための間隙6が形成されている。
幅の狭い幹状部5を介して、断面形がほぼ2等辺3角形
状の2枚のブレード部2a、2bからなるブレード2が
設けられており、幹状部5の両側にはブレード2の撓み
のための間隙6が形成されている。
【0011】ブレード2は互いに平行な2枚の複ブレー
ド部2a、2bを有する(図1、図2の例)。両ブレー
ド部2a、2bは先端のエッジ7に向って先細に形成さ
れており、いずれも同じ断面形状かつ大きさを有するの
で、左右(払拭方向について言えば前後)に対称であ
る。
ド部2a、2bを有する(図1、図2の例)。両ブレー
ド部2a、2bは先端のエッジ7に向って先細に形成さ
れており、いずれも同じ断面形状かつ大きさを有するの
で、左右(払拭方向について言えば前後)に対称であ
る。
【0012】2枚の複ブレード部2a、2bは三角形の
底辺側の基部20で一体化した、略コ字型或いはU字型
の配置形状を有するので、払拭方向に対して特に強度を
高めることができる。基部20は本体1と幹状部5でつ
ながっており、ブレード2の全体の払拭方向の可撓性
は、幹状部5と基部20の剛性によって決めることがで
きる。
底辺側の基部20で一体化した、略コ字型或いはU字型
の配置形状を有するので、払拭方向に対して特に強度を
高めることができる。基部20は本体1と幹状部5でつ
ながっており、ブレード2の全体の払拭方向の可撓性
は、幹状部5と基部20の剛性によって決めることがで
きる。
【0013】撓み部3a、3bは、その複ブレード部2
a、2bの撓み易さをコントロールする部分であり、複
ブレード部2a、2bの基部外側に切込状に形成した条
溝4a、4bによって形成される。実施例の条溝4a、
4bは鋭角状のV字溝にあらわされており、その奥に環
状溝8を設けて圧力を分散している。
a、2bの撓み易さをコントロールする部分であり、複
ブレード部2a、2bの基部外側に切込状に形成した条
溝4a、4bによって形成される。実施例の条溝4a、
4bは鋭角状のV字溝にあらわされており、その奥に環
状溝8を設けて圧力を分散している。
【0014】この条溝4a、4bの深さによって撓み部
3a、3bの撓み易さを調整することができる。しかし
払拭中前方の複ブレード部(例えば2b)を撓み易くす
るが、払拭中後方の複ブレード部(例えば2a)は撓み
の少ない方が望ましいので、条溝4a、4bの幅は極く
狭くて良い(図示は強調されている。)。条溝4a、4
bは、後方のブレード部(例えば2a)について、条溝
(例えば4a)が閉じ状態になるまでは撓み易いが、そ
の後は撓み難くなる、この状態を腰が強くなるというも
のとする。
3a、3bの撓み易さを調整することができる。しかし
払拭中前方の複ブレード部(例えば2b)を撓み易くす
るが、払拭中後方の複ブレード部(例えば2a)は撓み
の少ない方が望ましいので、条溝4a、4bの幅は極く
狭くて良い(図示は強調されている。)。条溝4a、4
bは、後方のブレード部(例えば2a)について、条溝
(例えば4a)が閉じ状態になるまでは撓み易いが、そ
の後は撓み難くなる、この状態を腰が強くなるというも
のとする。
【0015】条溝4a、4bとして最も狭く形成した場
合は単なる切込状になり、その場合払拭方向後方の複ブ
レード部の撓み易さは、切込みを入れない場合と略同程
度になる。9はブレード部2a、2b間のほぼV字型の
空間の底に形成された環状溝を示す。図1、2におい
て、ブレード部2a、2bは縦長に図示されているが、
エッジ部7までの高さを減少し、幅を十分広くする方が
良い。
合は単なる切込状になり、その場合払拭方向後方の複ブ
レード部の撓み易さは、切込みを入れない場合と略同程
度になる。9はブレード部2a、2b間のほぼV字型の
空間の底に形成された環状溝を示す。図1、2におい
て、ブレード部2a、2bは縦長に図示されているが、
エッジ部7までの高さを減少し、幅を十分広くする方が
良い。
【0016】図3、図4に示された実施例に於て、ブレ
ード2は、中央に、本体長手方向に沿って直交方向へ突
出した第3のブレード部2cを有する。該ブレード部2
cも先端のエッジ7に向って先細となるほぼ2等辺3角
形状の断面形を有し、3角形の底辺側の基部で前後のブ
レード部2a、2bに一体化し、かつ基部は前記幹状部
5に直接、連続している。
ード2は、中央に、本体長手方向に沿って直交方向へ突
出した第3のブレード部2cを有する。該ブレード部2
cも先端のエッジ7に向って先細となるほぼ2等辺3角
形状の断面形を有し、3角形の底辺側の基部で前後のブ
レード部2a、2bに一体化し、かつ基部は前記幹状部
5に直接、連続している。
【0017】複ブレード部2a、2bは第3のブレード
部2cの払拭方向の前後に、互いに平行に設けられる。
このためブレード2の全体は3枚刃構造になり、また3
枚のブレード構造のため、ブレード2の強度がさらに高
められる。
部2cの払拭方向の前後に、互いに平行に設けられる。
このためブレード2の全体は3枚刃構造になり、また3
枚のブレード構造のため、ブレード2の強度がさらに高
められる。
【0018】ブレード2の基部に於る最大幅Bはエッジ
7までの高さHよりも大きく設定される。これによりワ
イパーブレード10は全体的に幅広となるので本体長手
方向へ曲がり易くなり、払拭面Sの曲面に倣って変形す
ることがさらに容易になる。3枚刃構造により払拭効果
を高めた結果、エッジ高さHを最大限低くすることがで
きた。
7までの高さHよりも大きく設定される。これによりワ
イパーブレード10は全体的に幅広となるので本体長手
方向へ曲がり易くなり、払拭面Sの曲面に倣って変形す
ることがさらに容易になる。3枚刃構造により払拭効果
を高めた結果、エッジ高さHを最大限低くすることがで
きた。
【0019】複ブレード部2a、2bは第3ブレード部
2cと同じエッジ高さHを持っていても良い。動作中、
前方のブレード部(例えば図3中の2b)は後方のブレ
ード部(同じく2a)の側へ撓み易いように撓み部3
a、3bが設けられているのは前記実施例と同様であ
る。この撓み部3a、3bは、両側の複ブレード部2
a、2bの基部外側の、長手方向に沿った条溝4a、4
bによって形成されている。
2cと同じエッジ高さHを持っていても良い。動作中、
前方のブレード部(例えば図3中の2b)は後方のブレ
ード部(同じく2a)の側へ撓み易いように撓み部3
a、3bが設けられているのは前記実施例と同様であ
る。この撓み部3a、3bは、両側の複ブレード部2
a、2bの基部外側の、長手方向に沿った条溝4a、4
bによって形成されている。
【0020】このようなワイパーブレード10により払
拭面Sの払拭を行なうときは幅Bが相対的に広いので曲
面に沿って曲がり全体が均等に接触する。所謂腰の強い
のは条溝4aが閉じて圧接状態となったあとの後続する
ブレード部(例えば2a)と第3のブレード部2cであ
るから、これらが主体となって払拭動作が行なわれ、先
行する複ブレード部(例えば2b)は、後続するブレー
ド部2c及び2aより強く傾斜して、露払いの役目を果
す。
拭面Sの払拭を行なうときは幅Bが相対的に広いので曲
面に沿って曲がり全体が均等に接触する。所謂腰の強い
のは条溝4aが閉じて圧接状態となったあとの後続する
ブレード部(例えば2a)と第3のブレード部2cであ
るから、これらが主体となって払拭動作が行なわれ、先
行する複ブレード部(例えば2b)は、後続するブレー
ド部2c及び2aより強く傾斜して、露払いの役目を果
す。
【0021】ブレード2が3枚のブレード部2a、2
b、2cからなるとき、先行する複ブレード部(例えば
2b)は第3のブレード2部2cに接するように傾斜す
る場合もあるが、両者が一体となって払拭にあたる。
b、2cからなるとき、先行する複ブレード部(例えば
2b)は第3のブレード2部2cに接するように傾斜す
る場合もあるが、両者が一体となって払拭にあたる。
【0022】後続するブレード部(例えば2a)は、先
行するブレード部(例えば2b)から離れるように傾斜
する。しかしこの後続の複ブレード部(例えば2a)は
条溝4bが閉じるまでは容易に撓むが、その後は腰が強
くなり、3段階の払拭がなされる。
行するブレード部(例えば2b)から離れるように傾斜
する。しかしこの後続の複ブレード部(例えば2a)は
条溝4bが閉じるまでは容易に撓むが、その後は腰が強
くなり、3段階の払拭がなされる。
【0023】
【考案の作用】各ブレード部2a、2b(また2cも)
が3角形の底辺側の基部で一体化して、ブレード2を形
成しているため、3本の矢を束ねたのと同様に構造強度
が高められ、しかも、払拭時に各ブレード部2a、2b
の撓みは初め条溝4a、4bによってコントロールさ
れ、条溝4a、4bが閉じると、次の段階でブレード2
全体が間隙6の範囲内で撓み、払拭面に対する密着性が
良好になる。
が3角形の底辺側の基部で一体化して、ブレード2を形
成しているため、3本の矢を束ねたのと同様に構造強度
が高められ、しかも、払拭時に各ブレード部2a、2b
の撓みは初め条溝4a、4bによってコントロールさ
れ、条溝4a、4bが閉じると、次の段階でブレード2
全体が間隙6の範囲内で撓み、払拭面に対する密着性が
良好になる。
【0024】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、2枚刃乃至3枚刃構造のブレード2
により構造強度が高まると同時に、幅に対しエッジ高さ
が低くなり払拭面に倣って変形し易く、曲面であっても
全長に亘って略均等な圧力で接触し、特に払拭動作中先
行するブレード部は条溝によって非常に撓み易くされて
いるので払拭面Sに柔らかく接し、後続するブレード部
は初め条溝部分によって撓み、次いで間隙6によって撓
むが、条溝と間隙が閉じるにつれて次第に撓みにくくな
るので、先行ブレード部で軽く払拭した後から所要の押
し圧力で払拭面を払拭動作し払拭性能を非常に高めるこ
とができるという効果を奏する。
るものであるから、2枚刃乃至3枚刃構造のブレード2
により構造強度が高まると同時に、幅に対しエッジ高さ
が低くなり払拭面に倣って変形し易く、曲面であっても
全長に亘って略均等な圧力で接触し、特に払拭動作中先
行するブレード部は条溝によって非常に撓み易くされて
いるので払拭面Sに柔らかく接し、後続するブレード部
は初め条溝部分によって撓み、次いで間隙6によって撓
むが、条溝と間隙が閉じるにつれて次第に撓みにくくな
るので、先行ブレード部で軽く払拭した後から所要の押
し圧力で払拭面を払拭動作し払拭性能を非常に高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0025】また本考案のワイパーブレードによれば、
そのエッジ高さが1枚刃のものよりも低くできるので、
空気抵抗を低減することができ、払拭方向の強度が高い
から特に高速走行中、及び高速払拭時に安定した払拭効
果が得られ、安全性を高めると同時に、モータ負荷を低
減できる効果を奏する。また2枚刃、3枚刃構造のため
十分高い強度が得られるから、振動も起りにくく、外部
振動にも強い。
そのエッジ高さが1枚刃のものよりも低くできるので、
空気抵抗を低減することができ、払拭方向の強度が高い
から特に高速走行中、及び高速払拭時に安定した払拭効
果が得られ、安全性を高めると同時に、モータ負荷を低
減できる効果を奏する。また2枚刃、3枚刃構造のため
十分高い強度が得られるから、振動も起りにくく、外部
振動にも強い。
【図1】第1の実施例に係るワイパーブレードの斜視
図。
図。
【図2】同じく横断面図。
【図3】第2の実施例に係るワイパーブレードの斜視
図。
図。
【図4】同じく断面図。
1 ブレード本体 2 ブレード 2a、2b 複ブレード部 2c 第3のブレード部 3a、3b 撓み部 4a、4b 条溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−63334(JP,U) 実開 平2−27958(JP,U) 実開 昭60−182263(JP,U) 実開 昭64−29061(JP,U) 実開 昭56−18244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/00 - 1/60
Claims (3)
- 【請求項1】 細長く形成されたブレード本体1を有
し、該本体1の一面より幅の狭い幹状部5を介して複数
のブレード部2a、2b…を設けたワイパーブレードで
あって、ブレード本体1と複数のブレード部2a、2b
…との間の幹状部5の両側を各ブレード部2a、2b…
の基部の撓みを許容する間隙6とし、複数のブレード部
2a、2b…はほぼ2等辺3角形状の断面形の底辺側の
部分で各ブレード部2a、2b…を一体化することによ
って隣接した構造とし、かつ各ブレード部2a、2b…
間にほぼV字型の空間が形成されるようにし、そのV字
型の底に環状溝9を形成し、各ブレード部2a、2b…
の基部の外側に、払拭中前方に位置するブレード部を後
方へ撓み易くするために、長手方向に沿って内方へ凹入
した切込状の条溝4a、4bを設け、それによって各ブ
レード部2a、2b…を撓み易くする撓み部3a、3b
を形成し、各条溝4a、4bの底にも環状溝8を夫々形
成したことを特徴とするワイパーブレード。 - 【請求項2】 ブレード2は、2枚のブレード部2a、
2bの中間にあって、それらと平行に設けられた第3の
ブレード部2cを一体に備えている請求項第1項記載の
ワイパーブレード。 - 【請求項3】 ブレード2は、その幅Bが高さHと同等
か又はそれより大となるように形成された請求項第2項
記載のワイパーブレード。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991070158U JP2588688Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ワイパーブレード |
KR1019920014109A KR950010360B1 (ko) | 1991-08-06 | 1992-08-06 | 와이퍼블레이드 |
US08/191,730 US5398371A (en) | 1991-08-06 | 1994-02-04 | Multiple lip wiper blade |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991070158U JP2588688Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ワイパーブレード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513868U JPH0513868U (ja) | 1993-02-23 |
JP2588688Y2 true JP2588688Y2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13423480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991070158U Expired - Fee Related JP2588688Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ワイパーブレード |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5398371A (ja) |
JP (1) | JP2588688Y2 (ja) |
KR (1) | KR950010360B1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125903Y2 (ja) * | 1973-11-06 | 1976-07-01 | ||
JPH02139189U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-20 | ||
US5802662A (en) * | 1996-09-11 | 1998-09-08 | Veazie, Iii; Waldemar | Vibration free non-skip wiper blades |
US6106099A (en) * | 1997-12-29 | 2000-08-22 | Dbtel Incorporated | Printhead wiper for ink-jet printer |
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