JP2587719B2 - 電子楽器における鍵タッチ情報生成回路 - Google Patents

電子楽器における鍵タッチ情報生成回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子楽器における鍵タッチ情報生成回路に
関し、特に押鍵速度をカウンタで計測する回路に適用さ
れるものである。
〔従来の技術〕
複数の鍵を持った電子楽器においては、鍵ごとにタッ
チ情報を得て、ディジタル音源の出力波形の振幅エンベ
ロープ等の制御を行っている。タッチ情報は、異なる押
鍵深さに対応する2つのキースイッチ接点を各鍵ごとに
設け、各キースイッチ接点間の動作時間差を測定するこ
とによって得ている。動作時間差は、所定周波数のクロ
ックパルスを計数するカウンタによって測定される。
鍵タッチ情報を検出するカウンタは、一般には鍵と同
数だけ設けられている。一方、ディジタル音源の同時
(並行)発音チャンネル(楽音発生チャンネル)を鍵の
総数よりも十分に少なくした複音電子楽器も知られてい
る。このような電子楽器では、鍵タッチ情報を検出する
カウンタも、鍵の総数より少なくなっている(例えば、
特公昭64−8356号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような鍵タッチ情報検出カウンタの数が少ない
ものでは、カウンタ数を越えた分の同時押鍵について
は、鍵タッチ情報が生成されない不都合が生じる。
本発明はこの問題にかんがみ、カウンタ数を増加させ
ずに、カウンタ数以上の押鍵タッチ情報を検出できるよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電子楽器における鍵タッチ情報生成回路は、
各鍵ごとに設けられて夫々異なる深さで順次作動する第
1のキースイッチ及び第2のキースイッチと、2つ以上
の鍵に対応して1つのカウントチャンネルが割り当てら
れている複数のカウンタから成るカウンタ回路と、上記
第1のキースイッチの作動に応答して、作動した鍵に対
応するカウントチャンネルのカウンタ値を所定値に設定
した後カウント動作させるカウンタ値設定手段と、第2
のキースイッチの作動に応答して、作動した鍵に対応す
るカウントチャンネルのカウンタ値を読み取るカウント
値読み取り手段と、読み取ったカウント値を作動した鍵
に割り当てて、その鍵の押鍵速度に対応した鍵タッチデ
ータを生成するタッチデータ形成手段とを具備する。
〔作用〕
1つのカウントチャンネルに2つ以上の鍵が割り当て
られるので、全鍵数よりも少ない数のカウンタを用いて
各鍵の押鍵速度の検出が可能となる。カウントチャンネ
ルの重複使用によって生じる測定誤差の発生は、鍵とカ
ウントチャンネルとの対応関係を工夫することにより、
軽減可能である。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1の実施例を示す電子楽器の要
部ブロック図である。複数の鍵からなる鍵盤1には、押
鍵検出回路2が接続され、押鍵から離鍵までの時間、キ
ー番号、押鍵速度等の情報が検出される。押鍵速度情報
は、押鍵深さに対応する2つのキースイッチ接点のパル
ス出力S1,S2として得られる。これらのパルス出力はタ
ッチ情報生成回路3に供給され、パルスS1からS2までの
時間幅の計測がカウンタによって行われ、更にそのカウ
ント値がタッチデータに変更される。
楽音形成回路4は、押鍵検出回路2及びタッチ情報生
成回路3から、押鍵時間幅、キー番号及びタッチデータ
を楽音制御信号として受け、これらの楽音制御信号に基
づいて波形ROM5から読出したPCM波形データの振幅、エ
ンベロープ、発音持続時間等を制御し、楽音信号を出力
する。ディジタルの楽音信号はD/A変換回路6でアナロ
グ音声信号に変換され、アンプ7を通じてスピーカ8に
供給される。従って、波形ROM5に記憶されているピアノ
音、ギター音等の発音が、鍵盤1の鍵操作に対応して行
われる。
タッチ情報生成回路3は、12チャンネル分のカウンタ
回路30を備える。各チャンネルは鍵盤1の1オクターブ
分の12音(C、C#、D、D#、E……)に対応する。
またカウンタ回路30の各チャンネルのカウンタは他のオ
クターブについて共用されている。このようなカウンタ
回路30は、例えばCPU内の12本のデータレジスタ(又はR
AM)を使用して構成することができる。各チャンネルを
構成するカウンタは、基本的には、押鍵検出回路2から
の第1パルスS1によって初期値が設定された後、パルス
発生回路31の出力のクロックパルスを計数し、押鍵検出
回路2から第2パルスS2が与えられたとき、カウント値
を出力する。
押鍵検出回路2から与えられる第1パルスS1は、タッ
チ情報生成回路3の書き込みアドレス生成回路32を起動
する。書き込みアドレス生成回路32は、押鍵検出回路2
からのキー番号データKEYNOに基づいてカウンタ回路30
の12本のカウンタチャンネルの1つを選択するアドレス
情報を生成する。このアドレス情報はカウント初期値設
定回路33に与えられ、その出力でもってカウント回路30
の対応アドレス位置にカウント初期値が書き込まれる。
押鍵検出回路2から第2パルスS2が与えられると、タ
ッチ情報生成回路3の読み出しアドレス生成回路34が起
動される。読み出しアドレス生成回路34は、パルスS2の
タイミングで対応アドレス位置のカウンタのカウント値
を読み取り、その値をタッチデータ変換回路35に出力す
る。タッチデータ変換回路35は、カウント値が示す押鍵
速度データをアドレスとして対応したタッチデータを読
み出すタッチレスポンステーブルを持っている。このタ
ッチレスポンステーブルは、押鍵速度データと、楽音形
成回路4において形成する楽音波形出力の初期振幅を定
めるタッチデータ(ベロシティデータ)との対応を示す
所定のレスポンスカーブに従って作成されている。
タッチデータ変換回路35の出力のタッチデータは、既
述のように、キー番号データ、押鍵時間幅データと共に
楽音形成回路4に出力される。
第2図は押鍵操作時のタッチ情報生成回路3(CPU)
の処理の流れを示すフローチャートである。ステップS2
0では、全鍵の操作検出を鍵走査ルーチンにより行って
いる。操作検出があると、ステップS21におけるイベン
ト(押鍵)有りの判断を経てステップS22のイベントオ
フ(離鍵)の判断を行い、次にステップS24及びS26で押
鍵速度情報を検出するキースイッチ接点S1、S2の作動検
出を行う。なお、第2図の鍵走査処理(キースキャンル
ーチン)では、全ての鍵に対応して設けられているレジ
スタ領域に接点S1、S2のオン・オフ情報が一定時間ごと
のキースキャン割込みに基づいて書き込まれている。接
点S1が作動したタイミングではステップS25のカウント
初期値設定の処理を行い、接点S2が作動したタイミング
では、ステップS27でカウント値の読み取り結果に基づ
いてタッチデータ生成の処理を行う。次に発音処理のス
テップS28に進み、生成したタッチデータ(音量デー
タ)、キー番号データ等から成る楽音制御信号を楽音形
成回路4に送出し、押鍵に対応した発音を生じさせる。
ステップS22でイベントオフ(離鍵)を検出したとき
には、ステップS23で発音オフの処理を行う。また、ス
テップS26で、キースイッチ接点S2の検出が一定時間内
に生じなかった場合には、ステップS29でエラー処理を
行う。
第3図は第2図におけるカウント初期値設定処理のス
テップS25に含まれるカウンタ値設定処理のフローチャ
ートを示す。この実施例では、第1図の1オクターブ分
の12チャンネルのカウンタ回路30を鍵盤の複数のオクタ
ーブ間で共用しているので、アドレスオフセット処理S3
0で、各オクターブの鍵について共通のカウンタアドレ
スを設定する処理を行っている。キースイッチ接点S1の
作動が検出されと、まずステップS31で、第1図のカウ
ンタ回路30のCメイジャーに対応するカウンタ(C)の
レジスタアドレスをセットする。次にステップS32で、
操作された鍵のキー番号KEYNOが12以下か以上かの判定
を行い、12以上であればステップS33でキー番号をKEYNO
から12を減算するオフセット計算を行う。なお、Cメイ
ジャーのカウンタのオフセット値は零である。ステップ
S32,S33の処理は、キー番号が12以下になるまで繰り返
し行われる。
オフセット計算が終了すると、鍵盤1の何れかのオク
ターブにおいて操作された鍵を、カウンタ回路30の12個
のカウンタ(C、C#、D……B)の1つに割り当てる
ためのオフセット値が得られる。次にステップS34で、
カウンタCのアドレスに対しオフセット値を加算するオ
フセット加算を行い、ステップS35でそのアドレスをレ
ジスタにセットする。次にステップS36で、該当アドレ
スのカウンタをクリア(零値セット)する。
クリアされたカウンタは、続いてパルス発生回路31か
らのクロックパルスを計数し、その後キースイッチ接点
S2の作動検出があると、計数値が読み取られる。
第4A図は、1つのカウントチャンネルを共有する2つ
の鍵が異なる時間帯で操作されたときのタイムチャート
で、キーC1については、接点S1の作動検出で対応カウン
タが00Hにセットされ、その後接点S2の作動検出でカウ
ント値05H(T1)が読み取られる。同様にキーC2につい
ては、接点S1の作動検出で対応カウンタが00Hにセット
され、その後、接点S2の作動検出でカウント値02H(T
2)が読み取られる。これらの値T1、T2はタッチ生成デ
ータとして第1図のタッチデータ変換回路35に与えら
れ、タッチレスポンスカーブに従ってタッチデータに変
換される。
第4B図及び第4C図は、2つの鍵が同時使用され、かつ
同一のカウンタチャンネルに割り当てられた場合を示
す。これらの場合には、まずキースイッチ接点S1の作動
検出で、対応カウントが00Hにセットされた後、キース
イッチ接点S2の作動検出以前に再度接点S1の作動検出が
生じて、カウンタが00Hにセットされる。その後、キー
スイッチ接点S2の作動検出が順次生じると、各タイミン
グのカウント値T2,T3が順次読み取られ、各カウント値
はタッチデータに変換されてから、対応の鍵番号と共に
楽音形成回路4に導出される。
従って、第4B図及び第4C図の場合には、2回目のキー
スイッチ接点S1の作動までのカウント値T1は誤差として
切り捨てられる。
次に第5図は、カウントチャンネルの同時使用の場合
の処理の変形例を示す第4B図と同様なタイムチャートで
ある。第4B図の場合にはカウント値T1を誤差として切り
捨てているが、第5図では、2回目のキースイッチ接点
S1の検出時にカウント値T1(02H)を読み取り、その値
の1/2をカウンタの初期値(01H)として再セットする。
従って、その後キースイッチ接点S2の作動検出に基づく
カウント値は、T2+T1/2及びT3+T1/2となり、誤差分T1
が各鍵操作速度の検出値に均等配分され、誤差の発生が
軽減される。
第6図は、上述の誤差処理のフローチャートを示す。
まずステップS61で2つの鍵の同時使用か否かを判定
し、同時使用でなければ、第4A図で示したように、キー
スイッチ接点S1の作動検出でカウント値をクリアする。
また鍵が同時使用されたときには、ステップS63に進
み、S1オンでのカウント値を読み取り、ステップS64で
その1/2を計算し、ステップS65でその値をカウント値と
して該当カウントチャンネルにセットする。従ってカウ
ンタは第5図に示すように01Hからカウントを始め、キ
ースイッチ接点S2の作動が生じるごとにカウウント値03
H,06Hが夫々押鍵速度値として読み取られる。
従って、この実施例によると、各音名ごとに異なるカ
ウントチャンネルを使用して押鍵速度を測定するので、
装飾音やトリル演奏時に1オクターブ内の複数の鍵が同
時使用されても、夫々別のカウントチャンネルが割り当
てられる。また異なるオクターブ間では同音名について
カウントチャンネルを共用している。これによりカウン
トチャンネル数を全鍵数より少なくしても押鍵速度の検
出に支障が生じないようにしている。この場合、上述の
ように押鍵速度の検出にT1又はT1/2の誤差が生じるが、
これらの誤差は頻繁に生じることが無いので、演奏に支
障が生じることはない。
次に、第7図は本発明の第2の実施例を示す電子楽器
の要部ブロック図である。この例では、鍵盤1を左手と
右手に夫々対応させた2つの領域に分け、各領域に独立
したカウンタ回路30a,30b(カウンタ1及びカウンタ
2)を割り当てている。各カウンタ回路30a,30bは第1
図と同様に12チャンネル分のカウンタ(データレジス
タ)から成っている。他の構成は第1図と同一であり、
同一部分には同一符号が付されている。
第8A図に示すように、鍵盤1は、分割点SPLITを境に
して下鍵領域と上鍵領域とに分割されている。各領域に
割り当てられたカウンタ回路31a,31bは第1の実施例と
同様に夫々の領域の複数のオクターブ間で共用となって
いる。カウンタ回路30a,30bのカウンタ値設定処理は第8
B図のフローチャートで示すように行われる。まずアド
レスオフセット処理S80では、ステップS81で操作した鍵
の番号KEYNOが分割点SPLITより上か下かの判定を行い、
下鍵領域では、ステップS82でカウント回路30aのカウン
タレジスタの先頭アドレスDWCNTをセットし、上鍵領域
では、ステップS83でカウント回路30bのカウンタレジス
タの先頭アドレスUPCNTをセットする。以下ステップS84
〜S87で第3図と同様なオフセット処理を行い、ステッ
プS88でカウンタ値をクリアする。
従って、この実施例では、左手と右手とが同時使用さ
れても、押鍵速度の検出は左右独立に行われるので、誤
差無く速度検出できる。また下鍵領域と上鍵領域の夫々
において、音名ごとにカウントチャンネルを割り当てオ
クターブ間でカウントチャンネルの共用を図っているの
で、第1の実施例と同様に全鍵数より少ないカウントチ
ャンネルを用いて、押鍵速度検出ができるようになる。
次に第9図は、本発明の第3の実施例を示す電子楽器
の要部ブロック図である。この例では、オクターブ間の
同音名についてカウントチャンネルを共用すると共に、
隣接する黒鍵と白鍵とでカウントチャンネルを共用して
いる。即ち、カウント回路30cでは、CとC#、DとD
#、FとF#、GとG#、AとA#で同一カウントチャ
ンネルを用いている。従って7つのカウントチャンネル
で全鍵の押鍵速度が測定される。通常は、白鍵と隣接す
る黒鍵とが同時使用されることは少ないので、カウント
チャンネルを共用することにより大きな支障は生じな
い。
第10図は、第9図の例に対応するカウンタ値設定のフ
ローチャートである。この例のアドレスオフセット処理
S100は、第3図とほぼ同様に行われ、カウンタ回路30c
の先頭アドレスをステップS101で設定した後、ステップ
S102、S103でオクターブ間での鍵番号のオフセット値を
計算する。次に変換トップアドレスセットのステップS1
04において、第10図の右側に示すオフセット変換テーブ
ルの先頭アドレスC(00)がセットされ、ステップS10
2、103で計算されたオフセット値に基づいて変換テーブ
ルから修正オクターブ値が読み出される。この修正オフ
セット値は、白鍵と隣接黒鍵とで同一の値になってい
る。以下第3図と同様にして、ステップS105でカウント
回路30c先頭アドレスに修正オフセット値が加算され、
ステップS106でカウンタ回路30cの7本のレジスタのア
ドレスがセットされ、次にステップS107で該当カウント
チャンネルの値が零にセット(クリア)される。
従ってこの例においては、7本のカウントチャンネル
を用いて全鍵に対応した押鍵速度の検出が可能となる。
なお、カウントチャンネルを共用することによる誤差処
理は、第4B図、第4C図又は第5図と同様である。
なお、上述の各実施例において、全鍵の鍵番号とカウ
ントチャンネルのアドレスとの対応テーブルに基づいて
チャンネル割り当てを行ってもよい。この場合には、第
3図、第8B図及び第10図に示すアドレスオフセット処理
はテーブル参照の処理に置き換えることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、押鍵速度を計測するカウンタ
回路の各カウントチャンネルに2つ以上の鍵を割り当て
るようにしたので、少ないカウントチャンネル数でより
多くの鍵操作の押鍵速度を検出することが可能となる。
また1つのカウントチャンネルが作動しているときに、
共用している他の鍵の操作があったときには、カウント
チャンネルのカウント値を再設定するので、1つのカウ
ントチャンネルが2つの鍵操作で同時に使用されても、
カウント誤差を必要最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子楽器の鍵タッチ情
報生成回路を示す要部ブロック図、第2図は鍵操作時の
メインフローチャート、第3図はカウンタ値設定処理の
フローチャート、第4A図〜第4C図は鍵操作のタイムチャ
ート、第5図はカウント値設定処理の別の例を示す鍵操
作のタイムチャート、第6図はカウント値設定処理の別
の例を示すフローチャート、第7図は本発明の別の実施
例を示す第1図と同様な電子楽器の要部ブロック図、第
8A図は鍵盤の上領域と下領域を示す図、第8B図は第7図
の実施例におけるカウンタ値設定処理のフローチャー
ト、第9図は本発明の更に別の実施例を示す電子楽器要
部ブロック図、第10図は第9図の実施例におけるカウン
タ値設定処理を示すフローチャートである。 なお、図面中に用いられている符号において、 1……鍵盤 2……押鍵検出回路 3……タッチ情報生成回路 4……楽音形成回路 5……波形ROM 30……カウンタ回路 32……書き込みアドレス生成回路 33……カウント初期値設定回路 34……読み出しアドレス生成回路 35……タッチデータ変換回路 である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各鍵ごとに設けられて夫々異なる深さで順
    次作動する第1のキースイッチ及び第2のキースイッチ
    と、 2つ以上の鍵に対応して1つのカウントチャンネルが割
    り当てられている、複数のカウンタから成るカウンタ回
    路と、 上記第1のキースイッチの作動に応答して、作動した鍵
    に対応するカウントチャンネルのカウンタ値を所定値に
    設定した後カウント動作させるカウンタ値設定手段と、 第2のキースイッチの作動に応答して、作動した鍵に対
    応するカウントチャンネルのカウンタ値を読み取るカウ
    ント値読み取り手段と、 読み取ったカウント値を作動した鍵に割り当てて、その
    鍵の押鍵速度に対応した鍵タッチデータを生成するタッ
    チデータ形成手段とを具備する電子楽器における鍵タッ
    チ情報生成回路。
  2. 【請求項2】上記カウンタ回路の各カウントチャンネル
    が、音程の異なる同音名の複数の鍵に割り当てられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の鍵タッチ情報生成
    回路。
  3. 【請求項3】上記カウント回路が、鍵盤の配列方向に2
    つに分割された領域に対応して設けられている、2つの
    カウントチャンネル群を備えると共に、各カウントチャ
    ンネルが2つ以上の鍵に割り当てられていることを特徴
    とする請求項1に記載の鍵タッチ情報生成回路。
  4. 【請求項4】上記カウンタ回路の各カウントチャンネル
    が、音程の異なる同音名の複数の鍵及び互いに隣接した
    白鍵と黒鍵とに割り当てられていることを特徴とする請
    求項1に記載の鍵タッチ情報生成回路。
  5. 【請求項5】上記第1のキースイッチの作動に応答して
    設定されるカウントチャンネルのカウント値が零である
    ことを特徴とする請求項1に記載の鍵タッチ情報生成回
    路。
  6. 【請求項6】上記カウンタ値設定手段が、上記カウント
    チャンネルに割り当てられた2つ以上の鍵の操作に対応
    する上記第1のキースイッチの連続した作動が、上記第
    2のキースイッチの作動前に生じたことを判定する手段
    と、 上記第1のキースイッチの後の作動に応答して該当カウ
    ントチャンネルのカウント値を読み取り、その値の1/2
    を該当カウントチャンネルのカウント値として再設定す
    る手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の鍵タッチ情報生成回路。
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