JP2587601B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2587601B2
JP2587601B2 JP6325259A JP32525994A JP2587601B2 JP 2587601 B2 JP2587601 B2 JP 2587601B2 JP 6325259 A JP6325259 A JP 6325259A JP 32525994 A JP32525994 A JP 32525994A JP 2587601 B2 JP2587601 B2 JP 2587601B2
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cartridge
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康男 大塚
順弘 片瀬
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、情報の書込みあるいは
読出しを可能としたディスクを収納した光ディスクカ
ートリッジを受け入れるディスク装置に関する。 【0002】 【従来の技術】直径86mmのフレキシブルディスク
は、米国規格案(ANSI X3B8/86-57)などによって規格
化された幅90mm、長さ94mm、厚さ3.3mmの
ケースに内蔵され、このケースにシャッタ部材が取り付
けられている(これを、以下、3.5”FD用カートリ
ッジという)。これに対して、直径80〜90mmの光
ディスクも、幅90mmまたは94.4mm,厚さ約6
mmまたは8mmのケースに収納することで規格化が進
められている(IS0,SC23)。このケースにもシャッタ部
材が取り付けられており、以下、これを光ディスクカー
トリッジという。 【0003】これら2種類のディスクに対するディスク
装置において、3.5”FD用カートリッジのディスク
装置には、光ディスクカートリッジは3.5”FD用カ
ートリッジに比べて厚さが増しているため、カートリッ
ジ挿入部に挿入できず、誤挿入を防止することができ
る。しかし、光ディスク用のディスク装置(光ディスク
装置)には、カートリッジ挿入部が大きいために、誤っ
て3.5”FD用カートリッジを挿入することが考えら
れる。こうした場合、ディスク装置内部の信号読取用
の光学ヘッドやディスク回転部などに損傷を与えること
が考えられ、これを未然に防ぐことが重要になる。 【0004】このような課題に対して、従来は直接的に
関係する技術はない。しかし、これに近いものとして、
例えば、特開昭53−71806号公報の第3図に、両
端部を切り落とした保護カバー、即ち、カートリッジが
示されている。このカートリッジは、ディスクであるビ
デオレコード盤を内蔵,保護し、レコード盤のみを抜き
取る構成をとっている。また、他の例として、特開昭5
7−86167号公報には、情報円盤(即ち、ディス
ク)を収納するカートリッジについて述べられている。
この発明は、カートリッジを斜めに挿入するのを防ぐこ
とが目的であり、そのために、カートリッジ挿入方向に
対して垂直方向から摺動自在なロールバーを設けてカー
トリッジを抑え、これにより、斜め挿入防止を達成して
いる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術のうち、特開昭53−71806号公報に記載の発明
では、上記カートリッジに設けられた2箇所の切落とし
部について、その作用,効果などの説明はなく、単に、
円盤状のビデオ・レコード盤に形状を近づけるべく切落
とし部を設けたにすぎない。さらに、これらの切落とし
部は、カートリッジ挿入方向の反対側に設けられたもの
であって、異種カートリッジの誤挿入を防止することと
は無関係である。 【0006】また、特開昭57−86167号公報に記
載の発明では、カートリッジの斜め挿入防止は達せられ
ているものの、異種カートリッジの誤挿入防止に係わる
ものではない。 【0007】以上のように、従来技術では、異種カート
リッジが挿入されるのを効果的に防ぐ手段が示されてい
なかった。 【0008】本発明の目的は、この異種カートリッジの
誤挿入を防止するものであって、特に、誤って3.5”
FD用カートリッバが挿入されるのを防ぐことができる
ようにしたディスク装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報が記録され、あるいは再生される光
ディスクを収納したものであって、 ほぼ四角形の平板状
に形成され、前記光ディスクが回転可能に収納され、前
記光ディスクの一部を外部に露出する開口部を有してな
るケースと、 前記ケースに移動可能に装着されて前記開
口部を開閉可能で、前記開口部を 開口させるための外力
を受ける受力部を有してなるシャッタ部材とを備えると
ともに、 前記ケースは、前記光ディスクのディスク面を
挾んだ第1,第2の平板面を 備え、これら平板面は、第
1の縁と、この第1の縁とほぼ垂直な第2,第3 の縁
と、前記第1の縁とほぼ平行な第4の縁とを有し、ま
た、その第2の平 板面側に一対状に配置された丸穴と長
穴とを有してなる基準穴を備え、前記 第2の平板面側と
は反対の第1の平板面側を前記第4の縁から前記第1の
へと向かう向きに見た所定姿勢において、前記第2の
縁が左側に、また、前 記第3の縁が右側に位置してな
り、 前記ケースは、ANSI規格に規定された3.5イ
ンチフレキシブルディス クカートリッジ用ケースと比較
して、前記第1の縁に沿った方向の幅がほぼ 等しく、ま
た、その全厚はより厚く形成されてなり、 前記シャッタ
部材は、前記ケースの前記第1の縁に沿って、前記第3
の縁方 向に位置して前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と、
前記第2の縁方向に位置し て前記開口部を開口する開口
位置との間を移動し、 前記ケースの前記開口部は、前記
第1の縁に沿った方向において、前記第1 の縁の中央部
近傍に対応する位置に配され、 前記ケースの前記第1の
縁と前記第2の縁とが交差する角部分に、前記第1 の縁
及び前記第2の縁に対してほぼ45度の角度をなすとと
もに、前記第1 の縁及び前記第2の縁に沿った各辺の長
さが約5mmをなして斜めに切り落 とし状とされた斜状
部が設けられ、この斜状部は、ANSI規格で規定され
た3.5インチフレキシブルディスクカートリッジ用ケ
ースに設けられた斜 状部と比較して、前記所定姿勢同士
で見たとき、前記第1の縁において互い に左右反対側の
角部分に配置されるとともに、ほぼ等しい角度及び各辺
の長 さで形成されてなり、 前記シャッタ部材の前記受力
部は、前記シャッタ部材が前記閉鎖位置と前記 開口位置
との間を移動するとき、前記ケースの前記第1の縁に沿
って前記第 3の縁と前記開口部との間で移動し、 前記ケ
ースの前記基準穴のうちの前記丸穴の中心を通り、かつ
前記第1の縁 と垂直をなす線上で、前記第1の縁と前記
斜状部とが境をなして なるものが用いられるべくしてな
光ディスクカートリッジをカートリッジ挿入部に受け
入れるものである。 【0010】そして、前記カートリッジ挿入部に、前記
斜状部に対応可能で、挿入が正しいかあるいは誤ってい
るかを判別可能の判別手段を設ける。 【0011】 【作用】本発明は、3.5”FD用カートリッジよりも
厚いディスク用カートリッジを受け入れるようにカート
リッジ挿入部が形成されているため、3.5インチフロ
ッピーディスク用カートリッジも誤って挿入されるおそ
れがある。しかし、このカートリッジ挿入部に上記の挿
入/阻害手段が形成されているため、3.5”FD用カ
ートリッジを正規方向で挿入しようとしても、この手段
によって挿入が阻害され、誤って3.5”FD用カート
リッジが挿入されることがない。従って、カートリッジ
挿入部には、上記の3.5”FD用カートリッジよりも
厚いディスク用カートリッジのみが挿入されることにな
る。 【0012】また、3.5”FD用カートリッジよりも
厚い上記のディスク用カートリッジがカートリッジ挿入
部に挿入されると、シャッタ開放手段がこのディスク用
カートリッジのシャッタを開放するように動作するため
に、3.5”FD用カートリッジがカートリッジ挿入部
に挿入されたときには、これが上記のディスク用カート
リッジよりも薄いため、シャッタ開放手段がシャッタを
開放しないような動作、即ち、誤動作を行なうおそれが
あるが、本発明では、カートリッジ挿入部に動作停止手
段が設けられ、3.5”FD用カートリッジが挿入され
たとき、この手段により、シャッタ開放手段の開放動作
が停止してしまうため、この動作停止したシャッタ開放
手段によって3.5”FD用カートリッジのそれ以上の
挿入が阻害される。 【0013】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明によるディスク装置の第1の実施
例の要部を示す構成図、図2は図1での光ディスクカー
トリッジの裏面からみた図である。 【0014】これらの図において、100は内部に光デ
ィスク104を収納,保護するカートリッジ(即ち、
ディスクカートリッジ)、200はこの実施例のディ
スク装置に設けられたカートリッジ挿入部である。10
1は、通常は閉じていて、光ディスクカートリッジ10
0がディスク装置に挿入されたときにスライドして開
くシャッタ部材、102はシャッタ部材101の開口
部、103は光ディスクカートリッジ100の開口部、
106は光ディスク104を回転するためのモータ回転
部(図示せず)が挿入される挿入口、107,108は
光ディスクカートリッジ100の各部寸法を規定するた
めの基準穴であるとともに、光ディスクカートリッジ
00がカートリッジ挿入部200に正確に挿入されたと
きの位置合わせに用いられる。 【0015】ここで、光ディスクカートリッジ100の
挿入側には、3.5”FD用カートリッジ(米国規格AN
SI X3B8/86-57など参照)の反対側の側端部に斜状の切
落とし部(以下、斜状部という)105が設けられてお
り、さらに、これに対向して、カートリッジ挿入部20
0には、異種カートリッジ誤挿入防止用のストッパ20
1が設けられている。 【0016】また、光ディスク104としては、凹凸状
ピットより成る再生専用の光ディスク、穴明けや相変
化,有機色素などを用いた追記式光ディスク及び光磁
気,相変化などの書換え型光ディスクを含む。 【0017】また、図3は図2に示す側から見た光ディ
スクカートリッジ100の説明図である。同図の実線で
示した斜状部105及びその反対側の側端部109は
ディスクカートリッジ100のものであり、破線で示し
た斜状部111及び側端部110は3.5”FD用カー
トリッジのものである。 【0018】この図3に示すように、光ディスクカート
リッジ100では、3.5”FD用カートリッジとは、
側縁部に平行な中心線に関して、斜状部105が反対側
に位置しており、さらに、この実施例では、カートリッ
ジ挿入部200に、正規の方向で挿入された光ディスク
カートリッジ100の斜状部105と対向した位置にス
トッパ201を設けている。そして、この斜状部105
を有する光ディスクカートリッジ100が挿入された場
合には、この斜状部105がストッパ201に接するこ
となく、正しい位置に光ディスクカートリッジ100が
装着される。 【0019】しかし、これ以外の、例えば、3.5”F
D用カートリッジのような異種カートリッジが挿入され
た場合には、その側端部110がストッパ201に当接
し、このため、このカートリッジは充分挿入されない。
従って、異種カートリッジの誤挿入を未然に防ぐことが
できる。この結果、ディスク装置の情報処理部である
光学ヘッドや光ディスク回転部の損傷をまぬがれること
になる。 【0020】この実施例に使用する光ディスクカートリ
ッジ100での斜状部105の位置は、幅90mmのカ
ートリッジの場合、基準穴108に対して下記の寸法を
選ぶことにより、3.5”FD用カートリッジとの共通
化を図ることができ、生産性及びカートリッジ挿入部の
設計などを簡略化できる。 【0021】 ここで、基準穴107,108間の距離L1は、3.
5”FD規格案(ANSI X3B8/86-57など)と同じであ
る。 【0022】幅94.4mmのカートリッジの場合は、
上記L1及びL2に、夫々4.4mmを加えた値が適切で
ある。 【0023】なお、光ディスクカートリッジ100とし
ては、特に、上記寸法にとらわれることなく、少なくと
も3.5”FD用カートリッジの斜状部111の反対側
の側端部110に新たな斜状部105を設けるようにし
てもよく、これに伴って、本発明でも、かかる新たな斜
状部105に対向したストッパ201を設けることによ
り、3.5”FD用カートリッジの誤挿入を防止するこ
とができる。 【0024】図4は光ディスクカートリッジ100の他
の具体例を示す構成図であり、図3と同方向より見た図
である。同図において、図3と同一番号を付したものは
同一部分である。また、図に示した基準穴107,10
8は、図3の場合と比較して、カートリッジ挿入側の反
対側に位置しているが、これらの位置は本質的なもの
はなく、これにとらわれない。 【0025】図4の実線で示すシャッタ部材101は
ディスクカートリッジ100のものであって、破線で示
した異種カートリッジである3.5”FD用カートリッ
ジでのシャッタ部材112に比べて、片側で寸法L3
け幅を狭く構成している。これによる作用,効果を以下
に説明する。 【0026】図5〜図8は図4に示した光ディスクカー
トリッジを用いる本発明によるディスク装置の第2の
実施例の動作説明図である。これらの図において、20
2は光ディスクカートリッジ100の挿入時にシャッタ
部材101を開くための第1のレバー、203は、光デ
ィスクカートリッジ100の挿入後、ディスク104
をモータ回転部に押しつける押しつけ装置を作動させる
ための第2のレバーであり、これら第1,第2のレバー
202,203はバネ204によって引張られている。
また、205は、シャッタ部材101が閉じた状態で
ディスクカートリッジ100が挿入されたとき、第2の
レバー203の作動を防ぐためのストッパである。 【0027】次に、この実施例の動作を説明する。図5
及び図6は、光ディスクカートリッジ100が正しく挿
入された場合の動作を示したものである。 【0028】即ち、光ディスクカートリッジ100がカ
ートリッジ挿入部200に矢印A方向に挿入されると、
第1のレバー202がシャッタ部材101の脇に当接し
光ディスクカートリッジ100の挿入に従って矢印
B方向に旋回し、シャッタ部材101の受力部101a
に開放力を与えてシャッタ部材101を矢印C方向にス
ライドさせる。光ディスクカートリッジ100がさらに
挿入されると、その端部が第2のレバー203に接して
これを押し、これによって押しつけ装置が作動して、挿
入口106を介して光ディスクカートリッジ100内の
ディスク104がモータ回転部に押しつけられる。こ
の状態でシャッタ部材101の開口部102とカートリ
ッジ開口部103とが一致して、ディスク装置は作動
状態となる。 【0029】次に、図7及び図8により、異種カートリ
ッジが挿入された場合のこの第2の実施例の動作を説明
する。但し、ここでは、3.5”FD用カートリッジが
挿入された場合を例にとり説明する。 【0030】上記のように、3.5”FD用カートリッ
100’でのシャッタ部材112は、光ディスクカー
トリッジ100のシャッタ部材101よりも幅が狭いた
め、3.5”FD用カートリッジ100’が挿入される
と、第1のレバー202がシャッタ部材112に当接し
て、この3.5”FD用カートリッジ100’が矢印A
方向にさらに進入するとともに、第1のレバー202は
矢印B方向に旋回するが、シャッタ部材112を引掛け
ることができず、その端面をすべるのみであり、シャッ
タ部材112を開くことができない。 【0031】このため、3.5”FD用カートリッジ1
00’はシャッタ部材112が閉状態のまま挿入される
ことになり、第1のレバー202は、図6に示した光デ
ィスクカートリッジ100を挿入した場合に比べて、挿
入側(即ち、矢印A側)に前進した位置にある。従っ
て、3.5”FD用カートリッジ100’が第2のレバ
ー203に接する前に、設けられているストッパ205
により、第1のレバー202を介して3.5”FD用カ
ートリッジ100’自体が停止される。 【0032】このようにして、第2のレバー203の作
動は妨げられ、モータ回転部や光学ヘッドなどの損傷を
未然に防ぐことができる。 【0033】ここで、光ディスクカートリッジのシャッ
タ部材101の幅寸法と3.5”FD用カートリッジの
シャッタ部材112幅寸法との片側の差L3は、2.
5mm以上とすることが望ましい。 【0034】また、図5〜図8には、本発明の第1の実
施例にかかわるストッパ201が設けられており、この
第2の実施例と合わせて、二重の異種カートリッジ誤挿
入防止機構を構成している。 【0035】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用する光ディスクカートリッジで、シャッタ部材が移
動する第1の縁に関して、3.5”FD用カートリッジ
とは左右反対側の角部に斜めに切り落とし状の斜状部が
設けられていることに対応して、光ディスクカートリッ
ジのこの斜状部を検出する手段を設け、この斜状部の有
無を検出する検出するものであるから、3.5”FD用
ディスクカートリッジが挿入されたときには、この手段
が斜状部を検出することができず、3.5”FD用ディ
スクカートリッジの誤挿入であることを判別することが
できる。 【0036】また、本発明によると、使用する光ディス
クカートリッジは、そのケースの開口部が、シャッタ部
材が移動する第1の縁に沿った方向において、この第1
の縁の中央部近傍に対応する位置に配され、この第1の
縁と第2の縁とが交差する角部分に斜状部が設けられ、
さらに、駆動手段から駆動力を受けるシャッタ部材の受
力部が、第1の縁に沿って、この第2の縁とは左右反対
側の第3の縁と上記開口部との間で移動するから、これ
ら開口部と斜状部とシャッタ部材の受力部とが第1の縁
に沿う方向に分離されて設定されることになり、このた
め、光ディスク装置においても、シャッタ部材の駆動手
段やヘッド手段,斜状部の検出手段の配置関係の設定が
容易となり、光ディスク装置の設計や組み立てを容易に
する。 さらに、本発明によれば、上記ケースの第2の平
板面に設けられる丸穴と長穴からなる基準穴のうちの丸
穴の中心を通り、かつ上記第1の縁と垂直をなす線上
で、上記第1の縁と上記斜状部とが境をなしているか
ら、即ち、この丸穴の中心が、X,Y軸双方向のケース
各部の形状寸法を規定する原点となるものであり、かか
る原点をもとにして斜状部の位置,形状(第1,第2の
縁に対してほぼ45度をなすことなど)が設定されてい
るものであるから、斜状部が高精度に設定されていて、
これに伴い、かかる斜状部の検出手段の位置を高精度に
設定することができて、かかる斜状部の検出を高精度化
することが可能となる。 さらに、本発明によれば、使用
する光ディスクカートリッジが、厚みや斜状部の位置に
違いがあるとしても、他の形状寸法については、3.
5”FD用ディスクカセットと共通化することができる
ものであるから、光ディスク装置においても、3.5”
FD用カートリッジを使用するディスク装置に関する設
計技術や生産技術などを適用するなどして、生産性の向
上やカセット挿入部の設計などの簡略化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるディスク装置の第1の実施例を
示す構成図である。 【図2】図1を裏側からみた図である。 【図3】図2に示す側から見た光ディスクカートリッジ
のカートリッジ挿入部での挿入状態を示す説明図であ
る。 【図4】光ディスクカートリッジの他の具体例を示す構
成図である。 【図5】本発明によるディスク装置の第2の実施例で
の図4に示した光ディスクカートリッジの挿入時の一状
態を示す図である。 【図6】本発明によるディスク装置の第2の実施例で
の図4に示した光ディスクカートリッジの挿入完了時の
状態を示す図である。 【図7】本発明によるディスク装置の第2の実施例で
の3.5”FD用カートリッジの挿入時の一状態を示す
図である。 【図8】本発明によるディスク装置の第2の実施例で
の3.5”FD用カートリッジの挿入完了時の状態を示
す図である。 【符号の説明】 100 光ディスクカートリッジ 100’ 3.5”FD用カートリッジ 101 光ディスクカートリッジ100のシャッタ部材101a 受力部 104 光ディスク 105 斜状部 112 3.5”FD用カートリッジ100’のシャッ
タ部材 200 カートリッジ挿入部 201 ストッパ 202 第1のレバー 203 第2のレバー 204 バネ 205 ストッパ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.情報の書込みあるいは読出しを可能としたディス
    クをケースに収納した光ディスクカートリッジをカート
    リッジ挿入部に受け入れ可能の光ディスク装置であっ
    て、前記光ディスクカートリッジは、 情報が記録され、あるいは再生される光ディスクと、 ほぼ四角形の平板状に形成され、前記光ディスクが回転
    可能に収納され、前 記光ディスクの一部を外部に露出す
    る開口部を有してなるケースと、 前記ケースに移動可能に装着されて前記開口部を開閉可
    能で、前記開口部を 開口させるための外力を受ける受力
    部を有してなるシャッタ部材と を備えるとともに、 前記ケースは、前記光ディスクのディスク面を挾んで第
    1,第2の平板面を 備え、これら平板は、第1の縁
    と、この第1の縁とほぼ垂直な第2,第3 の縁と、前記
    第1の縁とほぼ平行な第4の縁とを有し、また、その第
    2の平 板面側に一対状に配置された丸穴と長穴とを有し
    てなる基準穴を備え、前記 第2の平板面側とは反対の第
    1の平板面側を前記第4の縁から前記第1の縁 へと向か
    う向きに見た所定姿勢において、前記第2の縁が左側
    に、また、前 記第3の縁が右側に位置してなり、 前記ケースは、ANSI規格に規定された3.5インチ
    フレキシブルディス クカートリッジと比較して、前記第
    1の縁に沿った方向の幅がほぼ等しく、 また、その全厚
    はより厚く形成されてなり、 前記シャッタ部材は、前記ケースの前記第1の縁に沿っ
    て、前記第3の縁方 向に位置して前記開口部を閉鎖する
    閉鎖位置と、前記第2の縁方向に位置し て前記開口部を
    開口する開口位置との間を移動し、 前記ケースの前記開口部は、前記第1の縁に沿った方向
    において、前記第1 の縁の中央部近傍に対応する位置に
    配され、 前記ケースの前記第1の縁と前記第2の縁とが交差する
    角部分に、前記第1 の縁及び前記第2の縁に対してほぼ
    45度の角度をなすとともに、前記第1 の縁及び前記第
    2の縁に沿った各辺の長さが約5mmをなして斜めに切
    り落 とし状とされた斜状部が設けられ、この斜状部は、
    ANSI規格で規定され た3.5インチフレキシブルデ
    ィスクカートリッジに設けられた斜状部と比 較して、前
    記所定姿勢同士で見たとき、前記第1の縁において互い
    に左右反 対側の角部分に配置されるとともに、ほぼ等し
    い角度及び各辺の長さで形成されてなり、 前記シャッタ部材の前記受力部は、前記シャッタ部材が
    前記閉鎖の位置と前 記開口位置との間を移動するとき、
    前記ケースの前記第1の縁に沿って前記 第3の縁と前記
    開口部との間で移動し、 前記ケースの前記基準穴のうちの前記丸穴の中心を通
    り、かつ前記第1の縁と垂直をなす線上で、前記第1の
    縁と前記斜状部とが境をなして なるものが用いられるべ
    くしてなり、 前記カートリッジ挿入部に、前記斜状部の有無を検出す
    ることにより、挿入されたディスクカートリッジが正規
    の方向で挿入された前記光ディスクカートリッジである
    か否かを判別可能な判別手段を設けてなる ことを特徴と
    するディスク装置。
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