JP2587601C - - Google Patents

Info

Publication number
JP2587601C
JP2587601C JP2587601C JP 2587601 C JP2587601 C JP 2587601C JP 2587601 C JP2587601 C JP 2587601C
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
cartridge
optical disk
case
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
Other languages
English (en)
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Publication date

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、情報の書込みあるいは読出しを可能とした光ディスクを収納した光
ディスクカートリッジを受け入れる光ディスク装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 直径86mmのフレキシブルディスクは、米国規格案(ANSI X3B8/86-57)な
どによって規格化された幅90mm,長さ94mm,厚さ3.3mmのケースに
内蔵され、このケースにシャッタ部材が取り付けられている(これを、以下、3
.5”FD用カートリッジという)。これに対して、直径80〜90mmの光デ
ィ スクも、幅90mmまたは94.4mm,厚さ約6mmまたは8mmのケースに
収納することで規格化が進められている(ISO,SC23)。このケースにもシャッタ部
材が取り付けられており、以下、これを光ディスクカートリッジという。 【0003】 これら2種類のディスクに対するディスク装置において、3.5”FD用カー
トリッジのディスク装置には、光ディスクカートリッジは3.5”FD用カート
リッジに比べて厚さが増しているため、カートリッジ挿入部に挿入できず、誤挿
入を防止することができる。しかし、光ディスク用のディスク装置(光ディスク
装置)には、カートリッジ挿入部が大きいために、誤って3.5”FD用カート
リッジを挿入することが考えられる。こうした場合、光ディスク装置内部の信号
読取用の光学ヘッドやディスク回転部などに損傷を与えることが考えられ、これ
を未然に防ぐことが重要になる。 【0004】 このような課題に対して、従来は直接的に関係する技術はない。しかし、これ
に近いものとして、例えば、特開昭53−71806号公報の第3図に、両端部
を切り落とした保護カバー、即ち、カートリッジが示されている。このカートリ
ッジは、ディスクであるビデオレコード盤を内蔵,保護し、レコード盤のみを抜
き取る構成をとっている。また、他の例として、特開昭57−86167号公報
には、情報円盤(即ち、ディスク)を収納するカートリッジについて述べられて
いる。この発明は、カートリッジを斜めに挿入するのを防ぐことが目的であり、
そのために、カートリッジ挿入方向に対して垂直方向から摺動自在なロールバー
を設けてカートリッジを抑え、これにより、斜め挿入防止を達成している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記の従来技術のうち、特開昭53−71806号公報に記載の発明
では、上記カートリッジに設けられた2箇所の切落とし部について、その作用,
効果などの説明はなく、単に、円盤状のビデオ・レコード盤に形状を近づけるべ
く切落とし部を設けたにすぎない。さらに、これらの切落とし部は、カートリッ
ジ挿入方向の反対側に設けられたものであって、異種カートリッジの誤挿入を防 止することとは無関係である。 【0006】 また、特開昭57−86167号公報に記載の発明では、カートリッジの斜め
挿入防止は達せられているものの、異種カートリッジの誤挿入防止に係わるもの
ではない。 【0007】 以上のように、従来技術では、異種カートリッジが挿入されるのを効果的に防
ぐ手段が示されていなかった。 【0008】 本発明の目的は、この異種カートリッジの誤挿入を防止するものであって、特
に、誤って3.5”FD用カートリッジが挿入されるのを防ぐことができるよう
にした光ディスク装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明は、情報が記録され、あるいは再生される
光ディスクを収納したものであって、ほぼ四角形の平板状に形成され、前記光デ
ィスクが回転可能に収納され、前記光ディスクの一部を外部に露出する開口部を
有してなるケースと、前記ケースに移動可能に装着されて前記開口部を開閉可能
で、前記開口部を開口させるための外力を受ける受力部を有してなるシャッタ部
材とを備えるとともに、前記ケースは、前記光ディスクのディスク面を挾んだ第
1,第2の平板面を備え、これら平板面は、第1の縁と、この第1の縁とほぼ垂
直な第2.第3の縁と、前記第1の縁とほぼ平行な第4の縁とを有し、また、そ
の第2の平板面側に一対状に配列された丸穴と長穴とを有してなる基準穴を備え
、前記第2の平板面側とは反対の第1の平板面側を前記第4の縁から前記第1の
縁へと向かう向きに見た所定姿勢において、前記第2の縁が左側に、また、前記
第3の縁が右側に位置してなり、前記ケースは、ANSI規格に規定された3.
5インチフレキシブルディスクカートリッジ用ケースと比較して、前記第1の縁
に沿った方向の幅がほぼ等しく、また、その全厚はより厚く形成されてなり、前
記シャッタ部材は、前記ケースの前記第1の縁に沿って、前記第3の縁方向に位
置 して前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と、前記第2の縁方向に位置して前記開口部
を開口する開口位置との間を移動し、前記ケースの前記開口部は、前記第1の縁
に沿った方向において、前記第1の縁の中央部近傍に対応する位置に配され、前
記ケースの前記第1の縁と前記第2の縁とが交差する角部分に、前記第1の縁及
び前記第2の縁に対してほぼ45度の角度をなすとともに、前記第1の縁及び前
記第2の縁に沿った各辺の長さが約5mmをなして斜めに切り落とし状とされた
斜状部が設けられ、この斜状部は、ANSI規格で規定された3.5インチフレ
キシブルディスクカートリッジ用ケースに設けられた斜状部と比較して、前記所
定姿勢同士で見たとき、前記第1の縁において互いに左右反対側の角部分に配置
されるとともに、ほぼ等しい角度及び各辺の長さで形成されてなり、前記シャッ
タ部材の前記受力部は、前記シャッタ部材が前記閉鎖位置と前記開口位置との間
を移動するとき、前記ケースの前記第1の縁に沿って前記第3の縁と前記開口部
との間で移動し、前記ケースの前記基準穴のうちの前記丸穴の中心を通り、かつ
前記第1の縁と垂直をなす線上で、前記第1の縁と前記斜状部とが境をなしてな
るものが用いられるべくしてなる光ディスクカートリッジをカートリッジ挿入部
に受け入れるものである。 【0010】 そして、前記カートリッジ挿入部に、前記斜状部に対応可能で、正規の方向で
挿入される光ディスクカートリッジに対しては、情報の書込みあるいは読出しを
可能とする所定の位置への受け入れを可能なものとし、異種カートリッジである
3.5インチフレキシブルディスクカートリッジに対しては、かかる所定の位置
への受け入れを禁止すべきものとする手段を設ける。 【0011】 【作用】 本発明は、3.5”FD用カートリッジよりも厚いディスク用カートリッジを
受け入れるようにカートリッジ挿入部が形成されているため、3.5インチフロ
ッピーディスク用カートリッジも誤って挿入されるおそれがある。しかし、この
カートリッジ挿入部に上記の挿入/阻害手段が形成されているため、3.5”F
D用カートリッジを正規方向で挿入しようとしても、この手段によって挿入が阻 害され、誤って3.5”FD用カートリッジが挿入されることがない。従って、
カートリッジ挿入部には、上記の3.5”FD用カートリッジよりも厚いディス
ク用カートリッジのみが挿入されることになる。 【0012】 また、3.5”FD用カートリッジよりも厚い上記のディスク用カートリッジ
がカートリッジ挿入部に挿入されると、シャッタ開放手段がこのディスク用カー
トリッジのシャッタを開放するように動作するために、3.5”FD用カートリ
ッジがカートリッジ挿入部に挿入されたときには、これが上記のディスク用カー
トリッジよりも薄いため、シャッタ開放手段がシャッタを開放しないような動作
、即ち、誤動作を行なうおそれがあるが、本発明では、カートリッジ挿入部に動
作停止手段が設けられ、3.5”FD用カートリッジが挿入されたとき、この手
段により、シャッタ開放手段の開放動作が停止してしまうため、この動作停止し
たシャッタ開放手段によって3.5”FD用カートリッジのそれ以上の挿入が阻
害される。 【0013】 【実施例】 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。 図1は、本発明による光ディスク装置の第1の実施例の要部を示す構成図、図
2は図1での光ディスクカートリッジの裏面からみた図である。 【0014】 これらの図において、100は内部に光ディスク104を収納,保護するカー
トリッジ(即ち、光ディスクカートリッジ)、200はこの実施例の光ディスク
装置に設けられたカートリッジ挿入部である。101は、通常は閉じていて、光
ディスクカートリッジ100が光ディスク装置に挿入されたときにスライドして
開くシャッタ部材、102はシャッタ部材101の開口部、103は光ディスク
カートリッジ100の開口部、106は光ディスク104を回転するためのモー
タ回転部(図示せず)が挿入される挿入口、107,108は光ディスクカート
リッジ100の各部寸法を規定するための基準穴であるとともに、光ディスクカ
ートリッジ100がカートリッジ挿入部200に正確に挿入されたときの位置合 わせに用いられる。 【0015】 ここで、光ディスクカートリッジ100の挿入側には、3.5”FD用カート
リッジ(米国規格ANSI X3B8/86-57など参照)の反対側の側端部に斜状の切落と
し部(以下、斜状部という)105が設けられており、さらに、これに対向して
、カートリッジ挿入部200には異種カートリッジ誤挿入防止用のストッバ20
1が設けられている。 【0016】 また、光ディスク104としては、凹凸状ピットより成る再生専用の光ディス
ク、穴明けや相変化,有機色素などを用いた追記式光ディスク及び光磁気,相変
化などの書換え型光ディスクを含む。 【0017】 また、図3は図2に示す側から見た光ディスクカートリッジ100の説明図で
ある。同図の実線で示した斜状部105及びその反対側の側端部109は光ディ
スクカートリッジ100のものであり、破線で示した斜状部111及び側端部1
10は3.5”FD用カートリッジのものである。 【0018】 この図3に示すように、光ディスクカートリッジ100では、3.5”FD用
カートリッジとは、側縁部に平行な中心線に関して、斜状部105が反対側に位
置しており、さらに、この実施例では、カートリッジ挿入部200に、正規の方
向で挿入された光ディスクカートリッジ100の斜状部105と対向した位置に
ストッパ201を設けている。そして、この斜状部105を有する光ディスクカ
ートリッジ100が挿入された場合には、この斜状部105がストッパ201に
接することなく、正しい位置に光ディスクカートリッジ100が装着される。 【0019】 しかし、これ以外の、例えば、3.5”FD用カートリッジのような異種カー
トリッジが挿入された場合には、その側端部110がストッパ201に当接し、
このため、このカートリッジは充分挿入されない。従って、異種カートリッジの
誤挿入を未然に防ぐことができ、この結果、光ディスク装置の情報処理部である 光学ヘッドや光ディスク回転部の損傷をまぬがれることになる。 【0020】 この実施例に使用する光ディスクカートリッジ100での斜状部105の位置
は、幅90mmのカートリッジの場合、基準穴108に対して下記の寸法を選ぶ
ことにより、3.5”FD用カートリッジとの共通化を図ることができ、生産性
及びカートリッジ挿入部の設計などを簡略化できる。 【0021】 L1=80±0.2mm L2=85±0.2mm θ1=45° ここで、基準穴107,108間の距離L1は、3.5”FD規格案(ANSI X3
B8/86-57など)と同じである。 【0022】 幅94.4mmのカートリッジの場合は、上記L1及びL2に、夫々4.4mm
を加えた値が適切である。 【0023】 なお、光ディスクカートリッジ100としては、特に、上記寸法にとらわれる
ことなく、少なくとも3.5”FD用カートリッジの斜状部111の反対側の側
端部110に新たな斜状部105を設けるようにしてもよく、これに伴って、本
発明でも、かかる新たな斜状部105に対向したストッパ201を設けることに
より、3.5”FD用カートリッジの誤挿入を防止することができる。 【0024】 図4は光ディスクカートリッジ100の他の具体例を示す構成図であり、図3
と同方向より見た図である。同図において、図3と同一番号を付したものは同一
部分である。また、図に示した基準穴107,108は、図3の場合と比較して
、カートリッジ挿入側の反対側に位置しているが、これらの位置は本質なもので
はなく、これにとらわれない。 【0025】 図4の実線で示すシャッタ部材101は光ディスクカートリッジ100のもの であって、破線で示した異種カートリッジである3.5”FD用カートリッジで
のシャッタ部材112に比べて、片側で寸法L3だけ幅を狭く構成してある。 これによる作用,効果を以下に説明する。 【0026】 図5〜図8は図4に示した光ディスクカートリッジを用いる本発明による光デ
ィスク装置の第2の実施例の動作説明図である。これらの図において、202は
光ディスクカートリッジ100の挿入時にシャッタ部材101を開くための第1
のレバー、203は、光ディスクカートリッジ100の挿入後、光ディスク10
4をモータ回転部に押しつける押しつけ装置を作動されるための第2のレバーで
あり、これら第1,第2のレバー202,203はバネ204によって引張られ
ている。また、205は、シャッタ部材101が閉じた状態で光ディスクカート
リッジ100が挿入されたとき、第2のレバー203の作動を防ぐためのストッ
パである。 【0027】 次に、この実施例の動作を説明する。 図5及び図6は、光ディスクカートリッジ100が正しく挿入された場合の動
作を示したものである。 【0028】 即ち、光ディスクカートリッジ100がカートリッジ挿入部200に矢印A方
向に挿入されると、第1のレバー202がシャッタ部材101の脇に当接して、
光ディスクカートリッジ100の挿入に従って矢印B方向に旋回し、シャッタ部
材101の受力部101aに開放力を与えてシャッタ部材101を矢印C方向に
スライドさせる。光ディスクカートリッジ100がさらに挿入されると、その端
部が第2のレバー203に接してこれを押し、これによって押しつけ装置が作動
して、挿入口106を介して光ディスクカートリッジ100内の光ディスク10
4がモータ回転部に押しつけられる。この状態でシャッタ部材101の開口部1
02とカートリッジ開口部103とが一致し、光ディスク装置は作動状態となる
。 【0029】 次に、図7及び図8により、異種カートリッジが挿入された場合のこの第2の
実施例の動作を説明する。但し、ここでは、3.5”FD用カートリッジが挿入
された場合を例にとり説明する。 【0030】 上記のように、3.5”FD用カートリッジ100’でのシャッタ部材112
は、光ディスクカートリッジ100のシャッタ部材101よりも幅が狭いため、
3.5”FD用カートリッジ100’が挿入されると、第1のレバー202がシ
ャッタ部材112に当接して、この3.5”FD用カートリッジ100’が矢印
A方向にさらに進入するとともに、第1のレバー202は矢印B方向に旋回する
が、シャッタ部材112を引掛けることはできず、その端面をすべるのみであり
、シャッタ部材112を開くことができない。 【0031】 このため、3.5”FD用カートリッジ100’はシャッタ部材112が閉状
態のまま挿入されることになり、第1のレバー202は、図6に示した光ディス
クカートリッジ100を挿入した場合に比べて、挿入側(即ち、矢印A側)に前
進した位置にある。従って、3.5”FD用カートリッジ100’が第2のレバ
ー203に接する前に、設けられているストッパ205により、第1のレバー2
02を介して3.5”FD用カートリッジ100’自体が停止される。 【0032】 このようにして、第2のレバー203の作動は妨げられ、モータ回転部や光学
ヘッドなどの損傷を未然に防ぐことができる。 【0033】 ここで、光ディスクカートリッジのシャッタ部材101の幅寸法と3.5”F
D用カートリッジのシャッタ部材112の幅寸法との片側の差L3は、2.5m
m以上とすることが望ましい。 【0034】 また、図5〜図8には、本発明の第1の実施例にかかわるストッパ201が設
けられており、この第2の実施例と合わせて、二重の異種カートリッジ誤挿入防
止機構を構成している。 【0035】 【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、使用する光ディスクカートリッジで、
シャッタ部材が移動する第1の縁に関して、3.5”FD用カートリッジとは左
右反対側の角部に斜めに切り落とし状の斜状部が設けられていることに対応して
、光ディスクカートリッジのこの斜状部を検出する手段を設け、この斜状部の有
無を検出する検出するものであるから、3.5”FD用ディスクカートリッジが
挿入されたときには、この手段が斜状部を検出することができず、3.5”FD
用ディスクカートリッジの誤挿入であることを判別することができる。 【0036】 また、本発明によると、使用する光ディスクカートリッジは、そのケースの開
口部が、シャッタ部材が移動する第1の縁に沿った方向において、この第1の縁
の中央部近傍に対応する位置に配され、この第1の縁と第2の縁とが交差する角
部に斜状部が設けられ、さらに、駆動手段から駆動力を受けるシャッタ部材の受
力部が、第1の縁に沿って、この第2の縁とは左右反対側の第3の縁と上記開口
部との間で移動するから、これら開口部と斜状部とシャッタ部材の受力部とが第
1の縁に沿う方向に分離されて設定されることになり、このため、光ディスク装
置においても、シャッタ部材の駆動手段やヘッド手段、斜状部の検出手段の配置
関係の設定が容易となり、光ディスク装置の設計や組み立てを容易にする。さら
に、本発明によれば、上記ケースの第2の平板面に設けられる丸穴と長穴からな
る基準穴のうちの丸穴の中心を通り、かつ上記第1の縁と垂直をなす線上で、上
記第1の縁と上記斜状部とが境をなしているから、即ち、この丸穴の中心が、X
,Y軸双方向のケース各部の形状寸法を規定する原点となるものであり、かかる
原点をもとにして斜状部の位置,形状(第1,第2の縁に対してほぼ45度をな
すことなど)が設定されているものであるから、斜状部が高精度に設定されてい
て、これに伴い、かかる斜状部の検出手段の位置を高精度に設定することができ
て、かかる斜状部の検出を高精度化することが可能となる。さらに、本発明によ
れば、使用する光ディスクカートリッジが、厚みや斜状部の位置に違いがあると
しても、他の形状寸法については、3.5”FD用ディスクカセットと共通化す
ることが できるものであるから、光ディスク装置においても、3.5”FD用カートリッ
ジを使用するディスク装置に関する設計技術や生産技術などを適用するなどして
、生産性の向上やカセット挿入部の設計などの簡略化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による光ディスク装置の第1の実施例を示す構成図である。 【図2】 図1を裏面側からみた図である。 【図3】 図2に示す側から見た光ディスクカートリッジのカートリッジ挿入部での挿入
状態を示す説明図である。 【図4】 光ディスクカートリッジの他の具体例を示す構成図である。 【図5】 本発明による光ディスク装置の第2の実施例での図4に示した光ディスクカー
トリッジの挿入時の一状態を示す図である。 【図6】 本発明による光ディスク装置の第2の実施例での図4に示した光ディスクカー
トリッジの挿入完了時の状態を示す図である。 【図7】 本発明による光ディスク装置の第2の実施例での3.5”FD用カートリッジ
の挿入時の一状態を示す図である。 【図8】 本発明による光ディスク装置の第2の実施例での3.5”FD用カートリッジ
の挿入完了時の状態を示す図である。 【符号の説明】 100 光ディスクカートリッジ 100’ 3.5”FD用カートリッジ 101 光ディスクカートリッジ100のシャッタ部材 101a 受力部 104 光ディスク 105 斜状部 112 3.5”FD用カートリッジ100’のシャッタ部材 200 カートリッジ挿入部 201 ストッパ 202 第1のレバー 203 第2のレバー 204 バネ 205 ストッパ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.情報の書込みあるいは読出しを可能とした光ディスクをケースに収納した光
    ディスクカートリッジをカートリッジ挿入部に受け入れ可能の光ディスク装置で
    あって、 前記光ディスクカートリッジは、 情報が記録され、あるいは再生される光ディスクと、 ほぼ四角形の平板状に形成され、前記光ディスクが回転可能に収納され、前記
    光ディスクの一部を外部に露出する開口部を有してなるケースと、 前記ケースに移動可能に装着されて前記開口部を開閉可能で、前記開口部を開
    口させるための外力を受ける受力部を有してなるシャッタ部材と を備えるとともに、 前記ケースは、前記光ディスクのディスク面を挾んで第1,第2の平板面を備
    え、これら平板面は、第1の縁と、この第1の縁とほぼ垂直な第2.第3の縁と
    、前記第1の縁とほぼ平行な第4の縁とを有し、また、その第2の平板面側に一
    対状に配列された丸穴と長穴とを有してなる基準穴を備え、前記第2の平板面側
    とは反対の第1の平板面側を前記第4の縁から前記第1の縁へと向かう向きに見
    た所定姿勢において、前記第2の縁が左側に、また、前記第3の縁が右側に位置
    してなり、 前記ケースは、ANSI規格に規定された3.5インチフレキシブルディスク
    カートリッジと比較して、前記第1の縁に沿った方向の幅がほぼ等しく、また、
    その全厚はより厚く形成されてなり、 前記シャッタ部材は、前記ケースの前記第1の縁に沿って、前記第3の縁方向
    に位置して前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と、前記第2の縁方向に位置して前記
    開口部を開口する開口位置との間を移動し、 前記ケースの前記開口部は、前記第1の縁に沿った方向において、前記第1の
    縁の中央部近傍に対応する位置に配され、 前記ケースの前記第1の縁と前記第2の縁とが交差する角部分に、前記第1の 縁及び前記第2の縁に対してほぼ45度の角度をなすとともに、前記第1の縁及
    び前記第2の緑に沿った各辺の長さが約5mmをなして斜めに切り落とし状とさ
    れた斜状部が設けられ、この斜状部は、ANSI規格で規定された3.5インチ
    フレキシブルディスクカートリッジに設けられた斜状部と比較して、前記所定姿
    勢同士で見たとき、前記第1の縁において互いに左右反対側の角部分に配置され
    るとともに、ほぼ等しい角度及び各辺の長さで形成されてなり、 前記シャッタ部材の前記受力部は、前記シャッタ部材が前記閉鎖の位置と前記
    開口位置との間を移動するとき、前記ケースの前記第1の縁に沿って前記第3の
    縁と前記開口部との間で移動し、 前記ケースの前記基準穴のうちの前記丸穴の中心を通り、かつ前記第1の縁と
    垂直をなす線上で、前記第1の縁と前記斜状部とが境をなしてなるものが用いら
    れるべくしてなり、 前記カートリッジ挿入部に、前記斜状部の有無を検出することにより、前記カ
    ートリッジ挿入部に正規の方向で挿入された前記光ディスクカートリッジに対し
    ては前記情報の書込みあるいは読出しを可能とする位置への受け入れを可能なも
    のとし、前記カートリッジ挿入部に挿入された前記ANSI規格で規定された3
    .5インチフレキシブルディスクカートリッジに対しては該受け入れを禁止すべ
    きものとする手段を設けてなることを特徴とする光ディスク装置。

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5991260A (en) Disk cartridge and disk device using the same
US4780784A (en) Record disk cartridge-shutter combination
EP0533463B1 (en) Disc cartridge with mistaken recording inhibiting mechanism
JPH0766618B2 (ja) 光ディスク用カートリッジ
EP1152418A1 (en) Disk cartridge device and disk cartridge
JPH02287966A (ja) 標準寸法ローディング開孔を有する装置
JP3481040B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2587601C (ja)
US6115212A (en) Structure for preventing misinsertion of recording-medium cartridges
JPH1196718A (ja) ディスクカートリッジ及びディスク装置
JP2710925B2 (ja) 光ディスクカートリッジ
JP2612434B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2587602B2 (ja) 光ディスクカートリッジ
JP3106587B2 (ja) ディスクケースおよび光ディスク装置
JP2587153Y2 (ja) 記録媒体の挿入装置
JP2651333B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2587601B2 (ja) 光ディスク装置
JP2802269B2 (ja) ディスク装置
JP2607054B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2644716B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH063675B2 (ja) デイスクケース
JP2621567B2 (ja) 記録再生装置
JP2728163B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH05234223A (ja) ディスクカートリッジの誤挿入防止機構
JPH07334965A (ja) 情報記録媒体カートリッジおよび誤挿入防止装置