JP2587053B2 - 多色印刷機における見当合わせ誤差補正方法および装置 - Google Patents
多色印刷機における見当合わせ誤差補正方法および装置Info
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- JP2587053B2 JP2587053B2 JP62104897A JP10489787A JP2587053B2 JP 2587053 B2 JP2587053 B2 JP 2587053B2 JP 62104897 A JP62104897 A JP 62104897A JP 10489787 A JP10489787 A JP 10489787A JP 2587053 B2 JP2587053 B2 JP 2587053B2
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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- G01B11/002—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring two or more coordinates
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多色印刷機の版胴上において少なくとも１
つのフレキシブルな個々の色の印刷版の位置を調節する
ことにより行われる見当合わせ誤差補正方法および装置
に関する。
つのフレキシブルな個々の色の印刷版の位置を調節する
ことにより行われる見当合わせ誤差補正方法および装置
に関する。
従来技術 多色印刷における色の整合誤差もしくは見当合せ誤差
（色ずれ）を測定して補正するための装置は公知であ
る。大日本印刷株式会社の刊行物「テレカーソル（TELE
CURSOR）」から、多色印刷物の十字形レジスタマーク
を、カラーテレビジョンスクリーン上に結像して、密接
に隣接して印刷された種々異なるレジスタマークの交点
を、スクリーン上でライトペンを用いて測定することは
公知である。このようにして得られたデータはコンピュ
ータへ送られ、コンピュータはこのデータを評価処理し
てプリンタへ供給し、それにより測定価を印字出力す
る。この場合、見当調整装置を用いたオフラインおよび
オンラインでの調整が可能である。これらの装置におけ
る欠点は、密接に隣接して位置する複数の色のレジスタ
マークを評価して相互間で調節することしかできない点
にある。
（色ずれ）を測定して補正するための装置は公知であ
る。大日本印刷株式会社の刊行物「テレカーソル（TELE
CURSOR）」から、多色印刷物の十字形レジスタマーク
を、カラーテレビジョンスクリーン上に結像して、密接
に隣接して印刷された種々異なるレジスタマークの交点
を、スクリーン上でライトペンを用いて測定することは
公知である。このようにして得られたデータはコンピュ
ータへ送られ、コンピュータはこのデータを評価処理し
てプリンタへ供給し、それにより測定価を印字出力す
る。この場合、見当調整装置を用いたオフラインおよび
オンラインでの調整が可能である。これらの装置におけ
る欠点は、密接に隣接して位置する複数の色のレジスタ
マークを評価して相互間で調節することしかできない点
にある。
特に枚葉紙輪転印刷機においては、レジスタマークの
相対位置によっても個々の色の整合品質に関して特定を
下せない場合が多々ある。また、並置された異なった色
の陰画および陽画印刷面の方が、異なった色のレジスタ
マークの相対位置よりも良好な整合品質の尺度となる場
合がしばしばある。特に困るのは、たとえば薄肉の秒針
を有する時計の多色像である。また、隣接の色に対する
ある色の斜め位置は２つのレジスタマークを用いた方式
でしか測定できず、この場合に基準色に対する第２の色
の位置は、偏差している色の版胴上の印刷版の位置を傾
けることにより補償される。しかしながら、偏差してい
る１つまたは複数の色の印刷版の傾斜位置設定には時間
がかかる。それというのは、このような傾斜位置はオペ
レータが経験的に求めなければならず、オペレータの熟
練度に依存するからである。さらに、ライトペンを用い
る方式でも充分に正確なデータは得られない。
相対位置によっても個々の色の整合品質に関して特定を
下せない場合が多々ある。また、並置された異なった色
の陰画および陽画印刷面の方が、異なった色のレジスタ
マークの相対位置よりも良好な整合品質の尺度となる場
合がしばしばある。特に困るのは、たとえば薄肉の秒針
を有する時計の多色像である。また、隣接の色に対する
ある色の斜め位置は２つのレジスタマークを用いた方式
でしか測定できず、この場合に基準色に対する第２の色
の位置は、偏差している色の版胴上の印刷版の位置を傾
けることにより補償される。しかしながら、偏差してい
る１つまたは複数の色の印刷版の傾斜位置設定には時間
がかかる。それというのは、このような傾斜位置はオペ
レータが経験的に求めなければならず、オペレータの熟
練度に依存するからである。さらに、ライトペンを用い
る方式でも充分に正確なデータは得られない。
発明の解決しようとする課題 本発明の課題は、極めて正確にしかも簡単なやりかた
で、側方誤差、周方向誤差、オフセット誤差、繰出方向
誤差および幅方向延伸誤差を測定し、オペレータに対し
補正用の調整値を与えるか、あるいは得られた値をじか
に評価論理装置へ供給し、この評価論理装置で補正に必
要とされる調整値を計算して調整装置へ供給する方法、
ならびにこの方法を実施するための装置を提供すること
にある。
で、側方誤差、周方向誤差、オフセット誤差、繰出方向
誤差および幅方向延伸誤差を測定し、オペレータに対し
補正用の調整値を与えるか、あるいは得られた値をじか
に評価論理装置へ供給し、この評価論理装置で補正に必
要とされる調整値を計算して調整装置へ供給する方法、
ならびにこの方法を実施するための装置を提供すること
にある。
課題を解決するための手段および利点 本発明によればこの課題は、個々の各色印刷版を多色
印刷機の版胴上に取り付け、前記の個々の各色印刷版に
おける印刷面出発線からの調節手段の初期位置を求め、
該調節手段は、版前端部のクランプバーに空間的に固定
されている第１および第２の印刷版旋回中心点を有して
おり、該第１および第２の印刷版旋回中心点の間の間隔
を求め、前記の個々の各色印刷版上に間隔をおいて配置
された第１および第２の前方のレジスタマーク間の間隔
を求め、前記の個々の各印刷版上における前記の第１の
前方のレジスタマークと第１の後方のレジスタマークと
の間隔を求め、間隔をおいて配置された複数のレジスタ
マーク群を有する多色刷りの枚葉紙を印刷し、各レジス
タマーク群中のレジスタマークの各々は、前記の多色刷
りの枚葉紙に印刷された複数の色のうちの１つにそれぞ
れ対応するものであり、印刷された前記枚葉紙を測定テ
ーブル上に配置し、間隔をおいて配置された前記レジス
タマーク群の各々について位置座標を求め、間隔をおい
て配置された前記の各レジスタ群中のレジスタマークの
各々の間の位置の差を求め、多色印刷機における前記の
個々の各色印刷版を位置合わせするために、前記位置座
標と、前記の位置の差と、第１および第２の印刷版旋回
中心点の間の間隔と、第１および第２の前方のレジスタ
マーク間の間隔と、空間的に固定されている第１および
第２の印刷版旋回中心点の印刷面出発線からの初期位置
と、第１の前方のレジスタマークと第１の後方のレジス
タマークとの間隔とから、前記調節手段の目標設定量を
求め、前記の個々の各色印刷版を見当合わせされた位置
へ配置するために前記調節手段を操作することにより解
決される。
印刷機の版胴上に取り付け、前記の個々の各色印刷版に
おける印刷面出発線からの調節手段の初期位置を求め、
該調節手段は、版前端部のクランプバーに空間的に固定
されている第１および第２の印刷版旋回中心点を有して
おり、該第１および第２の印刷版旋回中心点の間の間隔
を求め、前記の個々の各色印刷版上に間隔をおいて配置
された第１および第２の前方のレジスタマーク間の間隔
を求め、前記の個々の各印刷版上における前記の第１の
前方のレジスタマークと第１の後方のレジスタマークと
の間隔を求め、間隔をおいて配置された複数のレジスタ
マーク群を有する多色刷りの枚葉紙を印刷し、各レジス
タマーク群中のレジスタマークの各々は、前記の多色刷
りの枚葉紙に印刷された複数の色のうちの１つにそれぞ
れ対応するものであり、印刷された前記枚葉紙を測定テ
ーブル上に配置し、間隔をおいて配置された前記レジス
タマーク群の各々について位置座標を求め、間隔をおい
て配置された前記の各レジスタ群中のレジスタマークの
各々の間の位置の差を求め、多色印刷機における前記の
個々の各色印刷版を位置合わせするために、前記位置座
標と、前記の位置の差と、第１および第２の印刷版旋回
中心点の間の間隔と、第１および第２の前方のレジスタ
マーク間の間隔と、空間的に固定されている第１および
第２の印刷版旋回中心点の印刷面出発線からの初期位置
と、第１の前方のレジスタマークと第１の後方のレジス
タマークとの間隔とから、前記調節手段の目標設定量を
求め、前記の個々の各色印刷版を見当合わせされた位置
へ配置するために前記調節手段を操作することにより解
決される。
本発明で達成される利点は殊に、準備時間ならびに見
当合せを行う際の刷り損じを著しく減らせる点にある。
さらに、あらゆる見当合せ誤差、すなわち側方誤差、周
方向誤差、オフセット誤差、繰出方向誤差および幅方向
延伸誤差を、基準色たとえば黒色に対して拡大して表示
し測定することができる。オフラインモードの場合、オ
ペレータは、スクリーンあるいはプリンタ出力を介して
どのような手段でどのように実施しなければならないか
に関する具体的に指示を受けることができる。また、オ
ンラインあるいは部分的なオンラインモードが可能であ
り、このことですべての作業を自動的に行うことがで
き、そのためには印刷機にサーボ装置を設ければよい。
たとえば、印刷機に周縁および側部整合用サーボモータ
を設けてこのモータを制御する一方、版のオフセットお
よび版の延びはプリントを用いて手で制御する。
当合せを行う際の刷り損じを著しく減らせる点にある。
さらに、あらゆる見当合せ誤差、すなわち側方誤差、周
方向誤差、オフセット誤差、繰出方向誤差および幅方向
延伸誤差を、基準色たとえば黒色に対して拡大して表示
し測定することができる。オフラインモードの場合、オ
ペレータは、スクリーンあるいはプリンタ出力を介して
どのような手段でどのように実施しなければならないか
に関する具体的に指示を受けることができる。また、オ
ンラインあるいは部分的なオンラインモードが可能であ
り、このことですべての作業を自動的に行うことがで
き、そのためには印刷機にサーボ装置を設ければよい。
たとえば、印刷機に周縁および側部整合用サーボモータ
を設けてこのモータを制御する一方、版のオフセットお
よび版の延びはプリントを用いて手で制御する。
オペレータは、たとえば陰から陽に変わる印刷面の多
色位置のような重要な位置に関して多色刷り枚葉紙を制
御することができ、異なった色のレジスタマークの位置
の評価に拘束されることはない。また、オペレータは多
数の印刷版を互いに整合するのに感や技量に頼る必要は
ない。すなわち、印刷版をたとえば種々異なる部分で延
伸するために、オペレータは数値を得ることができる。
色位置のような重要な位置に関して多色刷り枚葉紙を制
御することができ、異なった色のレジスタマークの位置
の評価に拘束されることはない。また、オペレータは多
数の印刷版を互いに整合するのに感や技量に頼る必要は
ない。すなわち、印刷版をたとえば種々異なる部分で延
伸するために、オペレータは数値を得ることができる。
次に、図面に基づき本発明の実施例について詳細に説
明する。なお、本発明の個々の特徴はそれ自体であるい
は任意の組合せで、本発明の実施態様として実現するこ
とができる。
明する。なお、本発明の個々の特徴はそれ自体であるい
は任意の組合せで、本発明の実施態様として実現するこ
とができる。
実施例 まずはじめに第1a図および第1b図を参照する。この場
合、第1a図は、印刷版２が両端部でクランプされたシリ
ンダ状の版胴１の平面展開図であり、第1b図は、印刷版
２のクランプ部分を拡大して示した第1a図による版胴１
の縦断面図である。なお、第1a図は２色刷りの場合の実
施例を示す図であり、見当合わせ誤差をわかりやすく示
す目的で、１つの版胴上に取り付けられた第１の色（た
とえばイエロー）の印刷面30と、同じ構成を有する後続
の版胴上に取り付けられた第２の色（たとえばレッド）
の印刷面55とを、１つの図中にまとめて示してある。
合、第1a図は、印刷版２が両端部でクランプされたシリ
ンダ状の版胴１の平面展開図であり、第1b図は、印刷版
２のクランプ部分を拡大して示した第1a図による版胴１
の縦断面図である。なお、第1a図は２色刷りの場合の実
施例を示す図であり、見当合わせ誤差をわかりやすく示
す目的で、１つの版胴上に取り付けられた第１の色（た
とえばイエロー）の印刷面30と、同じ構成を有する後続
の版胴上に取り付けられた第２の色（たとえばレッド）
の印刷面55とを、１つの図中にまとめて示してある。
版胴１には公知のようにして印刷版２たとえばオフセ
ット印刷版が締着される。版胴１の凹部５内には公知の
ように、版前橋部６のための一体の前部クランプバー３
と版後端部７のための後部クランプバー４が設けられて
おり、これらのクランプバー３および４に版前端部６と
版後端部７が挿入されて締着される。前部クランプバー
３は、高さｈを調節可能な調節手段8,9たとえば調節ね
じを介して凹部前面10（第1b図の凹部５の左側）に対し
支持されている。前部クランプバー３の２つの端面11お
よび12は球面状に形成されており、それらは凹部５の前
部側面13および14に支持されている。
ット印刷版が締着される。版胴１の凹部５内には公知の
ように、版前橋部６のための一体の前部クランプバー３
と版後端部７のための後部クランプバー４が設けられて
おり、これらのクランプバー３および４に版前端部６と
版後端部７が挿入されて締着される。前部クランプバー
３は、高さｈを調節可能な調節手段8,9たとえば調節ね
じを介して凹部前面10（第1b図の凹部５の左側）に対し
支持されている。前部クランプバー３の２つの端面11お
よび12は球面状に形成されており、それらは凹部５の前
部側面13および14に支持されている。
印刷版の後端部７は後部クランプバー４により締着さ
れている。このクランプバー４は、高さｈを調節可能な
少なくとも２つの調節手段16および17たとえば調節ねじ
を介して凹部後面18（第1b図の凹部５の右側）に支持さ
れている。後部クランプバー４の２つの端面24および26
は平坦に形成されており、高さｈを調整可能な調節手段
19および21により凹部５の後部側面22および23に支持さ
れている。
れている。このクランプバー４は、高さｈを調節可能な
少なくとも２つの調節手段16および17たとえば調節ねじ
を介して凹部後面18（第1b図の凹部５の右側）に支持さ
れている。後部クランプバー４の２つの端面24および26
は平坦に形成されており、高さｈを調整可能な調節手段
19および21により凹部５の後部側面22および23に支持さ
れている。
２色刷りの場合、各印刷版２における印刷面30,55は
それぞれ少なくとも２つのレジスタマークを有してい
る。つまり各色の印刷面をまとめて示した第1a図の実施
例によれば、第１の色（たとえばイエロー）の印刷面30
は、レジスタマーク27−30.1,28−30.1,29−30.1,31−3
0.1を有しており、後続の版胴上に取り付けられた第２
の色（たとえばレッド）の印刷面55は、レジスタマーク
27−55.1,28−55.1,29−55.1,31−55.1を有している。
これらのレジスタマークが組み合わされて、図において
破線で囲まれて示されているレジスタマーク対27,28,2
9,31が形成されている。したがって用語「レジスタマー
ク対」とは、組み合わされた各色のレジスタマークの群
であり、各群は２つまたは３つ以上のレジスタマークか
ら構成できるものと理解されたい。これらのレジスタマ
ーク対27,28,29,31は十字マークとすることもできる
し、１組に組み合されている陽画および陰画の印刷面で
あれば線マークとすることもできる。
それぞれ少なくとも２つのレジスタマークを有してい
る。つまり各色の印刷面をまとめて示した第1a図の実施
例によれば、第１の色（たとえばイエロー）の印刷面30
は、レジスタマーク27−30.1,28−30.1,29−30.1,31−3
0.1を有しており、後続の版胴上に取り付けられた第２
の色（たとえばレッド）の印刷面55は、レジスタマーク
27−55.1,28−55.1,29−55.1,31−55.1を有している。
これらのレジスタマークが組み合わされて、図において
破線で囲まれて示されているレジスタマーク対27,28,2
9,31が形成されている。したがって用語「レジスタマー
ク対」とは、組み合わされた各色のレジスタマークの群
であり、各群は２つまたは３つ以上のレジスタマークか
ら構成できるものと理解されたい。これらのレジスタマ
ーク対27,28,29,31は十字マークとすることもできる
し、１組に組み合されている陽画および陰画の印刷面で
あれば線マークとすることもできる。
第1a図の実施例の場合、レジスタマーク対31において
は、各色（たとえばイエローとレッド）の印刷面30,55
に属するレジスタマーク31−30.1と31−55.1は互いに重
なり合っているに対し、レジスタマーク対27,28,29にお
いては、それぞれ各色の印刷面30,55に属するレジスタ
マークは、印刷プロセス中の見当合わせ誤差に起因して
互いに重なり合っていない。このように第1a図の実施例
によれば、両方の色のレジスタマーク28−30.1と28−5
5.1は互いに隔たって位置しており、その際、図示の印
刷版旋回中心点Ａを中心にして、それらのレジスタマー
ク28−30.1と28−55.1は互いに角度αを成している。つ
まり図示されている角度αによって、見当合わせ誤差の
大きさが示唆されている。
は、各色（たとえばイエローとレッド）の印刷面30,55
に属するレジスタマーク31−30.1と31−55.1は互いに重
なり合っているに対し、レジスタマーク対27,28,29にお
いては、それぞれ各色の印刷面30,55に属するレジスタ
マークは、印刷プロセス中の見当合わせ誤差に起因して
互いに重なり合っていない。このように第1a図の実施例
によれば、両方の色のレジスタマーク28−30.1と28−5
5.1は互いに隔たって位置しており、その際、図示の印
刷版旋回中心点Ａを中心にして、それらのレジスタマー
ク28−30.1と28−55.1は互いに角度αを成している。つ
まり図示されている角度αによって、見当合わせ誤差の
大きさが示唆されている。
前部クランプバー３つまりは印刷版２ないし印刷面3
0,55の左右の印刷版旋回中心点は記号ＡおよびＢで表さ
れており、これらは固定位置にある。印刷面出発線32か
らの印刷版旋回中心点ＡおよびＢのＹ軸方向（すなわち
第１図の縦方向）における間隔ｃは、コンピュータのメ
モリに固定値として書き込まれている値である。この間
隔ｃは、見当合せ誤差の除去にあたりそのつど調節を行
う前の初期位置を表している。印刷版旋回中心点Ａおよ
びＢは固定の間隔ａを有し、レジスタマーク対27と31な
いしは28と29はＸ軸方向（すなわち第１図の横方向）で
間隔ｂを有しており、レジスタマーク対27と28ないしは
31と29は互いに間隔ｄだけ離れている。版前端部６の外
縁は、前部クランプバー３内の正確に設定された同じ水
平線上に常に位置する。
0,55の左右の印刷版旋回中心点は記号ＡおよびＢで表さ
れており、これらは固定位置にある。印刷面出発線32か
らの印刷版旋回中心点ＡおよびＢのＹ軸方向（すなわち
第１図の縦方向）における間隔ｃは、コンピュータのメ
モリに固定値として書き込まれている値である。この間
隔ｃは、見当合せ誤差の除去にあたりそのつど調節を行
う前の初期位置を表している。印刷版旋回中心点Ａおよ
びＢは固定の間隔ａを有し、レジスタマーク対27と31な
いしは28と29はＸ軸方向（すなわち第１図の横方向）で
間隔ｂを有しており、レジスタマーク対27と28ないしは
31と29は互いに間隔ｄだけ離れている。版前端部６の外
縁は、前部クランプバー３内の正確に設定された同じ水
平線上に常に位置する。
凹部前面10からの前部クランプバー３の初期位置にお
ける印刷版旋回中心点ＡとＢの間隔ｆは固定値とされて
いる。寸法a,b,cおよびｄは各印刷機に固有の値であ
り、各印刷機ごとに別個に電子評価装置のメモリに記載
される。そしてこれらの寸法は、あとで調節部材の目標
設定量を求めるために用いられる。
ける印刷版旋回中心点ＡとＢの間隔ｆは固定値とされて
いる。寸法a,b,cおよびｄは各印刷機に固有の値であ
り、各印刷機ごとに別個に電子評価装置のメモリに記載
される。そしてこれらの寸法は、あとで調節部材の目標
設定量を求めるために用いられる。
次に第２図を参照すると、枚葉紙35は上記の構成を有
する版胴１を備えた印刷機において、既述の印刷版２に
よって少なくとも２色刷りされたものである。このよう
にして印刷された枚葉紙35は評価面33上に配置され、台
に固定された水平方向の紙押さえバー34および台に固定
された垂直方向の紙押さえバー36に当接するように載置
される。これらの紙押さえバー34および36は互いに直角
関係にある。
する版胴１を備えた印刷機において、既述の印刷版２に
よって少なくとも２色刷りされたものである。このよう
にして印刷された枚葉紙35は評価面33上に配置され、台
に固定された水平方向の紙押さえバー34および台に固定
された垂直方向の紙押さえバー36に当接するように載置
される。これらの紙押さえバー34および36は互いに直角
関係にある。
評価面33全体は、幅の狭いこれらの紙押さえバー36,3
4によって左側と下側の境界を画定されており、さらに
この評価面33はたとえば2cm×2cmの大きさである個々の
正方形の評価フィールド37に分割されている。個々の評
価フィールド37の位置を指定できるようにするために、
それぞれ紙押さえバー34,36の外側に当接して水平座標
バー38（Ｘ方向バー）および垂直座標バー39（Ｙ方向バ
ー）が測定テーブル40上に取付けられている。これら２
つの座標バー38および39の各々には同じ縮尺で目盛41お
よび42が設けられており、各目盛区分にはそれぞれ
「１」から始まって連続通し番号が付けられている。こ
のようにして、各評価フィールド37の位置をＸ軸方向と
Ｙ軸方向で指定できる。
4によって左側と下側の境界を画定されており、さらに
この評価面33はたとえば2cm×2cmの大きさである個々の
正方形の評価フィールド37に分割されている。個々の評
価フィールド37の位置を指定できるようにするために、
それぞれ紙押さえバー34,36の外側に当接して水平座標
バー38（Ｘ方向バー）および垂直座標バー39（Ｙ方向バ
ー）が測定テーブル40上に取付けられている。これら２
つの座標バー38および39の各々には同じ縮尺で目盛41お
よび42が設けられており、各目盛区分にはそれぞれ
「１」から始まって連続通し番号が付けられている。こ
のようにして、各評価フィールド37の位置をＸ軸方向と
Ｙ軸方向で指定できる。
たとえば２色刷りの枚葉紙35の見当合せ誤差を評価す
るために、以下の手順が実行される。まず最初のステッ
プで、枚葉紙35をその印刷面を上側にして紙押さえバー
34および36に当接させる。枚葉紙35はたとえばレジスタ
マーク対27および31を有しており、この場合、レジスタ
マーク対は、用いることができる他のマークを含め単な
る代表例として十字形で示されている。評価装置により
レジスタマーク対27および31の中心のXY座標が近似的に
求められ、その座標値がコンピュータに入力される。第
２図に示されている実例の場合、レジスタマーク対27に
対しては値24;2（＝X;Y位置）が、レジスタマーク対31
に対しては値3;2が入力される。
るために、以下の手順が実行される。まず最初のステッ
プで、枚葉紙35をその印刷面を上側にして紙押さえバー
34および36に当接させる。枚葉紙35はたとえばレジスタ
マーク対27および31を有しており、この場合、レジスタ
マーク対は、用いることができる他のマークを含め単な
る代表例として十字形で示されている。評価装置により
レジスタマーク対27および31の中心のXY座標が近似的に
求められ、その座標値がコンピュータに入力される。第
２図に示されている実例の場合、レジスタマーク対27に
対しては値24;2（＝X;Y位置）が、レジスタマーク対31
に対しては値3;2が入力される。
次のステップとして、たとえば公知のビデオカメラ測
定装置（たとえば大日本印刷社製の「TELECURSOR」）を
用いて、レジスタマーク対27および31における２つの異
なった色の十字マークの相対位置を測定し、この測定値
も同様にオフラインまたはオンラインでコンピュータに
入力され記憶される。上記の２つのステップで求められ
たデータを用いて、２番目の印刷版２のための調節手段
8,9,16,17,19,21を調節すべき目標位置がコンピュータ
により算出される。これにより、第２番目の色のための
印刷版２の版胴１上の位置が相応に変えられる。基準色
である第１の色のための印刷版２の位置は変えられるこ
となくその目標位置に留まる。
定装置（たとえば大日本印刷社製の「TELECURSOR」）を
用いて、レジスタマーク対27および31における２つの異
なった色の十字マークの相対位置を測定し、この測定値
も同様にオフラインまたはオンラインでコンピュータに
入力され記憶される。上記の２つのステップで求められ
たデータを用いて、２番目の印刷版２のための調節手段
8,9,16,17,19,21を調節すべき目標位置がコンピュータ
により算出される。これにより、第２番目の色のための
印刷版２の版胴１上の位置が相応に変えられる。基準色
である第１の色のための印刷版２の位置は変えられるこ
となくその目標位置に留まる。
前述の手法により印刷版は相対的に旋回もしくは変異
されて、それにより実現可能な最小の見当合せ誤差が達
成される。
されて、それにより実現可能な最小の見当合せ誤差が達
成される。
調節手段8,9,16,17,19,21は、これら全ての調節手段
に相応の目盛および指針を設けて手動で調整することも
できるし、あるいは電動機、空気圧、流体圧あるいは電
磁駆動によりオンラインで調整することもできる。
に相応の目盛および指針を設けて手動で調整することも
できるし、あるいは電動機、空気圧、流体圧あるいは電
磁駆動によりオンラインで調整することもできる。
測定テーブル面に描かれた受動的な座標系の代わり
に、第３図に示されているようにたとえばドイツ連邦共
和国特許出願公開公報第2939388号明細書に開示されて
いるように能動的に動作するディジタイザ43を使用する
ことができる。このディジタイザ43と組み合わせて、容
量式の十字線信号検知器44が用いられる。この技術はた
とえば、やはりドイツ連邦共和国特許出願公開公報第29
39388号明細書に開示されている。評価される枚葉紙35
は紙押さえバー34,36に当接される。この十字線信号検
知器44は、たとえばレジスタマーク対27および31の個々
の十字形レジスタマークの交差点上に置かれて、その測
定値はコンピュータに入力される。そこでコンピュータ
は上述のようにして調節手段8,9,16,17,19,21の目標値
設定を行い、既述のようにしてこれらの調節手段の調整
を行う。
に、第３図に示されているようにたとえばドイツ連邦共
和国特許出願公開公報第2939388号明細書に開示されて
いるように能動的に動作するディジタイザ43を使用する
ことができる。このディジタイザ43と組み合わせて、容
量式の十字線信号検知器44が用いられる。この技術はた
とえば、やはりドイツ連邦共和国特許出願公開公報第29
39388号明細書に開示されている。評価される枚葉紙35
は紙押さえバー34,36に当接される。この十字線信号検
知器44は、たとえばレジスタマーク対27および31の個々
の十字形レジスタマークの交差点上に置かれて、その測
定値はコンピュータに入力される。そこでコンピュータ
は上述のようにして調節手段8,9,16,17,19,21の目標値
設定を行い、既述のようにしてこれらの調節手段の調整
を行う。
第４図には、本発明の課題を解決する別の実施例が示
されている。測定テーブル46上には、上方および下方の
水平のガイドバー47,48が取付けられている。これら２
つのガイドバー47,48は互いに平行に延びている。そし
てこれらのガイドバー47,48の上には水平方向に変位可
能なキャリッジ49が走行可能に設けられており、このキ
ャリッジ49には垂直方向に変位可能なカメラキャリッジ
51が設けられている。さらにこのカメラキャリッジ51に
は、それ自体公知のカラービデオ測定カメラ52が、測定
テーブル46の表面に対し所定の間隔で取り付けられてい
る。測定テーブル46には、水平方向および垂直方向の紙
押さえバー34,36も取り付けられている。キャリッジ49
のＸ軸方向における運動ならびにカメラキャリッジ51の
Ｙ軸方向における運動はディジタルパルスに変換され、
それらのディジタルパルスはコンピュータへ供給されて
記憶される。
されている。測定テーブル46上には、上方および下方の
水平のガイドバー47,48が取付けられている。これら２
つのガイドバー47,48は互いに平行に延びている。そし
てこれらのガイドバー47,48の上には水平方向に変位可
能なキャリッジ49が走行可能に設けられており、このキ
ャリッジ49には垂直方向に変位可能なカメラキャリッジ
51が設けられている。さらにこのカメラキャリッジ51に
は、それ自体公知のカラービデオ測定カメラ52が、測定
テーブル46の表面に対し所定の間隔で取り付けられてい
る。測定テーブル46には、水平方向および垂直方向の紙
押さえバー34,36も取り付けられている。キャリッジ49
のＸ軸方向における運動ならびにカメラキャリッジ51の
Ｙ軸方向における運動はディジタルパルスに変換され、
それらのディジタルパルスはコンピュータへ供給されて
記憶される。
電子測定カメラ52は測定すべきレジスタマーク対たと
えば31および27上を逐次移動され、この走査運動により
求められたX/Y位置が記憶され、これら２つまたはそれ
以上の個数の測定すべきレジスタマーク対たとえば27お
よび31の拡大された像が、カラーモニタ53に並んで表示
される。次いで、レジスタマーク対27,31の２つの異な
った色のレジスタマークの交差点が、公知のカラービデ
オ測定カメラ測定装置（大日本印刷社の「TELECURSO
R」）のライトペンで測定され、たとえばレジスタマー
ク対27および31における２つの基準レジスタマークの交
差点座標、ならびにこのレジスタマーク対27および31に
おける第２番目の色の校正すべき２つの交差点座標がコ
ンピュータに記憶される。そしてコンピュータはやはり
上述のようにして、第２番目の色に対する印刷版の位置
の調整値を算出する。
えば31および27上を逐次移動され、この走査運動により
求められたX/Y位置が記憶され、これら２つまたはそれ
以上の個数の測定すべきレジスタマーク対たとえば27お
よび31の拡大された像が、カラーモニタ53に並んで表示
される。次いで、レジスタマーク対27,31の２つの異な
った色のレジスタマークの交差点が、公知のカラービデ
オ測定カメラ測定装置（大日本印刷社の「TELECURSO
R」）のライトペンで測定され、たとえばレジスタマー
ク対27および31における２つの基準レジスタマークの交
差点座標、ならびにこのレジスタマーク対27および31に
おける第２番目の色の校正すべき２つの交差点座標がコ
ンピュータに記憶される。そしてコンピュータはやはり
上述のようにして、第２番目の色に対する印刷版の位置
の調整値を算出する。
また、ライトペンを使用する代わりにトラックボール
を使用して、基準色のレジスタマークおよび第２の色な
らびにさらに別の色のレジスタマークをスクリーン上で
重ね合わせて、求められた値をコンピュータに供給する
ことも可能である。調節手段8,9,16,17,19,21の調整は
先に述べた実施例の場合と同様に行われる。調節手段8,
9,16,17,19,21のためにコンピュータで算出されたすべ
ての値は、図示されていないプリンタによりプリントア
ウトされる。
を使用して、基準色のレジスタマークおよび第２の色な
らびにさらに別の色のレジスタマークをスクリーン上で
重ね合わせて、求められた値をコンピュータに供給する
ことも可能である。調節手段8,9,16,17,19,21の調整は
先に述べた実施例の場合と同様に行われる。調節手段8,
9,16,17,19,21のためにコンピュータで算出されたすべ
ての値は、図示されていないプリンタによりプリントア
ウトされる。
また、ビデオ測定カメラとして、小形カラーCCDカメ
ラを使用することもできる。
ラを使用することもできる。
発明の効果 本発明によれば、多色刷りの色の整合を著しく簡単な
やりかたで正確に達成できる。また、準備時間および見
当合せの際の刷り損じを減らすことができ、種々の見当
合せ誤差を検出して調整できる。
やりかたで正確に達成できる。また、準備時間および見
当合せの際の刷り損じを減らすことができ、種々の見当
合せ誤差を検出して調整できる。
第1a図は、調節ねじ付きクランプバーにより版の両端部
が締着された印刷版２とともにシリンダ状の版胴１を示
す平面展開図であり、第1b図は、印刷版２のクランプ部
分を拡大して示す版胴１の縦断面図であり、第２図は、
本発明による座標系を備えた測定台を評価処理すべき枚
葉紙とともに示す図であり、第３図は、評価される枚葉
紙と評価されるレジスタマークを検知するため信号検知
器とともにディジタイザを略示する図であり、第４図
は、X,YおよびＺ軸方向に運動可能なビデオカメラおよ
び画像スクリーンを備えた枚葉紙載置盤を示す図であ
る。 １……版胴、２……印刷版、３……前部クランプバー、
４……後部クランプバー、５……凹部、６……版前端
部、７……版後端部、8,9,16,17,19,21……調節手段、2
7,28,29,31……レジスタマーク、30……印刷面、32……
印刷面出発線、33……評価面、34,36……紙押さえバ
ー、35……枚葉紙、37……評価フィールド、38……水平
座標バー、39……垂直座標バー、40,46……測定テーブ
ル、41,42……目盛、43……ディジタイザ、44……十字
線信号検知器、47,48……ガイドバー、49……キャリッ
ジ、51……カメラキャリッジ、52……カラービデオ測定
カメラ、53……カラーモニタ
が締着された印刷版２とともにシリンダ状の版胴１を示
す平面展開図であり、第1b図は、印刷版２のクランプ部
分を拡大して示す版胴１の縦断面図であり、第２図は、
本発明による座標系を備えた測定台を評価処理すべき枚
葉紙とともに示す図であり、第３図は、評価される枚葉
紙と評価されるレジスタマークを検知するため信号検知
器とともにディジタイザを略示する図であり、第４図
は、X,YおよびＺ軸方向に運動可能なビデオカメラおよ
び画像スクリーンを備えた枚葉紙載置盤を示す図であ
る。 １……版胴、２……印刷版、３……前部クランプバー、
４……後部クランプバー、５……凹部、６……版前端
部、７……版後端部、8,9,16,17,19,21……調節手段、2
7,28,29,31……レジスタマーク、30……印刷面、32……
印刷面出発線、33……評価面、34,36……紙押さえバ
ー、35……枚葉紙、37……評価フィールド、38……水平
座標バー、39……垂直座標バー、40,46……測定テーブ
ル、41,42……目盛、43……ディジタイザ、44……十字
線信号検知器、47,48……ガイドバー、49……キャリッ
ジ、51……カメラキャリッジ、52……カラービデオ測定
カメラ、53……カラーモニタ
Claims (5)
- 【請求項１】多色印刷機の版胴上において少なくとも１
つのフレキシブルな個々の色の印刷版の位置を調節する
ことにより行われる見当合わせ誤差補正方法において、 前記の個々の各色印刷版（２）を多色印刷機の版胴
（１）上に取り付け、 前記の個々の各色印刷版（２）における印刷面出発線
（32）からの調節手段（8,9）の初期位置を求め、該調
節手段（8,9）は、版前端部（６）のクランプバー
（３）に空間的に固定されている第１および第２の印刷
版旋回中心点（A,B）を有しており、 該第１および第２の印刷版旋回中心点（A,B）の間の間
隔（ａ）を求め、 前記の個々の各色印刷版（２）上に間隔をおいて配置さ
れた第１および第２の前方のレジスタマーク間の間隔
（ｂ）を求め、 前記の個々の各印刷版（２）上における前記の第１の前
方のレジスタマークと第１の後方のレジスタマークとの
間隔（ｄ）を求め、 間隔をおいて配置された複数のレジスタマーク群（27,2
8,29,31）を有する多色刷りの枚葉紙（35）を印刷し、
各レジスタマーク群（27,28,29,31）中のレジスタマー
クの各々は、前記の多色刷りの枚葉紙（35）に印刷され
た複数の色のうちの１つにそれぞれ対応するものであ
り、 印刷された前記枚葉紙（35）を測定テーブル（40,43,4
6）上に配置し、 間隔をおいて配置された前記レジスタマーク群（27,28,
29,31）の各々について位置座標（X,Y）を求め、 間隔をおいて配置された前記の各レジスタマーク群（2
7,28,29,31）中のレジスタマークの各々の間の位置の差
を求め、 多色印刷機における前記の個々の各色印刷版（２）を位
置合わせするために、前記位置座標（X,Y）と、前記の
位置の差と、第１および第２の印刷版旋回中心点（A,
B）の間の間隔（ａ）と、第１および第２の前方のレジ
スタマーク間の間隔（ｂ）と、空間的に固定されている
第１および第２の印刷版旋回中心点（A,B）の印刷面出
発線（32）からの初期位置（ｃ）と、第１の前方のレジ
スタマークと第１の後方のレジスタマークとの間隔
（ｄ）とから、前記調節手段（8,9）の目標設定量を求
め、 前記の個々の各色印刷版（２）を見当合わせされた位置
へ配置するために前記調節手段（8,9）を操作すること
を特徴とする、 多色印刷機の版胴上において少なくとも１つのフレキシ
ブルな個々の色の印刷版の位置を調節することにより行
われる見当合わせ誤差補正方法。 - 【請求項２】多色印刷機の版胴上において少なくとも１
つのフレキシブルな個々の色の印刷版の位置を調節する
ことにより行われる見当合わせ誤差補正装置において、 定められた点に関するデータを捕捉検出する装置が設け
られており、該データは、当該の点の位置および該位置
で生じている周方向位置と側方位置での見当合わせ誤差
ならびに角度位置の誤差であり、 前記のデータを印刷版（２）の旋回中心点（A,B）に関
する条件と結合し、対応する調節機構のための調節命令
を算出する計算機と、前記調節命令により作動する補正
用の調節部材とが設けられており、 該調節部材は、クランプバー（３）と調節手段（8,9）
により構成されており、前記クランプバー（３）の球面
状の端面（11,12）は形状結合されて側面（13,14）に当
接支持されており、前記調節手段（8,9）により印刷版
（２）の旋回中心点（A,B）が定められることを特徴と
する、 多色印刷機の版胴上において少なくとも１つのフレキシ
ブルな個々の色の印刷版の位置を調節することにより行
われる見当合わせ誤差補正装置。 - 【請求項３】測定テーブル（40）が設けられており、該
測定テーブル（40）は座標状に構成された複数の評価フ
ィールド（37）に分割されている、特許請求の範囲第２
項記載の装置。 - 【請求項４】多色印刷された枚葉紙（35）のレジスタマ
ーク群（27,28,29,31）のX/Y座標の位置を求めるため
に、ディジタイザ（43）を備えた測定テーブル（40）と
十字線信号検出器（44）が設けられている、特許請求の
範囲第２項または第３項記載の装置。 - 【請求項５】多色印刷された枚葉紙（35）のレジスタマ
ーク群（27,28,29,31）のX/Y座標の位置を求めるため
に、測定テーブル（46）上に、ＸおよびＹ軸方向に運動
可能な電子カラービデオ測定カメラ（52）が設けられて
いる、特許請求の範囲第２項〜第４項のいずれか１項記
載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19863614578 DE3614578A1 (de) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | Registersystem fuer eine rotationsdruckmaschine |
| DE3614578.5 | 1986-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62263053A JPS62263053A (ja) | 1987-11-16 |
| JP2587053B2 true JP2587053B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=6299833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62104897A Expired - Lifetime JP2587053B2 (ja) | 1986-04-30 | 1987-04-30 | 多色印刷機における見当合わせ誤差補正方法および装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4827626A (ja) |
| JP (1) | JP2587053B2 (ja) |
| DD (1) | DD256363A5 (ja) |
| DE (1) | DE3614578A1 (ja) |
| IT (1) | IT1203963B (ja) |
Families Citing this family (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3719766A1 (de) * | 1987-06-13 | 1988-12-22 | Heidelberger Druckmasch Ag | Registermesssystem |
| FI78025C (fi) * | 1987-08-31 | 1989-06-12 | Valtion Teknillinen | Foerfarande foer kvalitetskontroll av tryckning. |
| ES2009617A6 (es) * | 1988-07-12 | 1989-10-01 | Sanabra Cunill Angel | Sistema y dispositivo centrador para la insolacion de pantallas y centrador de pantallas en maquinas serigraficas. |
| DE3826385A1 (de) * | 1988-08-03 | 1990-02-08 | Roland Man Druckmasch | Vorrichtung zum auswerten von druckvorlagen |
| US4914829A (en) * | 1988-12-16 | 1990-04-10 | Ag Communication Systems Corporation | Image alignment indicators |
| DE3924989A1 (de) * | 1989-07-28 | 1991-02-07 | Roland Man Druckmasch | Vorrichtung zur durchfuehrung einer umfassenden qualitaetskontrolle an druckbogen |
| JP2757036B2 (ja) * | 1989-08-26 | 1998-05-25 | 株式会社新川 | マーキング方法及び装置 |
| US5065677A (en) * | 1989-12-27 | 1991-11-19 | Leader Engineering Fabrication Inc. | Printing plate mounting and proofing apparatus |
| JPH0464131U (ja) * | 1990-10-11 | 1992-06-01 | ||
| US5072525A (en) * | 1990-10-31 | 1991-12-17 | Matthews International Corporation | Print analysis system |
| DE4105284A1 (de) * | 1991-02-20 | 1992-11-05 | Bacher Gmbh B | Verfahren und vorrichtung zur videounterstuetzten montage |
| GB9104705D0 (en) * | 1991-03-06 | 1991-04-17 | Lowe John M | Vision system |
| DE4238800A1 (de) * | 1992-11-17 | 1994-05-19 | Shinohara Machinery Co | Verfahren zum Ausrichten von Druckplatten |
| DE4239089B4 (de) * | 1992-05-09 | 2004-08-19 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Registerkorrektur von Druckplatten |
| DE4221482C2 (de) * | 1992-06-30 | 1995-04-20 | Lehner Gmbh | Verfahren zur Lagekontrolle eines Druckbildes auf einer Druckform |
| DE4314228C2 (de) * | 1993-04-30 | 2002-02-28 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Einrichtung zur Korrektur des Schrägregisters an Druckmaschinen |
| DE4401269A1 (de) * | 1994-01-18 | 1995-07-20 | Roland Man Druckmasch | Verfahren und Vorrichtung zum registergerechten Positionieren von Druckformhülsen |
| EP0708046A1 (de) * | 1994-10-21 | 1996-04-24 | Maschinenfabrik Gietz Ag | Registereinzugsvorrichtung |
| DE19516368C2 (de) * | 1995-05-04 | 1999-09-23 | Neumeister Geb Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Anpassung der Lage von Druckplatten an die Verformung des zu bedruckenden Papieres |
| DE19517842C2 (de) * | 1995-05-18 | 2000-09-14 | Saechsisches Inst Fuer Die Dru | Vorrichtung zur Messung von Lösungs- und Querpassermarken auf einem Druckprodukt |
| DE19539453A1 (de) * | 1995-10-24 | 1997-04-30 | Heinz Metje | Paßsystem zum Ausrichten von Druckplatten für Offset-Druckmaschinen |
| US6031701A (en) * | 1997-03-12 | 2000-02-29 | Daimler-Chrysler Ag | Device and method for overvoltage protection |
| FR2910372B1 (fr) * | 2006-12-21 | 2010-12-10 | Goss Int Montataire Sa | Dispositif de commande d'une presse rotative d'impression d'une bande de matiere,et presse rotative. |
| ITVI20100163A1 (it) * | 2010-06-11 | 2011-12-12 | Ofem Converting S R L | Procedimento per l'allineamento dei registri del colore per macchine da stampa e relativo programma per elaboratore |
| US9242448B2 (en) * | 2012-10-29 | 2016-01-26 | Komori Corporation | Printing press and printing method of lenticular lens sheet |
| DE102015208175A1 (de) * | 2014-05-27 | 2015-12-03 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Betreiben einer bogenverarbeitenden Maschine mit mindestens einer Bearbeitungseinheit |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE893343C (de) * | 1951-04-27 | 1953-10-15 | Erich Gericke | Aufspannvorrichtung fuer Metallblaetter in Offsetdruckmaschinen |
| US4194084A (en) * | 1978-10-17 | 1980-03-18 | Hewlett-Packard Company | Aperture capacitor pickup |
| JPS57205152A (en) * | 1981-06-13 | 1982-12-16 | Komori Printing Mach Co Ltd | Color register adjusting device for sheet printer |
| DE3136701C1 (de) * | 1981-09-16 | 1983-04-07 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Vorrichtung zum Abtasten von auf Druckgut aufgedruckten,die Lagegenauigkeit des Druckfarbenauftrages charakterisierender Passmarken |
| JPS5850938U (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 印刷機の見当制御装置 |
| EP0177885A3 (en) * | 1984-10-03 | 1988-02-24 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Method and device for registering printing press |
| JPS6184250A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-04-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 多色刷印刷機の見当合わせ方法 |
-
1986
- 1986-04-30 DE DE19863614578 patent/DE3614578A1/de active Granted
-
1987
- 1987-04-21 US US07/041,027 patent/US4827626A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-24 IT IT20247/87A patent/IT1203963B/it active
- 1987-04-27 DD DD87302156A patent/DD256363A5/de not_active IP Right Cessation
- 1987-04-30 JP JP62104897A patent/JP2587053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62263053A (ja) | 1987-11-16 |
| IT8720247A0 (it) | 1987-04-24 |
| DE3614578C2 (ja) | 1991-01-10 |
| DD256363A5 (de) | 1988-05-04 |
| US4827626A (en) | 1989-05-09 |
| DE3614578A1 (de) | 1987-11-05 |
| IT1203963B (it) | 1989-02-23 |
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