JPS62263053A - 多色印刷機における見当合せ誤差測定方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項の謂ゆる上位概念に記
載の多色印刷機における見当合せ（整合）誤差を測定す
るための方法および該方法ｔ−冥施するための装置に関
する。

従来技術 多色印刷における色の整合誤差もしくは見当合せ誤差（
色ずれ）ｔ−測定して補正するための装置は公知である
。大日本印刷株式会社の刊行物「テレカーソル（置ＥＣ
ＵＲ３ＯＲ）Ｊから、多色刷印刷物の見当合せ用十字線
を、カラーテレビジョンカメラによシカツーテレビジョ
ンスクリーン上に結像して、異った色の密接に隣接して
印刷された見当合せ十字線の交点を、スクリーン上で光
ペンを用いて測定することは公知である。

このようにして得られたデータは、コンピュータに送ら
ｎ、該コンピュータはこのデータを評価処理してプリン
タに供絶し、そわによシ測定値を印字出力する。整合も
しくは見当調整装置を用いてのオフラインおよびオンラ
イン調整が可能である。こｊ、らの装置における欠点は
、多数色の密接に隣接して位置する見当合せ十字線のみ
評価して調節することしかできない点にある。

見当合せ十字線の相対位置では、特に全紙輪転印刷機械
において、個々の色の整合品質に関する結論を許さない
場合が多々ある。また、並置された異った色の陰画およ
び陽画印刷面の方が、異った色の見謔１合せ十字線の相
対位置よシも良好な整合品質の尺度となる場合がしばし
ばある。

特に困るのは、例えば薄肉の秒針を有する時計の多色像
である。また、隣接の色に対する成る色の斜め位置は、
２つの見当合せ十字線方式でしか測定することができず
、そして基準色に対する第２の色の位置は偏差している
色の版胴上の印刷版の位＆を傾けることにより補償され
る。

しかしながら、偏差している色（単数または複数）の印
刷版の傾斜位置設定には時間が掛る。

と言うのは、このような傾斜位置は、印刷作業り褪 員によシ経諺的に求めなければならず、作業員の熟練度
に依存するからである。更に、光ペン（ライトペン）を
用いる方式でも充分に正確なデータは得られない。

発明の目的 本発明の課題は、極めて正確に、しかも簡単な仕方で、
側方誤差、周方向誤差、オフセット誤差、繰出方向誤差
および幅方向延伸誤差を測足し、作業者に対して補正用
の調整値を４えるか或いは得られた値を直接評価論理装
置に供給し、該評価論理装置で補正に必要とされる調整
値を計算してｍ型装置に供給する方法並びに該方法を実
施するための装置を提供することにある。

発明の構成 上記の課題は、本発明によれば、特許請求の範囲第１項
および第２項の謂ゆる特徴部分に記載の構成により解決
される。

本発明で達成される利点は、特に、率備（組付）時間並
びに見当合せｔ作る際のむだないし印刷ぐずを相当に低
減できる点にある。更Ｋ、有らゆる見当合せ誤差、即ち
側方誤差、周方向誤差、オフセット誤差（Ｓｃｈｒｄｎ
ｋｕｎｇｓｆｅｈｌｓｒ）、繰出方向誤差（Ａｂｗｉｃ
ｋ　ｌｕｎｇｓｆｅｈｌｅｒ）および幅方向延伸誤差上
基準色、例えば、黒色に対して拡大して表示し測定する
ことができる。作業者は、オフラインモードの場合、ス
クリーン或いｄ７’リンク出力を介してどのよう々手段
でどのように実施しなければならないかく関する具体的
な指示を受けることができる。七七オンライン或いは部
分的なオンラインモードが可能であり、それにより、全
ての作業全自動的に行うことができ、そのためＫは機械
にサーがｆｅ置を設ければ良い。例えば、機械に周縁お
よび側部整合用サーゲモータを設けて、該モータ七制御
シ、他方板のオフセットおよび版の延びはプリントを用
いて手で制御する。

取扱い作業者は、多色刷り全紙の、例えば、陰から陽に
変る印刷面の多色位置のような重要な位置に関し制御す
ることができ、異った色の見当合せ十字線の位置の評価
に拘束されない。

取扱い作業者は、多数の印刷版を互いに整合するのに感
や技量に頼る必要はない。即ち、取扱い作業者には、印
刷版を例えば種々な部分で延伸すために数値が与えられ
るのでるる。

本発明の別の特徴や利点は、添付図面を参照しての本発
明の実施例に関する以下の説明から明らかとなろう。な
お、本発明の個々の特徴はそれ自体で或いは任意の組合
せで、本発明の実施態様として実現することができる。

実施例 版胴１上には、公知の仕方で、印刷版２、例えばオフセ
ット印刷版が締着される０版胴１の窪み５内には、公知
の仕方で、版始端部０のための一体の前部締着レール部
材３が、セして版端部７のための分割された下側締着（
引ｇｉ）、クランプレール部材養が設けられておって、
これらレール部材３および養には印刷版端部６および７
が挿入され締着されている。前部締着引張レール部材３
は、調節高さｈが可変である調節手段８および９、例え
ば調節ねじを介して前部窪み面１０に対し支持されてい
る。前部締着、クランプレール部材３０２つの端面１１
および１２は、球面状に形成されておって、窪み５の前
部側面１３および１４に当接支持されている。

印刷版の後端部７は、後部締着レール部材養により締着
されている。該レール部材養は、高Ｉｈが可変である少
なくとも２つＣＵｖ１４節手段１６および１７、例えば
調節ねじＫより、後部窪み面１８に当接支持されている
。後部締着引張レール部材養の２つの端面２４および２
５は平坦に形成されておって、調節高さｈが可変である
調節手段１９および２０により窪み５の後部側面２２お
よび２３に当接支持されている。印刷版２上の印刷面３
０は、２色印刷の場合、少なくとも２対の見当合せ！−
り２７，２８および２９．３１’ｔ−有している。これ
ら見当合せマーク２７．２８および２９．３１は、１ｍ
に組合されている陽画および陰画の印刷面の場合十字マ
ーりとすることもできるし或いは線マークとすることも
できる。

前部締着引張レール部材３に従って印刷版２ならびに印
刷面３０の左および右の回転軸は記号Ａお上びＢで表わ
されており固定位置にある。

印刷面の出発線３２からの回転軸ＡおよびＢ。

Ｙ軸方向における間隔Ｃ（この間隔Ｃは見当合せ誤差を
取除くための者調節前の出発位１ｆｔ−表ワす）は、コ
ンピュータのメモリに固定値として書込まれている値で
ある。回転＠ＡおよびＢは、固定の間隔ａｔ−有し、見
当合せマーク対２７および３１ならびに２８および２９
はＸ軸方向に間隔ｂ２有し、そして見当合せマーり対２
７．２８ならびに３１．２Ｑは互いに間隔ｄだけ離れて
いる。印刷版始端部６の外縁は常に耐着引張レール部材
３内で正確に設定された同じ水平線上に位置する。

前部窪み面１０からの締着引張レール部材３の出発位置
における回転軸ＡおよびＢの間隔ｆは固定値として設定
される。寸法ａ、ｂ、ｅおよびｄは、機械に対し特殊の
値であり、　４！Ｉ磯Ｍ毎に別々に電子的評価装置のメ
モリに記憶される。

全Ｒ１３５は、上述の特性の版Ｐｉ！１１ｔ−備えた印
刷機械におφて、上述の印刷版２により少なくとも２色
で印刷されたものである′。このように印刷された全紙
３５は、評価面３３上で水平の台一定の紙差し定規３４
および垂直の台固定の紙差し定規３６で評価台上に載置
される。定規３４および３６は互いに直角関係にある。

全評価面３３は左方向および下方向において、幅の狭い
紙差し定規３６および３４によって境界金画定畜れ、そ
して例えば２ｃｍＸ２αの大きさである個々の正方形の
評価フィールド３７に分割される。各個々の評価フィー
ルド（場）３７に対して応答できるようにするために、
それぞれ外部から紙差し定規３４および３６に当接して
水平の座標枠押え３８（Ｘ方向押え）および垂直座凛押
え３９（Ｙ方向弁え）が測定テーブル４０上に取付けら
れている。２つの押工３８および３９の各々には、同じ
縮尺で目盛４１および４２が設けられており、各目盛区
分にはそれぞれ「１」から始まって連続通し番号が付け
られている。このようＫして、各評価フィールド３７は
そのＸ軸方向およびＹ軸方向位置において応答可能であ
る。

例えば２色刷りの全紙（枚葉紙）３５の見当合せ誤差を
評価する次めに次のような手順が実行さｎる。先ず、全
紙３５の印刷面全上側にして紙差し定規３４および３６
に載置する。全紙は、例えば見当合せマーク２７および
３１ｔ−有しており、この場合、見当合せマークは、用
いることができる他のマークを含め単なる代表例として
十字形態で示されている。評価装置は、見当合せアーク
対２７および３１の中心のＸ＋Ｙ座標位置を近似的に求
めて、その座標値をコンピュータに入力する。第２図に
示し次側においては、見当合せマーク対２７に対しては
値２４：２（＝Ｘ、Ｙ位置）が、そして見当合せマーク
対３１に対してはｍ３：２が入力される。

次の段階として、例えば、公知のビデオカメラａ定装置
ｆ（例えば大日本印刷社製のｒ　置ＥＣＵＲ８ＯＲＪ　
）全周いて、見当合せマーり対２７および３１における
２つの異なった色の十字マークの相対位置ｔ−測測定、
この測定値も同様にコンピュータにオフラインまたはオ
ンラインで入力して記憶する。上述の２つの段階で求め
られたデータを用いて、コンピュータは、２色印刷版２
のための調節手段８，９．１６゜１７．１９および２１
を設定すべき目標位置を算出する。これにより、第２番
目の色の穴めの印刷版２の版胴１上の位置が相応に変え
られる。

基準色である第１の色のための印刷版２の位置は変えら
れることなくその目標位置に留まる。

上に述べた手法により、印刷版は相対的に回転もしくは
変位されて、それにより連成可能な最小の見当合せ誤差
が達成される。

調節手段８，９，１６，１７．１９および２１は、これ
ら全ての調節手段に対応の目盛および指針を設けて手動
で９４整することもできるし或いは電動機、空気圧、流
体圧或いは電画駆動によりオンラインで調整することも
できる。

第３図から明らかなように、測定テーブル面に描かれ次
受動座標系の代りＫ、例えば西独特許願公開公報第２９
３９３８８号明細書に既述されているような能動ディジ
タル化表面４３１！−使用することができる。このディ
ジタル化表面４３と組合せて、容量性十字線信号検知器
４４が用いられる。この技術は、例えば、やはり西独特
許願公開公報第２９３９３８８号明細書に示唆されてい
る。評価される全紙３５は紙差し定規３４゜３６に当嬢
される。十字線信号検知器４４は、例えば見当合せ十字
マーク対２７および３１０個々の見当合せ十字マークの
公差点上に置かれて、その測定値はコンピュータに入力
される。

そこでコンピュータは、上述のようにして、調節手段８
．９，１６，１７．１９および２１の目標値設定を行い
上述のようにこれら調節手段の調整を行う。

第杢図には、本発明の課題を解決する別の実施例が示さ
ねている。測定テーブル４６上には、上側および下側の
水平の案内レール４７　、４８が取付けられている。こ
れら２つのレール４７゜４８は互いに平行に延びている
。これらレール４７．４８上には、水平方向に変位可能
なキャリッジ４９が走行可能に設けられており、該キャ
リッジ４９は、垂直方向に変位可能なカメラキャリッジ
５１１に備えている。このカメラキャリッジ５１には、
それ自体公知のカラービデオ測定カメラ５２が、測定テ
ーブル４６の上面に対して成る間隔で取付けられている
。水平および垂直方向の紙差しレール３４および３６も
同様に測定テーブル４６に取付けられている。キャリッ
ジ４９のＸ軸方向における運動ならびにカメラ担体キャ
リッジ５１のＹ軸方向における運動はディジタルパルス
に変換され、該ディジタルパルスはコンピュータに供給
されて該コンピュータに記憶される。

電子的測定カメラ５２は、被測定見当合せマーク対、例
えば３１および２７上を逐次移動され、この走査運動に
よシ求められ念Ｘ／・Ｙ位置は記憶され、これら２つま
たは七わよシ多い被測定見当合せマーク対、例えば２７
および３１の拡大されな像がカラーモニタ５３上に並置
して表示される。次いで、見当合せマーク対２７および
３１０２つの異なった色の見当合せ十字交差点が、公知
のカラービデオ測定カメラ測定装置（大日本印刷社のｒ
置ＥｃＵＲ８０ＲＪ　）の光ペン（ライトベン）で測定
され、２つの基準見当合せ十字線、例えば見当合せ十字
線対２７および３１の座標交差点ならびに見当合せ十字
線対２７および３１の第２番目の色の校正すべ＠２つの
色をコンピュータに記憶する。そこでコンピュータは再
び上述のようにして、第２番目の色に対する印刷版の位
置の調整ＦＬを算出する。

また、元ペンを使用する代りに、トラックペル（Ｔｒａ
ｃｋ−ｂ＠ｌｌ）　、即ち制御法（ディジタル化装置）
を使用して、基準色の見当合せ十字線および第２々らび
にさらに他の色の見当合せ十字線をスクリーン上で重ね
合せて、求められた値をコンピュータに供給することも
可能である。

調節手段８，９．１６，１７．ｌＱ、２１の調整は先に
述べた実施例の場合と同様に行われる。

調節手段８．９，１６．１７．１９．２１のためのコン
ピュータで算出された全ての値は印刷装置もしくはプリ
ンタ（図示せず）によシブリントアウト嘔ｎる。

尚、術語「見当合せ対２７．３１：２８゜２９」とは、
組合式れた見当合せマーク（列えは見当合せ十字線）の
集合もしくは群であり、各群もしくは集合は、２つまた
は３つ以上の見当合せマーク（例えば見当合せ十字線）
から構成できるものと理解され度い。

ビデオ測定カメラとしては、小型カラー・ＣＯＤカメラ
を使用することができる。

本発明によれば、多色刷シの色の整合が非常に簡単な仕
方で正確に達成さｊｏ、また、本発明により得られる利
点は、特に、組付準備時間及び見当合せの際の印刷ぐず
を低減できることであシ、更に、各種すべての見当合せ
誤差を測定できることである。

【図面の簡単な説明】

第１図は版の先端部および後端部に、版胴に対して板金
支持する調節手段を備えている版締着および引張レール
を備えた印刷版を略示する図、第２図は、本発明による
座標系を備えな測定台を、評価処理すべき全紙と共に略
示する図、第３図は評価される全紙と、評価される色マ
ークを検知するためのディジタル化装置と共にディジタ
ル化盤を略示する図、そしてＷＩ４図はＸ。 ＹおよびＸ軸方向に運動可能なビデオカメラおよび画像
スクリーンを備えた全紙載置盤もしくイ はデｌジタル化盤を示す図である。 １・・・版胴、２・・・印刷版、３・・・前部締着引張
レール部材、養・・・後部締着引張レール部材、５・・
・窪み、６，７・・・印刷版端部、８．９，１６゜１７
．１９．２１・・・調節手段、２７，２８゜２９．３１
・・・見当合せマーク、３ｏ・・・印刷面、３３・・・
評価面、３４．３６・・・紙差し定規、３５・・・全紙
、３７・・・評価フィールド（場）、３８・・・水平座
標枠押え、３９・・・垂直座標枠押え、４０．４６・・
・測定テーブル、４１．４２・・・日盛、４３・・・能
動ディジタル化表面、４４・・・容量性十字線信号検知
器、４７．４８・・・案内レール、４９・・・キャリッ
ジ−５１・・・カメラキャリッジ、５２・・・カラービ
デオ測定カメラ、５３・・・カラーモニタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、測定台上で多色印刷機械における見当合せ誤差を測
   定するための方法において、印刷された全紙ないし枚葉
   紙（３５）上における１つまたは複数の見当合せマーク
   群（２７、 ３１；２８、２９）の位置のＸ／Ｙ座標を近似的または
   正確に決定して、それらの値をコンピュータに供給して
   記憶し、次いで、各見当合せマーク群（２７、３１；２
   ８、２９）の個々の見当合せマークのＸ／Ｙ方向におけ
   る位置の差を測定し、コンピュータに供給して記憶し、
   該コンピュータにより印刷機構の版胴上における個々の
   色の印刷版の位置を計算することを特徴とする方法。 ２、印刷版締着およびクランプ手段（３、４）のための
   調節手段（８、９、１６、１７、 １９、２１）の設定値を算出してプリンタを介し出力す
   る特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、設定台上で多色印刷機における見当合せ誤差を測定
   するための装置において、測定台 （４０）上で見当合せマーク群（２７、２８；２９、３
   １）のＸ／Ｙ座標の位置を決定するため座標系が設けら
   れており、各見当合せマーク群（２７、２８；２９、３
   １）の個々の見当合せマークの位置を決定するために、
   電子的カラービデオ測定カメラ装置（５２、 ５３）を備えていることを特徴とする多色印刷機におけ
   る見当合せ誤差測定装置。 ４、多色印刷された全紙（３５）の見当合せマーク群（
   ２７、２８；２９、３１）のＸ／Ｙ座標の位置を求める
   ために、ディジタル化表面（４３）を備えた測定台（４
   ０）と十字線信号検出器（４４）を設けた特許請求の範
   囲第３項記載の装置。 ５、多色刷の全紙（３５）の見当合せマーク群（２７、
   ２８；２９、３１）のＸ／Ｙ座標の位置を求めるために
   、ディジタル化表面（４３）を備えた測定台（４０）と
   光ペンとを備えている特許請求の範囲第３項記載の装置
   。 ６、多色刷の全紙（３５）の見当合せマーク群（２７、
   ２８；２９、３１）のＸ／Ｙ座標の位置を求めるために
   、測定台（４６）上で、ＸおよびＹ軸方向に運動可能な
   電子的カラービデオ測定カメラを設けた特許請求の範囲
   第３項記載の装置。