JP2586859Y2 - コンクリートレベラー - Google Patents

コンクリートレベラー

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JP2586859Y2
JP2586859Y2 JP1993026198U JP2619893U JP2586859Y2 JP 2586859 Y2 JP2586859 Y2 JP 2586859Y2 JP 1993026198 U JP1993026198 U JP 1993026198U JP 2619893 U JP2619893 U JP 2619893U JP 2586859 Y2 JP2586859 Y2 JP 2586859Y2
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sled
concrete
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horizontal control
sled body
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JP1993026198U
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勝 鈴木
徹 原田
仁 友次
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば建物の床面また
は路面等を形成するコンクリート打設時に表面を均平に
するためのコンクリートレベラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、コンクリートレベラーの後部に
配設された打設コンクリートの表面を均す回転体及びタ
ンパーの両側に、これらを水平状態に支持する橇体がそ
れぞれ機体に固設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、走行車
輪を有した機体に、橇体が固定して取り付けられている
と、機体の走行時の旋回操作が行い難いという課題があ
った。そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、機
体の進行方向に沿い橇体が回動変位して機体の旋回を容
易に行うようにしたコンクリートレベラーを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本考案の第1の構成は、図1〜図5に示すように、
走行車輪13を有する機体の後部に配設された打設コン
クリートの表面を均すための回転体16及びタンパー1
7と、該回転体16及びタンパー17の両側に配設され
これらを水平状態に保つように支持する橇体18とを備
えたコンクリートレベラー10において、機体にそれぞ
れ垂設した水平制御用軸30の下端に、上記橇体18を
その中央部より進行方向部位Pにおいて上記軸30の軸
心周りに回動自在に装着し、該橇体18が機体の操向操
作に伴う進行方向に沿う方向に回動変位するようにした
ものである。
【0005】また、かかる目的を達成するために本考案
の第2の構成は、図1、図2及び図6に示すように、走
行車輪13を有する機体の後部に配設された打設コンク
リートの表面を均すための回転体16及びタンパー17
と、該回転体16及びタンパー17の両側に配設されこ
れらを水平状態に保つように支持する橇体18とを備え
たコンクリートレベラー10において、機体にそれぞれ
垂設した水平制御用軸30の下端に、上記橇体18を上
記軸30の軸心周りに回動自在に装着すると共に、該両
橇体18の中間位置にサイドクラッチレバー34の操作
により支軸36周りに回動変位するステアリング部材3
7を配設し、該ステアリング部材37の両側にそれぞれ
延設した作動棒39を両橇体18の上記水平制御用軸3
0の装着部よりも後方部位P’に連結したものである。
【0006】
【作用】以上の構成により図1〜図5に示した本考案の
第1の構成にあっては、橇体18の中央部より進行方向
部位Pに、水平制御用軸30が軸心周りに回動自在に装
着されているので、機体の進行に伴い上記水平制御用軸
30が橇体18を引っ張るように作用するため、橇体1
8は自然に機体の進行方向に沿う方向に回動変位され
る。従って、機体の旋回操作が容易となる。
【0007】また、図1、図2及び図6に示した本考案
の第2の構成にあっては、橇体18に水平制御用軸30
が軸心周りに回動自在に装着されると共に、サイドクラ
ッチレバー34により回動変位するステアリング部材3
7の作動棒39が両橇体18にそれぞれ連結されている
ので、サイドクラッチレバー34により機体が旋回する
方向に両橇体18が上記作動棒39により強制的に回動
変位され、機体の旋回操作が容易となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の第1の実施例を図1〜図5に
基づいて詳細に説明する。図1において、コンクリート
レベラー10の機体11は、これに登載したエンジン1
2により駆動する走行車輪13およびその後部にコンク
リート均し部14を配設している。該コンクリート均し
部14は上記エンジン12からの伝動機構15を介し作
動する回転体16及びタンパー17を設け、これらの両
側に橇体18を配設している。
【0009】上記回転体16は回転することによりその
ゴム等で放射状に突設されたラグが、打設コンクリート
表面上の余剰コンクリートを前方あるいは後方に掻き寄
せて、目的のコンクリート高さにする。この目的のコン
クリート表面高さは、コンクリート均し部14の上部に
立設され作業場の定位置に立設した投光器(図示省略)
からの光を受ける受光器19を装着したコンクリート高
さ設定棒20を調節することにより設定される。また、
上記タンパー17は上下往復動して上記回転体16で設
定厚さに掻き均したコンクリート表面を打圧し、均平に
するための部材である。なお、機体11の前部に操向ハ
ンドル32が延設されている。
【0010】次に、上記橇体18について説明する。機
体後部に配設されたミッションケース21において軸支
する車軸22より後方に連結部材23が突設されてお
り、一方コンクリート均し部14の前部フレーム24の
前端中央部より連結軸25が突設されており、該連結軸
25を上記連結部材23に嵌挿し、ピンにて係止して連
結する。また、上記前部フレーム24より後方に上部カ
バー27が配設されており、その両側にサイドカバー2
8L,28Rが立状に配設されている。両サイドカバー
28L,28Rは、各々コンクリート均し部14全体を
支持するために、打設コンクリート内に埋め込んだ鉄筋
Tに当接させる橇体18を垂設している。
【0011】即ち、両サイドカバー28L,28Rに設
けたローラガイド29の下部より管状の水平制御用軸3
0を突設し、図3及び図4に示すように橇体18にその
中央部より進行方向部位Pにて固設した取り付け棒31
を、上記水平制御用軸30に嵌挿して取り付ける。即
ち、図5にも示すように上記取り付け棒31の外周に半
円状の凹溝31a及びこれに対応する水平制御用軸30
の内周に同様の凹溝30aをそれぞれ形成し、両凹溝間
に係合ボール33を入れ、また水平制御用軸30に明け
た円周方向の係合溝30bに、取り付け棒31に突設し
た係合ピン31bを挿通し、橇体18が水平制御用軸3
0の下端にてその軸心周りに所定範囲だけ回動自在に取
り付けられている。また、両橇体18の後部に、両者を
回動自在に連結する連結棒26が設けられている。
【0012】従って、コンクリートレベラー10の操向
ハンドル32を作業者が持って操作し、機体の進行に伴
い上記水平制御用軸30が橇体18を引っ張るように作
用するため、橇体18は自然に機体の進行方向に沿う方
向に回動変位され、コンクリートレベラー10の旋回操
作が容易となる。
【0013】図1、図2及び図6図に基づいて本考案の
第2の実施例を説明する。第1の実施例と同一構成部分
は同一符号にて説明する。機体より垂下した水平制御用
軸30の下端に両橇体18がそれぞれ軸心周りに回動自
在に取り付けられている。そして、両操向ハンドル32
の中間部に配設され、機体のミッション部の作動を行う
サイドクラッチレバー34の基端部付近に、作動アーム
35が交差状に固設されており、一方両橇体18の中間
に位置する機体に突設された支軸36に、長方形板状の
ステアリング部材37が回動自在に取り付けられてい
る。なお、上記機体のミッション部は耕うん機のミッシ
ョンのサイドクラッチ機構と同様である。
【0014】そして、上記ステアリング部材37の後端
両側と上記作動アーム35両端とがボーデンワイヤ38
により連結され、また上記ステアリング部材37の前端
両側からそれぞれ延出された作動棒39の先端が、上記
橇体18の水平制御用軸30の装着部よりも後方部位
P’に連結されている。従って、サイドクラッチレバー
34が操作され例えば上記作動アーム35が反時計方向
に回動されると、ステアリング部材37はボーデンワイ
ヤ38に引かれて反時計方向に回動され、その結果橇体
18は水平制御用軸30の軸心周りに時計方向に回動さ
れる。上記サイドクラッチレバー30の操作により、ミ
ッション部の右サイドクラッチが切れて走行車輪は右旋
回し、同時に橇体18が上記のように時計方向即ち右に
回動されるため、機体の旋回性能が極めて良好に行われ
る。
【0015】図7〜図9に基づいて本考案の第3の実施
例を説明する。図7はタンパー及びこれの後部に設けた
ゴム板の断面図、図8は同上の平面図、図9は同上のゴ
ム板の収納状態の断面図である。機体の後部に配設され
たコンクリート均し部14のタンパー40の後部に、ゴ
ム板41がその端部をボルト締め42して連結され、ま
た、タンパー40に逆コ字状の丸棒よりなる支持部材4
3が、その基端を蝶番44により取り付けられ、該支持
部材43とゴム板41とはゴムの留め部材45で2カ所
係合されている。なおゴム板41の横幅は、タンパー4
0が上下に振動するためその振幅の分だけタンパー40
の横幅よりも長めにしてある。
【0016】上記ゴム板41はタンパー40によりコン
クリート表面に付けられた編目状の凹凸を均して表面仕
上げを行うもので、従来は単にゴム板がタンパーに連結
されただけであったので使用時ゴム板がめくれ易く表面
仕上げが悪かったが、本実施例によれば、上記支持部材
43がゴム板41がめくれないように支持して表面仕上
げを良好にできる。機体の移動時には図9に示すよう
に、支持部材43をゴム板41と一緒にはね上げて収納
出来る。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案の請求項1に
示すコンクリートレベラーにあっては、橇体18の中央
部より進行方向部位Pに、水平制御用軸30が軸心周り
に回動自在に装着されているので、機体の進行に伴い上
記水平制御用軸30が橇体18を引っ張るように作用す
るため、橇体18は自然に機体の進行方向に沿う方向に
回動される。従って、機体の旋回操作が容易となる。
【0018】また、本考案の請求項2の構成にあって
は、橇体18に水平制御用軸30が軸心周りに回動自在
に装着されると共に、サイドクラッチレバー34により
回動変位するステアリング部材37の作動棒39が両橇
体18にそれぞれ連結されているので、サイドクラッチ
レバー34により機体が旋回する方向に両橇体18が上
記作動棒39により強制的に回動され、機体の旋回操作
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のコンクリートレベラーの
側面図
【図2】同上の要部平面図
【図3】同上橇体の平面図
【図4】同上橇体と水平制御用軸との取り付け部の縦断
面図
【図5】同上取り付け部の横断面図
【図6】本考案の第2実施例の平面図
【図7】本考案の第3実施例のタンパー及びゴム板の断
面図
【図8】同上の平面図
【図9】同上のゴム板の収納状態を示す側面図
【符号の説明】
10 コンクリートレベラー 13 走行車輪 16 回転体 17 タンパー 18 橇体 30 水平制御用軸 34 サイドクラッチレバー 36 支軸 37 ステアリング部材 39 作動棒 P 進行方向部位 P’ 後方部位

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪を有する機体の後部に配設され
    た打設コンクリートの表面を均すための回転体及びタン
    パーと、該回転体及びタンパーの両側に配設されこれら
    を水平状態に保つように支持する橇体とを備えたコンク
    リートレベラーにおいて、機体にそれぞれ垂設した水平
    制御用軸の下端に、上記橇体をその中央部より進行方向
    部位において上記軸の軸心周りに回動自在に装着し、該
    橇体が機体の操向操作に伴う進行方向に沿う方向に回動
    変位するようにしたことを特徴とするコンクリートレベ
    ラー。
  2. 【請求項2】 走行車輪を有する機体の後部に配設され
    た打設コンクリートの表面を均すための回転体及びタン
    パーと、該回転体及びタンパーの両側に配設されこれら
    を水平状態に保つように支持する橇体とを備えたコンク
    リートレベラーにおいて、機体にそれぞれ垂設した水平
    制御用軸の下端に、上記橇体を上記軸の軸心周りに回動
    自在に装着すると共に、該両橇体の中間位置にサイドク
    ラッチレバーの操作により支軸周りに回動変位するステ
    アリング部材を配設し、該ステアリング部材の両側にそ
    れぞれ延設した作動棒を両橇体の上記水平制御用軸の装
    着部よりも後方部位に連結したことを特徴とするコンク
    リートレベラー。
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JPH0679806U JPH0679806U (ja) 1994-11-08
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