JP2585889Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2585889Y2
JP2585889Y2 JP1991107042U JP10704291U JP2585889Y2 JP 2585889 Y2 JP2585889 Y2 JP 2585889Y2 JP 1991107042 U JP1991107042 U JP 1991107042U JP 10704291 U JP10704291 U JP 10704291U JP 2585889 Y2 JP2585889 Y2 JP 2585889Y2
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広和 岡田
俊樹 高馬
憲正 坂本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、排気口に風向変更体を
配設し、風向を可変することのできる空気調和機の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種空気調和機として、例え
ば、図10乃至図14に示される除湿機が知られてい
る。図10乃至図14に基づき従来の除湿機を説明する
と、1は本体で、内部空間を上下に区画し、下方空間
に、図示しない圧縮機を配設すると共に凝縮器7から滴
下する水受容器2を着脱自在に収納している。3は本体
1前面の上部空間と対応する位置に形成された吸気口、
4は本体1前面上部に形成された第1排気口、5は本体
1上面後方に形成された第2排気口で、吸気口3から第
1排気口4及び第2排気口5に至る送風路を本体1の上
部空間に形成している。
【0003】6は本体1上方空間に形成された送風路の
吸気口3後方に配設された空気浄化用フィルタ、7はフ
ィルタ6後方に配設された凝縮器、8は凝縮器7の後方
に配設された蒸発器、9は蒸発器8の後方に配設された
送風機で、送風機9及び圧縮機の駆動により、吸気口3
から吸気された空気を凝縮機7及び蒸発機8にて除湿す
るようになっている。
【0004】10は第2排気口5に配設された風向変更体
で、枢支軸11を第2排気口5縁に形成した枢支穴12に挿
入して回転自在に支持されている。風向変更体10は第1
翼片13と第2翼片14とから構成され、第1翼片13が第2
排気口5を閉成し、かつ第2翼片14が第2排気口5へ至
る送風路を閉成する位置と、第2翼片14が第1排気口4
へ至る送風路を閉成する位置との間を開閉するようにな
っている。15は風向変更体10の枢支軸11に形成された弾
性片で、先端に枢支穴12縁に形成された複数の係合部16
に選択的に係合する係止突起17を形成しており、係止突
起17と係合穴16の係合によって風向変更体10を、第1翼
片13が第2排気口5を閉成し、かつ第2翼片14が第2排
気口5へ至る送風路を閉成する位置、第2翼片14が第1
排気口4へ至る送風路を閉成する位置、及び両位置の間
の適宜位置に保持するようになっている。
【0005】そして、風向変更体10によって第2排気口
5を閉塞し、除湿された空気を第1排気口4から前方に
向けて送風することにより押し入れや下駄箱等を乾燥で
き、風向変更体10を回動して第2排気口5から上方に向
けて除湿された空気を送風することにより室内に吊り下
げられた洗濯物を乾燥することができる等、送風方向を
変更することにより多目的に使用することができるよう
になっている。
【0006】図11乃至図13は夫々風向変更体10の枢
支軸11と本体1の枢支穴12の係合状態を示す断面図で、
図11は風向変更体10により第2排気口5を閉成した状
態を示している。
【0007】しかしながら、使用場所、使用目的等によ
っては、図12に示される如く、風向変更体10を、係止
突起17と係合部17とが係合しない位置に向けて使用する
場合が生じる。この使用状態を長期間継続した場合、弾
性片15の復元力が低下し、弾性片15が係止突起17と係合
部16が係合する状態に復元しなくなり、図13に示すご
とく、風向変更体10を第1翼片13が第2排気口5を閉成
する位置に保持しようとしても、係止突起17と係合部16
が係合しないため、風向変更体10の自重により回転し、
図11に示すごとく、風向変更体10によって第2排気口
5を完全に閉成した状態に保持することができない恐れ
があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記欠点に
鑑みなされたもので、風向変更体によって排気口を閉塞
した状態を確実に保持し得る空気調和機を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の第1の構成は、
排気口に、排気口を開閉自在な風向変更体を回動自在に
配設し、該風向変更体の回動中心に対して重心側とは反
対側の端部に突出部を設け、風向変更体の回動中心から
前記突出部先端までの回動半径を風向変更体の回動中心
から排気口縁までの距離より大きくして、排気口縁に突
出部を摺接させて風向変更体が排気口を閉成することを
特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】本考案の構成によれば、排気口縁に風向変更体
の突出部を摺接させて風向変更体が排気口を閉成するこ
とで、風向変更体の自重による回動を阻止して閉成した
状態が保持される。排気口を開放する際には、風向変更
体を回動させると、風向変更体の突出部が排気口とが接
しない位置まで回動した後、風向変更体の自重は排気口
を開成する方向に働く。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】本考案の実施例を図1及び図2に基づき以下
に詳述する。尚、従来と同一部品は同一符号を符して説
明を省略する。
【0016】20は第2排気口5に配設された風向変更体
で、左右一対の枢支軸21を相対向する第2排気口5縁に
形成した枢支穴22に挿入して回転自在に支持されてい
る。前記風向変更体20は第1翼片23と第2翼片24とから
構成され、第1翼片23が第2排気口5を閉成し、かつ第
2翼片24が第2排気口5へ至る送風路を閉成する位置
と、第2翼片24が第1排気口4へ至る送風路を閉成する
位置との間を開閉するようになっている。25は前記第2
翼片24の前方側端部の左右方向略中央部に形成された突
出部で、風向変更体20の回転中心Oから突出部25先端ま
での距離を、風向変更体20の回転中心Oから第2排気口
5前方側縁までの最短距離より大きく形成し、かつ、風
向変更体20で第2排気口5を閉成した状態で、突出部25
先端が第2排気口5前方側縁に近接もしくは当接する長
さに形成されている。
【0017】26は前記風向変更体20の枢支軸21に形成さ
れた弾性片で、先端に枢支穴22縁に形成された複数の係
合部27に選択的に係合する係止突起28を形成しており、
係止突起28と係合穴27の係合によって風向変更体20を、
第1翼片23が第2排気口5を閉成し、かつ第2翼片24が
第2排気口5へ至る送風路を閉成する位置、第2翼片24
が第1排気口4へ至る送風路を閉成する位置、及び両位
置の間の適数の位置に保持するようになっている。
【0018】而して、風向変更体20により第2排気口5
を閉成した状態では、風向変更体20は回転中心Oより後
方側が重く形成されているため、自重により後方側に回
転しようとするが、風向変更体20の第2翼片24前方側端
部に形成された突出部25の先端から回転中心Oまでの距
離を、回転中心Oから第2排気口5前方側縁までの最短
距離より大きく形成しているので、風向変更体20が自重
によって後方側に回転しようとすると、第2翼片24の突
出部25が第2排気口5縁に当接し、風向変更体20の回転
が規制され、風向変更体20は第2排気口5を完全に閉成
した状態を保持する。
【0019】第2排気口5を開放する際には、風向変更
体20を回動すると、第2翼片24の突出部25が第2排気口
5前方側縁に当接して第2翼片24がたわみ、突出部25が
第2排気口5前方側縁を乗り越える。そして、風向変更
体20を任意の位置に向け、所望の方向に送風する。
【0020】次ぎに、突出部25の代わりに、第2排気
口5の口縁に突出部リブ29を設けた場合について説明
する。
【0021】29は第2排気口5前方側縁の左右方向略中
央部に形成された突出リブで、風向変更体20の回転中心
Oから風向変更体20前方側端部までの距離を、風向変更
体20の回転中心Oから突出リブ29先端までの最短距離よ
り大きく形成し、かつ、風向変更体20で第2排気口5を
閉成した状態で、突出部25先端が第2排気口5前方側縁
に近接もしくは当接する長さに形成されている。
【0022】而して、風向変更体20により第2排気口5
を閉成した状態では、風向変更体20は回転中心Oより後
方側が重く形成されているため、自重により後方側に回
転しようとするが、風向変更体20の第2翼片24前方側端
部から回転中心Oまでの距離を、回転中心Oから第2排
気口5前方側縁に形成した突出リブ29までの最短距離よ
り大きく形成しているので、風向変更体20が自重によっ
て後方側に回転しようとすると、第2翼片24前方側端部
が突出リブ29に当接し、風向変更体20の回転が規制さ
れ、風向変更体20は第2排気口5を完全に閉成した状態
を保持する。
【0023】第2排気口5を開放する際には、風向変更
体20を回動すると、第2翼片24が突出リブ29がに当接し
て第2翼片24がたわみ、第2翼片24が突出リブ29を乗り
越える。そして、風向変更体20を任意の位置に向け、所
望の方向に送風する。
【0024】
【0025】次ぎに、枢支軸21内周縁にバネ体30を
設けた場合について説明する。
【0026】30は風向変更体20の枢支軸21内周縁に嵌合
挿入されるリング状の金属製バネ体で、常時拡開する方
向に付勢されている。
【0027】而して、風向変更体20の枢支軸21に形成さ
れた弾性片26は、バネ体30により係止突起28が外周に突
出する方向、即ち、枢支穴22に形成された係合部27に係
合する方向に付勢され、図5に示すごとく、長期間風向
変更体20を係止突起28が係合部27と係合しない位置に維
持していても、弾性片26及びバネ体30の復元力が低下す
ることがない。従って、図4に示すごとく、風向変更体
20を、第2排気口5を閉成する位置に回転させた状態で
は、係止突起28が確実に係合部27と係合し、第2排気口
5を閉成した状態を確実に維持する。
【0028】また、バネ体30はリング状に形成され、枢
支軸21の内周縁に挿入嵌合しているので、弾性片26は枢
支軸21の内周縁以上に拡開されることはなく、弾性片26
が破損することはない。
【0029】尚、バネ体30は、図7に示すごとく、一端
を枢支軸21に形成した係止穴に挿入してバネ体30の回転
移動を規制するようにしてもよい。
【0030】次ぎに、枢支軸21の代わりに、枢支軸3
1を複数の円弧状部32から構成した場合について説明
する。
【0031】31は風向変更体20に一体形成した枢支軸
で、複数の円弧状部32から構成されている。33は前記枢
支軸31内周縁に嵌合挿入されるリング状のバネ体で、常
時拡開する方向に付勢され、枢支軸31の円弧状部32を枢
支穴22縁に圧接するようになっている。
【0032】而して、枢支軸31の円弧状部32はバネ体33
の付勢力により枢支穴22縁に圧接され、枢支軸31と枢支
穴22の回転摩擦力を増大させる。従って、風向変更体20
は任意の位置で確実に保持される。
【0033】
【考案の効果】本考案の構成によれば、閉成する方向に
回動させるのみで排気口を閉成できるので、簡単な動作
で排気口を閉成できると共に、自重による回動を阻止し
て安定してその状態を保持できる。また、開成時は突出
部が排気口とが接しない位置まで回動した後、風向変更
体はその自重により排気口を開成するように回動するの
で、開成動作が簡単に行える。
【0034】
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部断面図である。
【図2】同風向変更体の斜視図である。
【図3】第2排気口の口縁に突出リブを設けた場合の要
部断面図である。
【図4】枢支軸にバネ体を設けた場合の要部断面図であ
る。
【図5】図4における動作を説明する要部断面図であ
る。
【図6】図4における風向変更体とバネ体との斜視図で
ある。
【図7】バネ体の一端側を枢支軸に係止した場合の要部
断面図である。
【図8】枢支軸を複数の円弧状部で構成した場合の要部
断面図である。
【図9】図9における風向変更体とバネ体の斜視図であ
る。
【図10】従来例を示す要部断面図である。
【図11】同動作を説明する要部拡大図である。
【図12】同動作を説明する要部拡大図である。
【図13】同動作を説明する要部拡大図である。
【図14】同機器全体の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 3 吸気口 5 第2排気口 7 凝縮器 8 蒸発器 20 風向変更体 25 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−37235(JP,A) 実開 平2−24227(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に吸気口から排気口に至る送風路
    を形成し、該送風路に熱交換器を配設した空気調和機に
    おいて、前記排気口に、排気口を開閉自在な風向変更体
    を回動自在に配設し、該風向変更体の回動中心に対して
    重心側とは反対側の端部に突出部を設け、風向変更体の
    回動中心から前記突出部先端までの回動半径を風向変更
    体の回動中心から排気口縁までの距離より大きくして、
    排気口縁に前記突出部を摺接させて風向変更体が排気口
    を閉成することを特徴とする空気調和機。
JP1991107042U 1991-12-25 1991-12-25 空気調和機 Expired - Fee Related JP2585889Y2 (ja)

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CN100441965C (zh) * 2003-08-26 2008-12-10 乐金电子(天津)电器有限公司 除湿器排放口的开关装置
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