JP2585183B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2585183B2 JP5236553A JP23655393A JP2585183B2 JP 2585183 B2 JP2585183 B2 JP 2585183B2 JP 5236553 A JP5236553 A JP 5236553A JP 23655393 A JP23655393 A JP 23655393A JP 2585183 B2 JP2585183 B2 JP 2585183B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体記憶装
置に関するものであり、より特定的には、ストレージノ
ードの加工精度を高めることができるように改良された
ビット線埋込型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置は、コンピュータ
などの情報機器の目覚しい普及によって、その需要が急
速に拡大している。さらに、機能的には、大規模な記憶
容量を有し、かつ高速動作が可能なものが要求されてい
る。これに伴って、半導体記憶装置の高集積化、高速応
答性および高信頼性に関する技術開発が進められてい
る。
【0003】半導体記憶装置の中で、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものとして、DRAM(ダイナミッ
クランダムアクセスメモリ)が知られている。一般に、
DRAMは、多数の記憶情報を蓄積する記憶領域である
メモリセルアレイと、外部の入出力に必用な周辺回路と
から構成される。
【0004】図1は、一般的なDRAMの構成を示すブ
ロック図である。図1を参照して、DRAM50は、記
憶情報のデータ信号を蓄積するためのメモリセルアレイ
51と、アドレス信号(単位記憶回路を構成するメモリ
セルを選択するための信号)を外部から受けるためのロ
ウアンドカラムアドレスバッファ52と、そのアドレス
信号を解読することによってメモリセルを指定するため
のロウデコーダ53およびカラムデコーダ54と、指定
されたメモリセルに蓄積された信号を増幅して読出すセ
ンスリフレッシュアンプ55と、データ入出力のための
データインバッファ56およびデータアウトバッファ5
7と、クロック信号を発生するクロックジェネレータ5
8とを含んでいる。
【0005】メモリセルアレイ51は、半導体チップ上
で大きな面積を占める。メモリセルアレイ51の中で
は、単位記憶情報を蓄積するためのメモリセルが、マト
リックス状に、複数個配列されて設けられている。
【0006】図2は、メモリセルアレイを構成するメモ
リセル4ビット分の等価回路図を示している。図示され
たメモリセルは、1個の電界効果トランジスタと、これ
に接続された1個のキャパシタとから構成される、いわ
ゆる1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルであ
る。このタイプのメモリセルは、構造が簡単なため、メ
モリセルアレイの集積度を向上させることが容易であ
り、大容量を必用とするDRAMによく用いられてい
る。
【0007】このようなトランジスタとキャパシタは、
図3を参照して、半導体基板1の主表面中フィールド領
域2a内に形成される。フィールド領域2aは、分離酸
化膜2によって、他のフィールド領域2aから分離され
る。
【0008】表1は、この明細書中で説明される種々の
半導体装置の、特徴を整理したものである。以下、第1
の従来例、第2の従来例、第3の従来例を説明し、その
後、本願発明について説明する。
【0009】 第1の従来例 図4は、第1の従来例に係る半導体装置の平面図であ
り、図5は、図4におけるA−B線に沿う断面図であ
る。
【0010】これらの図を参照して、当該半導体装置
は、互いに交差する、ワード線4とビット線15を備え
る。ワード線4とビット線15の交差点近傍に、トラン
スファゲートトランジスタとスタックトタイプキャパシ
タが設けられる。トランスファゲートトランジスタは、
シリコン基板1の表面中に形成された一対のソース/ド
レイン領域6,6と、シリコン基板1の表面上に絶縁層
を介在させて形成されたゲート電極(ワード線)4とを
備える。
【0011】スタックトタイプキャパシタは、ソース/
ドレイン領域6に接触し、かつ、ゲート電極4の上部に
まで延びるストレージノード(下部電極)11を備え
る。ストレージノード11とソース/ドレイン領域6と
の接触部分は、ストレージノードコンタクト50と呼ば
れる。ストレージノード11の表面を、キャパシタ絶縁
膜12が被覆している。キャパシタ絶縁膜12を介在さ
せて、ストレージノード11の上に、セルプレート13
が設けられている。
【0012】トランスファゲートトランジスタとスタッ
クトタイプキャパシタを覆うように、シリコン基板1の
上に層間絶縁膜20が設けられている。層間絶縁膜20
中には、ビット線コンタクト51を露出させるためのビ
ット線コンタクトホール52が設けられている。ビット
線コンタクトホール52を通って、ビット線15が、ソ
ース/ドレイン領域6の他方に接続されている。ソース
/ドレイン領域6、ビット線コンタクト51、ストレー
ジノードコンタクト50は、フィールド領域2a内に形
成される。
【0013】フィールド領域2aは、フィールド酸化膜
2によって、他のフィールド領域2aから分離されてい
る。
【0014】図6(A)は、説明を明確にするために、
図4からフィールド領域2aを抜き出して、全体を図示
した、半導体装置の平面図である。図6(B)は、図6
(A)におけるB−B線に沿う断面図である。
【0015】図4と図6(A)(B)を参照して、フィ
ールド領域2aは、ビット線15が延びる方向に所定の
ピッチで複数個配置されている。参照符号aで示すフィ
ールド領域2aの列に隣接して、参照符号bで示すフィ
ールド領域2aが平行に設けられている。さらに、参照
符号bで示されるフィールド領域の列に隣接して、参照
符号cで示されるフィールド2aが設けられている。参
照符号aで示されたフィールド領域2aと参照符号bで
示されたフィールド領域2aは、ビット線が延びる方向
に互いに1/2ピッチずれて形成されている。
【0016】参照符号bで示すフィールド領域の列と参
照符号cで示すフィールド領域との関係においても、参
照符号bで示されるフィールド領域2aと参照符号cで
示されるフィールド領域2aは1/2ピッチずれて形成
されている。
【0017】図7は、最密充填折り返しビットセルアレ
イの、ビット線15とセンスアンプ54との接続部分の
近傍における、フィールド領域2aの配置を示した図で
ある。
【0018】図4に示すような、ハーフピッチ配列構造
であって、かつ非ビット線埋込型スタックセル構造を有
する半導体記憶装置(第1の従来例)においては、キャ
パシタ容量を大きくするためには、図中、SNX (スト
レージノードの長さ)で示す寸法とSNy (ストレージ
ノードの幅)で示す寸法を大きくする必要がある。しか
し、SNmin(ストレージノードと隣のストレージノ
ードとの距離)との寸法とSNcp(ストレージノード
の端部とセルプレートの端部との距離)には所定値を確
保させる必要があり、SNX を大きくするには限界があ
る。したがって、第1の従来例に係る半導体記憶装置で
は、SNX を大きくすることができず、十分なキャパシ
タ容量を確保することが困難であった。
【0019】なお、ノイズに対して強い、クオータピッ
チ配列の最密充填折り返しビットセルアレイが開示され
ている(1991年電子情報通信学会春季全国退会C−
665)が、フィールド領域がクオータピッチ配列であ
って、かつビット線埋め込み型のスタックセルは開示さ
れていない。
【0020】第2の従来例 第1の従来例における問題点を解決するために、図8に
示す、第2の従来例に係るビット線埋込型スタックセル
構造であって、かつ、ハーフピッチ配列構造を有する半
導体記憶装置が提案されている。
【0021】図9は、図8におけるA−B線に沿う断面
図であり、図10は図8におけるC−D線に沿う断面図
である。これらの図において、図4および図5の中で示
された部材と同一または相当する部分には、同一の参照
番号が付されている。
【0022】これらの図を参照して、第2の従来例に係
る半導体記憶装置の特徴は、ビット線15の上に、セル
プレート13が形成されており、ビット線15がセルプ
レート13によって埋込まれたような構造となってい
る、ことである。このような構造にすると、SNcpの寸
法についての制約はなくなる。したがって、SNX の寸
法とSNy の寸法を大きくとることができる。しかしな
がら、SNX の寸法とSNy の寸法をストレージノード
の加工精度限界まで大きくとると、ストレージノード1
1の端部が、ビット線コンタクト部51に近づき、スト
レージノード11を加工するための精度が悪くなるとい
う問題点がある。
【0023】この問題点を解決するために、第3の従来
例に係る半導体記憶装置が提案されている。第3の従来
例に係る半導体記憶装置を説明する前に、図4に示す非
ビット線埋込型の半導体記憶装置の製造工程と、図8に
示すビット線埋込型半導体記憶装置の製造工程の概要を
比較して説明しておく。
【0024】図11(A)は、非ビット線埋込型スタッ
クセルの製造工程の概要を示したものである。非ビット
線埋込型半導体記憶装置は、フィールド酸化膜を形成す
る工程(155)、トランスファゲートを形成する工程
(156)、ストレージノードを形成する工程(15
7)、セルプレートを形成する工程(158)、ビット
線を形成する工程(159)を順次経由する。一方、ビ
ット線埋込型装置は、図11(B)を参照して、フィー
ルド酸化膜を形成する工程(155)、トランスファゲ
ートを形成する工程(156)、ビット線を形成する工
程(159)、ストレージノードを形成する工程(15
7)、セルプレートを形成する工程(158)を順次経
由する。
【0025】第3の従来例 図12は、第3の従来例に係る半導体記憶装置の平面図
であり、図13は図12におけるA−B線に沿う断面図
である。なお、図12において、A−B線で切った断面
図では、ストレージノード11は、現れてこないはずで
ある。しかし、図13では、特徴部分を明確にするため
に、作図上のルールに反するが、便宜上、ストレージノ
ード11を図示している。
【0026】第3の従来例は、第2の従来例と同様に、
ビット線埋込型スタックセル構造であって、かつ、ハー
フピッチ配列構造を有している。図14はフィールド領
域の様子を説明するための図である。
【0027】第3の従来例においては、フィールド領域
(a)の列と、これに隣接するフィールド領域(b)の
列が、ビット線15が延びる方向に互いに1/2ピッチ
ずれて形成されており、かつ、フィールド領域2aが、
ビット線15が延びる方向に対して斜めに配置されてい
ることを特徴とする。なお、図14において、点線で示
された領域は、ピッチのずれを明確にするために書かれ
たものであり、フィールド領域2aを斜めに配置しない
と仮定したときの、フィールド領域の配置の想像図であ
る。
【0028】第3の従来例においては、斜めに配置され
たフィールド領域に、ソース/ドレイン領域2a、スト
レージノードコンタクト、ビット線コンタクトが形成さ
れる。これについて、図12と図13を用いて、さらに
詳細に説明する。
【0029】図12、図13および図14を参照して、
フィールド領域2aはビット線15が延びる方向に対し
て、斜めに配置されている。シリコン基板1の上にゲー
ト電極が形成されている。ゲート電極4を覆うように層
間絶縁膜20が形成されている。層間絶縁膜20中に
は、ビット線コンタクト51を露出させるためのビット
線コンタクトホール51hが形成されている。ビット線
コンタクトホール51hを通って、ビット線15がソー
ス/ドレイン領域6に接続されている。ビット線15を
覆うように、シリコン基板1の上に層間絶縁膜18が形
成されている。層間絶縁膜18の上に、キャパシタの下
部電極であるストレージノード11が形成されている。
ストレージノード11は、層間絶縁膜18,20中に形
成されたストレージノードコンタクトホール50hを通
って、ストレージノードコンタクト50により、ソース
/ドレイン領域6の他方に接続されている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】次に、第3の従来例に
係る半導体記憶装置の問題点について説明する。
【0031】図15は図13におけるストレージノード
11の端部11aを拡大して示した斜視図である。図1
2と図13と図15を参照して、ストレージノード11
の平面積を大きくとるためには、SNX とSNy の寸法
を加工精度限界まで大きく取らなければならない。SN
X とSNy の寸法を大きくすると、ストレージノード1
1の端部11aがビット線コンタクトホール51hの上
に位置するようになる。
【0032】図16は、ストレージノード11をパター
ニングしているときの、半導体装置の断面図である。ス
トレージノードの端部11aがビット線コンタクトホー
ル51hの上にあるため、層間絶縁膜18の凹部の斜面
部18aにストレージノード11の残渣11bが付着し
やすくなる。この残渣11bは、ストレージノード11
と隣接するストレージノード11とを接続し、ひいて
は、ストレージノード11,11間にショートが起こ
る。
【0033】斜面部18aに残渣が残るという問題は、
図17を参照して、ストレージノード11を互いにずら
せて形成した場合にも認められる。すなわち、図17に
おけるD−D線に沿う断面図である図18を参照して、
ストレージノード11の端部11aは、層間絶縁膜18
の凹部の斜面部18aの上に形成される。したがって、
ハーフピッチ配列構造を採用する限り、ストレージノー
ド11を互いにどのようにずらせて形成しようとも、斜
面部18aに残渣が残るという上記問題を回避すること
はできない。
【0034】また、図13に示すビット線埋込型半導体
記憶装置においては、次のような問題点も生じていた。
すなわち、ビット線埋込型メモリセルの場合、図13を
参照して、ワード線4とビット線15との距離が近づく
ので、ワード線4とビット線15との線間容量が増大す
るという問題点があった。
【0035】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、ストレージノードの加工精度
を高めることができるように改良されたビット線埋込型
半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0036】この発明の他の目的は、最密充填折り返し
ビットセルアレイにおいて、ストレージノードの加工精
度を高めることができるように改良されたビット線埋込
型半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0037】この発明の他の目的はビット線埋込型キャ
パシタにおいて、ワード線の信号伝播遅延時間が改善さ
れるように改良されたビット線埋込型半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明は、トランスフ
ァゲートであるワード線とデータ線であるビット線の交
差点に設けられたメモリセルによって、記憶情報の入出
力を行なう半導体記憶装置に係るものである。当該半導
体装置は、主表面を有する半導体基板を備える。上記半
導体基板の主表面中には、フィールド酸化膜が設けられ
ている。上記半導体基板の主表面中には、上記フィール
ド酸化膜により互いに分離され、かつ上記ビット線が延
びる方向に所定のピッチで形成された複数個の第1のフ
ィールド領域が設けられている。当該装置は、さらに、
複数個の上記第1のフィールド領域で形成された列に隣
接して、かつ、この列に平行に設けられ、さらに、前記
ピッチと同じピッチで形成された複数個の第2のフィー
ルド領域を備える。上記第1の第1のフィールド領域と
上記第2のフィールド領域は、上記ビット線が延びる方
向に互いに1/4ピッチずれて形成されている。
【0039】上記第1および第2のフィールド領域は、
それぞれ、 (a) これらのフィールド領域の上に設けられたトラ
ンスファゲートと、 (b) 上記半導体基板の主表面中であって、かつ上記
トランスファゲートの両側に設けられた一対のソース/
ドレイン領域と、 (c) 上記トランスファゲートを覆うように上記半導
体基板の上に設けられた第1の層間絶縁膜と、 (d) 上記第1の層間絶縁膜中に設けられ、上記ソー
ス/ドレイン領域の一方の表面を露出させるためのビッ
ト線コンタクトホールと、 (e) 上記ビット線コンタクトホールを通って上記ソ
ース/ドレイン領域の一方に接触するように、上記第1
の層間絶縁膜の上に設けられたビット線と、 (f) 上記ビット線を覆うように上記半導体基板の上
に設けられた第2の層間絶縁膜と、 (g) 前記第2の層間絶縁膜中に設けられ、上記ソー
ス/ドレイン領域の他方の表面を露出させるためのスト
レージノードコンタクトホールと、 (h) 上記ストレージノードコンタクトホールを通っ
て上記ソース/ドレイン領域の他方に接続されるよう
に、上記第2の層間絶縁膜の上に設けられたストレージ
ノードと、 (i) 上記ストレージノードの表面を覆うキャパシタ
絶縁膜と、 (j) 上記キャパシタ絶縁膜を介在させて上記ストレ
ージノードを覆うように上記半導体基板の上に設けられ
たセルプレートと、を有する。上記ストレージノードの
平面形状は、その長手方向が上記ビット線の延びる方向
と同じである、長辺と短辺を有する長方形である。上記
ストレージノードの、上記長辺と上記短辺が交わる、角
部分は、上記ビット線コンタクトホールの上に存在しな
い。
【0040】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記第1および第2のフィールド領域の平面形状は、六角
形にされる。
【0041】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記第1および第2のフィールド領域は、上記ビッ
ト線が延びる方向に対して斜めに配置されている。
【0042】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記トランスファゲートは、ポリシリコンの上に高
融点金属シリサイドを重ねてなるポリサイド構造を含
む。この発明の他の局面に従う半導体記憶装置は、トラ
ンスファゲートであるワード線とデータ線であるビット
線の交差点に設けられたメモリセルによって、記憶情報
の入出力を行なう半導体記憶装置に係るものである。当
該半導体装置は、主表面を有する半導体基板を備える。
上記半導体基板の主表面中には、フィールド酸化膜が設
けられている。上記半導体基板の主表面中には、上記フ
ィールド酸化膜により互いに分離され、かつ上記ビット
線が延びる方向に所定のピッチで形成された複数個の第
1フィールド領域が設けられている。当該装置は、さら
に、複数個の上記第1のフィールド領域で形成された列
に隣接して、かつ、この列に平行に設けられ、さらに、
上記ピッチと同じピッチで形成された複数個の第2のフ
ィールド領域を備える。上記第1のフィールド領域と上
記第2のフィールド領域は、上記ビット線が延びる方向
に互いに1/4ピッチずれて形成されている。上記第1
および第2のフィールド領域は、それぞれ、 (a) これらのフィールド領域の上に設けられたトラ
ンスファゲートと、 (b) 上記半導体基板の主表面中であって、かつ上記
トランスファゲートの両側に設けられた1対のソース/
ドレイン領域と、 (c) 上記トランスファゲートを覆うように前記半導
体基板の上に設けられた第1の層間絶縁膜と、 (d) 上記第1の層間絶縁膜中に設けられ、上記ソー
ス/ドレイン領域の一方の表面を露出させるためのビッ
ト線コンタクトホールと、 (e) 上記ビット線コンタクトホールを通って上記ソ
ース/ドレイン領域の一方に接触するように、上記第1
の層間絶縁膜の上に設けられたビット線と、 (f) 上記ビット線を覆うように上記半導体基板の上
に設けられた第2の層間絶縁膜と、 (g) 上記第2の層間絶縁膜中に設けられ、上記ソー
ス/ドレイン領域上の他方の表面を露出させるためのス
トレージノードコンタクトホールと、 (h) 上記ストレージノードコンタクトホールを通っ
て上記ソース/ドレイン領域の他方に接続されるように
上記第2の層間絶縁膜の上に設けられたストレージノー
ドと、 (i) 上記ストレージノードの表面を覆うキャパシタ
絶縁膜と、 (j) 上記キャパシタ絶縁膜を介在させて上記ストレ
ージノードを覆うように上記半導体基板の上に設けられ
たセルプレートと、を有する。前記第1および第2のフ
ィールド領域は、前記ビット線の延びる方向に対して、
斜めに配置されている。前記第1および第2のフィール
ド領域の平面形状は六角形である。上記ストレージノー
ドコンタクトホールは、上記六角形の2つの隣接する辺
によって取り囲まれた部分の上に形成されている。前記
ストレージノードの平面形状は、その長手方向が、前記
ビット線の延びる方向と同じ方向である長方形である。
【0043】
【作用】この発明に係る、ビット線がセルプレートの下
に埋込まれた半導体記憶装置によれば、ビット線が延び
る方向に所定のピッチで形成された複数個の第1フィー
ルド領域と、上記第1のフィールド領域の列に隣接し
て、かつ、この列に平行に設けられ、さらに上記ピッチ
と同じピッチで形成された複数個の第2のフィールド領
域と、を備え、上記第1のフィールド領域と上記第2の
フィールド領域が上記ビット線が延びる方向に互いに1
/4ピッチずれて形成されている。また、ストレージノ
ードの平面形状は、その長手方向がビット線の延びる方
向と同じである、長辺と短辺を有する長方形である。こ
のように構成することによって、ストレージノードの、
上記長辺と上記短辺が交わる、角部分を、ビット線コン
タクトホールの上に存在しないようにすることができ
る。ひいては、ストレージノードの加工精度限界までス
トレージノードの長さと幅の寸法を大きくとることがで
きる。
【0044】
【実施例】図19は、この発明の一実施例に係るビット
線埋込型スタックセル構造の半導体記憶装置の平面図で
ある。図20は、図19における、B−B線に沿う断面
図である。図21は、最密充填折り返しビットセルアレ
イの、センスアンプの近傍における、フィールド領域の
配置の様子を示した平面図である。シリコン基板1の主
表面に、ビット線15が延びる方向に所定のピッチで、
(a)で示す複数個の第1のフィールド領域2aが形成
されている。(a)で示す複数個の上記第1のフィール
ド領域2aで形成された列に隣接して、かつ、この列に
平行に、上記ピッチと同じピッチで形成された、(b)
で示す複数個の第2のフィールド領域2aが設けられて
いる。(a)で示す第1のフィールド領域2aと(b)
で示す第2のフィールド領域2aとは、ビット線15が
延びる方向に互いに1/4ピッチずれて形成されてい
る。
【0045】実施例に係る半導体記憶装置の構造を、図
20を用いて、さらに詳細に説明する。フィールド領域
2aの上にトランスファゲート4が設けられる。シリコ
ン1の主表面中であって、トランスファゲート4の両側
には、一対のソース/ドレイン領域6,6が配置されて
いる。ソース/ドレイン領域6,6は、図20を参照し
て、ビット線15が延びる方向に対して斜めに延びるよ
うに形成されている。
【0046】トランスファゲート4は、多結晶シリコン
膜4bと高融点金属シリサイド膜4aの積層構造からな
っている。高融点金属シリサイド膜4aは、たとえばM
oSi2 ,WSi2 ,TaSi2 ,TiSi2 等から形
成される。トランスファゲート4を覆うように、シリコ
ン基板1の上に第1の層間絶縁膜19が設けられる。
【0047】第1の層間絶縁膜19中には、ソース/ド
レイン領域6の一方の表面(ビット線コンタクト16)
を露出させるためのビット線コンタクトホール31が設
けられる。ビット線コンタクトホール31を通って、ソ
ース/ドレイン領域6の一方(ビット線コンタクト)に
接触するように、第1の層間絶縁膜19の上にビット線
15が設けられている。ビット線15を覆うように、シ
リコン基板1の上に第2の層間絶縁膜18が設けられ
る。第1および第2の層間絶縁膜19,18中に、ソー
ス/ドレイン領域6の他方の表面(ストレージノードコ
ンタクト17)を露出させるためのストレージノードコ
ンタクトホール32が設けられている。ストレージノー
ドコンタクトホール32を通って、ソース/ドレイン領
域6の他方(ストレージノードコンタクト17)に接続
されるように、第2の層間絶縁膜18の上に、パターニ
ングされたストレージノード11が設けられている。ス
トレージノード11の表面を、キャパシタ絶縁膜12が
覆っている。ストレージノード11の平面形状は、その
長手方向がビット線15の延びる方向と同じである、長
辺と短辺を有する長方形である。ストレージノード11
の、上記長辺と上記短辺が交わる、角部分は、ビット線
コンタクトホール31の上に存在しない。
【0048】図22は、ストレージノード11の端部1
1a付近の拡大斜視図である。図19と図20と図21
と図22を参照して、隣接するフィールド領域の列を、
互いに1/4ピッチずらせて形成しているので、ストレ
ージノードの加工精度限界までSNX とSNy の寸法を
大きくとっても、ストレージノード11の端部11a
は、ビット線コンタクト31の上部分には形成されな
い。
【0049】その結果、ストレージノード11の端部1
1aの直下に位置する層間絶縁膜18の表面は平坦とな
り、ストレージノード11のパターニング時に、ストレ
ージノード11の残渣が層間絶縁膜18の上に残らな
い。
【0050】また、ゲート電極4がポリサイド構造とな
っているので、配線抵抗が低くなっており、ひいては信
号伝播遅延時間が改善される。
【0051】なお、上記実施例では、図19を参照し
て、フィールド領域2aの平面形状が、細長く斜めに延
びる六角形の場合を例示した。この場合には、ストレー
ジノードコンタクトホール17は、六角形の、互いに隣
接する二辺で囲まれる部分に設けられる。これに対し
て、図23に示すように、フィールド領域2aを、その
平面形状が、四角形50と平行四辺形51と四角形52
とからなる八角形にすることも考えられる。しかし、図
23のような形状にフィールド領域2aを形成した場合
には、次のような問題点が生じる。
【0052】すなわち、フィールド領域2aの形状を八
角形とすると、図24を参照して、フィールド領域の端
部2abが、フィールド酸化膜2によって、三方から取
り囲まれることになる。フィールド酸化膜2は、図25
(図24のA−A線に沿う断面図)を参照して、バーズ
ビーク2bを有する。バーズビーク2bは、図24と図
26を参照して、フィールド領域の幅Wdが小さくなる
につれて大きくなる。その結果、図24のように、フィ
ールド領域の端部2abがフィールド酸化膜2によって
三方から取り囲まれると、フィールド領域の端部2ab
の面積は、バーズビーク2bの占有面積の分だけ、小さ
くなる。これに対して、フィールド領域の形状を六角形
にすると、図27を参照して、フィールド領域の端部2
abは、フィールド酸化膜2によって二方から取り囲ま
れる。その結果、図28を参照して、フィールド領域の
端部2abが二方から取り囲まれる場合のフィールド領
域の端部2abの面積は、フィールド領域の端部2ab
が三方からフィールド酸化膜2によって取り囲まれる場
合のフィールド領域の端部2abの面積よりも、斜線の
部分の面積S1 だけ大きくなる。
【0053】フィールド領域の端部2abの面積を大き
くできるということは、結果として、フィールド領域の
端部2abに形成されるストレージノードコンタクトホ
ールの径を大きくすることができることになる。ひいて
は、ストレージノードと基板との接触面積を大きくで
き、ひいては、それらの間の抵抗を小さくできる。その
結果、図19に示すフィールド領域の配置をとると、図
23に示すフィールド領域の配置をとる場合に比べて、
この部分に形成されるDRAMのメモリセルへの書込み
が容易となる。
【0054】なお、上記実施例では、図21を参照し
て、フィールド領域2aをビット線が延びる方向に対し
て斜めに配置する場合を例示したが、この発明は、これ
に限られるものではない。図29に示すように、フィー
ルド領域2aをビット線15が延びる方向に平行に配置
しても、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係る、
ビット線がセルプレートの下に埋込まれた半導体記憶装
置によれば、ビット線が延びる方向に所定のピッチで形
成された複数個の第1のフィールド領域と、上記第1の
フィールド領域の列に隣接して、かつ、この列に平行に
設けられ、さらに上記ピッチと同じピッチで形成された
複数個の第2のフィールド領域と、を備え、上記第1の
フィールド領域と上記第2のフィールド領域が、上記ビ
ット線が延びる方向に互いに1/4ピッチずれて形成さ
れている。また、ストレージノードの平面形状は、その
長手方向がビット線の延びる方向と同じである、長辺と
短辺を有する長方形である。このように構成しているの
で、ストレージノードの、上記長辺と上記短辺が交わ
る、角部分が、ビット線コンタクトホールの上に存在し
ないようにすることができる。ひいては、ストレージノ
ードの加工精度限界まで、ストレージノードの長さと幅
の寸法を大きくとることができ、ひいては、ストレージ
ノードの表面積を大きくとることができるようになり、
キャパシタの容量を増加させることができる。この発明
の他の局面に従う半導体記憶装置によれば、第1および
第2のフィールド領域の平面形状を六角形にし、上記ス
トレージノードコンタクトホールを上記六角形の2つの
隣接した辺によって取り囲まれた部分の上に形成し、さ
らに、ストレージノードの平面形状を、その長手方向が
上記ビット線の延びる方向と同じである長方形にしてい
るので、ストレージノードの加工精度を向上させること
ができる。その結果、得られた装置は信頼性の高い半導
体記憶装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なDRAMの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】一般的なDRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図3】分離酸化膜がその主表面中に形成されたシリコ
ン基板の斜視図である。
【図4】第1の従来例に係る半導体記憶装置の平面図で
ある。
【図5】図4におけるA−B線に沿う断面図である。
【図6】図4に示す半導体記憶装置の、フィールド領域
の部分を抜き出した図である。(A)は平面図であり、
(B)は(A)におけるB−B線に沿う断面図である。
【図7】図4に示す半導体記憶装置の、最密充填折り返
しビットセルアレイの、センスアンプ付近におけるフィ
ールド領域の配置図である。
【図8】第2の従来例に係る半導体記憶装置の平面図で
ある。
【図9】図8における、A−B線に沿う断面図である。
【図10】図8におけるC−D線に沿う断面図である。
【図11】(A)は、ビット線がセルプレートの下に埋
込まれていない構造を有する、半導体記憶装置の製造工
程図である。(B)は、ビット線がセルプレートの下に
埋込まれた構造を有する、半導体記憶装置の製造工程図
である。
【図12】第3の従来例に係る半導体記憶装置の平面図
である。
【図13】図12におけるA−B線に沿う断面図であ
る。
【図14】図12に示す半導体記憶装置の、フィールド
領域のみを抜き出した図である。
【図15】図13に示す半導体記憶装置の製造方法の主
要工程における問題点を示した斜視図である。
【図16】図13に示す半導体記憶装置の製造方法の主
要工程における問題点を示した断面図である。
【図17】図12に示す従来技術の変形例(ストレージ
ノードを互いにずらせて形成したもの)の平面図であ
る。
【図18】図17におけるD−D線に沿う断面図であ
る。
【図19】本発明の一実施例に係る半導体記憶装置の平
面図である。
【図20】図19におけるB−B線に沿う断面図であ
る。
【図21】本発明に係る半導体記憶装置の、最密充填折
り返しビットセルアレイの、センスアンプ付近における
フィールド領域の配置図である。
【図22】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の主
要工程を示す斜視図である。
【図23】図19に示す実施例の装置の変形例の平面図
である。
【図24】図23に示す変形例の、フィールド領域の端
部付近の平面図である。
【図25】図24におけるA−A線に沿う断面図であ
る。
【図26】フィールド領域の幅Wdとバーズビークの長
さとの関係を示す図である。
【図27】図19に示す実施例の、フィールド領域の端
部付近の平面図である。
【図28】図19に示す半導体装置のフィールド領域の
端部部分面積と、図23に示す半導体装置のフィールド
領域の端部部分の面積との相異を示す図である。
【図29】本発明の他の実施例に係る、フィールドパタ
ーンの配置図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2a フィールド領域 4 トランスファゲート 6 ソース/ドレイン領域 11 ストレージノード 12 キャパシタ絶縁膜 15 ビット線 18 第2の層間絶縁膜 19 第1の層間絶縁膜 31 ビット線コンタクトホール 32 ストレージノードコンタクトホール

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファゲートであるワード線とデ
    ータ線であるビット線の交差点に設けられたメモリセル
    によって、記憶情報の入出力を行なう半導体記憶装置で
    あって、 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面中に設けられたフィールド酸化
    膜によって互いに分離され、かつ前記ビット線が延びる
    方向に所定のピッチで形成された複数個の第1のフィー
    ルド領域と、 複数個の前記第1のフィールド領域で形成された列に隣
    接して、かつ、この列に平行に設けられ、さらに、前記
    ピッチと同じピッチで形成された複数個の第2のフィー
    ルド領域と、を備え、 前記第1のフィールド領域と前記第2のフィールド領域
    は、前記ビット線が延びる方向に互いに1/4ピッチず
    れて形成されており、 前記第1および第2のフィールド領域は、それぞれ、 (a) これらのフィールド領域の上に設けられたトラ
    ンスファゲートと、 (b) 前記半導体基板の主表面中であって、かつ前記
    トランスファゲートの両側に設けられた一対のソース/
    ドレイン領域と、 (c) 前記トランスファゲートを覆うように前記半導
    体基板の上に設けられた第1の層間絶縁膜と、 (d) 前記第1の層間絶縁膜中に設けられ、前記ソー
    ス/ドレイン領域の一方の表面を露出させるためのビッ
    ト線コンタクトホールと、 (e) 前記ビット線コンタクトホールを通って前記ソ
    ース/ドレイン領域の一方に接触するように、前記第1
    の層間絶縁膜の上に設けられたビット線と、 (f) 前記ビット線を覆うように前記半導体基板の上
    に設けられた第2の層間絶縁膜と、 (g) 前記第2の層間絶縁膜中に設けられ、前記ソー
    ス/ドレイン領域の他方の表面を露出させるためのスト
    レージノードコンタクトホールと、 (h) 前記ストレージノードコンタクトホールを通っ
    て前記ソース/ドレイン領域の他方に接続されるよう
    に、前記第2の層間絶縁膜の上に設けられたストレージ
    ノードと、 (i) 前記ストレージノードの表面を覆うキャパシタ
    絶縁膜と、 (j) 前記キャパシタ絶縁膜を介在させて前記ストレ
    ージノードを覆うように前記半導体基板の上に設けられ
    たセルプレートと、を有し、 前記ストレージノードの平面形状は、その長手方向が前
    記ビット線の延びる方向と同じである、長辺と短辺を有
    する長方形であり、 前記ストレージノードの、前記長辺と前記短辺が交わ
    る、角部分は、前記ビット線コンタクトホールの上に存
    在しない、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のフィールド領域の
    平面形状は、六角形である、請求項1に記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ストレージノードコンタクトホール
    は、前記六角形の互いに隣接する二辺で囲まれる部分に
    設けられている、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のフィールド領域
    は、前記ビット線が延びる方向に対して斜めに配置され
    ている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスファゲートは、ポリシリコ
    ンの上に高融点金属シリサイドを重ねてなるポリサイド
    構造である、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記トランスファゲートは、MoSi2
    /polySi,WSi2 /polySi,TaSi2
    /polySiおよびTiSi2 /polySiからな
    る群より選ばれたポリサイド構造である、請求項5に記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 トランスファゲートであるワード線とデ
    ータ線であるビット線の交差点に設けられたメモリセル
    によって、記憶情報の入出力を行なう半導体記憶装置で
    あって、 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面中に設けられたフィールド酸化
    膜によって互いに分離され、かつ前記ビット線が延びる
    方向に所定のピッチで形成された複数個の第1のフィー
    ルド領域と、 複数個の前記第1のフィールド領域で形成された列に隣
    接して、かつ、この列に平行に設けられ、さらに、前記
    ピッチと同じピッチで形成された複数個の第2のフィー
    ルド領域と、を備え、 前記第1のフィールド領域と前記第2のフィールド領域
    は、前記ビット線が延びる方向に互いに1/4ピッチず
    れて形成されており、 前記第1および第2のフィールド領域は、それぞれ、 (a) これらのフィールド領域の上に設けられたトラ
    ンスファゲートと、 (b) 前記半導体基板の主表面中であって、かつ前記
    トランスファゲートの両側に設けられた1対のソース/
    ドレイン領域と、 (c) 前記トランスファゲートを覆うように前記半導
    体基板の上に設けられた第1の層間絶縁膜と、 (d) 前記第1の層間絶縁膜中に設けられ、前記ソー
    ス/ドレイン領域の一方の表面を露出させるためのビッ
    ト線コンタクトホールと、 (e) 前記ビット線コンタクトホールを通って前記ソ
    ース/ドレイン領域の一方に接触するように、前記第1
    の層間絶縁膜の上に設けられたビット線と、 (f) 前記ビット線を覆うように前記半導体基板の上
    に設けられた第2の層間絶縁膜と、 (g) 前記第2の層間絶縁膜中に設けられ、前記ソー
    ス/ドレイン領域の他方の表面を露出させるためのスト
    レージノードコンタクトホールと、 (h) 前記ストレージノードコンタクトホールを通っ
    て前記ソース/ドレイン領域の他方に接続されるよう
    に、前記第2の層間絶縁膜の上に設けられたストレージ
    ノードと、 (i) 前記ストレージノードの表面を覆うキャパシタ
    絶縁膜と、 (j) 前記キャパシタ絶縁膜を介在させて前記ストレ
    ージノードを覆うように前記半導体基板の上に設けられ
    たセルプレートとを備え、 前記第1および第2のフィールド領域は、前記ビット線
    が延びる方向に対して、斜めに配置されており、 前記第1および第2のフィールド領域の平面形状は、六
    角形であり、 前記ストレージノードコンタクトホールは前記六角形の
    2つの隣接する辺によって取り囲まれる部分の上に形成
    されており、 前記ストレージノードの平面形状は、その長手方向が前
    記ビット線の延びる方向と同じである長方形である、半
    導体記憶装置。
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