JP2584298Y2 - 開口枠 - Google Patents

開口枠

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JP2584298Y2
JP2584298Y2 JP1992035135U JP3513592U JP2584298Y2 JP 2584298 Y2 JP2584298 Y2 JP 2584298Y2 JP 1992035135 U JP1992035135 U JP 1992035135U JP 3513592 U JP3513592 U JP 3513592U JP 2584298 Y2 JP2584298 Y2 JP 2584298Y2
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孝信 小林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドア等の開口部に組み
付けられる開口枠に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の開口枠が取り付けられた状
態を示す斜視図である。
【0003】符号100は住宅の床部等に立て付けられ
た壁パネルであり、壁パネル100、100が所定間隔
だけ隔てて立て付けされ、その間の上部に小壁パネル1
10が取り付けられて、ドア等の開口部200が形成さ
れている。
【0004】そして、この開口部200の周縁部に開口
枠80が取り付けられている。
【0005】開口枠80は、両側の壁パネル100の開
口部縦縁部に取り付けられた縦枠81の上端部に、小壁
パネル110の下端部に取り付けられた横枠82の端部
を接合した構成になっている。
【0006】ところで、木質系の壁パネル100、11
0には湿気や温度等によってに撓みや歪みが発生し、開
口部200の寸法が設計された寸法からずれることが多
い。
【0007】したがって、このような場合には、予め決
められた寸法の縦枠81や横枠82を開口部200に取
り付けると、壁パネル100、110と縦枠81や横枠
82との間に空隙が生じ、この空隙を介して壁パネル1
00、110の向こう側が見えてしまい、見栄えが悪
い。
【0008】そこで、従来は、図8に示すように、壁パ
ネル100や小壁パネル110と組み付けた縦枠81や
横枠82との間に、調整材90を入れて調整していた。
【0009】また、開口部200の変形量が大きい場合
には、施工現場で、縦枠81と横枠82とを変形した開
口部200の縦寸法と横寸法とに合わせて作り直した
り、又はコーキング処理をして空隙を隠していた。
【0010】さらに、縦枠81と横枠82とを変形した
開口部200に取り付けた後、縦枠端部と横枠端部との
間に生じた隙間にパッキンを入れて、隙間を埋める方法
もとられていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の開口枠80の寸法調整では、壁パネル100や
小壁パネル110と組み付けた縦枠81や横枠82との
間に、調整材90を入れて調整しなければならず、それ
に要する手間が面倒で、作業に時間がかかるという問題
があった。
【0012】また、縦枠81や横枠82縦枠81と横枠
82とを変形した開口部200の縦寸法と横寸法とに合
わせて作り直したり、コーキング処理作業をする場合に
も同様に、施工現場における寸法調整作業が煩雑なもの
となっていた。
【0013】さらに、縦枠端部と横枠端部との間に生じ
た隙間にパッキンを入れる方法においても、現場でパッ
キンの厚さを決めて隙間に入れなければならず、面倒で
あった。
【0014】本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、施工現場において縦枠と横枠
との寸法調整を容易に行うことができるようにして、現
場作業の省力化を図ることができる開口枠を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の考案は、開口部が画成された壁パネ
ルの開口部縦縁部に沿って取り付けられる縦枠と、この
縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パネルの開口部横
縁部に沿って取り付けられる横枠と、を備える開口枠に
おいて、前記横枠端部又は縦枠端部の一方は、両側面が
中心側に向けて傾斜する傾斜面部と、前記傾斜面部の先
端から中央部分が長さ方向に突出する中央部と、を含む
挿入部を有し、前記横枠端部又は縦枠端部の他方は、幅
方向両側を相対向させて長さ方向に突出させた一対の突
出片間に形成された前記挿入部受入れ用の凹部を有し、
前記凹部は、前記中央部の側面に対応する内壁部と、前
記傾斜面部と対応する傾斜壁部と、を有し、前記挿入部
が前記凹部に挿入された状態で、前記傾斜面部をなす
斜面と前記突出片の開口部内周側の壁面との間に塞さ
れた空隙が形成され、前記傾斜面が露出されることを特
徴としている。
【0016】また、請求項2記載の考案は、開口部が画
成された壁パネルの開口部縦縁部に沿って取り付けられ
る縦枠と、この縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パ
ネルの開口部横縁部に沿って取り付けられる横枠と、を
備える開口枠において、前記横枠端部と縦枠端部の間に
は、前記横枠又は前記縦枠の長さ方向に伸縮して前記横
枠端部と縦枠端部との間の空隙を隠す弾性部材が介在さ
れると共に、前記横枠端部と縦枠端部とはその裏側で略
L字状の連結部材にて横方向にスライド可能に連結さ
れ、前記弾性部材は、断面Z形状をなし、前記Z形状の
平行する一辺をなし、前記横枠端部と当接する横枠当接
片と、前記Z形状の平行する他辺をなし、前記縦枠端部
と当接する縦枠当接片と、前記横枠当接片と前記縦枠当
接片とを傾斜状に連結し、前記横枠端部と縦枠端部との
間の空隙を閉塞する連結片と、を有することを特徴とし
ている。
【0017】
【作用】請求項1記載の構成の考案においては、開口部
が設計された寸法と異なっている場合には、施工現場に
おいて、横枠端部又は縦枠端部の一方に設けられた挿入
部を横枠端部又は縦枠端部の他方に設けられた挿入部受
入れ用の凹部に挿入する際、開口部の実際の寸法に合わ
せて挿入部の挿入位置を調整することにより、ほとんど
空隙を発生させることなく、容易に縦枠と横枠とを壁パ
ネルの開口部側縦縁部と開口部側横縁部とに取り付ける
ことができる。また、挿入部が凹部に挿入された状態
で、傾斜面部をなす傾斜面と突出片の開口部内周側の壁
面との間に塞された空隙を予め形成しておくことによ
り、横枠の側面と縦枠の側面との隙間の差が視覚上気に
ならない。加えて、挿入部は、側面が中心側へ向けて傾
斜する傾斜面部を有することにより、閉塞された隙間に
は、挿入部を有する枠側面から連続する滑らかに傾斜す
る傾斜面部が露出し、横枠側面と縦枠側面とが傾斜面部
を介して連続しているように見え、開口枠全体の外観が
大変良好なものとなる。さらに、凹部は、挿入部の傾斜
面部に対応する傾斜壁部を有していることにより、挿入
部の凹部に対する挿入位置が多少ずれても、挿入部の傾
斜面部と中央部との接合部分が傾斜壁部によって覆われ
る。
【0018】また、請求項2記載の構成の考案において
は、開口部が設計された寸法と異なっている場合には、
施工現場において、開口部の実際の寸法に合わせて弾性
部材を伸縮させながら開口枠の大きさを調整することが
できるので、横枠端部と縦枠端部との間に空隙を発生さ
せることなく、容易に縦枠と横枠とを壁パネルの開口部
側縦縁部と開口部側横縁部とに取り付けることができ、
しかも、開口枠を施工現場で組み立てる必要がないの
で、現場作業を著しく省力化することができる。また、
弾性部材は、横枠当接片、縦枠当接片および連結片を有
する断面Z形状をなし、連結片は横枠当接片と縦枠当接
片とを傾斜状に連結し、横枠端部と縦枠端部との間の空
隙を閉塞する。よって、横枠と縦枠との間に生じる閉塞
した隙間には、傾斜面をなす連結片が位置し、視覚上、
表面側から見た開口枠全体の外観が良好なものとなる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本考案の第一実施例に係る開口枠の
要部を示す。
【0021】開口枠1において、符号10は開口部20
0を画成する小壁パネル110(二点鎖線)の下縁部に
取り付けられる横枠である。
【0022】この横枠10の両端部には、凸状の挿入部
13が形成されている。挿入部13は、両側面が中心側
に向けて滑らかに傾斜する傾斜面部13aと、この傾斜
面部13a先端から横枠10の長さ方向に突出する中央
部13bとで形成されている。
【0023】また、この横枠10の下面中心線上には長
さ方向に沿って溝14が形成されており、この溝14に
は、図2に示すように、微調整用のネジ15が装着され
ている。
【0024】ネジ15は横枠10の上面位置に幅広の係
止部16を有しており、これによりネジ回転時にネジ1
5自体が横枠10に対して移動しないようになってい
る。
【0025】一方、符号20は開口部200を画成する
壁パネル100(二点鎖線)の縦縁部に沿って取り付け
られる縦枠である。
【0026】縦枠20は、横枠10と同幅に形成され、
その上端部には挿入部13受入れ用の凹部23aが形成
されている。
【0027】具体的には、間隔が挿入部13の中央部1
3bの幅とほぼ等しい内壁23b、23bと傾斜面部1
3a、13aに対応して斜めに開く傾斜壁23c、23
cとを有する一対の突出片23、23が、縦枠20の上
端両側に横枠10の厚さとほぼ等しい高さで突出形成さ
れて、挿入部13の形状に相応した凹部23aが画成さ
れている。
【0028】また、縦枠20の表面中央には長さ方向に
沿って溝24が形成されており、この溝24には、図5
に示すように、ネジ15と同様の微調整用のネジ25が
装着されている。
【0029】次ぎに、本実施例に係る開口枠1の取り付
け状態について説明する。
【0030】一方の縦枠20の裏面を壁パネル100の
縦縁面に当てた状態で、溝24内よりネジ25にて締め
付け固定する。
【0031】次いで、縦枠20の凹部23aに横枠10
の挿入部13を挿入し、他方の挿入部13を他方の縦枠
20の凹部23aに挿入した状態で、横枠10及び他方
の縦枠20を取り付ける。
【0032】具体的には、挿入部13の傾斜面部13
a、13aを突出片23、23の傾斜壁23c、23c
に近付けて、中央部13bを突出片23、23の間に差
し込むと共に、横枠10を小壁パネル110の下面に当
てた状態で、この横枠10の他方の挿入部13が突出片
23、23の間の凹部23aに挿入されるように、他方
の縦枠20を壁パネル100の縦縁部に配置して、縦枠
20を壁パネル100の縦縁面に溝14内よりネジ15
にて締め付け固定する。
【0033】そして、横枠10をスライドさせつつ位置
調整し、小壁パネル110の下面に溝14内よりネジ1
5にて締付け固定する。
【0034】このとき、壁パネル100に変形が生じて
いない場合には、図3に示すように、横枠挿入部13の
傾斜面部13aが縦枠突出片23の傾斜壁23cに近接
された状態で、中央部13bが突出片23、23間に挿
入されるので、挿入部13は凹部23aに隙間なく完全
に挿入される。
【0035】また、壁パネル100が痩せ、各々が図1
に示す矢印A、B方向に歪んで、開口部200が設計寸
法よりかなり大きくなっている場合には、横枠10と縦
枠20との接合端部において、図4に示すように、壁パ
ネル100の歪み量だけ挿入部13の挿入深さが浅くな
った状態で、挿入部13の中央部13bが突出片23、
23間に挿入される。
【0036】したがって、図4の矢印C方向から見て挿
入部13と突出片23とが重なった状態になって、開口
部200の空隙を吸収するので、横枠10と縦枠20と
の間に貫通した隙間が発生しない。
【0037】また、横枠10と縦枠20との間の閉塞さ
れた隙間30には、滑らかに傾斜する傾斜面部13aが
位置するので、横枠10の側面11と縦枠20の側面2
1とが傾斜面部13aを介していかにも連続しているよ
うに見え、矢印C方向から見る開口枠全体の外観の見栄
えが良い。
【0038】なお、ネジ15、25によって垂直度と水
平度の微調整も行う。
【0039】また、コーキング処理が必要な場合にも小
さな隙間30、40に少量の詰め物をするだけで済むの
で、最少限のコーキング処理で済む。
【0040】このように、本実施例の開口枠1を使用す
れば、前述した従来の開口枠80のように、施工現場で
縦枠20と横枠10とを作り直したり、多くのコーキン
グ処理作業をする必要がなく、開口部200の変形量が
大きい場合でも、縦枠20と横枠10との寸法調整を容
易に行うことができるので、場作業の省力化を図るこ
とができる。
【0041】尚、図示せぬが、横枠10と両縦枠20と
の端部同士をその裏側でL字状の連結部材を用い予め連
結し、かつ横枠10及び両縦枠20を左右にスライドで
きるようにしておくことによって、門形に形成した開口
枠を開口部に嵌め込み、各枠を固定することで、作業の
手間を省略することも可能である。
【0042】図6は本考案の第二実施例に係る開口枠の
要部を示す。
【0043】開口枠50において、符号51及び52は
横枠及び縦枠であり、これらの横枠51及び縦枠52は
前記第一実施例の横枠10及び縦枠20と同様に横枠5
1下面中央及び縦枠52表面中央に調整ネジ取り付け用
の溝14、24を有している。
【0044】符号60は開口枠50調整用の弾性体とし
てのバネ体であり、このバネ体60は横枠51両端部と
縦枠52上端部との間に一対相対向して介在させてあ
る。
【0045】バネ体60は、高さが横枠51の厚さに等
しくかつ断面Z形の合成樹脂で形成されており、横枠5
1の長さ方向に弾性的に伸縮するようになっている。
【0046】これらのバネ体60の横枠当接片である水
平固定端61はネジ64にて横枠端面55の両端に取り
付け固定され、縦枠当接片である水平自由端62は縦枠
52の上端表面に当接されている。水平固定端61と水
平自由端62とは、水平固定端61と水平自由端62と
を傾斜状に連結する連結片66によって連結されてい
る。
【0047】このようにバネ体60を介在させた横枠5
1端部と縦枠52端部には、その裏側にL字型の支持体
70が取り付けられ、横枠51端部と縦枠52との接合
状態が維持されるようになっている。
【0048】この支持体70は、縦枠側折り曲げ部にお
いて縦枠52の裏面にネジ71にて固定され、横枠側折
り曲げ部においてバネ体60の伸縮を許すように取り付
けられている。
【0049】すなわち、支持体70の横枠側折り曲げ部
において、バネ体60の伸縮方向を向く長孔72が穿設
され、この長孔72を介して横枠側折り曲げ部がビス7
3にてスライド可能に止められている。
【0050】次ぎに、本実施例に係る開口枠50の取り
付け状態について説明する。
【0051】まず、開口枠50全体を工場で作ってお
き、門形に形成された開口枠50を施工現場で開口部2
00に嵌め込む。
【0052】すなわち、施工現場において、開口部20
0幅の実際の寸法に合わせてバネ体60を伸縮させて、
縦枠52、52間の間隔を調整しながら、開口枠50を
開口部200に嵌め込んで、前記第一実施例の開口枠1
と同様に横枠51と縦枠52とを小壁パネル110と壁
パネル100に固定する。
【0053】したがって、施工現場で開口枠50を組み
立てる必要がなく、しかも、開口部200が設計された
寸法と異なっていようといまいと無関係に、開口枠50
を容易に開口部200に取り付けることができるので、
現場作業を著しく省力化することができる。
【0054】また、バネ体60の高さが横枠51の厚さ
と同じに設定されているので、横枠端部と縦枠端部との
間を貫通する空隙は発生しない。
【0055】なお、本実施例では、横枠51端部と縦枠
52端部との間に合成樹脂で形成されたバネ体60を介
在させたが、これに限るものではなく、例えばゴム製部
材等、横枠51の長さ方向に伸縮して横枠端部と縦枠端
部との間の空隙を隠す、横枠接片、縦枠当接片および
連結片を有する断面Z形状の弾性部材であれば良いこと
は勿論である。
【0056】その他の構成、作用、効果は前記第一実施
例と同様であるので、その記載は省略する。
【0057】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の考
案の開口枠においては、施工現場において、開口部の実
際の寸法に合わせて挿入部の一対の壁部に対する挿入位
置を調整することができるので、横枠両端部位置におい
て寸法調整でき、枠間の空隙を発生させることなく、容
易に縦枠と横枠とを壁パネルの開口部側縦縁部と開口部
側横縁部とに取り付けることができ、その結果、施工現
場における作業の省力化を図ることができる。
【0058】また、コーキング処理が必要な場合にも最
少限で済み、建築費用のコストダウンを図ることができ
るという優れた効果がある。
【0059】また、請求項2記載の考案の開口枠におい
ては、施工現場で開口枠を組み立てる必要がなく、しか
も、弾性部材が横枠又は縦枠の長さ方向に伸縮するの
で、開口部が設計された寸法と異なっていようといまい
と無関係に、開口枠を容易に開口部に取り付けることが
でき、現場作業を著しく省力化することができる。
【0060】さらに、弾性部材が横枠端部と縦枠端部と
の間の空隙を隠すので、枠間を貫通する空隙は発生しな
いという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係る開口枠の要部を示す
斜視図である。
【図2】横枠に装着されたネジの構造を示す断面図であ
る。
【図3】挿入部と突出片との挿入状態を示す斜視図であ
る。
【図4】壁パネルに歪みが生じたときの挿入部と突出片
との挿入状態を示す斜視図である。
【図5】図3の矢視D−D断面図である。
【図6】本考案の第二実施例に係る開口枠の要部を示す
斜視図である。
【図7】従来の開口枠を示す斜視図である。
【図8】図7の開口枠における調整構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1、50 開口枠 10、51 横枠 13 挿入部 13a 傾斜面部 13b 中央部 20、52 縦枠 23 突出片 23a 凹部 23b 内壁 23c 傾斜壁 60 バネ体 70 支持体 72 長孔 73 ビス 100 壁パネル 110 小壁パネル 200 開口部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が画成された壁パネルの開口部縦
    縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パネルの開口
    部横縁部に沿って取り付けられる横枠と、 を備える開口枠において、 前記横枠端部又は縦枠端部の一方は、 両側面が中心側に向けて傾斜する傾斜面部と、前記傾斜
    面部の先端から中央部分が長さ方向に突出する中央部
    と、を含む挿入部を有し、 前記横枠端部又は縦枠端部の他方は、 幅方向両側を相対向させて長さ方向に突出させた一対の
    突出片間に形成された前記挿入部受入れ用の凹部を有
    し、 前記凹部は、前記中央部の側面に対応する内壁部と、前
    記傾斜面部と対応する傾斜壁部と、を有し、 前記挿入部が前記凹部に挿入された状態で、前記傾斜面
    部をなす傾斜面と前記突出片の開口部内周側の壁面との
    間に塞された空隙が形成され、前記傾斜面が露出され
    ことを特徴とする開口枠。
  2. 【請求項2】 開口部が画成された壁パネルの開口部縦
    縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パネルの開口
    部横縁部に沿って取り付けられる横枠と、 を備える開口枠において、 前記横枠端部と縦枠端部の間には、前記横枠又は前記縦
    枠の長さ方向に伸縮して前記横枠端部と縦枠端部との間
    の空隙を隠す弾性部材が介在されると共に、前記横枠端
    部と縦枠端部とはその裏側で略L字状の連結部材にて横
    方向にスライド可能に連結され、 前記弾性部材は、断面Z形状をなし、前記Z形状の平行する一辺をなし、 前記横枠端部と当接
    する横枠当接片と、前記Z形状の平行する他辺をなし、 前記縦枠端部と当接
    する縦枠当接片と、 前記横枠当接片と前記縦枠当接片とを傾斜状に連結し、
    前記横枠端部と縦枠端部との間の空隙を閉塞する連結片
    と、 を有することを特徴とする開口枠。
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JPH0527665Y2 (ja) * 1985-06-21 1993-07-14
JPH0635113Y2 (ja) * 1989-02-21 1994-09-14 株式会社住建産業 框組ドアー

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