JP2584140Y2 - パネル表面の開口装置 - Google Patents

パネル表面の開口装置

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JP2584140Y2
JP2584140Y2 JP1991106601U JP10660191U JP2584140Y2 JP 2584140 Y2 JP2584140 Y2 JP 2584140Y2 JP 1991106601 U JP1991106601 U JP 1991106601U JP 10660191 U JP10660191 U JP 10660191U JP 2584140 Y2 JP2584140 Y2 JP 2584140Y2
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JP1991106601U
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JPH0547120U (ja
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雅規 石川
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Itoki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間仕切用パネル、机用
背面パネル等のパネル表面にコード引出し用等の開口を
自在に形成可能なパネル表面の開口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル表面からコードを引出した
り、又はコードを導入する為に該パネル表面に開口を形
成しなければならないが、この開口装置としては、例え
ば実公平1−44646号で表されるパーティション構
造の図3で示される導入口のようなものがある。更に、
本出願人が先に出願してなる実開昭61−181530
号のコード類配線収容装置等もある。この装置にあって
は、パネル表面にコード収容部を設け、このコード収容
部に至るコードの導入用開口をその図3で示される如
く、下方へ開放した隙間を表面板と内部に設けたL型の
棚材で形成し、屈曲したその隙間を通じて机上からのコ
ードを内装したり、又パネル内からのコードを引き出し
たりするものであると同時に、このコード収容部表面に
はコンセントを露出するような構造も採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
もの、とりわけ前者にあっては、単にパネル表面に孔を
形成しただけで、この孔を通じてコードを引出したりで
きるものの、この孔は表面方向に向かって常に開口した
ままで、埃が入ったり、又外観上不体裁であったりす
る。
【0004】後者のものにあっては、外観上は表面板に
よってカバーされて隠されているもののこのコードを導
入したり引き出したりする為の隙間は硬質の部材で屈曲
した隙間を構成していることから作業がしずらく、又,
表面板を取り外した状態でしなければならず、導入又は
引出し用の開口をパネル表面に自在に形成することが困
難であった。本考案は従来のこのような問題点に鑑みパ
ネル表面に簡易に開口部を形成しえて、しかもコード類
を設定した後、最大限この部分を封止した状態を設定し
うるパネル表面の開口装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記本考案の目的は、パ
ネルの表面板適所に開口部を設け、前記表面板の背面で
あって開口部の上下に跨がって、該開口部の横幅よりも
横幅寸法が短く且つ背面側へ膨らんだ断面略コ形で側方
を開放した取付台座を設け、該取付台座の前面側の空間
の一部にコンセントをその端子を前面側に向けて取付
け、下端に沿って軟質蓋片を下設した開戸の上部を前記
開口部の上部に開閉自在に枢支するとともに、該開戸が
閉止状態で該開戸にコンセントの端子を露出する開口を
設けてなるパネル表面の開口装置によって達成される。
【0006】
【作用】以上の如き、本考案にかかるパネル表面の開口
装置にあっては、パネル表面に形成した開口部に開戸が
上下方向へ開閉可能に枢支され、この開戸の下部に軟質
蓋片を一体的に連設しているので、開戸の開閉動作に応
じて、この軟質蓋片も開閉し、この開戸及び蓋片をある
一定角度で開放するだけでコード等の導入又は引出し用
の空間ができ、コード類を設定した後においては、軟質
蓋片がこのコードの外周に沿って開口部を閉止しうるも
のである。ここで、パネル表面板の背面であって開戸の
内面位置に開口部の上下に跨がって、該開口部の横幅よ
りも横幅寸法が短く且つ背面側へ膨らんだ断面略コ形で
側方を開放した断面略コ形の取付台座を設け、該取付台
座の前面側の空間の一部にコンセントを取付けてなるの
で、開口部の内部にはコード類の配線のための空間が確
保されている。また、前記コンセントの端子を前面側に
配設し、前記開戸に開口を設け、該開戸が閉止状態でコ
ンセントの端子を開口から露出させているので、開戸を
開放せずとも内部のコンセントを直接使用可能としてい
る。
【0007】
【実施例】本考案の詳細を図示した実施例により説明す
る。図1は本考案の開口装置を実施した机の実施例を示
す斜視図であり、図中1が天板、2並びに3が側板、又
4は背板である。この背板4にパネルが用いられてお
り、このパネルの表面板5適所に開口部6を設けてお
り、開戸7を開閉自在に枢支している。
【0008】その詳細は図2以下によって説明される。
図2のものは、パネルの表面に図中6として開口部が設
けられ、この開口部6に図中7として示す開戸が枢支さ
れている。該パネル並びに開戸7は図4並びに図5で示
されるように両側において前記パネルの開口部6両側と
枢支しうるように折り曲げ片8を設け、ここに枢支ピン
を挿入する為の小孔9を設け、又開戸7の中央にはコン
セント14等の露出用開口10を設けている。そして、
この開戸7はパネルの開口部6上下巾に対して図例の如
くやや小さく設定し、その下方の開口部分を覆う大きさ
で図4並びに図5で示すように、断面倒L字形で先端を
やや薄く設定した軟質蓋片11を設けている。
【0009】而して、この軟質蓋片11を下設した開戸
7をパネルの開口部6に枢支することで、該開口部6は
開閉可能となる上に、開戸7の中央に設けた開口10を
通じて内部の機材に対する作業、又は機材の使用を可能
としている。図中12は前記表面板5の背面にあって、
前記開戸7の内面位置に設けた背面側へ膨らんだ断面略
コ形の取付台座で、該取付台座12は前記開口部6の横
幅よりも横幅寸法が短 く且つ側方を開放したものであ
り、この台座12に更に開戸7方向へ断面コ形の取付片
13を設定し、この取付片13に図2の破線で示す如
く、コンセント14が取付けられ、コンセント14の端
子を開戸7の開口10から外部へ露出した状態で設定し
ている。つまり開戸7の開口から内部のコンセントを該
開戸7を開放することを必要とせず使用できるわけであ
り、又コード類の設定に対しては、開戸7下方に軟質蓋
片11を下設しているので、開戸7並びに蓋片11を開
放してコード類を開口部6に通せば開戸7は閉じてもそ
の軟質蓋片11の外縁がこれらコードの形状に沿った状
態でこれを閉止して開戸7並びに蓋片によって閉じるこ
とができるのである。尚、軟質蓋片11は矩形の前記開
戸7の下端に設けたものを図2以下の実施例で示した
が、開戸7はパネルの開口部6に対し開閉自在に枢支さ
れれば、種々の形状のものを採用することができるの
で、該軟質蓋片11は、開戸7の外周一部又は全体に近
い部分をも含む一部に取付けることも十分可能である。
【0010】
【考案の効果】以上の如く、本考案に係るパネル表面の
開口装置にあっては、パネル表面適所に形成した開口部
に軟質蓋片を設けた開戸を上下方向へ開閉自在に枢支
、しかも前記表面板の背面であって開口部の上下に跨
がって、該開口部の横幅よりも横幅寸法が短く且つ背面
側へ膨らんだ断面略コ形で側方を開放した取付台座を設
け、該取付台座の前面側の空間の一部にコンセントを取
付けてなるので、コード類を取付台座と開口部の側縁と
の間の空間を通し、前記軟質蓋片部分を通してパネル表
面板の内外に配線することができ、この前記パネル開口
部を通じたコード類の出し入れに際し、軟質蓋片がこれ
らコードの起伏に対応して接し、コード類の出し入れを
容易になすと同時に、外観上も常にこのパネル表面板の
開口部は閉止された状態を呈するので、埃等が内部に侵
入せず、好ましいものと言える。また、前記開戸でパネ
ル表面板の開口部を閉止した状態でも、コンセントの端
子が該開戸の表面に設けた開口から露出しているので、
開戸を開放せずとも何時でも自由に使用可能となるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる開口装置を適用した机の実施例
説明用斜視図
【図2】パネルの説明用斜視図
【図3】図2のパネルの縦断面説明図
【図4】開戸の拡大背面図
【図5】開戸の拡大縦断面図
【符号の説明】
1 天板 2 左側板 3 右側板 4 背板 5 表面板 6 開口部 7 開戸 8 折り曲げ片 9 小孔 10 内部露出用開口 11 軟質蓋片 12 取付台座 13 コ字形取付片 14 コンセント
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−117720(JP,U) 実開 昭58−156908(JP,U) 実開 昭61−123622(JP,U) 実公 平1−44646(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/74 541 A47B 13/00 H02G 3/28

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの表面板適所に開口部を設け、
    記表面板の背面であって開口部の上下に跨がって、該開
    口部の横幅よりも横幅寸法が短く且つ背面側へ膨らんだ
    断面略コ形で側方を開放した取付台座を設け、該取付台
    座の前面側の空間の一部にコンセントをその端子を前面
    側に向けて取付け、下端に沿って軟質蓋片を下設した開
    戸の上部を前記開口部の上部に開閉自在に枢支するとと
    もに、該開戸が閉止状態で該開戸にコンセントの端子を
    露出する開口を設けてなるパネル表面の開口装置。
JP1991106601U 1991-11-30 1991-11-30 パネル表面の開口装置 Expired - Lifetime JP2584140Y2 (ja)

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JPH0547120U JPH0547120U (ja) 1993-06-22
JP2584140Y2 true JP2584140Y2 (ja) 1998-10-30

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156908U (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 株式会社稲葉製作所 パ−テイシヨンにおける余剰コ−ドの収納装置
JPS59117720U (ja) * 1983-01-30 1984-08-08 共栄工業株式会社 コ−ド収納部付間仕切用パネル
JPH036121Y2 (ja) * 1985-01-21 1991-02-15
JPS6444646U (ja) * 1987-09-11 1989-03-16

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