JP2586985Y2 - 配線ダクトカバーを有する机 - Google Patents
配線ダクトカバーを有する机Info
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- JP2586985Y2 JP2586985Y2 JP1991105260U JP10526091U JP2586985Y2 JP 2586985 Y2 JP2586985 Y2 JP 2586985Y2 JP 1991105260 U JP1991105260 U JP 1991105260U JP 10526091 U JP10526091 U JP 10526091U JP 2586985 Y2 JP2586985 Y2 JP 2586985Y2
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- Japan
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- wiring duct
- cover
- top plate
- desk
- duct cover
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、OA机等において天板
下方に配線ダクトを設けるとともに、該配線ダクトの天
板上への開口部分を被覆する配線ダクトカバーを有する
机に関するものである。
下方に配線ダクトを設けるとともに、該配線ダクトの天
板上への開口部分を被覆する配線ダクトカバーを有する
机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、上記のような配線ダクトを設けた
机においては、前記配線ダクト上方の天板上に開口部を
設け、配線ダクト内に収納された各種コードやケーブル
等のコード類を前記開口部から天板上へ取り出せるよう
になっている。通常、この開口部は配線ダクトカバーに
て被覆されており、配線ダクト内のコード類は、前記配
線ダクトカバーに形成されたコード挿通孔から天板上に
取り出すようになっている。
机においては、前記配線ダクト上方の天板上に開口部を
設け、配線ダクト内に収納された各種コードやケーブル
等のコード類を前記開口部から天板上へ取り出せるよう
になっている。通常、この開口部は配線ダクトカバーに
て被覆されており、配線ダクト内のコード類は、前記配
線ダクトカバーに形成されたコード挿通孔から天板上に
取り出すようになっている。
【0003】しかしながら、上記のような従来の配線ダ
クトカバーでは、コード類を天板上に取り出す位置がコ
ード挿通孔の位置に限られている。そこで、この配線ダ
クトカバーの後方に、天板の幅方向に長いコード取出口
を設けて天板の幅方向におけるどの位置からでもコード
類を取り出せるようにすることが考慮される。この場
合、配線ダクトカバーで開口部の前側のみ被覆して開口
後縁との間にコード取出口としての隙間を残して取り付
ければよいが、この隙間から天板上の物が配線ダクト内
に落下したり、配線ダクト内にゴミが溜まったりする恐
れがある。また、このように開口部分の前側にのみ配線
ダクトカバーを取り付ける場合には、配線ダクトカバー
の位置決めや取付が困難となる。
クトカバーでは、コード類を天板上に取り出す位置がコ
ード挿通孔の位置に限られている。そこで、この配線ダ
クトカバーの後方に、天板の幅方向に長いコード取出口
を設けて天板の幅方向におけるどの位置からでもコード
類を取り出せるようにすることが考慮される。この場
合、配線ダクトカバーで開口部の前側のみ被覆して開口
後縁との間にコード取出口としての隙間を残して取り付
ければよいが、この隙間から天板上の物が配線ダクト内
に落下したり、配線ダクト内にゴミが溜まったりする恐
れがある。また、このように開口部分の前側にのみ配線
ダクトカバーを取り付ける場合には、配線ダクトカバー
の位置決めや取付が困難となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来の配線
ダクトカバーを有する机における上記のような問題点に
鑑み、天板上に開口した配線ダクトの開口部を被覆する
配線ダクトカバーを有する机として、配線ダクト内のコ
ード類を机天板の幅方向における任意の位置から天板上
に取り出すことができるとともに、コード類を取り出し
た状態で天板上に余分な隙間ができることがない配線ダ
クトカバーを有する机を提供せんとするものである。更
に、本考案では、前記配線ダクトカバーを配線ダクト開
口部へ簡単に取り付け可能としてなる配線ダクトカバー
を有する机を提供せんとするものである。
ダクトカバーを有する机における上記のような問題点に
鑑み、天板上に開口した配線ダクトの開口部を被覆する
配線ダクトカバーを有する机として、配線ダクト内のコ
ード類を机天板の幅方向における任意の位置から天板上
に取り出すことができるとともに、コード類を取り出し
た状態で天板上に余分な隙間ができることがない配線ダ
クトカバーを有する机を提供せんとするものである。更
に、本考案では、前記配線ダクトカバーを配線ダクト開
口部へ簡単に取り付け可能としてなる配線ダクトカバー
を有する机を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る配線ダクト
カバーを有する机は上記の目的を達成するために、天板
下方に配線ダクトを設け、背面に、上端面を前記天板表
面と略同じ高さとして幕板を設け、該幕板と前記天板と
の間に間隙を設けて前記配線ダクトの開口部とするとと
もに、該開口部の下方に位置する前記配線ダクトに横杆
を横設し、前記幕板側縁部を弾性変形可能な軟質部材に
て作成してなる配線ダクトカバーで前記 開口部を着脱自
在に被覆すべく、該配線ダクトカバーの後部下面に下方
へ突出した脚片を前記横杆に係止するとともに、該配線
ダクトカバーの前部を天板後端縁に係止してなる。又、
前記配線ダクトの背面からバネ状係止片を後方へ突設
し、該バネ状係止片により前記幕板を取り付けてなる。
更に、前記配線ダクトの幅方向にコード受けを設けると
ともに、該コード受けの前面にコードフックを設けてな
る。
カバーを有する机は上記の目的を達成するために、天板
下方に配線ダクトを設け、背面に、上端面を前記天板表
面と略同じ高さとして幕板を設け、該幕板と前記天板と
の間に間隙を設けて前記配線ダクトの開口部とするとと
もに、該開口部の下方に位置する前記配線ダクトに横杆
を横設し、前記幕板側縁部を弾性変形可能な軟質部材に
て作成してなる配線ダクトカバーで前記 開口部を着脱自
在に被覆すべく、該配線ダクトカバーの後部下面に下方
へ突出した脚片を前記横杆に係止するとともに、該配線
ダクトカバーの前部を天板後端縁に係止してなる。又、
前記配線ダクトの背面からバネ状係止片を後方へ突設
し、該バネ状係止片により前記幕板を取り付けてなる。
更に、前記配線ダクトの幅方向にコード受けを設けると
ともに、該コード受けの前面にコードフックを設けてな
る。
【0006】
【作用】上記のような本考案に係る配線ダクトカバーを
有する机は、配線ダクト内に収納されたコード類を、配
線ダクトカバーで配線ダクトの開口部を被覆したままの
状態で、机天板の幅方向における任意の位置で、前記配
線ダクトカバーの軟質部材を弾性変形させて該配線ダク
トカバーと幕板との間の隙間から机天板上に取り出すこ
とができる。また、前記配線ダクトカバーは、その後部
下面に下設した脚片を天板下方の配線ダクトの横杆へ係
止するとともに、該配線ダクトカバーの前部を天板後端
縁に係止することで容易に位置決めして、開口部を被覆
した状態に着脱自在に取り付けることができる。
有する机は、配線ダクト内に収納されたコード類を、配
線ダクトカバーで配線ダクトの開口部を被覆したままの
状態で、机天板の幅方向における任意の位置で、前記配
線ダクトカバーの軟質部材を弾性変形させて該配線ダク
トカバーと幕板との間の隙間から机天板上に取り出すこ
とができる。また、前記配線ダクトカバーは、その後部
下面に下設した脚片を天板下方の配線ダクトの横杆へ係
止するとともに、該配線ダクトカバーの前部を天板後端
縁に係止することで容易に位置決めして、開口部を被覆
した状態に着脱自在に取り付けることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づき、本考案
を更に詳細に説明する。図1は、本考案に係る配線ダク
トカバーを有するOA机1の一実施例を示すものであ
る。図中、符号2は天板、3は前記天板2を支持してな
るアーム、4は両側に立設した側脚、5は前記側脚4の
前側に取り付けたL脚、6は天板2の後端縁と幕板7と
の間に形成される開口部を被覆するように取り付けた配
線ダクトカバー、8は前記配線ダクトカバー6の下方に
設けた配線ダクト、更に符号9は机1の後端部に立設さ
れたパネルである。また、この机1の天板2両側にはサ
イドパネル10が立設されることもある。
を更に詳細に説明する。図1は、本考案に係る配線ダク
トカバーを有するOA机1の一実施例を示すものであ
る。図中、符号2は天板、3は前記天板2を支持してな
るアーム、4は両側に立設した側脚、5は前記側脚4の
前側に取り付けたL脚、6は天板2の後端縁と幕板7と
の間に形成される開口部を被覆するように取り付けた配
線ダクトカバー、8は前記配線ダクトカバー6の下方に
設けた配線ダクト、更に符号9は机1の後端部に立設さ
れたパネルである。また、この机1の天板2両側にはサ
イドパネル10が立設されることもある。
【0008】前記天板2は、後部を側脚4の上端に片持
ち支持された状態で取り付けられたアーム3の前部に取
り付けられて天板2の後側は上方に開放されており、該
開放部分の下方に位置する両側脚4間には配線ダクト8
が前記天板2の後側で上方に開口した状態で設けられて
いる。
ち支持された状態で取り付けられたアーム3の前部に取
り付けられて天板2の後側は上方に開放されており、該
開放部分の下方に位置する両側脚4間には配線ダクト8
が前記天板2の後側で上方に開口した状態で設けられて
いる。
【0009】前記配線ダクト8は、両側に位置する側枠
11,11間を断面C字状の横杆12、コード受け1
3,14、および底板15にて連結するとともに、前面
に点検パネル29を開閉自在に取り付けて構成されてい
る。そして、前記配線ダクト8の背面には、幕板7が、
その上端面を天板2と略同じ高さとして、前記配線ダク
ト8の横杆12および底板15から後方へ突設されたバ
ネ状係止片16,16により机1の背面に着脱自在に取
り付けられている。また、前記天板2と幕板7との間の
アーム3上面に取り付けられたパネル取付金具17によ
りパネル9が幕板7上に立設されるとともに、前記パネ
ル取付金具17の上方から配線ダクトカバー6が取り付
けられて、天板2と幕板7との間に形成されるダクトの
開口部が、該配線ダクトカバー6により被覆されてい
る。
11,11間を断面C字状の横杆12、コード受け1
3,14、および底板15にて連結するとともに、前面
に点検パネル29を開閉自在に取り付けて構成されてい
る。そして、前記配線ダクト8の背面には、幕板7が、
その上端面を天板2と略同じ高さとして、前記配線ダク
ト8の横杆12および底板15から後方へ突設されたバ
ネ状係止片16,16により机1の背面に着脱自在に取
り付けられている。また、前記天板2と幕板7との間の
アーム3上面に取り付けられたパネル取付金具17によ
りパネル9が幕板7上に立設されるとともに、前記パネ
ル取付金具17の上方から配線ダクトカバー6が取り付
けられて、天板2と幕板7との間に形成されるダクトの
開口部が、該配線ダクトカバー6により被覆されてい
る。
【0010】前記配線ダクトカバー6は、センターカバ
ー18と、その両側に取り付けられる端部カバー19,
19とで構成されている。前記センターカバー18は、
前記天板2の後端縁と幕板7との間隙の幅より狭い幅に
形成されるとともに、幕板7側の縁部に弾性変形可能な
縁部材21が設けられている。このセンターカバー18
は、天板2の後端縁に設けた後縁部材22の段部23へ
センターカバー18の前部下縁24が係合載置され、か
つセンターカバー18の後部下面に長さ方向に所定の間
隔をおいて下方へ突出した状態で下設された脚片25下
端の案内用切欠部26が前記配線ダクト8におけるC字
状の横杆12の前端上縁に係合載置されることで取り付
けられている。そして、前記センターカバー18を天板
2の後端部へ取り付ける際には、図7に示すように該セ
ンターカバー18の後部に下設した脚片25を天板2の
後縁部材22と幕板7との間の開口部分へ上方から挿入
して該脚片25下端の案内用切欠部26を配線ダクト8
を構成するC字状の横杆12へ係止することで容易に位
置決めすることができ、該センターカバー18と幕板7
との間が前記弾性変形可能な縁部材21で被覆された状
態で簡単に取り付けることができる。更に前記の場合
に、脚片25下端の案内用切欠部26をセンターカバー
18表面から前部の段部23までの距離より大きくして
おけば、前記段部23が上方から天板2後端部の後縁部
材22に接する以前に前記案内用切欠部26がC字状の
横杆12の上端部に先に接することでセンターカバー1
8の位置決めをより容易に行うことができる。このよう
に、センターカバー18の幕板側縁部に縁部材21を設
けることにより、天板2、ダクトカバー6、および幕板
7の上端面が連続した広い同一平面を構成することがで
きる。しかも、前記縁部材21は弾性変形可能な軟質部
材にて作成されていることから、これを変形させること
で、配線ダクト8内のコード類を、幕板7との間から机
天板2の幅方向の任意の位置で天板2上に取り出すこと
ができる。また、図例のものはセンターカバー18下面
で前記各脚片25間が後方へ開放された状態に構成され
ており、机1背面の幕板7を取り外せば、ここから机の
背面側へコード類を配線、処理することも可能である。
ー18と、その両側に取り付けられる端部カバー19,
19とで構成されている。前記センターカバー18は、
前記天板2の後端縁と幕板7との間隙の幅より狭い幅に
形成されるとともに、幕板7側の縁部に弾性変形可能な
縁部材21が設けられている。このセンターカバー18
は、天板2の後端縁に設けた後縁部材22の段部23へ
センターカバー18の前部下縁24が係合載置され、か
つセンターカバー18の後部下面に長さ方向に所定の間
隔をおいて下方へ突出した状態で下設された脚片25下
端の案内用切欠部26が前記配線ダクト8におけるC字
状の横杆12の前端上縁に係合載置されることで取り付
けられている。そして、前記センターカバー18を天板
2の後端部へ取り付ける際には、図7に示すように該セ
ンターカバー18の後部に下設した脚片25を天板2の
後縁部材22と幕板7との間の開口部分へ上方から挿入
して該脚片25下端の案内用切欠部26を配線ダクト8
を構成するC字状の横杆12へ係止することで容易に位
置決めすることができ、該センターカバー18と幕板7
との間が前記弾性変形可能な縁部材21で被覆された状
態で簡単に取り付けることができる。更に前記の場合
に、脚片25下端の案内用切欠部26をセンターカバー
18表面から前部の段部23までの距離より大きくして
おけば、前記段部23が上方から天板2後端部の後縁部
材22に接する以前に前記案内用切欠部26がC字状の
横杆12の上端部に先に接することでセンターカバー1
8の位置決めをより容易に行うことができる。このよう
に、センターカバー18の幕板側縁部に縁部材21を設
けることにより、天板2、ダクトカバー6、および幕板
7の上端面が連続した広い同一平面を構成することがで
きる。しかも、前記縁部材21は弾性変形可能な軟質部
材にて作成されていることから、これを変形させること
で、配線ダクト8内のコード類を、幕板7との間から机
天板2の幅方向の任意の位置で天板2上に取り出すこと
ができる。また、図例のものはセンターカバー18下面
で前記各脚片25間が後方へ開放された状態に構成され
ており、机1背面の幕板7を取り外せば、ここから机の
背面側へコード類を配線、処理することも可能である。
【0011】前記のように、配線ダクトカバー6のセン
ターカバー18における幕板側縁部に設けられた縁部材
21は、軟質合成樹脂あるいは軟質ゴム等の軟質部材に
て弾性変形可能に作成されており、その一端縁が前記セ
ンターカバー18へ一体に固着されるとともに、他端縁
は前記幕板7前面に弾接する状態で設けられている。し
たがって、下方の配線ダクト8部分から配線コードcあ
るいは接続ケーブル等を天板2上へ取り出す場合には、
配線ダクト8から前記センターカバー18の各脚片2
5,25間に通されたコードcは、前記縁部材21が弾
性変形することで幕板7との間にコードc分のみ形成さ
れるコード挿通空間から上方へ取り出される。このと
き、コードcは縁部材21により幕板7に弾性的に押圧
された状態で幕板7との間に隙間が形成されることなく
天板上へ取り出されることから、天板2上のものが下方
の配線ダクト8内へ落下したりするおそれがない。前記
縁部材21は、軟質合成樹脂あるいは軟質ゴム等で作成
してセンターカバー18に接着してもよいし、または硬
質合成樹脂製のセンターカバー18と軟質合成樹脂ある
いは軟質ゴムの縁部材21とを二色成形にて同時一体成
形するようにしてもよい。
ターカバー18における幕板側縁部に設けられた縁部材
21は、軟質合成樹脂あるいは軟質ゴム等の軟質部材に
て弾性変形可能に作成されており、その一端縁が前記セ
ンターカバー18へ一体に固着されるとともに、他端縁
は前記幕板7前面に弾接する状態で設けられている。し
たがって、下方の配線ダクト8部分から配線コードcあ
るいは接続ケーブル等を天板2上へ取り出す場合には、
配線ダクト8から前記センターカバー18の各脚片2
5,25間に通されたコードcは、前記縁部材21が弾
性変形することで幕板7との間にコードc分のみ形成さ
れるコード挿通空間から上方へ取り出される。このと
き、コードcは縁部材21により幕板7に弾性的に押圧
された状態で幕板7との間に隙間が形成されることなく
天板上へ取り出されることから、天板2上のものが下方
の配線ダクト8内へ落下したりするおそれがない。前記
縁部材21は、軟質合成樹脂あるいは軟質ゴム等で作成
してセンターカバー18に接着してもよいし、または硬
質合成樹脂製のセンターカバー18と軟質合成樹脂ある
いは軟質ゴムの縁部材21とを二色成形にて同時一体成
形するようにしてもよい。
【0012】また、図中符号30で示すものは、配線ダ
クト8に設けられたコード受け13の前面、即ち、コー
ド受け13の前方立ち上がり縁に取り付けたコードフッ
クであり、このコードフック30は前記コード受け13
の幅方向に所定の間隔を開けて複数取り付けられてい
る。
クト8に設けられたコード受け13の前面、即ち、コー
ド受け13の前方立ち上がり縁に取り付けたコードフッ
クであり、このコードフック30は前記コード受け13
の幅方向に所定の間隔を開けて複数取り付けられてい
る。
【0013】更に、図中符号40はダクトカバー6の下
方に位置して配線ダクト8のC字状の横杆12に取付金
具41にて横方向移動自在に取り付けられたコンセント
である。そして、前記コンセント40の上方に位置する
ダクトカバー6のセンターカバー18部分にはコード挿
通孔50が開設されており、ここから下方のコンセント
40へ電源コードを接続しうるようになっている。この
コード挿通孔50には2枚のスライドキャップ51,5
1が開閉自在に設けられている。前記スライドキャップ
51は、センターカバー18のコード挿通孔50を被覆
しうる形状とした蓋板部52の下面周囲にコード挿通孔
50の開口下縁に係合する鍔部53が周設されており、
下面両側には一対のバネ脚54,54が下設されてい
る。前記バネ脚54は、蓋板部52がコード挿通孔50
を被覆し、かつ鍔部53が該バネ脚54によりコード挿
通孔50の開口下縁へ弾力的に押しつけられた状態でセ
ンターカバー18の下面前後に設けられた摺動凸縁5
5,55上に摺動自在に取り付けられており、このスラ
イドキャップ51の蓋板部52を下方へ押圧すると同時
に前記摺動凸縁55,55上で横方向にスライドさせる
ことでコード挿通孔50が開放される。尚、このスライ
ドキャップ51は、センターカバー18における摺動凸
縁55の適所に設けられた切欠56部分から取り付けら
れるものである。
方に位置して配線ダクト8のC字状の横杆12に取付金
具41にて横方向移動自在に取り付けられたコンセント
である。そして、前記コンセント40の上方に位置する
ダクトカバー6のセンターカバー18部分にはコード挿
通孔50が開設されており、ここから下方のコンセント
40へ電源コードを接続しうるようになっている。この
コード挿通孔50には2枚のスライドキャップ51,5
1が開閉自在に設けられている。前記スライドキャップ
51は、センターカバー18のコード挿通孔50を被覆
しうる形状とした蓋板部52の下面周囲にコード挿通孔
50の開口下縁に係合する鍔部53が周設されており、
下面両側には一対のバネ脚54,54が下設されてい
る。前記バネ脚54は、蓋板部52がコード挿通孔50
を被覆し、かつ鍔部53が該バネ脚54によりコード挿
通孔50の開口下縁へ弾力的に押しつけられた状態でセ
ンターカバー18の下面前後に設けられた摺動凸縁5
5,55上に摺動自在に取り付けられており、このスラ
イドキャップ51の蓋板部52を下方へ押圧すると同時
に前記摺動凸縁55,55上で横方向にスライドさせる
ことでコード挿通孔50が開放される。尚、このスライ
ドキャップ51は、センターカバー18における摺動凸
縁55の適所に設けられた切欠56部分から取り付けら
れるものである。
【0014】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、配線ダ
クトカバーにより配線ダクトの開口部を被覆したままの
状態で、前記配線ダクトカバーにおける幕板側縁部に設
けた軟質部材を弾性変形させることで、配線ダクト内に
収納されたコード類を、机の幅方向の任意の位置で幕板
との間から机天板上に取り出すことが可能であり、しか
も、前記軟質部材はコード類を取り出した部分のみが弾
性変形するので、コード類を取り出した状態でも天板上
に余分な隙間ができるようなことがなく、天板上の物が
配線ダクト内に落下したり、配線ダクト内にゴミが溜ま
ったりするということがない。又、前記配線ダクトカバ
ーを、その後部下面に下方へ突出した状態で脚片を下設
し、該脚片を配線ダクトの横杆に係止するとともに、該
配線ダクトカバーの前部を天板後端縁に係止して着脱自
在に取り付けたので、配線ダクトカバーを容易に位置決
めして配線ダクトの開口部を被覆した状態に簡単に取り
付けることができる。
クトカバーにより配線ダクトの開口部を被覆したままの
状態で、前記配線ダクトカバーにおける幕板側縁部に設
けた軟質部材を弾性変形させることで、配線ダクト内に
収納されたコード類を、机の幅方向の任意の位置で幕板
との間から机天板上に取り出すことが可能であり、しか
も、前記軟質部材はコード類を取り出した部分のみが弾
性変形するので、コード類を取り出した状態でも天板上
に余分な隙間ができるようなことがなく、天板上の物が
配線ダクト内に落下したり、配線ダクト内にゴミが溜ま
ったりするということがない。又、前記配線ダクトカバ
ーを、その後部下面に下方へ突出した状態で脚片を下設
し、該脚片を配線ダクトの横杆に係止するとともに、該
配線ダクトカバーの前部を天板後端縁に係止して着脱自
在に取り付けたので、配線ダクトカバーを容易に位置決
めして配線ダクトの開口部を被覆した状態に簡単に取り
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配線ダクトカバーを有する机の斜
視図。
視図。
【図2】前記机の分解斜視図。
【図3】同じく要部を示す分解斜視図。
【図4】幕板を取り外した状態の机背面の斜視図。
【図5】前記机の要部を示す縦断側面図。
【図6】同じく要部の拡大縦断側面図。
【図7】配線ダクトカバーの取付方法を示す要部の縦断
側面図。
側面図。
【図8】幕板を取り外した状態の要部を示す縦断側面
図。
図。
【図9】机の要部を示す縦断正面図。
【図10】同じく要部の拡大縦断正面図。
【図11】配線ダクトカバーに設けたコード挿通孔部分
の拡大平面図。
の拡大平面図。
【図12】同じくコード挿通孔部分の縦断側面図。
1 机 2 天板 3 アーム 4 側脚 5 L脚 6 配線ダ
クトカバー 7 幕板 8 配線ダ
クト 9 パネル 10 サイド
パネル 11 側枠 12 C字
状の横杆 13 コード受け 14 コー
ド受け 15 底板 16 バネ
状係止片 17 パネル取付金具 18 セン
ターカバー 19 端部カバー 21 縁部材 22 後縁
部材 23 段部 24 下縁 25 脚片 26 案内
用切欠部 27 開口部 29 点検パネル 30 コー
ドフック 40 コンセント 41 コン
セント取付金具 50 コード挿通孔 51 スラ
イドキャップ 52 蓋板部 53 鍔部 54 バネ脚 55 摺動
凸縁 56 切欠 c コー
ド
クトカバー 7 幕板 8 配線ダ
クト 9 パネル 10 サイド
パネル 11 側枠 12 C字
状の横杆 13 コード受け 14 コー
ド受け 15 底板 16 バネ
状係止片 17 パネル取付金具 18 セン
ターカバー 19 端部カバー 21 縁部材 22 後縁
部材 23 段部 24 下縁 25 脚片 26 案内
用切欠部 27 開口部 29 点検パネル 30 コー
ドフック 40 コンセント 41 コン
セント取付金具 50 コード挿通孔 51 スラ
イドキャップ 52 蓋板部 53 鍔部 54 バネ脚 55 摺動
凸縁 56 切欠 c コー
ド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮本 薫 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株 式会社イトーキ内 (72)考案者 小畑 広永 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有限会社ヒロデザイン研究所内 (72)考案者 狩野 徹也 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有限会社ヒロデザイン研究所内 (56)参考文献 特開 平2−257905(JP,A) 実開 平3−7728(JP,U) 実開 平3−101236(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 13/00 A47B 37/00
Claims (3)
- 【請求項1】 天板下方に配線ダクトを設け、背面に、
上端面を前記天板表面と略同じ高さとして幕板を設け、
該幕板と前記天板との間に間隙を設けて前記配線ダクト
の開口部とするとともに、該開口部の下方に位置する前
記配線ダクトに横杆を横設し、前記幕板側縁部を弾性変
形可能な軟質部材にて作成してなる配線ダクトカバーで
前記開口部を着脱自在に被覆すべく、該配線ダクトカバ
ーの後部下面に下方へ突出した脚片を前記横杆に係止す
るとともに、該配線ダクトカバーの前部を天板後端縁に
係止してなることを特徴とする配線ダクトカバーを有す
る机。 - 【請求項2】 前記配線ダクトの背面からバネ状係止片
を後方へ突設し、該バネ状係止片により前記幕板を取り
付けてなる請求項1記載の配線ダクトカバーを有する
机。 - 【請求項3】 前記配線ダクトの幅方向にコード受けを
設けるとともに、該コード受けの前面にコードフックを
設けてなる請求項1記載の配線ダクトカバーを有する
机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105260U JP2586985Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 配線ダクトカバーを有する机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105260U JP2586985Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 配線ダクトカバーを有する机 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543928U JPH0543928U (ja) | 1993-06-15 |
JP2586985Y2 true JP2586985Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14402690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991105260U Expired - Lifetime JP2586985Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 配線ダクトカバーを有する机 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586985Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0744890B2 (ja) * | 1989-03-30 | 1995-05-17 | コクヨ株式会社 | エッジカバー |
JP3007728U (ja) * | 1994-08-11 | 1995-02-28 | 株式会社三星製作所 | ハンガセットの構造 |
JP3101236U (ja) * | 2003-10-27 | 2004-06-10 | 辿 高橋 | 側溝仮留め装置 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP1991105260U patent/JP2586985Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543928U (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980303 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980908 |