JP2582648Y2 - 貨物自動車などの荷台装置 - Google Patents

貨物自動車などの荷台装置

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JP2582648Y2
JP2582648Y2 JP1990038366U JP3836690U JP2582648Y2 JP 2582648 Y2 JP2582648 Y2 JP 2582648Y2 JP 1990038366 U JP1990038366 U JP 1990038366U JP 3836690 U JP3836690 U JP 3836690U JP 2582648 Y2 JP2582648 Y2 JP 2582648Y2
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純蔵 小牧
武夫 丸山
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大阪運送 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は貨物自動車などの荷台装置に関する。特に、
貨物の出し入れ時に荷台最後部の出入扉を自動的に開閉
させる装置に関する。
[従来の技術] 自動開閉扉は多種多様なものが知られているが、ほと
んどは垂直方向へ上下させたり、荷台最後部を中心に円
弧運動させる形式のものである。比較的最近になって、
扉を水平方向に2つに折り畳んで、出入口を開放させる
形式のものが開発された。例えば、実公昭50−18252号
及び実公昭48−40250号考案などである。
[考案が解決しようとする課題] これらの考案ではスプリングの弾性などにより扉の開
閉を容易にすることを目的としているが、基本的には手
動操作によって扉を開閉している。本願考案はこの手動
操作を自動化することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の荷台装置は、荷台後部の出入扉が上板、下板
の2枚の板材からなり、これらが水平方向に折り畳まれ
て、出入口を開放させる形式のものにおいて、荷台後部
の左右に設けられた案内支柱と、前記案内支柱の上下に
配置された回転部材と、前記上下の回転部材の間を連結
する連結部材と、前記連結部材に固定されることにより
前記案内支柱内を移動可能であり、かつ、下板とも連動
する可動部材と、前記上下回転部材のいずれかを駆動さ
せる駆動機構からなり、もって、可動部材の上下動作を
自動化したことを特徴とする。回転部材は、例えばスプ
ロケットである。連結部材は、例えばチェーンである。
[作用] 本考案によれば、荷台後部に案内支柱を設け、この案
内支柱内に可動部材を設け、この可動部材と下板底辺を
接続させると共に、可動部材の上下動作を自動化したの
で、扉の下板は自動的に上下動する。下板が上下動すれ
ば、2枚の扉は水平方向に折り畳まれて、出入口を開放
させる。
[実施例] 以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明す
る。
第6図に示すように、本考案では上板10、下板12から
なる扉Aが水平方向に2つに折り畳まれて、出入口を開
放させる。完全に折り畳まれた状態では、扉Aは荷台の
天井から外側へ向かってひさしのように突出する。
第2図は荷台後部の扉部分の側面図である。
上板10の上辺10aは回動自在に荷台の頂上に設定され
ている。第3図(第2図A部分の拡大断面図)に示され
ているように、荷台頂上の枠支柱鉄骨14からサポート16
が外方向にはり出し、ここに回動軸18が取り付けられて
いる。一方、上板上辺10aには前記回動軸18と扉の上板1
0aをつなぐ接続金具20が取り付けられている。符号22
は、荷台に風雨が入らないようにするためのゴムの密閉
具である。
上板10、下板12の折り畳み部24は、2枚の扉板が上下
に並べられてその間が蝶番26により回動自在とされてい
る。その拡大断面図が第4図(第2図のB部分)に示さ
れている。
第2図C部分は第1図および第5図に示されている。
下板12の下辺12aは、荷台最後尾の左右両端に設けら
れた案内支柱28,28内の可動部材30(後述)に支持され
つつ上下動が可能である。扉Aは、下板下辺12aが駆動
されて上下動するのであって、上板10の回動軸18及び折
り畳み部の蝶番26はその動きに従って単に回動するだけ
である。
荷台最後尾の左右両端に設けられた案内支柱28,28は
断面略コ字型の「レースウェイダクト」と呼ばれる鉄骨
であた、荷台底辺から天井まで垂直に伸びている。左右
の案内支柱28,28の構造は、動力伝達部を除き、同一で
ある。動力伝達部は後記するとおり左右どちらか片方に
設ければよい。
第1図に示すように、案内支柱28の下端付近には駆動
スプロケット32が、上端近くには従動スプロケット34が
設けられている。この2つのスプロケット32,34にはチ
ェーン36がかけられている。このチェーン36の途中1箇
所に前記可動部材30が設けられているので、この可動部
材30はチェーン36の動きにあわせ上下動する。
第4図に示すように、可動部材30を軸38が貫通してい
る。この軸38の外方側には、可動部材の位置を安定させ
る案内輪40が取り付けられている。この軸の内方側には
ブラケット42の一端が固着されている。このブラケット
42の他端は扉の下板12に固着されている。したがって、
可動部材30の上下動と開閉扉の下板12の動きは連動す
る。
下側の駆動スプロケット32の動力伝達機構は第1図お
よび第5図に示されている。簡単に言えば、動力源、例
えば油圧モータ、電気モータ、などの回転力を歯車など
の適当な減速機構を介して伝えるのである。この実施例
では、油圧モータ44から回転力を取り出し、2個の平歯
車46,48を介して駆動スプロケット32を回転させてい
る。平歯車46の回転軸47は左右案内支柱の間をつなぎ、
左右のチェーン回転を同調させる。第5図において、符
号50は歯車軸52の軸受けであり、54はスプロケットのカ
ラーである。これらは第1図では省略している。モータ
の始動停止ボタン56(第6図参照)は、この実施例で
は、荷台後部に取り付けているが、必要なら運転席に取
り付けてもよい。
以上の説明から分かるように、扉を開閉させるために
は、今述べて来た順序と逆に操作すればよい。
閉まっている扉Aを開けるとき、開扉ボタン56を押し
てモータ44を動かし、駆動スプロケット32を回転させ
る。スプロケットに掛けられているチェーン36が上下動
し、可動部材30もそれにつれて上昇する。可動部材30は
貫通軸38およびブラケット42を介して扉の下板12に接続
されているので、下板底辺12aも可動部材30と同時に上
昇する。下板底辺12aが上昇すると、折り畳み部が外部
にはり出しながら折り畳まれる。最終的には荷台の天井
に近い位置まで上昇する。
開いている扉Aを閉めるには、閉扉ボタン58を押して
モータ44を逆方向に回転させることにより、可動部材30
を下降させればよい。
[考案の効果] 本考案によれば、扉が水平方向に2つに折り畳まれ
て、出入口を開放させる形式のものにおいて、この開閉
操作を自動化することができた。
【図面の簡単な説明】 第1図は、扉の昇降機構を示す斜視図である。 第2図は、貨物自動車の後部扉部分を示す側面図であ
る。 第3図は、第2図のA部分の拡大側面図である。 第4図は、第2図のB部分の拡大側面図である。 第5図は、扉の昇降機構を示す側面図である。 第6図は貨物自動車の後部斜視図である。 10……上板、10a……上板上辺 12……下板、12a……下板底辺 28……案内支柱 30……可動部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台後部の出入扉が上板(10)、下板(1
    2)の2枚の板材からなり、これらが水平方向に折り畳
    まれて、出入口を開放させる形式のものにおいて、 荷台後部の左右に設けられた案内支柱(28)と、 前記案内支柱(28)の上下に配置された回転部材(32,3
    4)と、 前記上下の回転部材(32,34)の間を連結する連結部材
    (36)と、 前記連結部材(36)に固定されることにより前記案内支
    柱(28)内を移動可能であり、かつ、下板(12)とも連
    動する可動部材(30)と、 前記上下回転部材(32,34)のいずれかを駆動させる駆
    動機構からなり、 もって、可動部材(30)の上下動作を自動化したことを
    特徴とする貨物自動車などの荷台装置。
JP1990038366U 1990-04-09 1990-04-09 貨物自動車などの荷台装置 Expired - Fee Related JP2582648Y2 (ja)

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JPH03128579U JPH03128579U (ja) 1991-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584769U (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 株式会社日立製作所 始動電動機
JPS58104724U (ja) * 1982-01-13 1983-07-16 東京車輌株式会社 自動車の荷箱のドア−装置

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