JP3033783U - 電動引戸式門扉 - Google Patents

電動引戸式門扉

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JP3033783U
JP3033783U JP1996005254U JP525496U JP3033783U JP 3033783 U JP3033783 U JP 3033783U JP 1996005254 U JP1996005254 U JP 1996005254U JP 525496 U JP525496 U JP 525496U JP 3033783 U JP3033783 U JP 3033783U
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gate
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JP1996005254U
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Inventor
正 山中
Original Assignee
正 山中
テイシイグリーン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、従来の電動式の引戸式門扉に比
べて極めて安価な電動の引戸式門扉を提供することを目
的とする。 【解決手段】 前方端部下方に底車22を設け、後方端
部の裏側または上方に吊車23を取り付け、前記後方端
部の裏側または上方に、減速手段を備えたモーター31
を取り付け、モーター31の回転軸と、直接または回転
方向変換手段を介して、吊車23とを係合して吊車23
を回動可能とした引き戸21と,引戸21を挟持するフ
エンス、塀または後方表門柱26と後方裏門柱27と,
引戸21の開き方向において、後方表または裏門柱26
または27の側方またはフエンス、塀の裏面に設けら
れ、吊車23を活動自在に支持するレール29と,モー
ター31を作動させるための配線と,よりなり、モータ
ー31の回動により、吊車23がレール29上を回動し
て引戸21を移行させさせることを可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、電動で開閉する引戸式の門扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場、学校、駐車場等の大きな門の引戸としては、実用新案登録第12 13075号(実公昭52−13148)の引戸が多く使用されている。この引 戸は、図5に示すとおり、引戸1の前端下部に底車(戸受用戸車)2を設け、後 部上端裏側に吊車(戸車)3を取り付け、引戸1を表支柱4と裏支柱5により挟 持し、裏支柱5と後部支柱6間にレール7を張設して、引戸1の吊車3をレール 7上に滑動自在に係合したものである。8は閉門側門柱である。
【0003】 従来から、電動装置、制御装置により自動開閉が可能な自動開閉式の門の引戸 がある。 この引戸は、図6に示すように、引戸1の裏面下方に水平のラック9を設け、 引戸1の下端に底車2を設け、出入口の門柱をそれぞれ二本を一組とする門柱1 0、10aと門柱11、11aで構成し、それぞれの組の二本の門柱間で引戸1 を挟持し、出入口の側方地上にモーター12とそれに連結する減速機13を設置 し、減速機13にスプロケットホイール14を取り付け、スプロケットホイール 14をラック9に係合させ、モーター12の回転によるスプロケットホイール1 4の回転により引戸1を移行させて引戸1で門を開閉している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実用新案登録第1213075号の引戸は、手動であり、大型引戸では開閉始 動時に相当の力を必要とし、雨天等悪天候の場合には、作業意欲の低下と共に、 開閉に苦労する。 前記電動式の引戸は自動式で遠隔操作も可能であるが、モーター12および減 速機13を地上に設置しなければならず、相当のコストがかかる問題がある。
【0005】 この考案は、従来の電動式の引戸式門扉に比べて極めて安価な電動の引戸式門 扉を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前方端部下方に底車を設け、後方端部の裏側または上方に吊車を取り付け、前 記後方端部の裏側または上方に減速手段を備えたモーターを取り付け、該モータ ーの回転軸と、直接または回転方向変換手段を介して、前記吊車とを係合して吊 車を回動可能とした引き戸と, 前記引戸を挟持するフエンス、塀または後方表門柱と後方裏門柱と, 前記引戸の開き方向において、前記後方表または裏門柱の側方または前記フエ ンスまたは塀の裏面に設けられ、前記吊車を活動自在に支持するレールと, 前記モーターを作動させるための配線と, で門扉を形成し、モーターの回動により、吊車がレール上を摩擦回動して引戸を 移行させさせることを可能にする
【0007】 吊車は、引き戸の後方の上方または裏側の上部、中間または下部のいずれかに 取り付ける。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図1乃至図4により説明する。 引戸21の前方下端に底車22を設け、後方上端部に吊車23を設ける。 二本一組とする、前方門柱24、25と後方門柱26、27を立設し、それぞ れの組の門柱間で引戸21を挟持する。
【0009】 後方門柱26または27のいずれかの後方に複数の支柱28を立設し、後方門 柱26または27、すなわち、門の内側の後方門柱と門の開き方向における側方 の支柱28間にレール29を架設する。 レール29はアングルを用いるのが好ましい。 レール29の後端部または最も後方の支柱に引戸21のためのストッパー30 を設ける。 後方門柱26、27の後方が塀40、フェンスまたは壁である場合には、支柱 28を立設しないで、塀40、、フェンスまたは壁にアングルまたは突部等を設 けてレール29を支持してもよい。
【0010】 引戸21の後端部上方にモーター31およびそれに連結して減速機32を取り 付け、減速機32から突出させた回転軸33を吊車23の回転中心に係止させる 。吊車23をレール29に係合させて、モーター31の回転によりレール29上 を回転し、その摩擦により引戸21を移行させる。 モーター31を、その回転軸が引戸21の面に直角になるように取り付けても よい。 また、モーター31を、その回転軸が引戸21の上縁枠または後端枠に平行に なるように設けてもよく、この場合には、傘車その他の歯車等回転方向変換手段 を用いる。 また、モーター31を、引戸21の上縁枠の上方で、その回転軸がその上縁枠 に沿って、または、直角になるように取り付けてもよい。 図4はモーター31を引き戸21の上縁枠の上方で、該上縁枠に回転軸が直角 になるように設けたものを示す。39は回転方向変換のための歯車である。
【0011】 吊車23は円周面に凹溝23aを設け、その凹溝23aにレール29の上面部 を嵌合させると吊車23がレール29から外れず安定して好ましい。
【0012】 レール29を架設した後方門柱26または27または塀40または壁等に電線 コード34の自動巻取器35を取り付けて前記門柱または塀40または壁等に設 けた電源(図示せず)に接続し、電線コード34の先端をモーター31に接続す る。 自動巻取器35は、引戸21に取り付けてもよい。
【0013】 吊車23の回転中心のクラッチ36にクラッチハンドル37を設けるのが好ま しい。これは何らかの理由でモーター31が回転できない時に、クラッチハンド ル37で吊車23を手動で回転させ、引戸21を移行させることを可能とするた めのものである。
【0014】 モーター31と減速機32とは同一のケースに納めて一つの部品としてもよい 。
【0015】 それぞれの組の門柱、すなわち、前方門柱24と25、後方門柱26と27の 相対向する面にローラー車38を取り付けて引戸21を挟持すれば、引戸21が 円滑に移行する。
【0016】 モーター31は公知のスイッチ、遠隔装置、電波信号等による通電手段で自動 的に作動・停止させることができる。
【0017】 図において、吊車23を、引戸21の後端上部に設けたが、引戸21の後端中 間部または下部に設けてもよい。その場合には、レール29の高さは吊車23の 高さに対応させるものとする。
【0018】 吊車23をスプロケットホイールとし、レール29の面をそれに噛合するラッ ク面としてもよい。
【0019】 この引戸21を閉じる場合には、通電手段でモーター31に通電すると、モー ター31の回転により吊車23が回転し、レール29上を摩擦力で前方門柱24 、25方向に移行し、それに押されて引戸21の前方が前方門柱24、25に達 するまで移行して閉門する。
【0020】 開門する場合には、通電手段でモーター31に通電し逆回転させると、モータ ー31の回転により吊車23が逆回転し、引戸21は吊車23に引かれて前記と は逆方向に移行し、ストッパー30に当接して停まり、開門する。 引戸21の後方端に後方門柱26または27に当接するストッパーを設けるの が好ましい。
【0021】 前記引戸21の移行の際に、底車22は引戸21の前方を支え、ローラー車3 8は引戸21を挟持し、いずれも引戸21の移行を円滑にする。
【0022】 引戸21がストッパー30に当接するか、または、引戸21にストッパーを設 けた場合には、そのストッパーが後方門柱に当接して止まると、モーター31は 停止するようにする。
【0023】
【考案の効果】
この考案に係る電動引戸式門扉は、吊車をモーターで回動させ、摩擦を利用し て吊車をレール上を走行させるので、引戸の移行が円滑で、開閉に人力を必要と しない。 また、遠隔操作手段を用いることが容易で、その場合には、離れた位置から引 戸を開閉でき、悪天候の場合にも開閉が容易である。 従来の電動式の門扉は、モーターや減速機を地上に設置するのに、土地と工事 費用を必要とするが、この考案に係る門扉は、その様な土地を必要とせず、モー ターおよび減速機の取り付けは容易で、従来の電動式門扉に比べ費用も格段に安 くすむ。 なお、、従来既に多く設置されている前記登録実用新案の考案に係る門扉をそ のまま利用し、モーターおよび減速機を取り付けて配線するだけで、この考案に 係る門扉に改造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案に係る門扉の背面図である。
【図2】本願考案に係る門扉の平面図である。
【図3】本願考案に係る門扉の後方側の要部側面図であ
る。
【図4】本願考案に係る門扉の他の実施の形態における
門扉の後方側の要部側面図である。
【図5】従来の手動式門扉の、(A)は背面図、(B)
は要部平面図、(C)は側面図である。
【図6】従来の電動式門扉の、(A)は要部背面図、
(B)は配線説明のための平面図である。
【符号の説明】
1 引戸 2 底車 3 吊車 4 表支柱 5 裏支柱 6 後部支柱 7 レール 8 閉門側門柱 9 ラック 10、10a 11、11a 12 モーター 13 減速機 14 スプレケットホイール 21 引戸 22 底車 23 吊車 24 前方門柱 25 前方門柱 26 後方門柱 27 後方門柱 28 支柱 29 レール 30 ストッパー 31 モーター 32 減速機 33 回転軸 34 電線コード 35 自動巻取器 36 クラッチ 37 クラッチハンドル 38 ローラー車 39 歯車 40 塀
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方端部下方に底車を設け、後方端部の
    裏側または上方に吊車を取り付け、前記後方端部の裏側
    または上方に、減速手段を備えたモーターを取り付け、
    該モーターの回転軸と、直接または回転方向変換手段を
    介して、前記吊車とを係合して吊車を回動可能とした引
    き戸と,前記引戸を挟持するフエンス、塀または後方表
    門柱と後方裏門柱と,前記引戸の開き方向において、前
    記後方裏または表門柱の側方または前記フエンスまたは
    塀の裏面に設けられ、前記吊車を活動自在に支持するレ
    ールと,前記モーターを作動させるための配線と,より
    なり、モーターの回動により、吊車がレール上を回動し
    て引戸を移行させさせることを可能にしたことを特徴と
    する電動引戸式門扉
  2. 【請求項2】 吊車が引き戸の後方の上方または裏側の
    上部、中間または下部のいずれかに取り付けられてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動引戸式門扉
JP1996005254U 1996-05-15 1996-05-15 電動引戸式門扉 Expired - Lifetime JP3033783U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637071U (ja) * 1992-10-23 1994-05-17 株式会社豊田自動織機製作所 スキッドステアローダの車体構造
JP2017530684A (ja) * 2014-08-19 2017-10-12 浙江大学蘇州工業技術研究院Suzhou Industrial Technology Research Institute Of Zhejiang University リニアモーター駆動式自動ドア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213148U (ja) * 1975-07-17 1977-01-29
JPH04140392A (ja) * 1990-09-29 1992-05-14 Nagaoka:Kk スライド式自動開閉門扉

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