JPH052338Y2 - - Google Patents

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JPH052338Y2
JPH052338Y2 JP18901685U JP18901685U JPH052338Y2 JP H052338 Y2 JPH052338 Y2 JP H052338Y2 JP 18901685 U JP18901685 U JP 18901685U JP 18901685 U JP18901685 U JP 18901685U JP H052338 Y2 JPH052338 Y2 JP H052338Y2
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shutter door
chain
vertical rod
geared motor
connecting rod
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バン型車両の荷箱後面又は側面に設
けられているシヤツター扉に関するものである。
更に詳しくいえば、このようなシヤツター扉の開
閉をギヤードモータとチエーンを使用して自動開
閉できるようにした電動式シヤツター扉の開閉装
置に関するものである。
(従来技術) 従来シヤツター扉の開閉は、実公昭50−4524に
開示されているように、扉枠の上方に巻上装置が
あり、この巻上装置はスプリング並びに左右に設
けられたワイヤーロープによつて構成され、スプ
リング力によつて上方に巻きあげられる。又シヤ
ツター扉を閉じる場合には、スプリング力に抗し
て引下げ、下部に取付けられた掛止装置で荷箱の
本体に掛止する構造のものが大部分であつた。
かかる構造のシヤツター扉においては、その開
閉動作は入力によらなければならず、パネルの自
重と前記巻上装置のスプリングとが重量バランス
させているとはいえ、開閉の初期段階においては
可成りの力が必要であつた。
又前記掛止装置の施錠、解錠操作も加味された
シヤツター扉の開閉操作は意外と重労働で面倒な
操作が要求された。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の点に鑑みて考案されたもので、
シヤツター扉の開閉をギヤードモータとリンクチ
エーンを使用して自動で開閉できるようにし、し
かも前記ギヤードモータに励磁解除式保持形ブレ
ーキを内蔵させて、シヤツター扉の施錠もできる
ようにしようとするものである。
(問題点の解決手段) 複数のパネルの上下縁を互いに回動自在に連結
して一体に形成し、前記複数のパネルの左右両側
縁に縦方向に間隔を置いてとりつけたローラを有
するシヤツター扉を荷箱内に配置した案内レール
内を転動して開閉自在にしたバン型車両のシヤツ
ター扉開閉装置において、荷台枠体の下梁内にギ
ヤードモータで駆動する駆動部を、又前記枠体の
側枠内にチエーン部を設けて、前記駆動部の出力
を前記チエーン部に伝達できるようにするととも
に、前記チエーン部を構成する上下の鎖車間に掛
けられたリンクチエーンの内側チエーンには縦杆
が上下で枢支されて前記チエーンと一体化され、
さらに前記縦杆にはその一端を枢支し、他端を前
記シヤツター扉の最下段パネルの両側端縁に枢支
された連結杆を有しており、前記駆動部のギヤー
ドモータには、励磁解除式保持型ブレーキが内蔵
されており、前記縦杆がとりつけられている内側
チエーンの軸芯と連結杆の軸芯が、シヤツター扉
が閉じている時に略一致するように、前記縦杆に
凹所が設けられ、さらにシヤツター扉が開位置に
ある時、縦杆の垂直軸線と連結杆とのなす角度が
45°以内にあるようにした。
(実施例) 図に基いて説明する。第1図の符号1はバン型
車両Vの荷箱、2はシヤツター扉で、これが上下
に開閉し、荷物の出し入れをする。シヤツター扉
2は複数のパネル3をその上下縁で互いに回動自
在に連結して構成されている。シヤツター扉2は
第3図に示す如くその左右両側縁に縦方向に間隔
を置いて、複数のローラ4……がとりつけられて
いる。そして、シヤツター扉2の開閉時にはこれ
等ローラ4が案内レール5内を転動して開閉され
る。
6は本考案のシヤツター扉2の開閉装置であ
る。開閉装置6は荷箱1の開口を形成する門型の
枠体7内に取付けられている。即ち駆動部が門型
枠体7の下梁8内に、駆動力伝達用のチエーン部
が同じく側枠9内にそれぞれ収納され駆動部の駆
動力がチエーン部に伝達されるようになつてい
る。10(第8図)は駆動部のギヤードモータ
で、該ギヤードモータ10は図示されていない
が、内部に励磁解除式保持ブレーキが内蔵されて
いて、これはスイツチをOFFしてギヤードモー
タ10の励磁を解除するとその軸にブレーキ力を
作用させて回転を停止保持するようになつてい
る。11は出力軸で、その両端に下部鎖車12が
とりつけられている。14は出力軸11を支承す
る軸受である。ギヤードモータ10の出力は第8
図に示すようにチエーン15を介して前記出力軸
11に伝達される。なお16は前記出力軸11の
中間軸受である。17はチエーン部の上部鎖車
で、門型枠体7の上梁18の隅部内に軸受19で
支承されている。20はリンクチエーンで、前記
下部鎖車12と上部鎖車17間に掛けられてい
る。
さて、第4図を参照してシヤツター扉2を構成
するパネル3と開閉装置6の関連構成について説
明する。21は縦杆で、上下の鎖車17,12間
をつないでいるリンクチエーン20の内側にピン
22,23で一体に連結されている。また縦杆2
1には後記する連結杆25を垂直状に収納させる
ための横向き凹所24を有している。
25は連結杆で、一端(第4図で上端)を前記
縦杆21をリンクチエーンに連結するピン22の
下側にピン26で枢着され、他端をシヤツター扉
2の最下段パネル3aの両端にとりつけられてい
るブラケツト27にピン28で枢着されている。
ここで重要なことは、前記縦杆21の上下のピン
22,23を結ぶ垂線は内側リンクチエーン20
aの垂直軸線と一致している。又前記連結杆25
が垂直状態にあるとき、即ちシヤツター扉が垂直
状態にあるとき(第4図25′)は、内側リンク
チエーン20aの垂直軸線と前記連結杆25のピ
ン26,28を結ぶ線は合致するようになつてい
る。このために前記縦杆21には凹所24が設け
られている。又シヤツター扉2が開放位置(第4
図の実線位置)にあるとき、前記内側リンクチエ
ーン20aの垂直軸線と連結杆25とのなす角度
θは45°以内になつている。これによりシヤツタ
ー扉2を開放位置から閉じるとき、連結杆25に
下向きの分力を生じ、シヤツター扉2を円滑に閉
じることができる。
シヤツター扉2は上記開閉装置6によつて、開
放位置と閉塞位置間を上下動するが、例示するま
でもなく前記開放位置と閉じた位置にはそれぞれ
リミツトスイツチがとりつけられていて、ギヤー
ドモータ10と連動するようになつている。さら
に安全上から、縦杆21の上方にはシヤツター扉
2の開度を限定するストツパー29(第4図、第
7図)が扉枠内にとりつけられている。
又、荷箱1の適宜個所に正逆回転可能なスイツ
チ(遠隔操作スイツチでも可)をとりつけてお
き、該スイツチ操作でシヤツター扉2を開閉する
が電気的故障で開閉装置が作動できなくなつた時
は、第5図に示すように、出力軸11のいずれか
一方又は両方の端に、ハンドル30の軸が嵌着で
きる孔31が穿設されていて、この孔31にハン
ドル30を差し込んで手動で、シヤツター扉2を
開閉することができる。この場合、ギヤードモー
タ10のブレーキを手動で解除することは勿論で
ある。
(効果) 本考案によれば、 1 スイツチ操作1つでシヤツター扉が開閉でき
るようになり、その操作性が抜群に向上した。
2 さらに開閉装置のリンクチエーンに縦杆21
をとりつけ、該縦杆に一端を、他端をシヤツタ
ー扉2の最下段パネル3aの両側縁に枢支した
連結杆25をとりつけて、チエーン部の力をシ
ヤツター扉2側に伝達できるようにしたのでチ
エーンによる垂直方向の力をシヤツター扉2の
回動軌跡である曲線上に伝達でき、シヤツター
扉を円滑に開閉できる。
3 又シヤツター扉が開放位置にあるとき、前記
縦杆21と、連結杆25とのなす角を45°以内
に制限したので、シヤツター扉を閉じる時にチ
エーンからの伝達力が常に下向きの力が作用し
て、シヤツター扉を閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシヤツター扉の開閉装置が装
着されているバン型車両の斜視図。第2図はバン
型車両Vの荷箱を後方からみた図。第3図は第2
図の−矢視断面図。第4図は第2図の−
矢視図。第5図は第2図の矢視詳細図。第6図
は第2図の矢視詳細図。第7図は第6図の矢
視図。第8図は第2図の駆動部の説明図である。 図において;V……バン型車両、1……荷箱、
2……シヤツター扉、3……パネル、3a……最
下段パネル、4……ローラ、5……案内レール、
6……開閉装置、7……枠体、8……下梁、9…
…側枠、10……ギヤードモータ、11……出力
軸、12……下部鎖車、13……アイドラー、1
4……軸受、15……チエーン、16……中間軸
受、17……上部鎖車、18……上梁、19……
軸受、20……リンクチエーン、20a……内側
リンクチエーン、21……縦杆、22,23……
ピン、24……横向き凹所、25……連結杆、2
6……ピン、27……ブラケツト、28……ピ
ン、29……ストツパー、30……ハンドル、3
1……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のパネル3の上下縁を互いに回動自在に連
    結して一体に形成し、かつ前記複数のパネル3…
    …の左右両側縁に縦方向に間隔を置いてとりつけ
    たローラ4を有するシヤツター扉2を荷箱1内に
    配置した案内レール5内を転動して開閉自在にし
    たバン型車両Vの電動式シヤツター扉開閉装置に
    おいて、荷台枠体7の下梁8内にギヤードモータ
    10で駆動する駆動部を、又前記枠体7の側枠9
    内にチエーン部を設けて、前記駆動部の出力を前
    記チエーン部に伝達できるようにするとともに、
    前記チエーン部を構成する上下の鎖車19,12
    間に掛けられたリンクチエーン20の内側チエー
    ン20aには縦杆21が上下で枢支されて前記リ
    ンクチエーンと一体化され、さらに前記縦杆21
    にはその一端を枢支し他端を前記シヤツター扉2
    の最下段パネル3aの両側端縁に枢支された連結
    杆25を有しており、前記駆動部のギヤードモー
    タには励磁解除式保持型ブレーキが内蔵されてお
    り、前記縦杆21がとりつけられている内側チエ
    ーン20aの軸芯と連結杆25の軸芯が、シヤツ
    ター扉2が閉じている時に略一致するように前記
    縦杆21に凹所24が設けられ、さらにシヤツタ
    ー扉2が開位置にある時、縦杆21の垂直軸線と
    連結杆25とのなす角度(θ)が45°以内にある
    ようにしたことを特徴とするバン型車両の電動式
    シヤツター扉の開閉装置。
JP18901685U 1985-12-10 1985-12-10 Expired - Lifetime JPH052338Y2 (ja)

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JP18901685U JPH052338Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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