JP2581042B2 - スキユ−補正回路 - Google Patents
スキユ−補正回路Info
- Publication number
- JP2581042B2 JP2581042B2 JP61208226A JP20822686A JP2581042B2 JP 2581042 B2 JP2581042 B2 JP 2581042B2 JP 61208226 A JP61208226 A JP 61208226A JP 20822686 A JP20822686 A JP 20822686A JP 2581042 B2 JP2581042 B2 JP 2581042B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- identification code
- track
- data
- skew
- circuit
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープ装置の複数のトラック間の位相
差を補正するスキュー補正回路に関し、特に、テープフ
ォーマットにおけるデータの開始位置を示す識別符号の
検出方式の改良に関する。
差を補正するスキュー補正回路に関し、特に、テープフ
ォーマットにおけるデータの開始位置を示す識別符号の
検出方式の改良に関する。
従来、この種のスキュー補正回路では、磁気テープへ
の書込みフォーマットによって、符号内容等が異なる
が、どのフォーマットにおいても、データの開始位置を
示す識別符号が必要である。上記識別符号を複数のトラ
ックの各々で検出して、データを再生していた。
の書込みフォーマットによって、符号内容等が異なる
が、どのフォーマットにおいても、データの開始位置を
示す識別符号が必要である。上記識別符号を複数のトラ
ックの各々で検出して、データを再生していた。
上述した従来のスキュー補正回路では、上記識別符号
を１トラックでも誤って、正規の位置より早く検出した
場合デスキューバッファで許容されるスキュー量が減少
してしまい、正常なトラックが識別符号の未検出トラッ
クとなって、以降のエラー訂正回路にて、訂正能力以上
の訂正不能エラーとなってしまうという欠点がある。
を１トラックでも誤って、正規の位置より早く検出した
場合デスキューバッファで許容されるスキュー量が減少
してしまい、正常なトラックが識別符号の未検出トラッ
クとなって、以降のエラー訂正回路にて、訂正能力以上
の訂正不能エラーとなってしまうという欠点がある。
本発明のスキュー補正回路は、磁気テープから読出さ
れたデータを取込むデスキューバッファと、デスキュー
バッファ内のスキュー情報を判定するスキュー判定回路
と、テープフォーマットにおけるデータの開始位置を示
す識別符号を検出する識別符号検出回路と、デスキュー
バッファからデータを取出す出力クロック作成回路と、
複数のトラック間のスキュー情報と識別符号検出条件か
ら開始位置を判定する検出トラック数判定回路とを有し
ている。
れたデータを取込むデスキューバッファと、デスキュー
バッファ内のスキュー情報を判定するスキュー判定回路
と、テープフォーマットにおけるデータの開始位置を示
す識別符号を検出する識別符号検出回路と、デスキュー
バッファからデータを取出す出力クロック作成回路と、
複数のトラック間のスキュー情報と識別符号検出条件か
ら開始位置を判定する検出トラック数判定回路とを有し
ている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。デスキューバッファ１は磁気テープからの読出しデ
ータを通路101を介して取込み、通路104を介して取出
す。読出しデータを取込むためのタイミングクロックは
通路102を介して、取出すためのタイミングクロックは
通路103を介して与えられ、通路110を介して、デスキュ
ーバッファの出力段にデータが準備完了である情報を与
える。スキュー判定回路２は、デスキューバッファ１内
のスキュー情報を判定し、通路106を介してオーバース
キュー情報及びデスキューバッファ内に入力されている
読出しデータの数を与える。
る。デスキューバッファ１は磁気テープからの読出しデ
ータを通路101を介して取込み、通路104を介して取出
す。読出しデータを取込むためのタイミングクロックは
通路102を介して、取出すためのタイミングクロックは
通路103を介して与えられ、通路110を介して、デスキュ
ーバッファの出力段にデータが準備完了である情報を与
える。スキュー判定回路２は、デスキューバッファ１内
のスキュー情報を判定し、通路106を介してオーバース
キュー情報及びデスキューバッファ内に入力されている
読出しデータの数を与える。
識別符号検出回路３は、デスキューバッファ１から取
出されたデータからデータの開始位置を示す識別符号を
検出し、通路105を介して検出情報を与える。出力クロ
ック作成回路４は、デスキューバッファ１に対し、デー
タを取出すタイミングクロックを通路103を介して与
え、通路109を介して他の複数のトラックと同期して以
降のエラー訂正回路へ送られる転送クロックを与える。
出されたデータからデータの開始位置を示す識別符号を
検出し、通路105を介して検出情報を与える。出力クロ
ック作成回路４は、デスキューバッファ１に対し、デー
タを取出すタイミングクロックを通路103を介して与
え、通路109を介して他の複数のトラックと同期して以
降のエラー訂正回路へ送られる転送クロックを与える。
検出トラック数判定回路５は、スキュー判定回路２か
ら通路106を介して与えられる各トラックのオーバース
キュー情報と、デスキューバッファ１内に入力されてい
る読出しデータの数、および識別符号検出回路３から通
路105を介して与えられる各トラックの識別符号の検出
情報によって、識別符号の検出トラック数を判定してデ
ータの開始位置を求め、通路108を介して、他の複数の
トラックと同期した転送データを与える。さらに、検出
トラック数判定回路５は、通路107を介して、識別符号
の未検出トラック情報と、他の複数トラックと同期した
開始位置タイミング情報を与える。
ら通路106を介して与えられる各トラックのオーバース
キュー情報と、デスキューバッファ１内に入力されてい
る読出しデータの数、および識別符号検出回路３から通
路105を介して与えられる各トラックの識別符号の検出
情報によって、識別符号の検出トラック数を判定してデ
ータの開始位置を求め、通路108を介して、他の複数の
トラックと同期した転送データを与える。さらに、検出
トラック数判定回路５は、通路107を介して、識別符号
の未検出トラック情報と、他の複数トラックと同期した
開始位置タイミング情報を与える。
第３図は、磁気テープ上に書込まれるデータのフォー
マットの例を示す図である。同期コード10は、各トラッ
ク毎にデータを再生する際セルフクロッキングのために
用いられる。識別符号11は、以降に続くデータ12の開始
位置を示す。すなわち、同期コード10とデータ12を分離
するための特殊コードが通常用いられる。
マットの例を示す図である。同期コード10は、各トラッ
ク毎にデータを再生する際セルフクロッキングのために
用いられる。識別符号11は、以降に続くデータ12の開始
位置を示す。すなわち、同期コード10とデータ12を分離
するための特殊コードが通常用いられる。
尚、磁気テープからの読出しは、前進及び後退の両走
行方向でも可能にするため、データの後に、識別符号と
同期コードがあって対称形を成している。
行方向でも可能にするため、データの後に、識別符号と
同期コードがあって対称形を成している。
第４図は、識別符号11を誤検出した場合の各トラック
の位置関係を示す図である。
の位置関係を示す図である。
第２図は、第１図の検出トラック数判定回路５の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
第１図の検出トラック数判定回路５以外の回路はトラ
ックの数だけ必要であり、他の複数のトラック情報が検
出トラック数判定回路５に入力してくるものとする。デ
スキューバッファ１の長さを許容スキュー量より長くす
る。全トラックの識別符号を識別符号検出回路３にて検
出している時、スキュー判定回路２にて、オーバースキ
ューのトラックが検出された場合、検出トラック数判定
回路５にて、以下の様に処理する。
ックの数だけ必要であり、他の複数のトラック情報が検
出トラック数判定回路５に入力してくるものとする。デ
スキューバッファ１の長さを許容スキュー量より長くす
る。全トラックの識別符号を識別符号検出回路３にて検
出している時、スキュー判定回路２にて、オーバースキ
ューのトラックが検出された場合、検出トラック数判定
回路５にて、以下の様に処理する。
識別符号の検出トラック数が、エラー訂正回路にて訂
正可能なトラック数ｎ以内であれば、当該検出トラック
は、誤って正規の位置より早く検出した誤検出トラック
と判断して、当該トラックのオーバースキュー情報をリ
セットして、当該トラックを無視して、他のトラック全
部が識別符号を検出するのを待って、データの開始位置
を検出して、データ転送を開始する。無視された誤検出
トラックからは、エラー訂正回路に対し、エラートラッ
ク指示ポインタと共にダミーデータを転送してエラー訂
正を行なう。
正可能なトラック数ｎ以内であれば、当該検出トラック
は、誤って正規の位置より早く検出した誤検出トラック
と判断して、当該トラックのオーバースキュー情報をリ
セットして、当該トラックを無視して、他のトラック全
部が識別符号を検出するのを待って、データの開始位置
を検出して、データ転送を開始する。無視された誤検出
トラックからは、エラー訂正回路に対し、エラートラッ
ク指示ポインタと共にダミーデータを転送してエラー訂
正を行なう。
識別符号の検出トラック数がｎより多くても、各検出
トラックのデスキューバッファ１内に入力されている読
出しデータの数が許容スキュー量ｍ以上であるトラック
の数がエラー訂正可能なトラック数ｎ以内であれば許容
スキュー量ｍ以上である該当トラックを誤検出トラック
と判断して、上記と同様の処理を行なってエラー訂正す
ればよい。
トラックのデスキューバッファ１内に入力されている読
出しデータの数が許容スキュー量ｍ以上であるトラック
の数がエラー訂正可能なトラック数ｎ以内であれば許容
スキュー量ｍ以上である該当トラックを誤検出トラック
と判断して、上記と同様の処理を行なってエラー訂正す
ればよい。
逆に、許容スキュー量ｍ以上であるトラックの数が、
エラー訂正可能なトラック数ｎより多い場合について
は、識別符号を検出できなかったトラックを未検出トラ
ックとして、当該未検出トラックを無視して、データ転
送を開始する。無視された未検出トラックからは、エラ
ートラック指示ポインタと共にダミーデータをエラー訂
正回路に転送する。
エラー訂正可能なトラック数ｎより多い場合について
は、識別符号を検出できなかったトラックを未検出トラ
ックとして、当該未検出トラックを無視して、データ転
送を開始する。無視された未検出トラックからは、エラ
ートラック指示ポインタと共にダミーデータをエラー訂
正回路に転送する。
未検出トラックがｎ以内であれば、エラー訂正能力の
範囲内なのでエラー訂正が可能である。
範囲内なのでエラー訂正が可能である。
以上説明したように、本発明はデータの開始位置を示
す識別符号の検出トラック数と、デスキューバッファ内
の入力データ数とを判定して、識別符号の誤検出トラッ
クを見つけ出すことにより、複数のトラック間のスキュ
ーを補正すると同時に、識別符号の誤検出を防止し、デ
ータの信頼性を高め、データ処理効率を向上する効果が
ある。
す識別符号の検出トラック数と、デスキューバッファ内
の入力データ数とを判定して、識別符号の誤検出トラッ
クを見つけ出すことにより、複数のトラック間のスキュ
ーを補正すると同時に、識別符号の誤検出を防止し、デ
ータの信頼性を高め、データ処理効率を向上する効果が
ある。
第１図は、本発明の一実施例のスキュー補正回路を示す
ブロック図、第２図は検出トラック数判定回路の動作を
示すフローチャート、第３図は、磁気テープ上に書込ま
れるデータのフォーマットの例を示す図、第４図は、識
別符号を誤検出した場合の各トラックの位置関係を示す
図である。 １……デスキューバッファ、２……スキュー判定回路、
３……識別符号判定回路、４……出力クロック作成回
路、５……検出トラック数判定回路、10……同期コー
ド、11……識別符号、12……データ。
ブロック図、第２図は検出トラック数判定回路の動作を
示すフローチャート、第３図は、磁気テープ上に書込ま
れるデータのフォーマットの例を示す図、第４図は、識
別符号を誤検出した場合の各トラックの位置関係を示す
図である。 １……デスキューバッファ、２……スキュー判定回路、
３……識別符号判定回路、４……出力クロック作成回
路、５……検出トラック数判定回路、10……同期コー
ド、11……識別符号、12……データ。
Claims (1)
- 【請求項１】磁気テープ装置におけるスキュー補正回路
であって、 磁気テープから読み出されたデータを取り込むデスキュ
ーバッファと、 前記磁気テープから読み出されたデータのスキュー情報
を判定するスキュー判定回路と、 前記デスキューバッファから読み出されたデータの磁気
テープのトラック毎のデータの開始位置を示す識別符号
を検出する識別符号検出回路と、 前記デスキューバッファからデータを読み出すためのタ
イミングクロックを生成する出力クロック作成回路と、 前記スキュー判定回路からの各トラックのオーバースキ
ュー情報、前記スキューバッファ内のデータ数及び前記
識別符号検出回路からの識別符号検出情報とにより識別
符号の検出トラック数を判定しデータの開始位置を求め
る検出トラック数判定回路 とを備えたことを特徴とするスキュー補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61208226A JP2581042B2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | スキユ−補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61208226A JP2581042B2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | スキユ−補正回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6363175A JPS6363175A (ja) | 1988-03-19 |
| JP2581042B2 true JP2581042B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=16552750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61208226A Expired - Lifetime JP2581042B2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | スキユ−補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581042B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-03 JP JP61208226A patent/JP2581042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6363175A (ja) | 1988-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |