JP2580889Y2 - 簡易間仕切り - Google Patents

簡易間仕切り

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JP2580889Y2
JP2580889Y2 JP4198193U JP4198193U JP2580889Y2 JP 2580889 Y2 JP2580889 Y2 JP 2580889Y2 JP 4198193 U JP4198193 U JP 4198193U JP 4198193 U JP4198193 U JP 4198193U JP 2580889 Y2 JP2580889 Y2 JP 2580889Y2
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英政 浮田
功至 石橋
伸 安井
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株式会社くろがね工作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は室内で使用される簡易間
仕切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内で使用される簡易間仕切り
は、それぞれの室内の雰囲気に合わす事、またインテリ
ヤとしての特徴を持たせる事より、ガラス、木材質、ク
ロス張り等、種々の材料を使用したものが提供されてき
た。しかしながら、これらは使用される材料によって、
それぞれの厚み等が相違するので、本体構造を共通化す
る事ができなかった。この為、それぞれの種類に対応し
た間仕切りを用意しておかねばならず、コスト高となる
だけでなく、在庫管理の面でも好ましくなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記問題を解
決する事を課題とするもので、本体構造を同一とする事
により、コスト低減を図り、ガラス、木材質、クロス張
り等から形成されたパネル材を取替え自在とする事によ
り、種々の室内の雰囲気に沿った簡易間仕切りを提供す
る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】同形の上下縁材と上下縁材
の左右端部に対向して上下縁材と着脱自在に連結された
同形の左右枠材と、枠材の外側に所定間隔を有して上下
縁材に着脱自在に連結された同形の連結用支柱と、上下
縁材と左右枠材間に取りつけられるパネル材よりなり、
上下縁材と左右枠材の内面にパネル支持溝とパネル嵌合
溝が連続してもうけられているものである。
【0005】
【作用】上記手段によれば、左右枠材の外側に所定間隔
を有して連結用支柱をもうけ、しかも連結用支柱は左右
枠材と関係なく上下縁材に着脱自在に連結されているの
で、左右枠材は簡易間仕切り同士の連結には全く無関係
であるから、上下縁材、及び左右枠材にて支持されるパ
ネル材はその材質による厚み等が相違しても、間仕切り
同士の連結に影響しないので、種々材質のパネル材を選
択出来、室内の雰囲気に沿った簡易間仕切りを提供する
事が出来る。
【0006】また、上下縁材と左右枠材の内面の全周に
パネル支持溝、及びパネル嵌合溝が連続してもうけられ
る事となるので、パネル材が薄く、強度的に弱い場合
は、その全周端部を支持する事が出来、パネル材が厚く
て強い場合は所定の端部だけでよく、その支持状態を適
宜選択出来、強度的にもすぐれた簡易間仕切りを提供す
る事が出来る。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。符号10は本考案の簡易間仕切りを示し、符号5は
簡易間仕切り同士を自由な角度で連結する連結金具を示
している。
【0008】簡易間仕切り10は、上下端部に対向して
もうけられた上下縁材1、1と、上下縁材1、1の左右
端部に対向して上下縁材と着脱自在に連結される左右枠
材2、2と、左右枠材2、2と所定間隔を有して外側に
位置し、上下縁材1、1の左右端部と連結される左右連
結用支柱3、3と、上下縁材1、1、左右枠材2、2間
にとりつけられるパネル材4より構成されている。符号
6・・・は下縁材1の左右端部下面に突出するアジャス
ターを示している。
【0009】上下縁材1、1は対向した同形をなしてい
るので、一方についてのみ説明する。上縁材1は、左右
端部に前記左右枠材2、2と、左右連結用支柱の上端面
を閉塞する偏平状の連結部11、11が形成された基板
12と、連結部11、11を除いた個所で下方に突出
し、基板12と一体に形成されたパネル支持突部13よ
り構成されている。符号111は連結用支柱3と縁材1
を連結する為の支柱連結孔を示し、符号112は枠材2
と縁材1を連結する為の枠材連結孔を示している。
【0010】パネル支持突部13は基板12の前後端面
よりやや内側に位置し、前後に所定間隔を有して内方に
突出する内向き突条131、131と、内向き突条13
1、131の先端部に、互いに向き合う方向に所定間隔
を有して突出せしめる事により、パネル支持溝130を
形成せしめた内向き突片132、132より形成されて
いる。符号133、133は所定間隔を有し、内向き突
条131、131のやや内側に位置して、内方に若干突
出した内側突条を示している。
【0011】左右枠材2、2は対向した同形をなしてい
るので、一方についてのみ説明する。右枠材2は、内側
端面が平坦に形成された中空の半円柱形に形成された外
壁21と、外壁21の内部中心やや外側よりに、前記枠
材連結穴112に対応する連結用凹部22を有して上下
方向全幅にわたって形成された補強隔壁23と、補強隔
壁23から内側方向に所定間隔を有して外壁21の端部
より互いに向き合う方向に所定間隔を有して突出してパ
ネル嵌合溝24が形成された内向き突出片25、25よ
り形成されている。
【0012】左右連結支柱3、3は上下縁材1、1の左
右端部に連結された同形をなしており、円形のパイプ材
をつなぎ合わせて形成されている。そして、上下端部所
定位置に連結金具5の少なくとも2倍強の高さ寸法で、
他の部分より小径となした円筒形の金具連結部31、3
1が形成されている。一方、上下端部のやや内面側に、
上下縁材1、1とネジ止め連結される連結用螺孔部3
2、32が形成され、連結ネジ33にて上縁材1と連結
される。
【0013】すなわち、金具連結部31は、断面円形の
パイプ材よりなる基材30の端部に内嵌された合成樹脂
製の端部嵌合部材320、320に、基材30より小径
となした円形パイプ材の上下端部を密嵌せしめて形成さ
れている。
【0014】連結金具5は、円柱形となした金具連結部
31の半円部にほぼ等しい半円形の保持凹部51、51
を左右端部に有し、保持凹部51、51間に挿通孔52
が形成され、挿通孔52の端部には連結ネジ7に螺合す
るナット71が嵌合する嵌合凹部53が連設されてい
る。符号511・・・は上下に所定間隔を有し、内方に
突出して形成された保持突壁を示し、該保持突壁511
・・・が金具連結部31に当接する事により、連結金具
5、5をもって連結支柱3、3同士を連結する。
【0015】すなわち、それぞれの簡易間仕切り1の連
結支柱3、3が並設する位置に簡易間仕切り1を移動さ
せ、連結金具5、5の保持凹部51・・・を対向させた
状態で金具連結部31、31をはさみつける様にして、
挿通孔52、及び嵌合凹部53をもって連結ネジ7とナ
ット71にて連結金具5、5同士を連結し、もって簡易
間仕切り同士1、1を連結する。
【0016】この時、金具連結部31は、少なくとも連
結金具5の2倍強の高さ寸法に形成されているので、少
なくとも1つの金具連結部31には2個の連結金具5を
上下2段に連結する事ができ、簡易間仕切り10を組合
わせれば図2に示す如く十字形にも連結できる。
【0017】アジャスター6は、アジャスターボルト6
1と、上下移動部62より構成されており、アジャスタ
ーボルト61は連結支柱3と下縁材1を連結する連結ネ
ジを兼用している。
【0018】すなわち、アジャスターボルト61は前記
連結支柱3の連結用螺孔部32に螺合する上部螺軸63
と、上部螺軸62の下端部に連設され、上部螺軸63の
螺合状態で、下縁材1の連結部11の下面に圧接する締
付部64と、締付部64の下方に突出して形成された下
部螺軸65より構成されている。
【0019】上下移動部62は前記下部螺軸65に螺合
する螺筒66と螺筒66に蜜に外嵌されたゴム材よりな
る外装部67より構成されている。
【0020】パネル材4は図1において、大きい方の簡
易間仕切り10は木質材が使用され、他方は板ガラス等
が使用されている。木質材からなるパネル材4は芯材4
0の表面に合板42がもうけられ、合板42の表面がク
ロス張りとされ、芯材40の左右端部の上下方向にわた
って形成された係合溝43に合成樹脂材よりなるエッジ
材が係合されて嵌合突起44が形成されている。嵌合突
起44は、パネル嵌合溝24、パネル支持溝130より
やや小さめに形成され、左右枠材のパネル嵌合溝24、
24に嵌合して支持される。
【0021】ガラス板、アクリル板より形成されるパネ
ル材4は、上下縁材1、1の基板12の内面で、内側突
条133、133間、及び左右枠材2、2の補強隔壁2
3の内面にとりつけられた緩衝部材41に左右上下端面
を当接せしめた状態で、左右枠材2、2の内向き突出片
25、25、及び上下縁材1、1の内向き突片132、
132にガラスビード9・・・が取りつけられて上下縁
材1、1、左右枠材2、2に保持されている。
【0022】すなわち、木質材からなるパネル材4は、
その厚みも相当あり、強度を十分に有するので、左右端
部側だけで支持される。この場合は上下縁材1、1と一
方側の連結支柱3と枠材2を連結した状態にパネル材4
の嵌合突起44を枠材2のパネル嵌合溝24に差し込
み、次に他方の嵌合突起44が他の枠材2のパネル嵌合
溝24内に位置する様、枠材2を上下縁間に位置せしめ
て、ネジ220を枠材連結孔112を通して連結用凹部
22にねじ込んで、上下縁材1、1と枠材2を連結し、
さらに連結支柱3と上下縁材1、1を連結して、簡易間
仕切り1を形成する。
【0023】また、ガラス板、アクリル板等、板厚の薄
い材料からなるパネル材4は十分な強度を有しないの
で、緩衝部材41を張り付けられた下縁材1と、枠材2
を連結し、これに斜め上方よりパネル材4の端部をパネ
ル支持溝130、パネル嵌合溝24に嵌入し、さらに、
パネル材4の他方の端部がパネル支持溝130、パネル
嵌合溝24内に位置する様、上下縁材1と、左右枠材
2、2を連結し、次に内向き突出片25、25、内向き
突片132、132にガラスビード9を取りつけてパネ
ル材を保持した後、左右の連結用支柱3、3を連結す
る。
【0024】
【考案の効果】以上の如く本考案は、上下縁材と、左右
枠材と、左右連結用支柱とパネル材より構成され、上下
縁材、左右枠材、左右連結用支柱は、それぞれ同形に形
成されているので、結果的に部品点数が少なく、量産に
適し、安価に製作出来る。また、連結用支柱は左右枠材
と所定間隔を有して外側に位置し、しかも、左右枠材と
関係なく上下縁材に着脱自在に連結されているので、簡
易間仕切り同士の連結は、左右枠材、及び上下縁材に影
響を与える事がない。すなわち、左右枠材と上下縁材で
支持されるパネル材の使用材料、あるいは形態が簡易間
仕切り同士の連結に影響を及ぼさないので、種々の材
料、形状等を採用する事が出来、いろいろな室内の雰囲
気にマッチしたもの、あるいはインテリア用品として特
徴をもたせたもの等、種々の簡易間仕切りを提供する事
が出来る。また、上下縁材のパネル支持突部は、左右枠
材、左右連結用支柱の連結部間に内方に突出して形成さ
れているから、これにもうけられたパネル支持溝は、左
右枠材の内面にもうけられたパネル嵌合溝と連続して形
成する事が出来、パネル支持溝、パネル嵌合溝が全周に
連続して形成されるので、パネル材の厚み、及び強度に
応じてそれぞれの端部の支持の仕方を選択する事がで
き、パネル材を容易に変更する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】本考案の連結状態を示す要部横断面図
【図3】第1図のA−A線拡大断面図
【図4】第1図のB−B線拡大断面図
【図5】第1図のC−C線拡大断面図
【符号の説明】
1 縁材 10 簡易間仕切り 11 連結部 13 パネル支持突部 130 パネル支持溝 2 枠材 24 パネル嵌合溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/74 E05D 1/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下端部に対向してもうけられた上下縁
    材と、上下縁材の左右端部に対向して、上下縁材と着脱
    自在に連結された左右枠材と、左右枠材の外側に位置
    し、左右枠材と所定の間隔を有して上下縁材の左右端部
    と着脱自在に連結された同形の連結用支柱と、上下縁材
    と左右枠材間に取りつけられるパネル材よりなり、上下
    縁材は同形で、左右端部に前記連結用支柱と左右枠材の
    上下端面を閉塞する連結部と、連結部間にパネル材側に
    突出するパネル支持突部を有し、パネル支持突部の内面
    側にパネル支持溝が形成される一方、左右枠材も同形
    で、内面側に相対向して、パネル嵌合溝がパネル支持溝
    と連続して形成されている事を特徴とする簡易間仕切
    り。
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