JP2869429B2 - パネルの連結装置 - Google Patents
パネルの連結装置Info
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- JP2869429B2 JP2869429B2 JP31135095A JP31135095A JP2869429B2 JP 2869429 B2 JP2869429 B2 JP 2869429B2 JP 31135095 A JP31135095 A JP 31135095A JP 31135095 A JP31135095 A JP 31135095A JP 2869429 B2 JP2869429 B2 JP 2869429B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスなどにお
いて複数のパネルを所定の角度で好適に連結するパネル
の連結装置に関するものである。
いて複数のパネルを所定の角度で好適に連結するパネル
の連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のパネルの連結方式には、
2つのパネルを連結する直線連結及び90度2WAY連
結、3つのパネルを連結する90度3WAY連結、4つ
のパネルを連結する90度4WAY連結がある。このよ
うな連結を実現する従来のパネルの連結装置としては、
例えば、複数のパネルの上端及び下端を平板状の連結部
材を介して連結するものが挙げられる。このようなパネ
ルの連結装置であると、簡単な構造で複数のパネルを連
結できるものの、連結がパネルの上端及び下端でしか行
われないため連結強度が不十分であるという問題点があ
った。
2つのパネルを連結する直線連結及び90度2WAY連
結、3つのパネルを連結する90度3WAY連結、4つ
のパネルを連結する90度4WAY連結がある。このよ
うな連結を実現する従来のパネルの連結装置としては、
例えば、複数のパネルの上端及び下端を平板状の連結部
材を介して連結するものが挙げられる。このようなパネ
ルの連結装置であると、簡単な構造で複数のパネルを連
結できるものの、連結がパネルの上端及び下端でしか行
われないため連結強度が不十分であるという問題点があ
った。
【0003】この問題点を解決するために、平断面方形
の支柱の側面にスリットを設けるとともに、先端を下方
に延出させたフック形状の爪を前記スリットに対応する
位置でパネルの側端に突設して、前記爪を前記スリット
に掛止させつつ複数の前記パネルを前記支柱に連結した
後、前記パネルの上端及び下端を平板形状の連結部材を
介してさらに連結するものが開発されており、前記パネ
ルの側端を前記爪を介して前記支柱と連結することで連
結強度を向上させている。
の支柱の側面にスリットを設けるとともに、先端を下方
に延出させたフック形状の爪を前記スリットに対応する
位置でパネルの側端に突設して、前記爪を前記スリット
に掛止させつつ複数の前記パネルを前記支柱に連結した
後、前記パネルの上端及び下端を平板形状の連結部材を
介してさらに連結するものが開発されており、前記パネ
ルの側端を前記爪を介して前記支柱と連結することで連
結強度を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパネ
ルの連結装置にあっては、前記パネル同士を強力に引き
寄せて結合しておらず、大幅な連結強度の向上を図るこ
とは難しいという問題点があった。また、前記パネルの
上方に別個のパネルを積み上げる場合に、上方の前記パ
ネルの上端から下方の前記パネルの下端までの長さを有
するより上下長の長い前記支柱と取り替える必要があ
り、前記パネルの連結解体作業を必要とする、という問
題点もあった。
ルの連結装置にあっては、前記パネル同士を強力に引き
寄せて結合しておらず、大幅な連結強度の向上を図るこ
とは難しいという問題点があった。また、前記パネルの
上方に別個のパネルを積み上げる場合に、上方の前記パ
ネルの上端から下方の前記パネルの下端までの長さを有
するより上下長の長い前記支柱と取り替える必要があ
り、前記パネルの連結解体作業を必要とする、という問
題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、パネルの側端を形成する縦枠材の外
側面に凹部を形成して、この凹部と嵌合する複数の凸部
を具備する連結部材に複数のパネルの前記縦枠材を連結
した後、止着具を介して各パネルの前記縦枠材と前記連
結部材とを緊締結合することにより、複数のパネルの側
端を連結部材を介して強固に連結することとしている。
ために、本発明は、パネルの側端を形成する縦枠材の外
側面に凹部を形成して、この凹部と嵌合する複数の凸部
を具備する連結部材に複数のパネルの前記縦枠材を連結
した後、止着具を介して各パネルの前記縦枠材と前記連
結部材とを緊締結合することにより、複数のパネルの側
端を連結部材を介して強固に連結することとしている。
【0006】前記連結部材の具体的な実施の態様として
は、対向する2方の側面、または隣接する2方の側面、
または3方の側面、または4方の側面から前記凸部を突
出させて、2つのパネルを連結する直線連結及び90度
2WAY連結、3つのパネルを連結する90度3WAY
連結、4つのパネルを連結する90度4WAY連結をそ
れぞれ可能としたものが挙げられる。
は、対向する2方の側面、または隣接する2方の側面、
または3方の側面、または4方の側面から前記凸部を突
出させて、2つのパネルを連結する直線連結及び90度
2WAY連結、3つのパネルを連結する90度3WAY
連結、4つのパネルを連結する90度4WAY連結をそ
れぞれ可能としたものが挙げられる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、側端を形成する左右の
縦枠材と、これら両縦枠材を結合する水平枠材と、これ
ら縦枠材及び水平枠材の前後両面にそれぞれ添設した化
粧板とを具備する複数のパネルを連結するパネルの連結
装置であって、前記縦枠材の外側面に凹部を形成して、
前記凹部と嵌合する複数の凸部を具備する連結部材に複
数のパネルの前記縦枠材をそれぞれ連結するとともに、
これら各パネルの前記縦枠材と前記連結部材とを止着具
を介してそれぞれ緊締結合して連結を固定するよう構成
したことを特徴とする。
縦枠材と、これら両縦枠材を結合する水平枠材と、これ
ら縦枠材及び水平枠材の前後両面にそれぞれ添設した化
粧板とを具備する複数のパネルを連結するパネルの連結
装置であって、前記縦枠材の外側面に凹部を形成して、
前記凹部と嵌合する複数の凸部を具備する連結部材に複
数のパネルの前記縦枠材をそれぞれ連結するとともに、
これら各パネルの前記縦枠材と前記連結部材とを止着具
を介してそれぞれ緊締結合して連結を固定するよう構成
したことを特徴とする。
【0008】具体的な実施の態様としては、前記縦枠材
に、前記凹部内に開口する水平な挿通孔を穿設するとと
もに、前記連結部材に、該挿通孔に対応する位置で前記
凸部にねじ孔を形成して、前記凸部を前記凹部に嵌合し
た後に前記挿通孔に前記止着具たるボルトを挿通して前
記ねじ孔に螺合することによって、前記連結部材と前記
パネルの縦枠材との連結を固定するよう構成したものが
挙げられる。
に、前記凹部内に開口する水平な挿通孔を穿設するとと
もに、前記連結部材に、該挿通孔に対応する位置で前記
凸部にねじ孔を形成して、前記凸部を前記凹部に嵌合し
た後に前記挿通孔に前記止着具たるボルトを挿通して前
記ねじ孔に螺合することによって、前記連結部材と前記
パネルの縦枠材との連結を固定するよう構成したものが
挙げられる。
【0009】また、前記縦枠材に、前記凹部に開口する
水平な挿通孔を穿設するとともに、前記連結部材に、該
挿通孔に対応する位置で前記凸部にボルトを突設して、
前記ボルトを前記挿通孔に挿通しつつ前記凸部を前記凹
部に嵌合した後に前記止着具たるナットを前記ボルトに
螺合することによって、前記連結部材と前記パネルの縦
枠材との連結を固定するよう構成したものでもよい。
水平な挿通孔を穿設するとともに、前記連結部材に、該
挿通孔に対応する位置で前記凸部にボルトを突設して、
前記ボルトを前記挿通孔に挿通しつつ前記凸部を前記凹
部に嵌合した後に前記止着具たるナットを前記ボルトに
螺合することによって、前記連結部材と前記パネルの縦
枠材との連結を固定するよう構成したものでもよい。
【0010】上記のように構成されたパネルの連結構造
を介してパネルを連結すると、複数のパネルの前記縦枠
材を前記連結部材を介してに止着具を介して結合するの
で、各パネルの側端を強力に引き寄せて強い結合強度が
得られる。また、前記止着具をボルトもしくはナットに
よるものとすると、より簡素な構成で上記の作用を得る
ことができる。
を介してパネルを連結すると、複数のパネルの前記縦枠
材を前記連結部材を介してに止着具を介して結合するの
で、各パネルの側端を強力に引き寄せて強い結合強度が
得られる。また、前記止着具をボルトもしくはナットに
よるものとすると、より簡素な構成で上記の作用を得る
ことができる。
【0011】また、前記連結部材は、略方形として、対
向する2方の側面、または隣接する2方の側面、または
3方の側面、または4方の側面から前記凸部を突出させ
ていることが望ましく、2つのパネルを連結する直線連
結及び90度2WAY連結、3つのパネルを連結する9
0度3WAY連結、4つのパネルを連結する90度4W
AY連結がそれぞれ可能となる。
向する2方の側面、または隣接する2方の側面、または
3方の側面、または4方の側面から前記凸部を突出させ
ていることが望ましく、2つのパネルを連結する直線連
結及び90度2WAY連結、3つのパネルを連結する9
0度3WAY連結、4つのパネルを連結する90度4W
AY連結がそれぞれ可能となる。
【0012】また、前記縦枠材に、上端から下端まで鉛
直方向に延出する前記凹部たる溝を設けると、前記縦枠
材が押し出し成形可能となるので製造が容易となる。
直方向に延出する前記凹部たる溝を設けると、前記縦枠
材が押し出し成形可能となるので製造が容易となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図7を参照
して説明する。
して説明する。
【0014】この実施例におけるパネルの連結装置は、
図1及び図2に示すように、パネル1と、連結部材2
と、止着具たるボルト3とを具備するものである。
図1及び図2に示すように、パネル1と、連結部材2
と、止着具たるボルト3とを具備するものである。
【0015】パネル1は、側端を形成する左右の縦枠材
11と、これら両縦枠材11を結合する水平枠材12
と、これら縦枠材11及び水平枠材12の前後両面にそ
れぞれ添設した化粧板13とを具備する。縦枠材11及
び水平枠材12は、断面略方形のパイプ材である。化粧
板13は、裏面の左右両側縁に突設する図示しない爪を
縦枠材11の前後両面に穿設する図示しない挿入孔に挿
入することにより、縦枠材11及び水平枠材12の前後
両面に装脱可能に掛止させるものである。縦枠材11の
外側面には、上端から下端まで鉛直方向に延出する凹部
たる溝14を形成する。また、縦枠材11には、溝14
内に開口する水平な挿通孔15を、例えば上下両端近傍
及び中央付近の3箇所に穿設しておく。
11と、これら両縦枠材11を結合する水平枠材12
と、これら縦枠材11及び水平枠材12の前後両面にそ
れぞれ添設した化粧板13とを具備する。縦枠材11及
び水平枠材12は、断面略方形のパイプ材である。化粧
板13は、裏面の左右両側縁に突設する図示しない爪を
縦枠材11の前後両面に穿設する図示しない挿入孔に挿
入することにより、縦枠材11及び水平枠材12の前後
両面に装脱可能に掛止させるものである。縦枠材11の
外側面には、上端から下端まで鉛直方向に延出する凹部
たる溝14を形成する。また、縦枠材11には、溝14
内に開口する水平な挿通孔15を、例えば上下両端近傍
及び中央付近の3箇所に穿設しておく。
【0016】連結部材2は、略方形のダイキャスト成形
されたもので、図2及び図3に示す直線連結部材2a、
図4に示す90度2WAY連結部材2b、図5に示す9
0度3WAY連結部材2c、図6に示す90度4WAY
連結部材2dの4種類がある。それぞれの連結部材2に
は、幅を溝14の幅よりやや小さく厚さを溝14の深さ
と略等しくした凸部4を側面から突出させる。直線連結
部材2aは、対向する2方の側面に凸部4を突設するも
のであるが、図3に示すように、本実施例ではこの両凸
部4を直接結合した形状を成し、連結部材2の全体がそ
のまま凸部4をなしている。90度2WAY連結部材2
bは、図4に示すように、隣接する2方の側面に凸部4
を突設したものである。90度3WAY連結部材2c
は、図5に示すように、3方の側面に凸部4を突設した
ものである。90度4WAY連結部材2dは、図6に示
すように、4方の側面に凸部4を突設したものである。
されたもので、図2及び図3に示す直線連結部材2a、
図4に示す90度2WAY連結部材2b、図5に示す9
0度3WAY連結部材2c、図6に示す90度4WAY
連結部材2dの4種類がある。それぞれの連結部材2に
は、幅を溝14の幅よりやや小さく厚さを溝14の深さ
と略等しくした凸部4を側面から突出させる。直線連結
部材2aは、対向する2方の側面に凸部4を突設するも
のであるが、図3に示すように、本実施例ではこの両凸
部4を直接結合した形状を成し、連結部材2の全体がそ
のまま凸部4をなしている。90度2WAY連結部材2
bは、図4に示すように、隣接する2方の側面に凸部4
を突設したものである。90度3WAY連結部材2c
は、図5に示すように、3方の側面に凸部4を突設した
ものである。90度4WAY連結部材2dは、図6に示
すように、4方の側面に凸部4を突設したものである。
【0017】この凸部4は、縦枠材11の溝14と嵌合
するよう構成するもので、溝14の底面に添設する面に
ねじ孔41を形成する。ねじ孔41は、縦枠材11の挿
通孔15に対応する位置で凸部4に形成するものであ
る。このねじ孔41の周囲で、凸部4は挿通孔15の内
径と略等しく突出して、凸部4と溝14とが嵌合する際
に同時に挿通孔15とも嵌合するよう構成する。
するよう構成するもので、溝14の底面に添設する面に
ねじ孔41を形成する。ねじ孔41は、縦枠材11の挿
通孔15に対応する位置で凸部4に形成するものであ
る。このねじ孔41の周囲で、凸部4は挿通孔15の内
径と略等しく突出して、凸部4と溝14とが嵌合する際
に同時に挿通孔15とも嵌合するよう構成する。
【0018】このパネルの連結装置を介したパネル1の
連結作業は以下のように行われる。まず、連結するパネ
ル1の化粧板13を取り外す。次いで、連結部材2の凸
部4と溝14とをそれぞれ嵌合したのち、縦枠材11の
内側面側から挿通孔15に挿通したボルト3をねじ孔4
1に螺合してパネル1の側枠材11と連結部材2とを緊
締結合する。この操作を連結を行う他の各パネル1に対
しても繰り返して全てのパネル1の側枠材11を連結部
材2と連結した後、化粧板13をパネル1に装着する。
パネル1の連結方式には、2つのパネルを連結する直線
連結(図3)及び90度2WAY連結(図4)、3つの
パネルを連結する90度3WAY連結(図5)、4つの
パネルを連結する90度4WAY連結(図6)がある
が、全てにおいて連結作業は同一である。90度2WA
Y連結部材2b・90度3WAY連結部材2c・90度
4WAY連結部材2dを用いた場合には、最後に化粧部
材5を連結部材2と嵌合して、連結部材2を被覆して外
観を整える。化粧部材5は、上下長をパネル1の上下長
と略等しくしたもので、パネル1の側端によって被覆さ
れない連結部材2の側面と嵌合してこれを被覆するもの
である。ただし、直線連結部材2aを用いる場合は、連
結部材2は溝14内に収容されて視認されないので化粧
部材5は不要である。
連結作業は以下のように行われる。まず、連結するパネ
ル1の化粧板13を取り外す。次いで、連結部材2の凸
部4と溝14とをそれぞれ嵌合したのち、縦枠材11の
内側面側から挿通孔15に挿通したボルト3をねじ孔4
1に螺合してパネル1の側枠材11と連結部材2とを緊
締結合する。この操作を連結を行う他の各パネル1に対
しても繰り返して全てのパネル1の側枠材11を連結部
材2と連結した後、化粧板13をパネル1に装着する。
パネル1の連結方式には、2つのパネルを連結する直線
連結(図3)及び90度2WAY連結(図4)、3つの
パネルを連結する90度3WAY連結(図5)、4つの
パネルを連結する90度4WAY連結(図6)がある
が、全てにおいて連結作業は同一である。90度2WA
Y連結部材2b・90度3WAY連結部材2c・90度
4WAY連結部材2dを用いた場合には、最後に化粧部
材5を連結部材2と嵌合して、連結部材2を被覆して外
観を整える。化粧部材5は、上下長をパネル1の上下長
と略等しくしたもので、パネル1の側端によって被覆さ
れない連結部材2の側面と嵌合してこれを被覆するもの
である。ただし、直線連結部材2aを用いる場合は、連
結部材2は溝14内に収容されて視認されないので化粧
部材5は不要である。
【0019】他のパネル1と連結しないパネル1の側端
には、図7に示すように、エンド部材6を装着して外観
を整える。エンド部材6は、上下長をパネル1の上下長
と略等しくしたもので、溝14に対応する位置で上端か
ら下端まで鉛直方向に延出する凸部61を突設するとと
もに、挿通孔15に対応する位置でねじ孔62を形成す
る。エンド部材6のパネル1の装着作業は以下のように
行う。まず凸部61と溝14とを嵌合させつつエンド部
材6をパネル1の側枠材11に装着したのち、側枠材1
1の内側面側から挿通孔15に挿通したボルト3をねじ
孔62に螺合してエンド部材6をパネル1に緊締結合す
る。
には、図7に示すように、エンド部材6を装着して外観
を整える。エンド部材6は、上下長をパネル1の上下長
と略等しくしたもので、溝14に対応する位置で上端か
ら下端まで鉛直方向に延出する凸部61を突設するとと
もに、挿通孔15に対応する位置でねじ孔62を形成す
る。エンド部材6のパネル1の装着作業は以下のように
行う。まず凸部61と溝14とを嵌合させつつエンド部
材6をパネル1の側枠材11に装着したのち、側枠材1
1の内側面側から挿通孔15に挿通したボルト3をねじ
孔62に螺合してエンド部材6をパネル1に緊締結合す
る。
【0020】また、連結されたパネル1の上方に別個の
連結されたパネル1を積み上げる場合には、上下のパネ
ル1の水平枠材12同士をボルトなど止着具を介して連
結する。
連結されたパネル1を積み上げる場合には、上下のパネ
ル1の水平枠材12同士をボルトなど止着具を介して連
結する。
【0021】また、他の実施例として、図8に示すよう
に、連結部材2の凸部4において、溝14の底面に添設
する面の挿通孔15に対応する位置にボルト42を突設
するとともに、止着具をナット7としたものが挙げられ
る。このようなパネルの連結装置による連結作業は、ボ
ルト42を挿通孔15に挿通させつつ凸部4と溝14と
を嵌合したのち、ナット7を縦枠材11の内側面側から
ボルト42に螺合してパネル1の側枠材11と連結部材
2とを緊締結合することによって行われる。
に、連結部材2の凸部4において、溝14の底面に添設
する面の挿通孔15に対応する位置にボルト42を突設
するとともに、止着具をナット7としたものが挙げられ
る。このようなパネルの連結装置による連結作業は、ボ
ルト42を挿通孔15に挿通させつつ凸部4と溝14と
を嵌合したのち、ナット7を縦枠材11の内側面側から
ボルト42に螺合してパネル1の側枠材11と連結部材
2とを緊締結合することによって行われる。
【0022】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、パネル
1の連結角度は90度もしくは180度に限定されるも
のではない。また、縦枠材11に形成する凹部は溝14
でなくてもよく、連結部材2の凸部4に対応して個々に
形成する略方形のものでもよい。さらに、連結部材2の
凸部4は連結部材2の一側面に複数設けてもよい。その
他、各部材の数・素材・形状など、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
たものに限定されないのは勿論である。例えば、パネル
1の連結角度は90度もしくは180度に限定されるも
のではない。また、縦枠材11に形成する凹部は溝14
でなくてもよく、連結部材2の凸部4に対応して個々に
形成する略方形のものでもよい。さらに、連結部材2の
凸部4は連結部材2の一側面に複数設けてもよい。その
他、各部材の数・素材・形状など、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明のパネルの連結構造は、以上説明
したような形態で実施され、以下に記載されるような効
果を奏する。
したような形態で実施され、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0024】連結する各パネルの縦枠材と連結部材とを
凹凸係合した後更に止着具を介して緊締結合するので、
強い結合強度が得られる。また、前記パネルの上方に別
個のパネルを積み上げる場合、上下のパネルの前記水平
枠材同士を止着具を介して連結すればよくパネルの連結
解体作業を必要としない。
凹凸係合した後更に止着具を介して緊締結合するので、
強い結合強度が得られる。また、前記パネルの上方に別
個のパネルを積み上げる場合、上下のパネルの前記水平
枠材同士を止着具を介して連結すればよくパネルの連結
解体作業を必要としない。
【0025】また、止着具をボルトもしくはナットとす
ることにより、簡素な構成で上記の効果を得ることがで
きるとともに連結作業を容易とすることができる。
ることにより、簡素な構成で上記の効果を得ることがで
きるとともに連結作業を容易とすることができる。
【0026】さらに、対向する2方の側面、または隣接
する2方の側面、または3方の側面、または4方の側面
から前記凸部を突出させた前記連結部材を用いることに
より、それぞれ2つのパネルを連結する直線連結及び9
0度2WAY連結、3つのパネルを連結する90度3W
AY連結、4つのパネルを連結する90度4WAY連結
を行うことができる。
する2方の側面、または3方の側面、または4方の側面
から前記凸部を突出させた前記連結部材を用いることに
より、それぞれ2つのパネルを連結する直線連結及び9
0度2WAY連結、3つのパネルを連結する90度3W
AY連結、4つのパネルを連結する90度4WAY連結
を行うことができる。
【0027】さらにまた、前記縦枠材に、上端から下端
まで鉛直方向に延出する凹部たる溝を形成することによ
って、前記縦枠材が引き抜き成形によって製造可能とな
り、製造を容易とすることができる。
まで鉛直方向に延出する凹部たる溝を形成することによ
って、前記縦枠材が引き抜き成形によって製造可能とな
り、製造を容易とすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す連結途中の状態の分解
斜視図。
斜視図。
【図2】同実施例の連結途中の状態を示す分解平断面
図。
図。
【図3】本実施例の直線連結への適用を示す平断面図。
【図4】本実施例の90度2WAY連結への適用を示す
平断面図。
平断面図。
【図5】本実施例の90度3WAY連結への適用を示す
平断面図。
平断面図。
【図6】本実施例の90度4WAY連結への適用を示す
平断面図。
平断面図。
【図7】本実施例のエンド部材を示す平断面図。
【図8】他の実施例の連結途中の状態を示す分解平断面
図。
図。
1…パネル 2…連結部材 3…止着具(ボルト) 4…凸部 7…止着具(ナット) 11…縦枠材 12…水平枠材 13…化粧板 14…凹部、溝 15…挿通孔 41…ねじ孔 42…ボルト
Claims (5)
- 【請求項1】側端を形成する左右の縦枠材と、これら両
縦枠材を結合する水平枠材と、これら縦枠材及び水平枠
材の前後両面にそれぞれ添設した化粧板とを具備する複
数のパネルを連結するパネルの連結装置であって、 前記縦枠材の外側面に凹部を形成して、前記凹部と嵌合
する複数の凸部を具備する連結部材に複数のパネルの前
記縦枠材をそれぞれ連結するとともに、これら各パネル
の前記縦枠材と前記連結部材とを止着具を介してそれぞ
れ緊締結合して連結を固定するよう構成したことを特徴
とするパネルの連結装置。 - 【請求項2】前記縦枠材に、前記凹部内に開口する水平
な挿通孔を穿設するとともに、前記連結部材に、該挿通
孔に対応する位置で前記凸部にねじ孔を形成して、前記
凸部を前記凹部に嵌合した後に前記挿通孔に前記止着具
たるボルトを挿通して前記ねじ孔に螺合することによっ
て、前記連結部材と前記パネルの縦枠材との連結を固定
するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のパネ
ルの連結装置。 - 【請求項3】前記縦枠材に、前記凹部に開口する水平な
挿通孔を穿設するとともに、前記連結部材に、該挿通孔
に対応する位置で前記凸部にボルトを突設して、前記ボ
ルトを前記挿通孔に挿通しつつ前記凸部を前記凹部に嵌
合した後に前記止着具たるナットを前記ボルトに螺合す
ることによって、前記連結部材と前記パネルの縦枠材と
の連結を固定するよう構成したことを特徴とする請求項
1記載のパネルの連結装置。 - 【請求項4】前記連結部材が、略方形のもので、対向す
る2方の側面、または隣接する2方の側面、または3方
の側面、または4方の側面から前記凸部を突出させてい
ることを特徴とする請求項1、2、または3記載のパネ
ルの連結装置。 - 【請求項5】前記縦枠材に、上端から下端まで鉛直方向
に延出する前記凹部たる溝を設けたことを特徴とする請
求項1、2、3、または4記載のパネルの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31135095A JP2869429B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | パネルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31135095A JP2869429B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | パネルの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09144168A JPH09144168A (ja) | 1997-06-03 |
JP2869429B2 true JP2869429B2 (ja) | 1999-03-10 |
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ID=18016101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31135095A Expired - Fee Related JP2869429B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | パネルの連結装置 |
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JP2019100142A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切装置 |
CN109750754B (zh) * | 2019-01-18 | 2021-03-26 | 长沙远大住宅工业集团股份有限公司 | 一种预制墙板连接节点及其施工方法 |
JP6675728B1 (ja) * | 2019-10-08 | 2020-04-01 | 神田産業株式会社 | 板材連結機構 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31135095A patent/JP2869429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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