JPS6029563Y2 - 体育館用組立床構造 - Google Patents

体育館用組立床構造

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JPS6029563Y2
JPS6029563Y2 JP12861280U JP12861280U JPS6029563Y2 JP S6029563 Y2 JPS6029563 Y2 JP S6029563Y2 JP 12861280 U JP12861280 U JP 12861280U JP 12861280 U JP12861280 U JP 12861280U JP S6029563 Y2 JPS6029563 Y2 JP S6029563Y2
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JP
Japan
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crosspiece
fixed
swash plate
corner
floor
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JP12861280U
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JPS5750526U (ja
Inventor
誠治 早水
茂夫 吉田
積 志村
Original Assignee
セノ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体育館用組立床構造に関するものである。
床運動に使用される床、いわゆるマットは、体育館内に
おいて常設床の上に組立て設置される。
この体操競技用等の床は多数枚の基板を隣接するものど
うし接続して正方形状に配列し、その上に必要に応じて
マット等を載置する構造を採用している。
そして、この床上で激しい床運動が行われても基板が分
離しないようにその周縁を支持枠によって固定する構造
が採用されている。
しかし、正方形状の組立式床を、その側縁に枠体を当て
て中心方向に締付けることにより固定しようとすると、
どうしてもその角部にのみ締付力が局部的に加わり、各
辺の中央部近傍には床の中心方向に向かう締付力を十分
与えられない。
本考案の目的は複数枚の基板からなる組立床をその各辺
から中央部に向かって締付力が加わるように構成した体
育館用組立床構造を提供するにある。
本考案においては、上記の目的を達成するために、床の
各辺を支持する支持枠を複数個に分割し、各支持枠には
、締付力が床の中心部に向かって作用するような曲線に
ほぼ沿った状態で金属の張りバンドを設け、これら張り
バンドを床の角部において強力に締付けることができる
ような構造を採用したものである。
以下、図面に示す実施例とともに本考案の詳細を説明す
る。
第1図〜第18図は本考案の一実施例を示すもので、図
において全体を符号1で示す組立式の床は、第1図と第
2図に示すように、長方形状に形成された複数枚の単位
部材としての基板2を隣接するものどおしそれぞれ側縁
に設けた突出部と凹部(これらは周知につき図示省略す
る)とを利用して嵌合させるなどの方法によって連結さ
れてなる。
前記基板2はクッション材等を積層した平板状に形成さ
れている。
この基板2は多数枚並べたとき全体として正方形をなす
ように配置され、その各辺には支持枠3が配置される。
この支持枠3は第1図、第2図に示すように各辺毎に複
数個、図示例では5個に分割されており、中央の斜板4
を挾んで長手方向に左右対称に配置されており、中央の
斜板4の両側には中間の斜板5,5が配置され、その両
側には角部の斜板6.6が配置されている。
これらの支持枠の構成部材4,5.6を斜板と呼ぶのは
、これらが外側に至るほど、低くなるテーパー面をその
上面に持っているからである。
中央の斜板4は第12図A、Bで示すように、長方形の
枠体として構成され、その裏面には傾斜する桟7が所定
間隔をおいて幅方向に配置され、その上面には合板8が
固定されている。
そしてこの斜板4の長手側縁の裏面で、かつ内方端には
、厚みの厚い桟9が、また外方端には厚みの薄い桟10
が固定されている。
そして外方端の桟10に沿ってその内側には金属帯から
なる張りバンド11がねじ12などによってしっかりと
固定されている。
この張りバンド11の一端は中央の斜板4の一端から所
定距離突出しており、この突出部には第17図、第18
図に示すように、その裏面に一定間隔離して補助板13
がその内方端を溶接した状態で取付けられ、その外方近
傍と張りバンド11との間にはピン14が張架されてい
る。
また、張りバンド11の他端には外側に向かって切欠部
15aを有する連結板15が固定されている。
そして、この連結板15は中央の斜板4の端部からはみ
出してはいない。
次に中間の斜板5,5はそれぞれ左右対称に形成されて
おり、第13図A、 Bと第14図に示すように中央の
斜板4と同様に、その裏面に傾斜した桟7を有し、この
桟7の上面に合板8が固定され長手両側縁の裏面でかつ
内方端には肉厚の大なる桟9が、外方端には小なる桟1
0が固定されている。
そしてこの中間の斜板5の裏面には一方の端部の角部か
ら他方の端部の中央部にかけて斜めに張りバンド16が
張架されており、ねじ12によって合板8にしっかりと
固定されている。
この張りバンド16は前記桟7を横断して配置されてい
るため、この部分においては桟7は切断されている。
この張りバンド16の一端は中間の斜板5の一端の中央
部から突出しており、前記中央の斜板4と同様にしてピ
ン14が設けられている。
そして張りバンド16の他端部には外側に向かって切欠
部15aを有する連結板15が固定されている。
この連結板15も中間の斜板5の端部から突出してはい
ない。
また、中間の斜板5,5のうち、第13図Aに示す一方
の斜板5の張りバンド16の突出している側の裏面には
外側の桟10に沿ってその内側に短い張りバンド17が
ねじ12によって固定されている。
この張りバンド17もその一端が張りバンド16と同様
に同一側において突出しており、ここにも張りバンド1
1と同様にしてピン14が設けられている。
また、第14図に示す他方の中間の斜板5にあっては張
りバンド16の他端側の内側縁に張りバンド17が設け
られ、これの端部には連結板15が固定されている。
一方、第1図に示すように、支持枠3を構成する各斜板
4. 5.6はその端縁を隣接する斜板の端縁に接し、
他端の側縁をもう一つの隣接する支持枠3の端縁に接し
て配置されるため、左右の角部の斜板6,6はその形状
はほぼ左右対称であるが、端部の形状がわずかに異る。
すなわち、基板2の側縁かられずかにはみ出す側に配置
される斜板6は、第6図〜第8図に示すように構成され
ている。
すなわち、この斜板6はその裏面に傾斜した桟7を有し
、その上面に合板8が固定され、幅方向の内方端には肉
厚の大なる桟9が固定され、外方端には肉厚の小なる桟
10が固定されている。
そして、この角部の斜板6の外方端近傍には内側に向か
って開口する切欠部18が形成されている。
そして、この斜板6の内方端の外側寄り及び中央寄りか
ら切欠部18にかけて傾斜した状態で張りバンド19.
20がねじ12によって合板8に対して固定されている
これら張りバンド19,20の端部、すなわち切欠部1
8と反対側の端部には連結板15が固定されている。
そしてこれら張りバンド19,20の他端は前記切欠部
18中に突出しており、その端部の裏面にはナツト21
がそれぞれ固定されている。
ところで、この斜板6の切欠部18の外側には、斜板6
の幅を一辺とする正方形の突出部22が連続して設けら
れている。
そして、この突出部22の切欠部18側の角部から対角
線上に桟7が設けられており、この桟7上を稜線として
その外側は斜板6の斜面と90度位相を異にする斜面2
3となっている。
他方、基板2の側縁からはみ出さない側に位置する角部
の斜板6(第9図〜第11図に示す)は、第6図〜第8
図に示す斜板に比較して突出部22を有しないことを除
いてはほぼ同一であるが、張りバンド19.20の突出
部側にピン14が設けられている点が異なる。
第15図及び第16図は張りバンド19,20のナツト
21を取付けた部分の拡大図で、ナツト21は張りバン
ド19.20に溶接等によって固定され、かつ、このナ
ツト21の内方端にほぼ接してその両側縁には突条24
が所定長さにわたって形成されている。
他方、第3図、第4図及び第5図に示すものはコーナー
金具でこのコーナー金具25は、第4図に示すようにほ
ぼ直角三角形状に形成された底板26を有し、この底板
26の底辺と垂辺には側壁27が直角に所定幅にわたっ
て連続して設けられている。
これら側壁27の外側面で、かつ外方端近傍にはブロッ
ク28が固定されている。
このブロック28はねじ穴29を2個ずつ有するが、こ
のねじ穴29は前記側壁27と平行ではない。
すなわち、ねじ穴29の軸線は底板26の角部方向に向
かって傾斜している。
このような構造を有するコーナー金具25は、第3図に
示すように床の角部を構成する基板2の角部の外側から
その底板26を基板2の下側に位置させて配置し、側壁
27を基板2の外側に接触させる。
次に、以上のように構威された本実施例の組立方法につ
き説明する。
まず、基板2を隣接するものどうし凸部と凹部の嵌合な
どの方法によって相互に連結し、所定の大きさの正方形
状に配置する。
この状態で支持枠3を構成する各斜板4〜6を長手方向
に相互に連結するが、この連結時においては第2図の添
図に示すように、一方の斜板の端縁から突出している張
りバンドのピン14を他方の斜板の張りバンドの連結板
15の切欠部15a中に嵌合させて連結する。
この状態で隣接する斜板の張りバンドは相互に連結され
たことになる。
このようにして連結された支持枠3はそれぞれ正方形を
なす基板2が構成する床の各辺に添接させて配置し、角
部の斜板6に形成された透孔29の外側からボルト30
を挿入し、張りバンド19.20の切欠部18側の端部
に固定されたナツト21中に螺合させる。
そしてスパナ31等によってボルト30を強く締付ける
と張りバンド19.20は強く引かれ、したがって支持
枠3を構成する各斜板は角部に向かって強く引かれる。
ところが、中央の斜板4を除いて、各斜板の張りバンド
は傾斜して設けられ、第1図からも明らかなようにほぼ
円弧状をなして配置されている。
したがって張りバンドに加わる張力は角部のみならず支
持枠3の中央部においても各基板2を中心方向に押圧す
るように作用し、床全体が強固に一体化され、完全な一
枚板状の状態の床を得ることができる。
なお、符号32は切欠部18を覆う蓋である。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、長方形
状の基板を多数枚接続し、正方形に形成された床の各辺
を押さえる支持枠を複数個の斜板から構威し、各斜板の
裏面に金属の張りバンドを固定し、これら張りバンドを
外側に向かって凸となるほぼ円弧状に配置し、かつ、隣
接する張りバンドどうしを連結し、床の角部においてコ
ーナー金具を介して張りバンドに大きな張力を加えるよ
うに構威しであるため、支持枠は角部のみならず中央部
も基板を床の中心方向に向かって押し付ける力を生じ、
床は強固に一体化された構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1図は平面
図、第2図は支持枠の取付方法を説明する分解斜視図、
第3図は張りバンドの締付方法を説明する斜視図、第4
図はコーナー金具の平面図、第5図はコーナー金具の側
面図、第6図は角部の斜板の背面図、第7図は第6図に
示す斜板の正面図、第8図は第6図に示す斜板の右側面
図、第9図はもう1つの角部の斜板の底面図、第10図
は第9図に示す斜板の正面図、第11図は第9図に示す
斜板の右側面図、第12図A、 Bは中央の斜板の背面
図および側面図、第13図A、 Bは一方の中間の本発
明の底面図、および側面図、第14図は他方の中間の斜
板の底面図、第15図および第16図は張りバンドに対
するナツトの取付構造を説明する背面図および正面図、
第17図は張りバンドの正面図、第18図は張りバンド
の一端の拡大正面図である。 1・・・・・・床、2・・・・・・基板、3・・・・・
・支持枠、4・・・・・・中央の斜板、5・・・・・・
中間の斜板、6・・・・・・角部の斜板、?、9,10
・・・・・・桟、訃・・・・・合板、11,16.17
,19,20・・・・・・張りバンド、15・・・・・
・連結板、18・・・・・・切欠部、21・・・・・・
ナツト、25・・・・・・コーナー金具、26・・・・
・・底板、27・・・・・・側壁、28・・・・・・ブ
ロック、29・・・・・・透孔、30・・・・・・ボル
ト、32・・・・・・蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の基板2を隣接するもの同志連結させて四角形状の
    床を形威し、該床の各辺を支持枠3により押えて固定し
    て成る体操競技用床構造において、 (イ)支持枠3は複数個の斜板4,5.6を連結して構
    成してあり、 (ロ) 中央の斜板4は、その幅方向に配設された一
    定方向に傾斜する桟7・・・の両端部に、厚い桟、薄い
    桟10を固定し、これらの上面に合板8を固定し、その
    裏面の前記薄い桟10に沿ってその内側に張りバンド1
    1を固定した構成であり、 (ハ)中間の斜板5は、同じく傾斜する桟7の両端部に
    厚い桟9、薄い桟10を固定し、これらの上面に合板8
    を固定すると共にその裏面における一方の端部の角部か
    ら他方の端部の中央部にかけて斜めに張りバンド16を
    固定し、また、薄い桟10に沿ってその内側に短い張り
    バンド17を固定した構成であり、 に)角部の斜板6は、同じく傾斜した桟7の両端部に厚
    い桟9、薄い桟10を固定し、これらの上面に合板8を
    固定すると共に、外方端近傍に内側に向って開口する切
    欠部18を形威し、この切欠部18から対角線上に位置
    する外側寄りの角部および幅方向中央部にかけて張りバ
    ンド19.20を固定した構成であり、 (ホ)上記中央の斜板4と中間の斜板5および角部の斜
    板6同志は、各々の張りバンド11,17.19.20
    を相互に連結して一連に結合してあり、 (へ)角部の斜板6は、その張りバンド19.20を、
    床を形成する角部の基板2に取り付けたコーナ金具25
    と連結し緊張している、 ことを特徴とする体育館用組立床構造。
JP12861280U 1980-09-10 1980-09-10 体育館用組立床構造 Expired JPS6029563Y2 (ja)

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JPS5750526U JPS5750526U (ja) 1982-03-23
JPS6029563Y2 true JPS6029563Y2 (ja) 1985-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59144168U (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 スズキ株式会社 分配型燃料噴射ポンプ

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JPS5750526U (ja) 1982-03-23

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