JP2580258Y2 - 回路基板の製造装置 - Google Patents

回路基板の製造装置

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JP2580258Y2
JP2580258Y2 JP8786992U JP8786992U JP2580258Y2 JP 2580258 Y2 JP2580258 Y2 JP 2580258Y2 JP 8786992 U JP8786992 U JP 8786992U JP 8786992 U JP8786992 U JP 8786992U JP 2580258 Y2 JP2580258 Y2 JP 2580258Y2
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JP8786992U
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義之 積田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多数のスルーホール用
穴を有する基板に該穴に対応した所定の厚膜パターンを
印刷する回路基板の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の製造装置では、基板のスルーホ
ール用穴とスクリーンのランドパターンが合致するよう
に、印刷の前段階で画像認識により基板の位置補正を行
っている。図5には画像認識を利用した従来の製造装置
を示してある。同図において、1は基板、2は基板搬送
用のテーブル、3はCCD等の2次元カメラ、4はコン
ピュータ構成の位置補正回路、5はテーブル駆動回路、
6はスクリーン、7はスキージ、8はペースト供給用の
ディスペンサである。
【0003】基板1は樹脂,ガラス,セラミック等から
成り、図6に示すように被印刷面に多数のスルーホール
用穴Hを有している。テーブル2は基板進行方向(X方
向)と、X軸と直交する方向(Y方向)と、これら軸と
直交する方向(Z方向)と、Z軸回り方向(θ方向)に
夫々自由度を有している。
【0004】位置補正回路4は、カメラ2からの画像信
号をディジタル化するA/D変換器4aと、ディジタル
化された画像データを記憶する画像メモリ4bと、画像
データを所定のデータ形式に処理する処理部4cと、基
準位置に係るデータを記憶する基準データメモリ4d
と、画像データと基準データとを比較して補正量を演算
する補正量演算部4eと、補正量に基づいてテーブル駆
動回路5に補正信号を生成する補正信号生成部4fとか
ら成る。
【0005】スクリーン6は図6に示すようにスクリー
ン版6aと版枠6bとから成り、スクリーン版6aは所
定のランドパターンを有している。ディスペンサ7はス
クリーン6の上方に上下動可能に配置され、印刷の前段
階でクリーム半田や導電性接着剤等のペーストをスクリ
ーン版6aに供給する。スキージ8はスクリーン版6a
の上側に平行移動可能に配置され、供給ペーストをスク
リーン版6aを介して基板1上に押し出し該基板1に所
定パターンの印刷を行う。
【0006】以下に、画像認識による従来の位置合わせ
方法について説明する。まず、テーブル2を移動して基
板1をカメラ3の真下に搬送し、基板1の被印刷面をカ
メラ3で撮像する。カメラ3からの画像信号はA/D変
換器4aでディジタル化されて画像メモリ4bに一旦記
憶され、処理部4cによってスルーホール用穴Hが検出
し易いデータ形式、例えば2値画像に処理される。
【0007】次に、この画像データ中のスルーホール用
穴Hと予め記憶されたランドパターンとが比較され、基
板1に位置ずれがある場合には同ずれに対応した補正量
が補正量演算部4eで演算される。そして、補正信号生
成部4fから補正量に対応した補正信号がテーブル駆動
回路5に送出され基板1の位置補正が行われる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
スルーホール用穴Hをスクリーンのランドパターンと合
致させるようにして基板1の位置補正が行われているた
め、基板1の縦・横寸法に多少の寸法公差がある場合で
も該公差の影響を抑えて所期の位置合わせを行うことが
できる。
【0009】しかし、基板1に反りや歪みがあると、本
来矩形状であるべき基板1の被刷面画像が台形やひし形
等に変形してスルーホール用穴Hに微妙な位置ずれが現
れ、角度公差による影響によって所期の位置合わせを行
えなくなる難点がある。
【0010】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、印刷対象となる基板に反
りや歪みがある場合でも所期の位置合わせを的確に行え
る回路基板の製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案では、多数のスルーホール用穴を有する基板
と、基板搬送用のテーブルと、基板の被印刷面を撮像す
るカメラと、基板の被印刷面にスルーホール用穴に対応
した所定の厚膜パターンを印刷するスクリーン印刷手段
とを具備し、カメラを通じて得られた画像データに基づ
いて基板の位置合わせを行った後に印刷を行う回路基板
の製造装置において、画像データから基板4隅に位置す
るスルーホール用穴を検出する基準穴検出手段と、隣接
する基準穴の中点座標を求める中点座標演算手段と、対
向する中点を通る2つの直線の交点から基板の中心座標
を求める中心座標演算手段と、2つの直線で挟まれる一
角度が90°でない場合に該角度が90°になるように
両直線を同一角度変位させる直交座標軸設定手段と、上
記の中心座標及び直交座標軸がスクリーンの中心座標及
び直交座標軸と合致するように基板とスクリーンとの相
対的な位置補正を行う位置補正手段とを設けている。
【0012】
【作用】本考案に係る製造装置では、テーブル上に搬入
された基板の印刷面がカメラによって撮像されると、画
像データから基板4隅に位置するスルーホール用穴が基
準穴検出手段で検出され、隣接する基準穴の中点座標が
中点座標演算手段で求められる。また、対向する中点を
通る2つの直線の交点から中心座標が中心座標演算手段
で求められ、2つの直線で挟まれる一角度が90°でな
い場合に該角度が90°になるように両直線が直交座標
軸設定手段で同一角度だけ変位される。そして、上記の
中心座標及び直交座標軸がスクリーンの中心座標及び直
交座標軸に合致するように位置補正手段で基板とスクリ
ーンとの相対的な位置補正が行われる。
【0013】
【実施例】図1には本考案に係る制御プログラムを示し
てある。製造装置及び基板の構成は図5及び図6に示し
た従来例と基本的に同じであるため、以下の説明には同
図及び同符号を引用する。
【0014】まず、基板搬入後にテーブル2を移動して
基板1をカメラ3の真下に搬送し、基板1の被印刷面を
カメラ3で撮像する(図1のS1,S2)。カメラ3か
らの画像信号はA/D変換器4aでディジタル化されて
画像メモリ4bに一旦記憶され、処理部4cによってス
ルーホール用穴Hが検出し易いデータ形式、例えば2値
画像に処理される(図1のS3)。
【0015】次に、図2に示すように、画像データから
基板1の4隅に位置するスルーホール用穴Ha乃至H
d、ここでは基板1の角位置に最も近い4つのスルーホ
ール用穴Hが基準穴として検出され、各基準穴Ha乃至
Hdの座標から隣接する基準穴の中点座標Sa乃至Sd
が夫々求められる(図1のS4,S5)。
【0016】次に、対向する中点Sa,Scを通る直線
Kyと中点Sb,Sdを通る直線Kxが夫々求められ、
これら直線Kx,Kyの交点から基板1の中心座標Pが
求められる(図1のS6)。そして、2つの直線Kx,
Kyで挟まれる一角度、例えば点Sa−P−Sbで挟ま
れた角度θが三角関数によって求められ、この角度θが
90°であるか否かが判別される(図1のS7,S
8)。
【0017】反りや歪みを原因として基板1の被印刷面
像が図2に示すような台形を成し、角度θが90°より
小さい場合にはその角度偏差△θ(=|90−θ|)が
求められ、これを1/2して補正角△θ/2が演算され
る(図1のS9)。そして、図3に示すように上記角度
θが90°になるように両直線Kx,Kyが補正角△θ
/2だけ外側に変位され、Pを中心とした直交座標軸J
x,Jyが設定される(図1のS10)。上記角度θが
90°よりも大きい場合も同上の処理が行われ、また角
度θ=90°の場合にはステップ11に移行する。
【0018】次に、図4に示すように基板1の中心座標
P及び直交座標軸Jx,Jyが、予め記憶されているス
クリーン6の中心座標P1と直交座標軸Jx1,Jy1
に合致するようにテーブル2が駆動され、基板1の位置
補正が行われる(図1のS11)。詳しくは、基板1の
中心座標Pをスクリーン6の中心座標P1に一致させて
から、基板1を回転させてその直交座標軸Jx,Jyを
スクリーン6の直交座標軸Jx1,Jy2に一致させる
ようにして位置補正が行われる。
【0019】位置補正後はテーブル2を移動させて基板
1を印刷位置に搬送し、スクリーン印刷によって基板1
の被印刷面に所定の厚膜パターンが印刷される(図1の
S12,S13)。印刷後はこれを搬出してステップ1
に戻る(図1のS14)。
【0020】このように上述の製造装置によれば、基板
4隅に位置するスルーホール用穴Ha乃至Hdを基準穴
として選択し、隣接する基準穴の中点を通る2つの直線
Kx,Kyの交点から中心座標Pを求めると共に、両直
線Kx,Kyで挟まれる角度θが90°でない場合に該
角度θが90°になるように両直線Kx,Kyを△θ/
2だけ変位させて直交座標軸Jx,Jyを設定し、これ
らをスクリーン6の中心座標P1と直交座標軸Jx1,
Jy1に合致させて基板1の位置補正を行っているの
で、反りや歪みを原因として基板1の被印刷面像が台形
やひし形等に変形してスルーホール用穴Hに微妙な位置
ずれが現れている場合でも、角度公差による影響を排除
して基板1の位置合わせを高精度で行うことができる。
【0021】尚、上記実施例では矩形状の基板を例示し
たが、他形状の基板でもスルーホール用穴を適当に選択
すれば同様の位置合わせを行うことができる。また、基
板側を移動させて位置補正を行うようにしたものを示し
たが、同補正はスクリーン側を移動させたり、或いは両
者を移動させて行うようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば、
反りや歪みを原因として基板の被印刷画像が台形やひし
形等に変形してスルーホール用穴に微妙な位置ずれが現
れている場合でも、角度公差による影響を排除して基板
の位置合わせを高精度に行って所期の印刷を良好に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制御プログラムの流れ図
【図2】位置合わせ手順を示す図
【図3】位置合わせ手順を示す図
【図4】位置合わせ手順を示す図
【図5】従来例を示す製造装置の構成図
【図6】基板及びスクリーンの上面図
【符号の説明】
1…基板、H…スルーホール用穴、Ha〜Hd…基準
穴、Sa〜Sd…中点座標、Kx,Ky…直線、P…中
心座標、Jx,Jy…直交座標軸、P1…スクリーンの
中心座標、Jx1,Jy1…スクリーンの直交座標軸、
2…テーブル、3…カメラ、4…位置補正回路、5…テ
ーブル駆動回路、6…スクリーン、7…ディスペンサ、
8…スキージ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスルーホール用穴を有する基板
    と、基板搬送用のテーブルと、基板の被印刷面を撮像す
    るカメラと、基板の被印刷面にスルーホール用穴に対応
    した所定の厚膜パターンを印刷するスクリーン印刷手段
    とを具備し、カメラを通じて得られた画像データに基づ
    いて基板の位置合わせを行った後に印刷を行う回路基板
    の製造装置において、 画像データから基板4隅に位置するスルーホール用穴を
    検出する基準穴検出手段と、 隣接する基準穴の中点座標を求める中点座標演算手段
    と、 対向する中点を通る2つの直線の交点から基板の中心座
    標を求める中心座標演算手段と、 2つの直線で挟まれる一角度が90°でない場合に該角
    度が90°になるように両直線を同一角度変位させる直
    交座標軸設定手段と、 上記の中心座標及び直交座標軸がスクリーンの中心座標
    及び直交座標軸と合致するように基板とスクリーンとの
    相対的な位置補正を行う位置補正手段とを設けた、 ことを特徴とする回路基板の製造装置。
JP8786992U 1992-12-22 1992-12-22 回路基板の製造装置 Expired - Lifetime JP2580258Y2 (ja)

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JPH0650851U JPH0650851U (ja) 1994-07-12
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