JP2579123B2 - インターロック用スイッチ - Google Patents

インターロック用スイッチ

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JP2579123B2
JP2579123B2 JP17060994A JP17060994A JP2579123B2 JP 2579123 B2 JP2579123 B2 JP 2579123B2 JP 17060994 A JP17060994 A JP 17060994A JP 17060994 A JP17060994 A JP 17060994A JP 2579123 B2 JP2579123 B2 JP 2579123B2
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智 吉村
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインターロック用スイッ
チに関し、特に扉等の開閉保持機構に用いられるインタ
ーロック用スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このインターロック用スイッチ
は、扉の開閉保持機構として用いられており、特に永久
磁石と磁性体との吸着を利用したマグネットキャッチと
呼ばれる装置が一般的である。このマグネットキャッチ
装置は保持のみを目的としたものであるが、扉の開閉や
軽量物の固定保持の用途において、確実に保持を行って
いるか否かをシステムで検知したい場合がある。
【0003】また、吸着が開放されたとき、人間が介在
したとして動作をオンにするというような使い方をした
い場合もある。
【0004】このような吸着の有無を電気信号として検
出する機構としては、実開昭62−113265号公報
あるいは特開平3−55798号公報等で知られてい
る。以下、2つの代表例について説明する。
【0005】図3は従来の一例を示すインターロック用
スイッチの平面図である。図3に示すように、このスイ
ッチは扉吸着保持および開閉確認機構に用いられ、アー
マチュア片8がカバー1に収容されたヨーク3に吸着さ
れると、ヨーク3の突片12のリードスイッチ11に及
ぼす磁束密度がアーマチュア片8開放時の磁束密度より
変化することを利用し、吸着の有無を確認している。こ
こで、9A,9Bはリードスイッチ11に接続されたリ
ード線である。尚、一対のヨーク3間には永久磁石が設
けられるが、図示省略している。
【0006】図4は従来の他の例を示すインターロック
用スイッチの平面図である。図4に示すように、この従
来例はカバー1に収容した永久磁石2およびヨーク3に
よるアーマチュア片8の吸着を機械的伝達機構により検
知するものである。すなわち、カバー1の中央に貫通穴
を形成し押し棒14がその貫通穴を自由に動くようにし
たもので、しかも押し棒14のアーマチュア片8とは反
対の端部に取り付けたマイクロスイッチ13のレバーを
押すことにより、アーマチュア片8の吸着を検知してい
る。また、この例では接地装置として、シャーシとマグ
ネットキャッチ(カバー側機構)を通電させ、接地を行
なうようにすることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインタ
ーロック用スイッチは、アーマチュア片の吸着を磁束変
化を用いて検出する機構にしても、機械的伝達手段によ
り検出する機構にしても、マグネットキャッチ自体に別
にスイッチ部を設けるため、機構が複雑になり且つコス
トアップするという欠点がある。
【0008】また、前者の例では磁束密度が吸着の有無
により変化するが、現実にリードスイッチの感動値にし
きい値を設けるには調整が困難である。さらに、後者の
例では加工組立が必要であり、スイッチ部分が突出して
嵩ばる問題がある。
【0009】尚、後者の例では吸着対象の通電板とマグ
ネットキャッチ間の通電のみを問題としており、汎用性
に乏しい欠陥がある。
【0010】本発明の目的は、単純な機構で安価に形成
するとともに、故障しにくく且つメンテナンスの容易な
インタロック用のスイッチを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインターロック
用スイッチは、それぞれ一方の端縁に電流を流すための
端子片を形成した一対のヨークと絶縁板を介して配置さ
れる一対の永久磁石とをカバーに収容したマグネットキ
ャッチと、前記一対のヨーク間を短絡するためのアーマ
チュアとを有し、前記一対のヨークを前記一対の永久磁
石の外側の両磁極面にそれぞれ配置して構成される。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a)〜(c)はそれぞれ本発明の一
実施例を説明するためのインターロック用スイッチの正
面図,一部断面を含む平面図および側断面図である。図
1(a)〜(c)に示すように、本実施例におけるイン
ターロック用スイッチは、マグネットキャッチ7と、図
示していないアーマチュアとから構成されており、マグ
ネットキャッチ7は非磁性絶縁板4を挟み込んだ永久磁
石2A,2Bの両磁極面にそれぞれヨーク3A,3Bを
配置し、カバー取付穴6を形成した絶縁材からなるカバ
ー1で覆っている。すなわち、このマグネットキャッチ
7はそれぞれ一方の端縁に電流を流すための端子片5
A,5Bを形成した一対のヨーク3A,3Bと非磁性部
材で形成した非磁性絶縁板4を介して配置される一対の
永久磁石2A,2Bとをカバー1に収容している。ま
た、前述したアーマチュアは、ヨーク3A,3Bの先端
がマグネットキャッチ7のカバー1の先端よりも突出し
ており、一対のヨーク3A,3B間を短絡するように配
置されている。一方、ヨーク3A,3Bに形成される端
子片5A,5Bは、同一方向に平行して形成される。こ
れら端子片5A,5Bの外部からリード線等で接点(ヨ
ーク間)の通電の有無を検知する。
【0013】図2(a),(b)はそれぞれ図1におけ
るスイッチの動作を説明するためのアーマチュア開放時
と吸着時のスイッチ側面図である。まず、図2(a)に
示すように、開放時はアーマチュア8がヨーク3A,3
Bの先端に接触していないため、端子片5A,5Bに接
続されたリード線9A,9B間は開放され、電流は流れ
ない。
【0014】次に、図2(b)に示すように、アーマチ
ュア8がヨーク3A,3Bの先端に吸着されると、リー
ド線9A,9Bと端子片5A,5Bとヨーク3A,3B
およびアーマチュア8間に電流経路10として示すとお
り、電流を流すので、吸着の有無を外部で検知すること
ができる。
【0015】このように、本実施例は永久磁石2A,2
Bを分割し非磁性絶縁板4で絶縁することにより、電流
経路10を形成することができるが、永久磁石に用いら
れる材料はほとんど金属鋼であるため、従来例のように
永久磁石を一体化してしまうと、ヨーク間がショートし
てしまい用をなさなくなる。また、従来例のようにリー
ドスイッチやマイクロスイッチを用いるとマグネットキ
ャッチの5割増以上もコストを要するが、本実施例はヨ
ークに同一方向に平行した端子片を設けるだけで済むの
で、コストを1割増程度に抑えられる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
ロック用スイッチは、マグネットキャッチの構成部品で
あるヨークとアーマチュアに電流を流し全体をスイッチ
として利用することにより、別にスイッチ部を設ける必
要がなく、しかもヨークから通電用の端子片を取り出す
のみであるので、単純な機構で且つ安価に製造できると
いう効果がある。
【0017】また、本発明は別スイッチを設けるのと異
なり接触具合がそのままスイッチとなっているため、調
整が不要で故障しにくく且つメンテナンスも非常に容易
になるという効果がある。別スイッチを設ける機構に比
べて、10倍以上の信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのインターロ
ック用スイッチの正面,平面および側面を表わす図であ
る。
【図2】図1におけるスイッチの動作を説明するための
アーマチュア開放時と吸着時のスイッチ側面図である。
【図3】従来の一例を示すインターロック用スイッチの
平面図である。
【図4】従来の他の例を示すインターロック用スイッチ
の平面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2A,2B 永久磁石 3A,3B ヨーク 4 非磁性絶縁板 5A,5B 端子片 6 カバー取付穴 7 マグネットキャッチ 8 アーマチュア 9A,9B リード線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ一方の端縁に電流を流すための
    端子片を形成した一対のヨークと絶縁板を介して配置さ
    れる一対の永久磁石とをカバーに収容したマグネットキ
    ャッチと、前記一対のヨーク間を短絡するためのアーマ
    チュアとを有し、前記一対のヨークを前記一対の永久磁
    石の外側の両磁極面にそれぞれ配置したことを特徴とす
    るインターロック用スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記一対のヨークの端子片は、同一方向
    に平行して形成される請求項1記載のインターロック用
    スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記一対の永久磁石間に配置される絶縁
    板は、非磁性部材で形成した請求項1記載のインターロ
    ック用スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記ヨークの先端は、前記マグネットキ
    ャッチのカバー先端よりも突出している請求項1記載の
    インターロック用スイッチ。
JP17060994A 1994-07-22 1994-07-22 インターロック用スイッチ Expired - Fee Related JP2579123B2 (ja)

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JP4981153B2 (ja) * 2010-04-28 2012-07-18 タキゲン製造株式会社 スイッチ付きマグネットキャッチ
JP7349856B2 (ja) * 2019-09-09 2023-09-25 株式会社ディスコ 扉のロック機構

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