JPH0935606A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JPH0935606A
JPH0935606A JP18044895A JP18044895A JPH0935606A JP H0935606 A JPH0935606 A JP H0935606A JP 18044895 A JP18044895 A JP 18044895A JP 18044895 A JP18044895 A JP 18044895A JP H0935606 A JPH0935606 A JP H0935606A
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JP
Japan
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contact
electromagnetic relay
movable
core
magnetic
Prior art date
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Application number
JP18044895A
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English (en)
Inventor
Masahiko Murata
昌彦 村田
Kayoko Onishi
佳代子 大西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0935606A publication Critical patent/JPH0935606A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁リレーの損耗部品である接点の保守交換
時の経済性と作業性を向上させると共に、取付けに際し
てソケット等、接触による電気的接続を行う部品を排除
することにより、信頼性の向上と製造原価の低減をはか
る。 【解決手段】 電磁リレーを、コア11と電磁コイル1
2を有する第一の構成体16と、磁路を構成する磁性体
20及び21と可動磁性体23と接点26及び30と端
子台28及び31を有する第二の構成体17に分割し、
組み付けにあたっては第一の構成体16のコア11と第
二の構成体の磁性体20及び21と可動磁性体23とで
磁気回路を構成するようにし、第一の構成体16は機器
本体に恒久的に組み付け、第二の構成体17は第一の構
成体16に脱着可能に取付けるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばプログラ
マブルコントローラの出力回路等に適した電磁リレーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、従来のプログラマブル
コントローラに使用される電磁リレーの取付け状態を示
すものである。図6において、1は電磁リレーを示すも
ので、電磁リレー1は図示しないが電磁コイルと、磁路
となるコアと、一対の接点等より構成される通常の電磁
リレーであって、電磁コイルや接点の回路はソケット2
を介してプリント基板3に接続される。4はプリント基
板3に取付けられた端子台で、端子台4に設けられた端
子は電磁リレー1の接点の回路に接続され、外部リード
固定用ネジ5と共に電磁リレー1の接点回路の出力端子
を構成している。6は電磁リレー1を収納するケース、
7は電磁リレー1のカバーである。また図7では、電磁
リレー1はプリント基板3にハンダ付け等により取付け
られ、電磁リレー1の接点回路の出力端子となる端子台
4がプリント基板3にソケット8を介して脱着可能に取
付けられている。
【0003】プログラマブルコントローラではその出力
形式により、出力回路にトランジスタやトライアックが
使用されるが、交流負荷、直流負荷の双方に用いられる
ものとしては接点式の電磁リレーが使用され、プログラ
マブルコントローラの出力点数に対応した数の電磁リレ
ーが併設される。接点式の電磁リレーはその接点が負荷
電流を断続するため接点面が損耗し、接触不良や接触抵
抗の増加となって機能が低下するために定期的な保守、
交換が必要になる。図6のように電磁リレー1がソケッ
ト2を介してプリント基板3に取付けられたものにおい
ては電磁リレー1を個々に交換し、図7のように電磁リ
レー1が直接プリント基板3に取付けられたものにおい
ては、端子台4をプリント基板3のソケット8から外
し、複数個の電磁リレー1をプリント基板3ごと交換す
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電磁リレー1は、固定
側と可動側に設けられた一対の接点と、接点を駆動して
開閉するための電磁コイルと、電磁コイルによる磁束の
通路を形成するコア等の磁路により構成されるが、負荷
電流の断続により損耗するのは接点のみであり、電磁コ
イルやコアは損耗しないにもかかわらず、従来の製品で
は図6の場合には電磁リレーをアッセンブリで交換せね
ばならず、図7の構成では電磁リレー1個の不良に対し
複数個の電磁リレーを有するプリント基板3ごと交換す
ることになり、いずれの場合にもユーザに大きな経済的
負担をかけるものであった。また、これらの交換を容易
とするために電磁リレーの取付けもしくは端子台の取り
付けにソケットを使用しているため、接点部以外にも接
触による電気的接続部が介在することになって信頼性の
低下とコストアップの原因となるものであった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、接点が損耗しても電磁リレー全
体を交換する必要がなく、損耗部材を含む一部分のみを
交換できるようにして、ユーザの経済的負担を軽減する
と共に、接点の出力回路から接触による電気的接続部を
排除することにより、信頼性の向上と製造原価の低減が
可能な電磁リレーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による電磁リレ
ーは、電磁コイルと、この電磁コイルが巻回されるコア
とを有する第一の構成体、コアに対向して回動自在に配
設された可動磁性体と、この可動磁性体に復帰力を与え
る弾性体と、可動磁性体に連動する可動接点と、この可
動接点に対向して配置された固定接点とを有する第二の
構成体を備え、第二の構成体が第一の構成体に脱着自在
に配設されると共に、電磁コイルによって可動接点と固
定接点が開閉制御されるよう構成されたものである。ま
た、第二の構成体には接点の出力端子となる端子台が一
体に組み付けられているものである。また、第一の構成
体のコアの一部が第二の構成体内に挿入されて可動磁性
体に空隙を介して対向配置されているものである。ま
た、第一の構成体のコアと、第二の構成体の磁性体との
磁気的接合面が、それぞれの磁路断面積より広い面積を
有しているものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された電磁リレーにおいて
は、非損耗部材である電磁コイル部と、損耗部材である
接点を有する部分とに分割する構成にしたので、接点の
損耗による部品交換にあたっては、電磁リレーの主要構
成部品である電磁コイルやコアを交換することなく、接
点を有する部分だけを交換することができる。また、接
点を有する第二の構成体に接点の出力端子となる端子台
を一体に構成したので、接点を有する接点台を直接端子
台に接続でき、ソケットのような接触による電気的接続
部を排除できる。さらに、複数の磁路を一つの磁気回路
として一体に組み付ける時、接合面の磁気抵抗の増加が
問題となるが、コアと磁性体の接合面積をそれぞれの磁
路断面積より大きくなるよう構成したので接合面の磁気
抵抗の増加は少なくなり、磁気回路の分離に伴う問題も
発生しない。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施例である電磁リ
レーの構成を示す断面図、図2はこの発明の電磁リレー
をユニットとして組み立てた状態を示す斜視図である。
図1において11は電磁コイル12が巻回されたコア、
13a及び13bは電磁コイル12の口出し端子、14
は電磁コイル12とコア11を収納する合成樹脂製のケ
ース、15はケース14の底面を塞ぐ底板で、これらに
より第一の構成体16が構成され、コア11の両磁極面
11aと11bはケース14を貫通して外面に露出する
ように形成されている。17は第二の構成体を示すもの
で、第二の構成体17は収納ケース18とカバー19に
より密閉され、内部に第一の磁性体20と、第二の磁性
体21と、第一の磁性体20に一端が回動自在に取付け
られ、他端が第二の磁性体21に空隙22を介して対向
する可動磁性体23と、可動磁性体23に絶縁スぺーサ
24を介して取付けられた弾性体よりなる可動接点台2
5と、可動接点台25の一端に取付けられた可動接点2
6と、可動接点26と共動する固定接点30を有する固
定接点台29とを有し、第一の磁性体20と第二の磁性
体21は、それぞれ第一の構成体のコア11の両磁極面
11a及び11bに磁気的に結合するように配列され、
可動接点台25は可動磁性体23を空隙22が拡大する
方向に付勢するように構成されている。また、可動接点
台25の他端27は端子台28に接続固定され、固定接
点台29は端子台31に接続固定され、端子台28及び
31はネジ32、33と共に接点の外部端子を構成して
いる。
【0009】図2において、34はケース35に収納さ
れたプリント基板で、プリント基板34にはプログラマ
ブルコントローラの出力点数に応じた数の第一の構成体
16が併設され、それぞれの第一の構成体16は、図1
に示す電磁コイル12の口出し端子13a及び13bが
プリント基板34にハンダ付けされることにより、恒久
的な取り付けがなされている。また、それぞれの第一の
構成体16には、図1に示す磁極面11a及び11bに
対し第一の磁性体20と第二の磁性体21が合致するよ
うに第二の構成体17が重ね合わせて取付けられ、固定
板36により圧接固定されている。
【0010】このように構成された電磁リレーにおいて
は第一の構成体16のコア11と第二の構成体17の両
磁性体20及び21と可動磁性体23とで空隙22を含
む閉磁路が構成され、電磁コイル12に通電すると可動
磁性体23は可動接点台25の弾性に抗して第二の磁性
体21に吸引され両接点26及び30を閉じる。電磁コ
イル12の通電がなくなれば可動接点台25の弾性によ
り両接点26及び30は開き負荷電流を遮断する。この
負荷電流の断続により接点26及び30が損耗した時
は、固定板36を取り外すことにより第二の構成体17
を個々に交換すれば良く、非損耗部品である第一の構成
体16は交換することなく恒久的に使用できる。また、
接点26,30はそれぞれの接点台25,29により端
子台28,31に直接接続され、ソケットの介在を必要
としない。
【0011】実施の形態2.上記実施例1ではプリント
基板34上に第一の構成体16を多数併設したが、図3
に示すように、複数個の第一の構成体を一体化した第一
の構成体ブロック16aをプリント基板34上に設け、
同様に複数個の第二の構成体を一体化した第二の構成体
ブロック17aを、それぞれの磁気回路が構成されるよ
うに第一の構成体ブロック16aに重ね合わせて取付け
てもよい。この場合、接点の損耗に対しては第二の構成
体ブロック17a全体を交換せねばならないが、第一の
構成体ブロック16aが恒久的に使用できることは実施
例1と同様である。
【0012】実施の形態3.図4は第一の構成体16に
設けられたコア11の一方の磁極面11cをケース14
より突出させ、第二の構成体17の収納ケース18に設
けられた貫通穴18aを通して可動磁性体23に対向さ
せることにより、図1の第二の磁性体21を排除すると
共に、コア11の他方の磁極にはヨーク36を設け、ヨ
ーク36の一端を磁極面36aとして第二の構成体17
に設けられた第一の磁性体20の磁極面20aと磁気的
に結合させたものであり、磁極面36aと20aは共に
折り曲げられて接合面積がそれぞれの断面積より広くな
るように構成されている。この発明のように磁気回路の
磁路を二分してこれを接合するものにおいては、接合面
の磁気抵抗が増大するので電磁コイル12の起磁力を大
きくする必要があるが、この実施例のように接合面の面
積を磁路断面積より大きくすることにより接合面の磁気
抵抗は低減し、電磁コイル12の起磁力を増大させる必
要がなくなり、電磁コイル12の大型化及び電磁コイル
12に通電するための制御回路の電流容量の増大を回避
できる。
【0013】実施の形態4.図5は、図4の実施例3と
同様に磁気回路の接合面の磁気抵抗を低減させるための
もので、第一の構成体16のヨーク36の磁極面36a
とケース14との間に凹部37を設け、この凹部37に
第二の構成体17の第一の磁性体20に設けられた磁極
面20aを嵌挿させることにより、磁極面36aと磁極
面20aとの接合面積を磁路の断面積より大きくしたも
のである。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、電磁リレーの接点が損耗しても電磁リ
レーの主要構成部品である電磁コイルを含む第一の構成
体を交換する必要がなく、接点を含む第二の構成体のみ
の交換で済み、またその交換作業に例えばハンダ付けの
ような電気的な接続に対する処置を行う必要がないの
で、部品交換の費用が安価になると共に保守作業が容易
となり、保守作業時の信頼性を確保することができる。
また、第一の構成体は、交換性を考慮することなく機器
本体に恒久的な取付ができ、さらに第二の構成体の取り
付けにソケット等の脱着用の部品を使用する必要がな
く、製造原価の低減と同時に信頼性の向上が計れるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の電磁リレーの構成を示
す断面図である。
【図2】 この発明の電磁リレーユニット組立状態を示
す斜視図である。
【図3】 この発明の実施例2の電磁リレーユニットの
斜視図である。
【図4】 この発明の実施例3の電磁リレーの構成を示
す断面図である。
【図5】 この発明の実施例4の電磁リレーの構成を示
す断面図である。
【図6】 従来の電磁リレーユニット組立状態を示す説
明図である。
【図7】 従来の電磁リレーユニット組立状態の他の例
の説明図である。
【符号の説明】
11 コア、12 電磁コイル、14 ケース、16
第一の構成体、17 第二の構成体、18 収納ケー
ス、19 カバー、20 第一の磁性体、21 第二の
磁性体、22 空隙、23 可動磁性体、25 可動接
点台、26,30 接点、28,31 端子台、29
固定接点台。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルと、この電磁コイルが巻回さ
    れるコアとを有する第一の構成体、上記コアに対向して
    回動自在に配設された可動磁性体と、この可動磁性体に
    復帰力を与える弾性体と、上記可動磁性体に連動する可
    動接点と、この可動接点に対向して配置された固定接点
    とを有する第二の構成体を備え、上記第二の構成体が第
    一の構成体に脱着自在に配設されると共に、上記電磁コ
    イルによって上記可動接点と固定接点が開閉制御される
    ことを特徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 第二の構成体には接点の出力端子となる
    端子台が一体に組み付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の電磁リレー。
  3. 【請求項3】 第一の構成体のコアの一部が第二の構成
    体内に挿入されて可動磁性体に空隙を介して対向配置さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の電磁リレー。
  4. 【請求項4】 第一の構成体のコアと、第二の構成体の
    磁性体との磁気的接合面が、それぞれの磁路断面積より
    広い面積を有していることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれか一項記載の電磁リレー。
JP18044895A 1995-07-17 1995-07-17 電磁リレー Pending JPH0935606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005040246A1 (de) * 2005-08-24 2007-03-01 Marquardt Gmbh Leistungsschalter und Anordnung zum Schalten von elektrischen Strömen
DE10255818B4 (de) * 2002-07-05 2007-10-11 Mitsubishi Denki K.K. Programmierbare Steuerung

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DE10255818B4 (de) * 2002-07-05 2007-10-11 Mitsubishi Denki K.K. Programmierbare Steuerung
DE102005040246A1 (de) * 2005-08-24 2007-03-01 Marquardt Gmbh Leistungsschalter und Anordnung zum Schalten von elektrischen Strömen
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