JP2578350B2 - 施肥機のホッパー装置 - Google Patents

施肥機のホッパー装置

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JP2578350B2 JP5467388A JP5467388A JP2578350B2 JP 2578350 B2 JP2578350 B2 JP 2578350B2 JP 5467388 A JP5467388 A JP 5467388A JP 5467388 A JP5467388 A JP 5467388A JP 2578350 B2 JP2578350 B2 JP 2578350B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、施肥機のホッパー装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の施肥機は、ホッパーを肥料繰出し部の上部に設
けてある。
(発明が解決しようとする課題) 以上の如く、ホッパーを肥料繰り出し部の上部に設け
てあると、乗用田植機に装着した場合、施肥機の重心が
後方に行くことになり、田植機本機の前後のバランスに
悪い影響を与えるという欠点がある。
したがって、本発明は、前後のバランスのよい施肥機
のホッパー装置をうることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するため、本発明では、側面
視でホッパーを繰り出しケースの前側に配置し、ホッパ
ーと繰り出しケースとを繰り出し駆動用のギヤケースよ
り下方で連通せしめて、ホッパーから流れ出た肥料が、
繰り出し駆動用のギヤケースより下方の繰り出しケース
部分に流入するようにした施肥機のホッパー装置をうる
ことを目的とするものである。
(作用) 本発明では、ホッパーが繰り出しケースの前側にあっ
て、繰り出しケースとは繰り出しケースにおける繰り出
し駆動用のギアケースの下方で連通しているので、ホッ
パーから流れ出た肥料が、送り出し駆動用のギアケース
より下方の繰り出しケース部分に流入する。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
先ず、田植機における施肥機から説明する。
第6図において、(1)は乗用車体であり、前後輪
(2)(3)を具え、エンジン(4)で走行する。
乗用車体(1)の後方に、リフト機構を介して植付部
(5)がある。
植付部(5)には、施肥部(6)が装置されており、
施肥部はホッパー(7)とシューター(12)とからな
り、ホッパー(7)とシューター(12)との間に施肥ロ
ール(9)がある。
施肥ロール(9)は、第7図に示す如く、扇形孔のあ
る上下ロール(9a)(9b)の中央に穴あき中ロール(9
c)があって、これは、軸(10)のある傘歯車と、これ
と嵌合する傘歯車の軸(11)で駆動される。
軸(10)は、図示しないロータリーケースから駆動さ
れるリンク機構を介して、ワンウェイクラッチで同方向
に間歇的に駆動されるようになっている。
また、ホッパー(7)の下方に前記した施肥ロール
(9)の内装された繰り出しケース(14)がある。
更に、ケース(14)の側部で繰出しロール(9)の上
方に傾斜面の最下部位置に排出口(13)を設け、ホッパ
ー内の肥料の排出と繰り出しケース内の肥料の排出を行
なうことができるようになっており、ケース内における
詰まりが防止できるようになっている。
しかしながら、ホッパー(7)が繰り出しケース(1
4)の上部に設けてあるため、図示のような乗用後植田
植機であると、その重心G3、G4が後方にかかるため、田
植機の前後のバランスがよくない。
本発明は、これを改良したものである。
すなわち、第1図に示す如く、繰り出しケース(14)
の前側にホッパー(7)を設けたものである。
また、繰り出しケース(14)とホッパー(7)とは、
後述する繰り出し駆動用のギヤケースより下方に設けた
連通孔(7a)で連通している。
そして、繰り出しケースは次のようになっている。
すなわち、第1、2図において、繰り出しケース(1
4)は、ホッパー(7)に連結されており、このケース
(14)の最上部に、ケースと一体的にギヤホルダー(1
5)を介して固定されたギヤケース(16)に遊星ギヤ装
置のインターナルギヤ(17)があり、これと噛合するプ
ラネタリギヤ(18)と、そのプラネタリギヤ(18)と噛
合するサンギア(19)が、ギアケース(16)内にある。
プラネタリギア(18)は、ワンウェイクラッチで、駆
動される中空外軸(25)から更にユニットクラッチ(2
6)を介して駆動される中空外軸(20)及び連結板(2
7)を介して駆動される。
(21)は、サンギア軸で、後述する排出バネ(29)を
駆動する。
サンギヤ軸(21)は、遊星ギヤのプラネタリギヤ(1
8)から駆動されるサンギヤ(19)で駆動される。
中空外軸(25)は、ロータリーケースからリンク機構
を介して入力軸から駆動されるが、入力軸からは、その
傘ギヤ(22)と噛合する傘ギヤ(23)(24)を駆動し、
傘ギヤ(23)(24)のワンウェイクラッチで中空外軸
(25)を駆動し、該中空外軸(25)は、ハンドル(37)
で操作されるユニットクラッチ(26)を介して中空外軸
(20)を駆動する。
したがって、傘ギヤ(23)(24)のワンウェイクラッ
チで中空外軸(25)を駆動するが、ユニットクラッチ
(26)で一方向のみの動力が中空外軸(20)に伝達さ
れ、プラネタリギヤ(18)を、中空外軸(20)から連結
板(27)を介して駆動する。
以上の軸は、繰り出しケース(14)におけるギヤケー
スの軸受筒(28)で支持され、サンギヤ軸(21)と中空
外軸(20)(25)とは、三軸を構成しており、中空外軸
の2軸間(25)(20)間に入切を行なうユニットクラッ
チがあることになる。
サンギヤ軸(21)の端部には、排出バネ(29)があ
り、シューター(12)内の肥料を掻きだすようになって
いる。
繰出しロール(9)は、第4図の如く半円弧孔(30)
のある上ロール(9a)と、扇形欠孔(31)のある下ロー
ル(9b)との間に、目孔(32)のある中ロール(9c)が
ある。そして、中ロール(9c)が中空外軸(20)で駆動
される。
繰り出しケース(14)は、タンク(7)のホッパーと
連通しているが、ホッパーを繰出しケース(14)の前側
(側面視)に配置し、ホッパーから流れ出た肥料が連通
孔(7a)を介して繰出し駆動用ギヤケース、図示の場合
は、軸受筒(28)より下方の繰り出しケース(14)部分
に流入するようになっている。
一般に、機体の後方が重くなるとフロートが前上がり
になるので、接地圧の感度が鈍くなり、適性な植付深さ
が得られない。
また、畦に乗り上げたとき、転倒し易い。
第7図に示す従来の施肥部のホッパーや繰り出しケー
スには、ホッパーに肥料があり、繰り出しケースに肥料
がなく、その重心(G3)(G4)は、図示矢印の如く機体
の後に作用するので、以上のような傾向が強い。
しかるに植付部の重さは、後輪の車軸にかかっている
ところから、重量物の作用が後輪軸の近くに作用するこ
とが望ましいところ、本発明では、ホッパーや繰り出し
ケースの重心(G1)(G2)が、第1図矢印の如く機体の
前方に作用しているから、その重心が後輪軸の近くに作
用することとなり、本機の前後バランスが良くなるので
ある。
なお、従来のものは、ロールのすぐ上に排出口(13)
が設けてあるので、排出残りはないが、第5図(イ)に
示すように非円形であるために、蓋体のゴムキャップと
の間に隙間ができ易く防水性に問題がある。
第1図のものによれば、排出口(13)と繰り出しロー
ル(9)とを上下位置を重複させて設けてある。
繰り出しロール(9)のすぐ上に、第5図(ロ)の如
く円形の排出口を設けたとすると、排出口(13)の下方
両側に肥料(a)が溜まって、この部分の肥料が排出で
きない。
そこで、第1図のものにおいて、排出口を円形とし、
繰り出しロール(9)と排出口(13)との上下位置を第
5図(ハ)の如く重複しておけば、排出口が円形である
ため、ゴムキャップ(33)のリップ効果により防水性が
確実となり、また排出残りが少ない。
その他、第1図中、(12a)はシューターの排出口、
(34)は作溝板、(35)はロータリーケース、(36)は
植付伝動ケース、(37)はフロートをそれぞれ示す。
(発明の効果) 本発明のものは、ホッパーを繰り出しケースの前側に
配置してあるので、施肥機の重心が前方となり、本機の
前後のバランスに関して有利となる。
したがって、従来のもののように、施肥機の重心が後
方に行くこともなく、田植機本機の前後バランスに影響
を与えない。
また、ホッパーと繰り出しケースとを繰り出し駆動用
のギヤケースより下方で連通せしめてあって、ホッパー
から流れ出た肥料が繰り出し駆動用ギアケースより下方
の繰り出しケース部分に流入するようになっていて、流
入口が繰出しロールの真上でないために、振動による肥
料の密圧を低く押えることができて、ロール駆動力を軽
減できる。
更に又、ホッパーを低い位置に配置できるため、肥料
の補給がやり易い。
【図面の簡単な説明】
第1図はホッパーと繰り出しケースとの関係を示す断面
図 第2図は繰り出しケースの断面図 第3図は本発明施肥機を具えた田植機全体図 第4図は排出口付近の繰り出しケースの断面図 第5図(イ)(ロ)(ハ)は排出口と繰出しロールとの
関係を示す説明図 第6、7図は従来の田植機の全体図とホッパー部分の断
面図 である。 (7)……ホッパー (7a)……連通孔 (12)……シューター (13)……排出口 (14)……繰り出しケース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面視でホッパーを繰り出しケースの前側
    に配置し、ホッパーと繰り出しケースとを繰り出し駆動
    用のギヤケースより下方で連通せしめて、ホッパーから
    流れ出た肥料が、繰り出し駆動用のギヤケースより下方
    の繰り出しケース部分に流入するようにしたことを特徴
    とする施肥機のホッパー装置。
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