JPS6329366Y2 - - Google Patents

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JPS6329366Y2
JPS6329366Y2 JP480680U JP480680U JPS6329366Y2 JP S6329366 Y2 JPS6329366 Y2 JP S6329366Y2 JP 480680 U JP480680 U JP 480680U JP 480680 U JP480680 U JP 480680U JP S6329366 Y2 JPS6329366 Y2 JP S6329366Y2
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JP
Japan
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case
drive
frame
planting
engine
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JP480680U
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English (en)
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JPS56107219U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は、田植機の駆動系統の簡略化に関す
る考案である。
既に田植機は全国的に普及しており、我国の農
業に欠かすことの出来ない農業機械となつている
が、更にその機械の簡略化、重量の軽減、コスト
の低下等の努力は必要である。
本件考案は軽量、低コストであり乍ら、走行時
の転動反力を考慮したバランスの良い田植機を提
供しようとするものである。
本件考案の目的は以上の通りであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて本件考案の構
成を説明すると。
第1図は本件考案の田植機の全体側面図であ
る。
駆動ケース2を中心にして全体が組立てられて
いる。
従来は、植付装置駆動用の植付ケースと、走行
装置駆動用の走行ミツシヨンケースとは離れてい
たが、本件考案においては、植付ケースと走行ミ
ツシヨンケースを一体的に構成して、フロート1
の前端部に載置している。エンジン9はフロート
1よりも外れた後端に配置され、駆動ケース2か
ら突設されたフレーム10の先端にエンジンフレ
ーム11を設けて、該エンジンフレーム11上に
エンジン9が載置されている。ハンドル8はフレ
ーム10の中途にハンドル取付部を設けこれより
斜設されている。フレーム10には車輪7の大き
な回動を固定する為のスイングロツク装置12が
設けられている。
駆動ケースの上部には苗載台5が左右に移動自
在に設置され、送りネジ17によつて左右移動さ
れている。
車輪7は鉄製又はゴム焼付のラグ付き車輪に構
成され、車輪駆動チエーンケース6の枢支点を中
心に上下にスイング回動して、耕盤の凹凸に対応
する。車輪駆動チエーンケース6は駆動ケース2
の走行駆動軸57に枢支されている。
駆動ケース2の先端に植付爪4及び植付爪駆動
クランクケース3が設けられ、植付爪軸31に回
動されている。
フロート1,1は、駆動ケースから左右に突設
されるフロート支持杆15の先端に前端を枢支さ
れている。そして枢支部にて植付深さ調整装置1
4を構成する。
フロート1の後端は、フレーム10から延設さ
れたリンク13にて上下揺動自在に支持されてい
る。
第2図は駆動ケース2の植付駆動部を示す断面
平面図 第3図は駆動ケース2の走行ミツシヨン部を示
す断面平面図である。
エンジン9の回転はフレーム10内のエンジン
駆動軸18を介してピニオン19に伝えられる。
ピニオン19はベベルギヤ20と噛合し、軸43
の外筒軸44を介して歯車21を回転させる。
次に、歯車21が2連歯車22,23の一方の
歯車22と噛合して軸45を回転させる。歯車2
3は走行駆動軸57上の大歯車48と噛合してい
る。軸45と軸46の動力伝達は駆動ケース2の
外側に設けられた株間調節歯車24,25を介し
て伝えられる。株間調節室16の蓋を開けて、歯
車24,25を交換することにより植付爪4の作
動速度を変化させ、株間を調節することができ
る。
軸46上に上部停止機能をもつた植付クラツチ
26が設けられ、外筒軸58上のスプロケツト2
7より、チエーン29を介して植付爪軸31のス
プロケツト28に動力を伝える。
植付爪軸31上には安全クラツチ装置30が設
けられている。
軸46の外筒軸58上のもう一つのスプロケツ
ト32よりチエーン34を介して軸43上のスプ
ロケツト33に動力が伝えられる。
軸43の他端に、2連歯車35,36がスプラ
イン嵌合されており、送りネジ17上の歯車3
8,39との噛合の変更により苗取量の調節が行
われる。送りネジ17にピン41が嵌入し、左右
移動し、苗載台支持軸40を同時に移動させる。
送りネジ17の駆動ケース外に設けられた縦送り
カム42,42aにより縦送り針車を回転させ
る。
第3図において、エンジン9の回転が大歯車4
8に伝えられ、走行クラツチ49により軸57へ
の動力の断接が行われる。軸57に車軸駆動ケー
ス6が枢支されている。
歯車50,51の間で減速が行われ、スプロケ
ツト53と軸55上のスプロケツト54の間にチ
エーン52が張架され動力が伝えられている。
第4図は車軸駆動チエーンケース6部の側面図
第5図は植付位置を示す平面図である。
苗Aはフロート1,1の切欠部1a部に植えら
れ車輪7は苗A,Aの間を通過する。
以上の如く本考案は、植付ケースと走行ミツシ
ヨンケースを一体として駆動ケース2を構成し、
該駆動ケース2を左右のフロート1,1間の前方
の植付部側に配置し、車軸駆動チエーンケース6
を前記駆動ケース2より上下回動自在に枢支し
て、左右フロート1,1間の後方中央部へ突出し
て車輪7を装着すると共に、駆動ケース2から車
輪7より後方上方に向けてフレーム10を突設
し、車輪7を中心に駆動ケース2の前後略対称位
置のフレーム10にエンジン4を装着し、該フレ
ーム10内にはエンジン駆動軸18を挿通して駆
動ケース2内に動力伝達したので、次のような効
果を奏するものである。
第1に、フレーム10の前部に駆動ケース2を
配置し、車輪7を中心に前後対称位置の後部にエ
ンジン4を配置したので、苗載台5上に苗マツト
の載置されていない路上運搬時に、前後のバラン
スをとることが出来るので、オペレーターはハン
ドル8を押さえる為に大きな力が必要無くなるの
である。従来の実開昭50−135627公報記載の技術
においては、エンジンが車輪の上に配置されてい
るので、路上走行の場合には、ハンドル8を押し
さげてバランスの取れる状態にして、走行してい
たので、オペレーターを無理な走行姿勢を強いら
れていたのである。
第2に、エンジン4より駆動ケース2への動力
伝達を、フレーム10内のエンジン駆動軸18に
より行つているので、従来の如くVベルトにより
動力を伝達して、該Vベルトの泥除けカバーを被
覆する必要が無く成つたのである。
第3に、植付作業時には、植付部から、車輪7
の側面まで延設したフロート1,1により、苗載
台5上の苗マツトの重量を受けることが出来るの
で、ハンドル8は走行の為の操作力のみを加える
だけですむので、オペレーターの運転操作が楽に
なるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案の田植機の全体側面図、第2
図は駆動ケースのうち植付駆動部の平面断面図、
第3図は駆動ケースのうち走行駆動部の平面断面
図、第4図は車樹駆動チエーンケースの側面図、
第5図は植付位置を示す平面図である。 1……フロート、2……駆動ケース、4……植
付爪、5……苗載台、6……車樹駆動チエーンケ
ース、7……車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 植付ケースと走行ミツシヨンケースを一体とし
    て駆動ケース2を構成し、該駆動ケース2を左右
    のフロート1,1間の前方の植付部側に配置し、
    車軸駆動チエーンケース6を前記駆動ケース2よ
    り上下回動自在に枢支して、左右フロート1・1
    間の後方中央部へ突出して車輪7を装着すると共
    に、駆動ケース2から車輪7より後方上方に向け
    てフレーム10を突設し、車輪7を中心に駆動ケ
    ース2の前後略対称位置のフレーム10にエンジ
    ン4を装着し、該フレーム10内にはエンジン駆
    動軸18を挿通して駆動ケース2内に動力伝達し
    たことを特徴とする田植機。
JP480680U 1980-01-19 1980-01-19 Expired JPS6329366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP480680U JPS6329366Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

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JP480680U JPS6329366Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56107219U JPS56107219U (ja) 1981-08-20
JPS6329366Y2 true JPS6329366Y2 (ja) 1988-08-08

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ID=29601485

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JP480680U Expired JPS6329366Y2 (ja) 1980-01-19 1980-01-19

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JPS56107219U (ja) 1981-08-20

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