JP2593904B2 - 施肥装置付き歩行型田植機 - Google Patents

施肥装置付き歩行型田植機

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JP2593904B2
JP2593904B2 JP63011741A JP1174188A JP2593904B2 JP 2593904 B2 JP2593904 B2 JP 2593904B2 JP 63011741 A JP63011741 A JP 63011741A JP 1174188 A JP1174188 A JP 1174188A JP 2593904 B2 JP2593904 B2 JP 2593904B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、施肥装置を装着した歩行型田植機に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来、特開昭57−79808号公報に示されるように、エ
ンジンの上方をボンネットで覆った歩行型田植機に、肥
料を収容する肥料ホッパーとその肥料ホッパーの下部に
取り付ける肥料繰出装置とを備えた施肥装置を装着した
施肥装置付き歩行型田植機において、前記施肥装置をボ
ンネットの後部上方に取り付けたものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の施肥装置付き歩行型田植機は、施
肥装置の取付け位置が高いため、重心位置が高くなり、
然も、操縦のための前方視界も阻害されて作業性が非常
に悪いものであった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の従来技術の課題を解決すべく、左
右両側部に車輪1を設け、後方へ操縦ハンドル2を突設
し、前部にはエンジン3を設け、後部には苗植装置4を
伝動する伝動装置を内装する苗植伝動ケース5を設け、
前記エンジン3や前記苗植伝動ケース5の上方を覆うボ
ンネット16を設けた歩行型田植機に、肥料を収容する肥
料ホッパー13と該肥料ホッパー13の下部に取り付ける肥
料繰出装置6とを備えた施肥装置を装着した施肥装置付
き歩行型田植機おいて、前記肥料ホッパー13と前記肥料
繰出装置6とを、前記エンジン3より後側で前記苗植伝
動ケース5より前側で前記車輪1の左右間に形成される
空間に配設し、且つ、上下方向で、前記肥料繰出装置6
を前記ボンネット16の最上部より低く設けるとともに、
前記肥料ホッパー13を、該肥料ホッパー13の蓋18が前記
ボンネット16の最上部の近傍に位置するよう低く設けた
ことを特徴とする施肥装置付き歩行型田植機としたもの
である。
〔発明の作用及び効果〕
この発明は、上記のように構成したものであるから、
肥料ホッパー13と肥料繰出装置6とを、機体の前後バラ
ンスに影響の少ない位置に配置でき、且つ、機体の低い
位置に配置できて、前後バランスが良く低重心の施肥装
置付き歩行型田植機を構成でき、なおかつ、肥料ホッパ
ー13と肥料繰出装置6とがボンネット16より上方に大き
く突出しないで装着されて前方視界を阻害することが少
ない小型の施肥装置付き歩行型田植機を構成でき、走行
性能及び操縦性の優れた小型の施肥装置付き歩行型田植
機を得ることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、前
端部に主伝動ケース7を設け、後方部に苗植伝動ケース
5を設けて、これら両者間をフレーム8で連結し、この
苗植伝動ケース5から後方へ操縦ハンドル2を突出させ
る。フレーム8は、板金製で舟形に形成し、このフレー
ム8の前端内側に主伝動ケース7を一体に取付け、苗植
伝動ケース5はこのフレーム8の後端外側面に一体に取
付ける。エンジン3は該主伝動ケース7の後側に設け
て、この主伝動ケース又はフレーム8と一体に装着し、
この主伝動ケース7内の伝動装置へ伝動する。又、施肥
装置の肥料繰出装置6は、このエンジン3と苗植伝動ケ
ース5との間に位置させて、フレーム8又は苗植伝動ケ
ース5に取付ける。フレーム8の下部には、主伝動ケー
ス7から苗植伝動ケース5へ向けて動力取出し軸9を設
け、該肥料繰出装置6は、この動力取出軸9からギヤ伝
動等の伝動機構10を経て連動構成する。
この肥料繰出装置6は、左右一対に配設されて、左右
横方向の繰出軸11によって回転される繰出ロール12を内
装し、この繰出ロール12の回転によって上側の肥料ホッ
パー13から下側の繰出シュート14へ繰出す。15は繰出を
調節する調節ハンドルである。肥料ホッパー13は、左右
の肥料繰出装置6間に亘って一連に形成され、エンジン
3及び苗植伝動ケース5の上側に亘って開閉自在に設け
るボンネット16から上方へ突出しない形態にしている。
17は、ボンネット16に形成した漏斗で、この漏斗17上は
開閉蓋18を設けている。
苗植伝動ケース5の後方に操縦ハンドル2上に沿って
左右往復移動するように連動構成する苗タンク19を設
け、又、この苗タンク19の底部にはこの左右横後方移動
と一定のタイミングのもとに間歇的伝動される苗繰出ベ
ルト20を設けている。又、苗植伝動ケース5の左右両側
部には苗植付具21が植付軸22によって連動されて、該苗
タンク19から繰出される苗を分離しながら挿植する構成
である。
主伝動ケース7の左右両側の車輪伝動軸23の回りに
は、車輪伝動ケース24を回動自在に設け、この車輪伝動
ケース24の後端に軸装する車輪1が、ほぼ該エンジン
3、施肥装置、及び苗植伝動ケース5の左右両側方を回
転圏とする関係に構成している。又、左右の車輪伝動ケ
ース24は、油圧作動装置26によって該車輪伝動軸23回り
に昇降調節制御して、機体の走行高平衡を維持する構成
とする。
フロート25は、左右の車輪1間に位置して前後方向に
亘り、このフロート25の滑走によって均平された土壌面
に、該苗植付具21による苗植、及び肥料繰出装置6によ
る施肥を行うよう構成している。27はフロート25の後端
部の上下揺動支軸で、操縦ハンドル2の基部に上下回動
自在に取付け、このフロート25の上下揺動によって接地
圧を検出し、該油圧作動装置26による車輪1の昇降を自
動制御する構成とし、苗植付具21による苗植深さを一定
に維持するように構成するもよい。
尚、このフロート25とフレーム8との関係は、第4図
のように一体的構成とするもよく、又、ボンネット16を
フレーム8の上側に直接被覆嵌合されている。
更に、図面に示されるように、上述した施肥装置付き
歩行型田植機は、左右両側部に車輪1を設け、後方へ操
縦ハンドル2を突設し、前部にはエンジン3を設け、後
部には苗植装置4を伝動する伝動装置を内装する苗植伝
動ケース5を設け、前記エンジン3や前記苗植伝動ケー
ス5の上方を覆うボンネット16を設けた歩行型田植機
に、肥料を収容する肥料ホッパー13と該肥料ホッパー13
の下部に取り付ける肥料繰出装置6とを備えた施肥装置
を装着した施肥装置付き歩行型田植機おいて、前記肥料
ホッパー13と前記肥料繰出装置6とを、前記エンジン3
より後側で前記苗植伝動ケース5より前側で前記車輪1
の左右間に形成される空間に配設し、且つ、上下方向
で、前記肥料繰出装置6を前記ボンネット16の最上部よ
り低く設けるとともに、前記肥料ホッパー13を、該肥料
ホッパー13の蓋18が前記ボンネット16の最上部の近傍に
位置するよう低く設けた構成となっている。
よって、上記のように構成された施肥装置付き歩行型
田植機は、苗植作業を行なう場合には、エンジン3の駆
動によって、左右両側の車輪1が伝動されて機体を推進
し、苗植伝動ケース5の伝動装置を経て苗植装置4を伝
動して苗植作業が行われる。これと同時に施肥を行う場
合には、肥料繰出装置6が伝動されて施肥作業が行われ
る。
そして、肥料ホッパー13と肥料繰出装置6とを、機体
の前後バランスに影響の少ない位置に配置でき、且つ、
機体の低い位置に配置できて、前後バランスが良く低重
心の施肥装置付き歩行型田植機を構成でき、なおかつ、
肥料ホッパー13と肥料繰出装置6とがボンネット16より
上方に大きく突出しないで装着されて前方視界を阻害す
ることが少ない小型の施肥装置付き歩行型田植機を構成
でき、走行性能及び操縦性の優れた小型の施肥装置付き
歩行型田植機を得ることができて、良好なる施肥及び苗
植作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は一部断面
せる側面図、第2図は一部の拡大斜面図、第3図は一部
の斜面図、第4図は別実施例を示す一部断面せる側面図
である。 図中符号、1は車輪、2は操縦ハンドル、3はエンジ
ン、4は苗植装置、5は苗植伝動ケース、6は肥料繰出
装置、13は肥料ホッパー、16はボンネット、18は蓋を示
す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側部に車輪1を設け、後方へ操縦ハ
    ンドル2を突設し、前部にはエンジン3を設け、後部に
    は苗植装置4を伝動する伝動装置を内装する苗植伝動ケ
    ース5を設け、前記エンジン3や前記苗植伝動ケース5
    の上方を覆うボンネット16を設けた歩行型田植機に、肥
    料を収容する肥料ホッパー13と該肥料ホッパー13の下部
    に取り付ける肥料繰出装置6とを備えた施肥装置を装着
    した施肥装置付き歩行型田植機おいて、前記肥料ホッパ
    ー13と前記肥料繰出装置6とを、前記エンジン3より後
    側で前記苗植伝動ケース5より前側で前記車輪1の左右
    間に形成される空間に配設し、且つ、上下方向で、前記
    肥料繰出装置6を前記ボンネット16の最上部より低く設
    けるとともに、前記肥料ホッパー13を、該肥料ホッパー
    13の蓋18が前記ボンネット16の最上部の近傍に位置する
    よう低く設けたことを特徴とする施肥装置付き歩行型田
    植機。
JP63011741A 1988-01-20 1988-01-20 施肥装置付き歩行型田植機 Expired - Fee Related JP2593904B2 (ja)

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JPS5139214A (ja) * 1974-09-17 1976-04-01 Kubota Ltd Sehisochitsukitaueki
JPS5195621U (ja) * 1975-01-29 1976-07-31

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