JP2576873B2 - 饅 頭 - Google Patents

饅 頭

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JP2576873B2
JP2576873B2 JP62236627A JP23662787A JP2576873B2 JP 2576873 B2 JP2576873 B2 JP 2576873B2 JP 62236627 A JP62236627 A JP 62236627A JP 23662787 A JP23662787 A JP 23662787A JP 2576873 B2 JP2576873 B2 JP 2576873B2
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JP
Japan
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bean
bun
buns
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steamed
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貞一郎 赤塚
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、饅頭に関し、特に、あんの中に煮沸処理し
たむきそばの粒のまま混入したことを特徴とするもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、饅頭は小麦粉をこねて皮とし、あんを包んで蒸
したものが一般であるが、その他にも小麦粉を甘酒で練
つて発酵させた皮を用いた酒まんじゆう、その皮にそば
粉を加えたそば饅頭、蒸し上げたものの皮をむいて商品
とするおぼろ饅頭、葛粉を練つてあんを包んで蒸す葛ま
んじゆう等があり、最近は唐まんじゆう、栗まんじゆう
等の焼菓子及び油で揚げた揚げまんじゆうで饅頭と呼ば
れるものもでてきている。そして、前記饅頭のあんとし
ては、小豆あんが通常である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
饅頭の旨味等の品質は、皮とあんにより決定されるも
のであるため、従来、饅頭については皮とあんの研究が
行なわれてきているが、その研究も従来の饅頭という先
入観があるためか、添加物については大きな変化がなか
つた。そのためと饅頭は甘くて太るという意識があり、
若者にはきらわれがちである。特に、「あん」について
は小豆あんの場合そのままの「つぶあん」か「こしあ
ん」であつて、甘味の差こそあれ添加物についての変化
はなかつた。これでは若者が甘くて太ると思い饅頭離れ
するのも当然である。
また、最近は、健康食として自然食品ば愛好されるよ
うになつてきているが、この点からも従来の饅頭は適当
と言えない場合があつた。
本発明は、このような点に鑑み饅頭は甘くて太るとい
う意識の低下及び自然食としてのイメージアツプを図る
ことを目的とした美味しい饅頭を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するため、煮沸処理したむ
きそばを粒のまま混入したあんを用いて饅頭を構成した
ものである。
ここで「むきそば」とは、そばの実の皮を剥いた粒の
ものを指し、これの小豆あんに混入してあんの原料とす
るが、このままでは食することができないので、煮沸処
理を施す。
具体的にはまず、水洗後水に浸漬する。この場合の水
洗は、しなくてもよいが、水洗した方が好ましい。水へ
の浸漬時間は、適宜でよいが、5分〜25分の間で充分で
ある。次に、これを煮沸する。この煮沸時間は100℃前
後で2〜5分位でよい。
煮沸後は水洗いして水切りをする。この水切りが完了
すれば小豆あんに混入してもよいが、水切り後は2時間
前後放置し自然乾燥させた方がより望ましい。
前記処理によつて、「むきそば」が食べ易くなると共
に食べた際小豆あん中に異物感が少なくなるものであ
る。
〔作 用〕
そばはダイエツト食として太らないというイメージが
あるため、あんにむきそばが混入されていると甘味も押
えられ従来のように甘くて太るという意識は低下するも
のである。すなわち、大福もちのあん中に「いちご」を
入れたのと同様の効果が実現できる。また、そばは自然
食としても愛好されているため、健康食としてのイメー
ジもアツプするものである。
しかも、食べては、小豆あんの甘さをむきそばが押
え、また、小豆あんとむきそばも一体混然となつて食べ
易く美味しいものである。
〔実施例〕
むきそばを水洗し15分間水に浸漬した後、3分間煮沸
し、これを水洗し水切りし2時間放置した処理済むきそ
ば600gを得、この600gの粒のままのむきそばを、1800g
の小豆のこしあん中に混入して饅頭用の「あん」を得
た。
一方、小麦粉2Kg、そば粉200g、イスパタ5g、重そう1
0g、黒糖密80gの配合した原料を600c.c.の水で混練し、
饅頭の皮を得、この皮で前記あんを包んで蒸しそば饅頭
を製造した。
〔発明の効果〕
前記そば饅頭のあんを、むきそばの混入しない小豆の
こしあんとし、あとは前記実施例と全く同様にして比較
品を製造した。
この比較品と前記本実施例の製品(以下、本発明品と
いう)との比較検査を、30人に対し行なつたところ下記
の通りであつた。
(a)どちらが美味しいと思うか 本発明品 16名 比較品 10名 わからない 4名 (b)本発明品に対しどう意識するかとの質問に 従来より太るという意識は少ないと答えた者27名 自然食としてのイメージがあると答えた者18名であつ
た。
前記結果の示すごとく、本発明品は比較品に比較して
はるかに好まれていることが認められたものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】煮沸処理したむきそばを粒のままあんに混
    入したことを特徴とする饅頭。
JP62236627A 1987-09-21 1987-09-21 饅 頭 Expired - Lifetime JP2576873B2 (ja)

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JP2564647B2 (ja) * 1989-04-25 1996-12-18 有限会社梅田食品製造本舗 加工剥き蕎麦の缶詰およびその製造方法

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JPS6480255A (en) 1989-03-27

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