JP2576663Y2 - ドアトリムのスイッチベゼル取付構造 - Google Patents

ドアトリムのスイッチベゼル取付構造

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JP2576663Y2
JP2576663Y2 JP1992067345U JP6734592U JP2576663Y2 JP 2576663 Y2 JP2576663 Y2 JP 2576663Y2 JP 1992067345 U JP1992067345 U JP 1992067345U JP 6734592 U JP6734592 U JP 6734592U JP 2576663 Y2 JP2576663 Y2 JP 2576663Y2
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勝斎 尾世
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西川化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドアトリムのスイッチ
ベゼル取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のドアトリムには、パワ
ーウインド等のスイッチを取付けるためのスイッチパネ
ルが設けられており、そのようなスイッチパネルは、例
えば実開平3−126738号公報に記載されるよう
に、パネル縁部の裏面側においてボス部を突設し、該ボ
ス部を、ドアトリムに形成した開孔の周縁部に当接させ
た状態で、ボス部にネジを螺合させることにより、ドア
トリムの開孔に取付けられるようになっている。
【0003】また、スイッチパネルに開口部を設け、該
開口部にスイッチベゼルパネルを介してスイッチユニッ
トを取付けるものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、そのような
ものでは、スイッチベゼルパネルをスイッチパネルに取
付けた状態において、スイッチパネルの開口部周縁とス
イッチベゼルパネル周縁との間に隙間が形成されるが、
スイッチベゼルパネルをスイッチパネルにネジを用いて
取付固定するようにしているため、ネジを締付けること
により、スッチベゼルパネルがスイッチパネルに対して
相対的に移動し、スイッチパネルの開口部周縁とスイッ
チベゼルパネル周縁との間に形成される隙間が一定とな
らず、見栄えが悪くなる。また、スイッチパネルに開口
部を設け、該開口部にスイッチベゼルパネルを取付固定
するようにしているため、開口部縁部の強度が低く、締
結により変形しやすくなっており、この点からも上記隙
間が一定になりにくい。
【0005】本考案は、スイッチパネルの開口部周縁と
スイッチベゼルパネル周縁との間に形成される隙間を一
定とし、見栄えを向上させたドアトリムのスイッチベゼ
ル取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、ドアトリム本
体に締結されるスイッチパネルの開口部に、裏面側より
断面コ字形状のスイッチベゼルを、底壁部を車室内側に
して取付けたドアトリムのスイッチベゼル取付構造にお
いて、上記スイッチパネルの開口部のパネル縁部に、ス
イッチベゼルの側壁部と対向するフランジ部と、該フラ
ンジ部に設けられドアトリム本体に締結される締結部と
が形成されており、一方、スイッチベゼルには、スイッ
チパネルのフランジ部とドアトリム本体との間に配設さ
れるベゼル延長部が形成され、上記締結部がドアトリム
本体に対して、スイッチパネルのフランジ部とドアトリ
ム本体とが上記ベゼル延長部を挟持するように締結され
ている構成とする。
【0007】
【作用】スイッチパネルの締結部が、ドアトリム本体に
対して、スイッチパネルのフランジ部とドアトリム本体
とが上記ベゼル延長部を挟持するように締結され、スイ
ッチパネルのフランジ部とドアトリム本体との間でベゼ
ル延長部がスペーサとして機能し、スイッチパネルとス
イッチベゼルパネルとの間の間隙を一定の値とする。そ
れと共に、ベゼル延長部を設けていない側のスイッチベ
ゼルパネルとスイッチパネルとの間の間隙も略一定とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0009】自動車のドアトリムを示す図1及び図2に
おいて、1は自動車のドアトリムで、そのドアトリム本
体2に形成されたアームレスト部3の一端には、上方に
延びる延設部が形成され、該延設部が、ドアトリム本体
2に締結されるスイッチパネル5にて覆われてている。
スイッチパネル5には複数のスイッチ7a,7a…を有
するスイッチボックス7(図3及び図4参照)を装着す
るための細長い矩形の開口部5aが形成されている。
【0010】上記スイッチパネル5の開口部5aに対し
ては、図3に詳細を示すように、断面コ字形状のスイッ
チベゼルパネル11が、その底壁部11aを車室内側に
してスイッチパネル5の裏面側から配設されている。即
ち、スイッチベゼルパネル11の左右側端には、パネル
裏面側に向かって略直角に折り曲げられた第1及び第2
側壁部11b,11cが形成され、該第1及び第2側壁
部11b,11cはスイッチパネル5の開口部5aの左
右側端部に一定の間隔S1 ,S2 を存するように配設さ
れている。そして、スイッチパネル5の右側端にはスイ
ッチベゼルパネル11の第2側壁部11cに対応してフ
ランジ部5bが形成されている。
【0011】第2側壁部11cの端部にはスイッチパネ
ル5のフランジ部5bの裏面側に延びスイッチパネル5
のフランジ部5bとドアトリム本体2との間に配設され
るベゼル延長部11dが形成され、該ベゼル延長部11
dには、スイッチパネル5の締結部5cと干渉しないよ
うに切欠部11eが形成され、先端部がフランジ部5b
の裏面に当接する一対のリブ11f,11fを切欠部1
1eの両側に備えている。13,15はスイッチパネル
5の締結部5cをドアトリム本体1の取付孔1aを通じ
て締結するためのネジ及びワッシャである。
【0012】これによって、締結部5cが、ドアトリム
本体2に対して、スイッチパネル5のフランジ部5bと
ドアトリム本体2とが上記ベゼル延長部11dを挟持す
るように締結されていることになる。
【0013】また、上記スイッチベゼルパネル11の上
端及び下端には、図5に示すように、パネル裏面側に向
ってL字形状に折曲げられた第3及び第4側壁部11
g,11hが形成され、該第3及び第4側壁部11g,
11hはスイッチパネル5の開口部5a上端及び下端の
開口縁部裏側に突設されたボス5d,5dに当接せしめ
られてネジ25,25によって取付固定されている。
【0014】尚、スイッチボックス7は、スイッチベゼ
ルパネル11をスイッチパネル5の開口部5aに取付け
た後、スイッチベゼルパネル11のコーナ−部裏側に突
設された4つのボス27,…にネジ28,…を螺合させ
ることにより、スイッチベゼルパネル11の裏面側に取
付けられる。
【0015】上記のように構成すれば、スイッチパネル
5に裏面側から底壁部11aが車室内側となるようにス
イッチベゼルパネル11を適用し、ベゼル延長部11d
における切欠部11fを締結部5cに係合させる。そし
て、その状態でドアトリム本体2の取付孔2aにスイッ
チパネル5の締結部5cを挿入する(図3参照)。
【0016】それから、締結部5cにネジ13及びワッ
シャ15を適用して締め付ければ、その締付けによって
ドアトリム本体1とスイッチパネル5との間にベゼル延
長部11dとリブ11f,11fが挟持され、ベゼル延
長部11dとリブ11f,11fとがスペーサとして機
能し、スイッチパネル5とスイッチベゼルパネル11の
第2側壁部11cとの間隙を一定の値とする。それと共
に、ベゼル延長部11dを設けていない側のスイッチベ
ゼルパネル11の第2側壁部11bとスイッチパネル5
との間隙も略一定となる。
【0017】これによって、スイッチパネル5の開口部
5a周縁とスイッチベゼルパネル11の側壁部11b,
11cとの間隙が一定となり、スイッチパネル5に対し
スイッチベゼルパネル11を見栄えよく取付けることが
できる。また、ベゼル延長部11dとリブ11f,11
fとによって位置を規制して間隙を一定としているの
で、スイッチパネル5の、強度が劣る開口部5aに対し
ても問題なく取付けることができる。
【0018】
【考案の効果】本考案は、上記のように、ドアトリム本
体とスイッチパネルとの間でベゼル延長部を挟持してス
ペーサとして機能させるようにしたから、スイッチパネ
ルの開口部周縁とスイッチベゼルパネルの側壁部との間
隙を一定の値とすることができ、見栄えの向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のドアトリムの正面図である。
【図2】ドアトリムのスイッチベゼルパネル取付部分を
拡大して示す正面図である。
【図3】図2のIII-III 線における断面図である。
【図4】図3のIV-IV 線における断面図である。
【図5】図2のV-V 線における断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 ドアトリム本体 3 アームレスト部 5 スイッチパネル 5a 開口部 5b フランジ部 5c 締結部 7 スイッチボックス 11 スイッチベゼルパネル 11d ベゼル延長部 11f リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−43529(JP,U) 実開 平4−71346(JP,U) 実開 平3−126738(JP,U) 実開 平4−7955(JP,U) 実開 平5−32046(JP,U) 実開 平6−6117(JP,U) 実開 平4−66730(JP,U) 実公 平6−1885(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/00 B60J 5/04 B60R 16/02 630

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム本体に締結されるスイッチパ
    ネルの開口部に、裏面側より断面コ字形状のスイッチベ
    ゼルを、底壁部を車室内側にして取付けたドアトリムの
    スイッチベゼル取付構造において、 上記スイッチパネルの開口部のパネル縁部に、スイッチ
    ベゼルの側壁部と対向するフランジ部と、該フランジ部
    に設けられドアトリム本体に締結される締結部とが形成
    されており、一方、スイッチベゼルには、スイッチパネ
    ルのフランジ部とドアトリム本体との間に配設されるベ
    ゼル延長部が形成され、上記締結部がドアトリム本体に
    対して、スイッチパネルのフランジ部とドアトリム本体
    とが上記ベゼル延長部を挟持するように締結されている
    ことを特徴とするドアトリムのスイッチベゼル取付構
    造。
JP1992067345U 1992-09-28 1992-09-28 ドアトリムのスイッチベゼル取付構造 Expired - Fee Related JP2576663Y2 (ja)

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