JPH0722815Y2 - 車両用スイッチのスイッチカバーの取付構造 - Google Patents

車両用スイッチのスイッチカバーの取付構造

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JPH0722815Y2
JPH0722815Y2 JP1989081877U JP8187789U JPH0722815Y2 JP H0722815 Y2 JPH0722815 Y2 JP H0722815Y2 JP 1989081877 U JP1989081877 U JP 1989081877U JP 8187789 U JP8187789 U JP 8187789U JP H0722815 Y2 JPH0722815 Y2 JP H0722815Y2
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switch
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cover
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substrate
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健一 丹
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池田物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用スイッチのスイッチカバーの取付構造に
関し、更に詳細に説明すると、基板に形成された固定ブ
ラケットに固着されるスイッチ本体を有し、該スイッチ
本体は上面に複数のスイッチ操作部が形成され、前記基
板を車両のシート等に固着すると共に、前記複数のスイ
ッチ操作部を挿入する複数の透孔が穿設された上面部を
有するスイッチカバーを前記基板に形成された取付ブラ
ケットに取付けるようになされた車両用スイッチのスイ
ッチカバーの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両にはパワーシート,パワーウィンドウ,
ドアのオートロック,及びサンルーフ等の操作に電動モ
ータを用い、この電動モータを作動させるスイッチがフ
ロントパネル,コンソールボックス,ドア,天井及びシ
ート等に設けられている。
車両のパワーシートの場合には、前後スライド機構及び
前側リフター機構を作動させる前後左右の4方向に傾動
可能なスイッチ操作部と、リクライニング機構及び後側
リフター機構を作動させる前後左右の4方向に傾動可能
なスイッチ操作部とを備えたスイッチが設けられてい
る。
第7図に示す如く、左右一対のスイッチ操作部3,4を上
面側に有するスイッチ本体2に合成樹脂材からなるスイ
ッチカバー5がビス6止め等により取付けられてスイッ
チ1が形成されている。
前記スイッチカバー5の上面側には左右一対のスイッチ
操作部3,4を挿入する左右一対の透孔7,8が夫々穿設され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来のスイッチ1においてはスイッチ操作部
3,4とスイッチカバー5の透孔7,8との位置合わせが困難
で、位置ずれを発生させる虞れを有していた。このため
スイッチ1の構造を、複雑な構造にするか、またはスイ
ッチ操作部3,4と透孔7,8との間に発生する隙間を十分に
大きく形成しなければならず、またバラツキをなくすた
めにはビスの固定箇所を増大する必要があり、経済性に
欠けたり、外観を悪化させる虞れを有していた。
本考案の目的はスイッチ本体の複数のスイッチ操作部
と、スイッチカバーの複数の透孔との位置合わせが容易
に行え、構造が簡易で経済性に優れ、然もスイッチ操作
部と透孔との間に発生する隙間を十分に小さくすること
ができ、ガタ付きが少なく外観の優れた車両用スイッチ
のスイッチカバーの取付構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、基板に
形成された固定ブラケットに固着されるスイッチ本体を
有し、該スイッチ本体は上面に複数のスイッチ操作部が
形成され、前記基板を車両のシート等に固着すると共
に、前記複数のスイッチ操作部を挿入する複数の透孔が
穿設された上面部を有するスイッチカバーを前記基板に
形成された取付ブラケットに取付けるようになされた車
両用スイッチのスイッチカバーの取付構造において、前
記スイッチ本体の複数のスイッチ操作部の間の上面側が
断面略台形状に形成され、前記スイッチカバーは複数の
透孔が穿設された上面部と、複数のビス穴が形成された
前面部とを有し、前記スイッチカバーの背面側に開放部
が形成された横断面略コ字状に形成され、前記スイッチ
カバーの裏面側に前記スイッチ本体のスイッチ操作部間
の上面側と当接する複数のリブが形成され、前記スイッ
チカバーの前面部の複数のビス穴と基板に形成された取
付ブラケットのビス穴とがビス止めされていることを特
徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、スイッチ本体の複数のスイッチ操作部
の間の上面側が断面略台形状に形成され、前記スイッチ
カバーの裏面側に前記スイッチ本体のスイッチ操作部間
の上面側と当接する複数のリブが形成されているので、
スイッチ本体と、スイッチカバーとの位置合わせを容易
に行え、また、スイッチカバーの背面側の開放部を利用
してスイッチ本体の複数のスイッチ操作部をスイッチカ
バーの上面部の複数の透孔に簡易迅速に挿入することが
でき、スイッチ本体の複数のスイッチ操作部と、スイッ
チカバーの複数の透孔との位置合わせが容易となり、ス
イッチ操作部と透孔との間の隙間を小さくすることがで
き、またスイッチ本体の上面側が断面略台形状に形成さ
れているので左右のスイッチ操作部との間に段部が形成
され、この段部にスイッチカバーのリブの側面が当接
し、またリブの先端がスイッチ本体のスイッチ操作部の
間の中央部に当接し、上下,左右及び前後方向へのガタ
付きを防止することができ、またスイッチカバーの前面
部の複数のビス穴を利用して基板に形成された取付ブラ
ケットに簡易にスイッチカバーを固着することができる
ものである。
〔実施例〕
以下本考案に係る車両用スイッチのスイッチカバーの取
付構造を図面を参照して詳述する。
第1図乃至第6図には本考案の一実施例の概略が夫々示
されており、第1図には車両用スイッチ13を車両のシー
ト11のシートクッション12の側部に取付けた場合が示さ
れているが、その他ドアや車両の天井に取付けるもので
あってもよい。
前記スイッチ13はスイッチ本体14と、該スイッチ本体14
に取付けられるスイッチカバー15とを備えている。スイ
ッチ本体14は、本実施例では、左右一対のスイッチ操作
部17,18を有し、スイッチ操作部17,18はその電気的接続
状態の説明はこれを省略するも、夫々接続コードC1〜C4
を選択的にオン・オフすることができるようになされ、
且つ接続コードC1〜C4は図示しない電動モータに接続さ
れ、この電動モータの出力により、シートの前後スライ
ド機構及び前側リフター機構を一例としてスイッチ操作
部17で、またリクライニング機構及び後側リフター機構
を一例としてスイッチ操作部18で夫々調整し得るように
なされている。尚スイッチ操作部を2個以上設けたもの
であってもよい。
第3図及び第4図に示す如く、スイッチ本体14の前面側
に設けられた左右一対のスイッチ操作部17,18の間の中
央部19の上面側が断面略台形状に形成され、且つ中央部
19に段部20が形成されている。またスイッチ本体14の両
側部には取付片22が形成され、この取付片22が穴23を介
して基板25の上端左右に屈折形成された固定ブラケット
26の穴27にボルト28止めされる。
前記基板25は後部左右に形成された取付穴29を介してシ
ート11のシートクッション12の側部フレーム等に固着さ
れる。また基板25の中央部左右には切り起しによる透孔
31が夫々形成され、この切り起こされた部分が倒L字状
の取付ブラケット33に形成され、この取付ブラケット33
のビス穴34を介してスイッチカバー15がビス35止めされ
る。
第5図にはスイッチカバー15の一実施例の断面が示され
ており、このスイッチカバー15は上面部37にスイッチ本
体14の上面に左右一対形成されたスイッチ操作部17,18
を挿入する左右一対の透孔38,39が穿設されている。ま
た前記基板25に取付けられたスイッチ本体14の上面側よ
り被覆し得るように背面側は開放されて開放部41が形成
されている。この開放部41は基板25により一部被覆され
る。
スイッチカバー15の前面部43には左右一対のビス穴45が
夫々形成され、このビス穴45は凹部46の下部に形成され
ていると共に、前記基板25の取付ブラケット33のビス穴
34に対向して形成されている。
そしてスイッチカバー15の裏面側の上面部37から前面部
43に亘って複数のリブ48が形成されている。このリブ48
は前記スイッチ本体14の中央部19の断面略台形状の上面
側と当接するように適宜の間隔で複数形成されている。
また複数のリブ48にはスイッチ本体14の台形状の上面形
状と対応する台形状の切欠部49が形成され、またスイッ
チカバー15の背面側の開放部41と近接する側のリブ48の
端部は弯曲面51に形成され、リブ48がスイッチ本体14に
スイッチカバー15を取付ける際に邪魔にならないように
なされている。
またスイッチカバー15の上面部37の背面側の開放部41と
近接する位置に、左右一対の突起53が形成され、該突起
53がスイッチ本体14の背面側の左右位置に当接するよう
になされている。
斯る構成に依れば、スイッチ本体14の両側部の取付片22
を基板25の左右に形成された固定ブラケット27に夫々ボ
ルト28止めし、この基板25の取付穴29を介して基板25を
シート11のシートクッション12の側部等に固着し、次い
でスイッチカバー15の背面側の開放部41側より左右一対
の透孔38,39にスイッチ操作部17,18を挿入し、スイッチ
カバー15の左右のビス穴45と基板25の左右の取付ブラケ
ット33のビス穴34とを夫々合致させて夫々ビス35止めす
ることによりスイッチカバー15を取付けることができる
ものである。
このスイッチカバー15の取付時に、スイッチカバー35の
裏面側に形成された複数のリブ48のうち、スイッチ本体
14の中央部19を断面略台形状に形成したことにより発生
する段部20の側面に、左右両外側のリブ48の側面が当接
し、左右方向へのガタ付きを防止することができ、また
複数のリブ48の先端の台形状の切欠部49にスイッチ本体
14の中央部19の断面略台形状の上面側が当接し、上下,
前後方向へのガタ付きを防止することができ、またスイ
ッチカバー15を位置決めした状態で容易に取付けること
ができるものである。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係る車両用スイッチのスイッチカバーの
取付構造の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れ
ば、スイッチ本体の複数のスイッチ操作部の間の前面側
が断面略台形状に形成され、前記スイッチカバーは複数
の透孔が穿設された上面部と、複数のビス穴が形成され
た前面部とを有し、前記スイッチカバーの背面側に開放
部が形成された横断面略コ字状に形成され、前記スイッ
チカバーの裏面側に前記スイッチ本体のスイッチ操作部
間の上面側と当接する複数のリブが形成され、前記スイ
ッチカバーの前面部の複数のビス穴と基板に形成された
取付ブラケットのビス穴とがビス止めされているので、
スイッチ本体と、スイッチカバーとの位置合わせが容易
に行え、スイッチ本体の複数のスイッチ操作部と、スイ
ッチカバーの複数の透孔との位置合わせが容易となり、
スイッチ操作部と透孔との間の隙間を小さくすることが
でき、また上下、前後方向のガタ付きを防止することが
でき、ビス止めの箇所も少なく構造が簡易で経済性に優
れ、且つ外観の優れた車両用スイッチのスイッチカバー
の取付構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係る車両用スイッチのスイ
ッチカバーの取付構造の一実施例の構成を夫々示すもの
で、第1図はシートの斜視図、第2図は車両用スイッチ
の斜視図、第3図は同分解斜視図、第4図はスイッチ本
体の斜視図、第5図はスイッチカバーの断面図、第6図
はスイッチ本体とリブとの当接状態を示す側面図、第7
図は従来の車両用スイッチの斜視図である。 図中、11…シート、13…車両用スイッチ、14はスイッチ
本体、15…スイッチカバー、17,18…スイッチ操作部、1
9…中央部、20…段部、25…基板、26…固定ブラケッ
ト、33…取付ブラケット、37…上面部、38、39…透孔、
41…開放部、43……前面部、45…ビス穴、46…凹部、48
…リブ、49…切欠部、51…弯曲面、53…突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に形成された固定ブラケットに固着さ
    れるスイッチ本体を有し、該スイッチ本体は上面に複数
    のスイッチ操作部が形成され、前記基板を車両のシート
    等に固着すると共に、前記複数のスイッチ操作部を挿入
    する複数の透孔が穿設された上面部を有するスイッチカ
    バーを前記基板に形成された取付ブラケットに取付ける
    ようになされた車両用スイッチのスイッチカバーの取付
    構造において、前記スイッチ本体の複数のスイッチ操作
    部の間の上面側が断面略台形状に形成され、前記スイッ
    チカバーは複数の透孔が穿設された上面部と、複数のビ
    ス穴が形成された前面部とを有し、前記スイッチカバー
    の背面側に開放部が形成された横断面略コ字状に形成さ
    れ、前記スイッチカバーの裏面側に前記スイッチ本体の
    スイッチ操作部間の上面側と当接する複数のリブが形成
    され、前記スイッチカバーの前面部の複数のビス穴と基
    板に形成された取付ブラケットのビス穴とがビス止めさ
    れていることを特徴とする車両用スイッチのスイッチカ
    バーの取付構造。
JP1989081877U 1989-07-12 1989-07-12 車両用スイッチのスイッチカバーの取付構造 Expired - Lifetime JPH0722815Y2 (ja)

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JPH0320823U JPH0320823U (ja) 1991-02-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0450196Y2 (ja) * 1987-08-10 1992-11-26

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JPH0320823U (ja) 1991-02-28

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