JP2576070B2 - 自動車用ウインドモール - Google Patents

自動車用ウインドモール

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JP2576070B2 JP3158032A JP15803291A JP2576070B2 JP 2576070 B2 JP2576070 B2 JP 2576070B2 JP 3158032 A JP3158032 A JP 3158032A JP 15803291 A JP15803291 A JP 15803291A JP 2576070 B2 JP2576070 B2 JP 2576070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントガラス
と窓枠との隙間に装着される自動車用ウインドモールに
関し、特に、フロントガラスの左右側領域が上側領域と
異なる断面形状に成形されるとともにフロントガラスの
周縁に沿って排水用の案内部が形成された自動車用ウイ
ンドモールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用ウインドモール
として、図7乃至図9に示すものがある。
【0003】図7は自動車のフロントガラスと窓枠との
隙間に装着された自動車用ウインドモールの全体を示す
斜視図、図8は従来の自動車用ウインドモールの上側領
域の断面図、図9は従来の自動車用ウインドモールの左
右側領域の断面図である。
【0004】図において、自動車用ウインドモールは、
フロントガラス1の左右両側縁と窓枠2との隙間に装着
される左右側領域Vと、フロントガラス1の上側縁と窓
枠2との隙間に装着される上側領域Hとを具備し、これ
らは合成樹脂材料で形成されている。また、ワイパー
(図示略)により払拭された雨水がサイドウインド3側
へ溢出しないよう、前記左右側領域Vの頭部51は、上
側領域Hの頭部61よりもフロントガラス1の表面から
高く突出されるとともに、左右側領域Vの頭部51のフ
ロントガラス1側には、ワイパーにより払拭された雨水
をフロントガラス1の左右側縁に沿って下方に案内する
案内部52が形成されている。そして、上側領域Hの頭
部61は、自動車の空力特性を考慮してフロントガラス
1の表面から、車体の屋根4の前縁に設けられた窓枠2
の上面2aに滑らかに連続する略平板状に形成されてい
る。なお、前記左右側領域Vの頭部51及び上側領域H
の頭部61は、その窓枠2側を窓枠2の上面2aに弾接
するシール片53,62とし、フロントガラス1と窓枠
2との隙間を遮蔽している。
【0005】上記自動車用ウインドモールは、左右側領
域Vと上側領域Hとのフロントガラ1スからの突出高さ
が異なり、その断面形状も異なるため、通常、左右側領
域Vと上側領域Hとを別個に押出成形し、それらを接続
する接続部を別個射出成形した接続部材(図示略)によ
って左右側領域Vと上側領域Hとを接続している。
【0006】上記のように構成された従来の自動車用ウ
インドモールとして、例えば、実開昭53−13672
1号公報に掲載の技術を挙げることができる。
【0007】また、実開昭52−72218号公報、実
開昭57−139422号公報、実開昭61−1611
13号公報及び実開昭62−54810号公報には、フ
ロントガラスまたはリアガラスの上側領域から左右側領
域にかけて窓枠側に案内部が形成され、車体の屋根から
の雨水が案内部によりフロントガラスの上側縁から左右
側縁に沿って下方に案内されて排水される自動車用ウイ
ンドモールが開示されている。なお、これらの自動車用
ウインドモールにおいては、フロントガラスの左右側領
域は上側領域と異なる断面形状とされず同一の断面形状
とされている。
【0008】ここで、雨天時において自動車の視界をよ
り良好に確保すべく、フロントガラス側またはリアガラ
ス側から窓枠側へ流れる雨水及び窓枠側からフロントガ
ラス側またはリアガラス側へ流れる雨水をともにフロン
トガラスの側縁に沿って下方に案内して排水できる自動
車用ウインドモールが提案され、例えば、特開平1−1
53325号公報に開示されている。この公報に記載の
自動車用ウインドモールは、左右側領域及び上側領域の
頭部をフロントガラス表面から滑らかに連続する略平板
状に形成するとともに、頭部と窓枠との間に案内部を形
成している。なお、実開昭61−138710号公報に
は、リアガラスと窓枠との隙間から窓枠側に向かって斜
状に起立させた舌片により、そのリアガラス側及び窓枠
側の両方に案内部が形成された自動車用ウインドモール
が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一方、自動車用ウイン
ドモールのフロントガラスの上側領域は自動車の空力特
性を考慮してフロントガラスの表面から滑らかに連続し
て低く突出させ、左右側領域は、逆に、ワイパーにより
払拭された雨水がサイドウインドへ溢出するのを確実に
防止すべく、フロントガラス表面から高く突出させるこ
とが好ましい。
【0010】しかし、上記した特開平1−153325
号公報に記載の自動車用ウインドモールは、全体が略同
一断面形状をなし、左右側領域がフロントガラスの外表
面から滑らかに連続して低く突出するため、ワイパーに
より払拭された雨水が左右側領域を越えてサイドウイン
ドへ溢出する可能性がある。また、実開昭61−138
710号公報に記載の自動車用ウインドモールは、上側
領域において舌片がフロントガラスの外表面から高く突
出するため、空気抵抗を増加して自動車の空力特性を損
なう可能性がある。
【0011】なお、自動車用ウインドモールは、その製
造コスト等の見地から、通常は押出成形にて長尺状に押
出して成形されるため、上記の点に鑑み、フロントガラ
スの左右側領域と上側領域とを異なる断面形状に形成す
る場合、従来は、フロントガラスの左右側領域と上側領
域とを別個に製造し、更に別個製造した接続片にて左右
側領域と上側領域とを接続する必要があり、部品点数が
増加するとともに、その製作及び組立てに時間がかか
り、製作コストが上昇する可能性がある。
【0012】そこで、本発明は、フロントガラスの上側
と左右両側での高低差を簡単に設定でき、製作コストの
低減を可能にするとともに、自動車の空力特性を低下さ
せることなく、フロントガラスからサイドウインドへの
雨水の溢出及び車体の屋根からのフロントガラスへの雨
水の流下を確実に防止した自動車用ウインドモールの提
供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
自動車用ウインドモールは、フロントガラスの周縁と窓
枠との隙間に連続して装着され、下部に支持片を形成し
た脚部と、前記脚部に連続形成され、前記脚部の支持片
とともに前記フロントガラスを挾持する接合片と、前記
脚部に連続形成され、前記フロントガラスと窓枠との隙
間から露出する頭部とを具備し、前記頭部と前記接合片
とを一体に接続するガラス側折曲片は、前記フロントガ
ラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
つ、フロントガラス側に開口する断面略く字状のガラス
側案内部を形成し、更に、前記頭部より下部位置におい
て前記脚部に連続して形成されたシール片は、窓枠の内
面に弾接されて前記頭部と窓枠との間で上方に開口する
導水部を形成した。
【0014】請求項2の発明にかかる自動車用ウインド
モールは、フロントガラスの周縁と窓枠との隙間に連続
して装着され、下部に支持片を形成した脚部と、前記脚
部に連続形成され、前記脚部の支持片とともに前記フロ
ントガラスを挾持する接合片と、前記脚部に連続形成さ
れ、前記フロントガラスと窓枠との隙間から露出する頭
部とを具備し、前記頭部と前記接合片とを一体に接続す
るガラス側折曲片は、フロントガラスの周縁の位置に応
じてその折曲状態を異にし、かつ、フロントガラス側に
開口する断面略く字状のガラス側案内部を形成し、前記
頭部より下部位置において前記脚部に連続して形成され
たシール片は、窓枠の内面に弾接して前記頭部と窓枠と
の間で上方に開口する導水部を形成し、更に、前記脚部
の下端部と前記シール片の先端部とを規制片により一体
に接続した。
【0015】請求項3の発明にかかる自動車用ウインド
モールは、フロントガラスの周縁と窓枠との隙間に連続
して装着され、下部に支持片を形成した脚部と、前記脚
部に連続形成され、前記脚部の支持片とともに前記フロ
ントガラスを挾持する接合片と、前記脚部に連続形成さ
れ、前記フロントガラスと窓枠との隙間から露出する頭
部とを具備し、前記頭部と前記接合片とをフロントガラ
ス側で一体に接続するガラス側折曲片は、前記フロント
ガラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
つ、フロントガラス側に開口する断面形状のガラス側案
内部を形成し、前記頭部より下部位置において前記脚部
に連続して形成されたシール片は、窓枠の内面に弾接し
て前記頭部と窓枠との間で上方に開口する導水部を形成
し、更に、前記頭部と前記接合片とを窓枠側で一体に接
続する窓枠側折曲片は、前記フロントガラスの周縁の位
置に応じてその折曲状態を異にし、かつ、窓枠側に開口
する断面形状に形成したものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、頭部と接合片とを
一体に接続するガラス側折曲片は、前記フロントガラス
の周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、かつ、フ
ロントガラス側に開口する断面形状のガラス側案内部を
形成することによって、フロントガラスの周縁の一部に
おける頭部の高さが、フロントガラスの他の部分の頭部
の高さより大きくなる。したがって、例えば、頭部をフ
ロントガラスの左右側縁で高く、上側縁で低く形成する
場合には、上側縁の頭部を変形するだけで、左右側縁及
び上側縁における頭部の高低を容易に設けることがで
き、製作コストの低減が可能となる。また、フロントガ
ラス上を流れる雨水やウオッシャ液等は、ガラス側案内
部が設けられた頭部において、ガラス側案内部に阻止、
案内されて、頭部を超えてフロントガラス外へ流出する
ことを防止される。そして、逆に車体のフロントガラス
外部からフロントガラスへと流れる雨水は、導水部が設
けられた頭部において、導水部に阻止、案内されて、頭
部を超えてフロントガラス内へ流入することを防止され
る。
【0017】請求項2の発明においては、頭部と接合片
とを一体に接続するガラス側折曲片は、前記フロントガ
ラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
つ、フロントガラス側に開口する断面形状のガラス側案
内部を形成することによって、フロントガラスの周縁の
一部における頭部の高さが、フロントガラスの他の部分
の頭部の高さより大きくなる。したがって、例えば、頭
部をフロントガラスの左右側縁で高く、上側縁で低く形
成する場合には、上側縁の頭部を変形するだけで、左右
側縁及び上側縁における頭部の高低を容易に設けること
ができ、製作コストの低減が可能となる。また、フロン
トガラス上を流れる雨水やウオッシャ液等は、ガラス側
案内部が設けられた頭部において、ガラス側案内部に阻
止、案内されて、頭部を超えてフロントガラス外へ流出
することを防止される。そして、逆に車体のフロントガ
ラス外部からフロントガラスへと流れる雨水は、導水部
が設けられた頭部において、導水部に阻止、案内され
て、頭部を超えてフロントガラス内へ流入することを防
止される。更に、規制片が脚部の下端部とシール片の先
端部を一体に接続することにより、シール片が脚部から
離間して、窓枠の内面に弾接する所定位置から上方に移
動して窓枠の内面から離脱することを規制される。
【0018】請求項3の発明においては、頭部と脚部の
接合片とをフロントガラス側で一体に接続するガラス側
折曲片は、前記フロントガラスの周縁の位置に応じてそ
の折曲状態を異にし、かつ、フロントガラス側に開口す
る断面形状のガラス側案内部を形成するとともに、頭部
と脚部の接合片とを窓枠側で一体に接続する窓枠側折曲
片は、前記フロントガラスの周縁の位置に応じてその折
曲状態を異にする高さ調節部として機能することによっ
て、フロントガラスの周縁の一部における頭部の高さ
が、フロントガラスの他の部分の頭部の高さより大きく
なる。したがって、例えば、頭部をフロントガラスの左
右側縁で高く、上側縁で低く形成する場合には、上側縁
の頭部を変形するだけで、ガラス側折曲片及び窓枠側折
曲片が折曲されて重合状態となり、左右側縁及び上側縁
における頭部の高低を容易に設けることができ、製作コ
ストの低減が可能となる。また、フロントガラス上を流
れる雨水やウオッシャ液等は、ガラス側案内部が設けら
れた頭部において、ガラス側案内部に阻止、案内され
て、頭部を超えてフロントガラス外へ流出することを防
止される。そして、逆に車体のフロントガラス外部から
フロントガラスへと流れる雨水は、導水部が設けられた
頭部において、導水部に阻止、案内されて、頭部を超え
てフロントガラス内へ流入することが防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面に基
いて説明する。
【0020】図1は本発明による第一実施例の自動車用
ウインドモールのフロントガラスの左右側領域の断面
図、図2は第一実施例の自動車用ウインドモールのフロ
ントガラスの上側領域の断面図である。なお、図中、従
来例と同一符号及び同一記号は、従来例の構成部分と同
一または相当部分を示すものであるので、ここでは重複
した説明を省略する。
【0021】第一実施例の自動車用ウインドモールは、
図7に示すように、フロントガラス1の左右側領域Vと
上側領域Hとが、合成樹脂材料を押出機から押出して長
尺状に一体に連続形成されている。
【0022】フロントガラス1の左右側領域Vは、合成
樹脂材料を押出成形機から押出して長尺状に一体に連続
形成した基本的な形状であり、フロントガラス1の左右
両側縁と窓枠2との隙間に挿入される脚部11と、フロ
ントガラス1の左右両側縁部の表面側に配置される左右
側頭部12Vとを一体的に備えている。前記脚部11に
はフロントガラス1の周縁部裏面を支持する支持片13
と、窓枠2の内面2bに弾接する保持片14とが突設さ
れている。また、前記脚部11には、前記支持片13と
対向してフロントガラス1の表面に接合する接合片15
が一体形成されている。この脚部11、支持片13及び
保持片14は、接着剤(図示略)によって車体の左右両
側の窓枠2に固着される。一方、前記左右側頭部12V
は、前記脚部11の接合片15と対向して接合片15を
上側から覆う形状とされ、フロントガラス1への取付状
態で、その上表面が意匠面として視認されるように形成
されている。
【0023】前記接合片15の先端(フロントガラス1
側端部)と前記左右側頭部12Vの先端との間には、ガ
ラス側案内部20Vとしてのガラス側折曲片16(後述
する実施例の都合により、1方の折曲片のみの場合で
も、『ガラス側折曲片』と記す)が連続して一体形成さ
れている。前記ガラス側折曲片16は、左右側頭部12
V側の内方に屈曲され、その屈曲部分の折曲状態を適宜
変更することにより、左右側頭部12Vのフロントガラ
ス1の表面からの突出状態を調節可能とされている。前
記ガラス側案内部20Vとしてのガラス側折曲片16
は、左右側頭部12Vのフロントガラス1側において、
フロントガラス1の左右側縁に沿って延び、かつ、フロ
ントガラス1側に向かって開口している。また、左右側
頭部12Vの窓枠2側には、左右側頭部12Vと接合片
15とガラス側折曲片16とにより、所定の断面形状の
密閉された中空部17Vが形成されている。
【0024】前記脚部11の窓枠2側の側部において前
記左右側頭部12Vより下部位置には、その上表面が前
記左右側頭部12Vの意匠面と段差を有して取付状態で
視認される意匠面となり、しかも、窓枠2の内面2bに
弾接するシール片18が連続形成されている。そして、
前記シール片18により、左右側頭部12Vより窓枠2
側において、フロントガラス1の左右側縁に沿って延
び、かつ、上方に開口する断面略コ字状の導水部19が
形成されている。なお、前記左右側頭部12Vの意匠面
からシール片18の意匠面にわたる表面層は、同一の軟
質合成樹脂材料にて形成され、均一な質感の意匠面を構
成している。
【0025】一方、上側領域Hは、図2に示すように、
フロントガラス1の上側縁と窓枠2との隙間に挿入され
る脚部11と、フロントガラス1の上側縁部の表面側に
配置される上側頭部12Hとを一体的に備えている。前
記脚部11は、前記左右側領域Vの脚部11と同様の構
成であり、支持片13、保持片14及び接合片15が形
成されており、脚部11、支持片13及び保持片14
は、接着剤を介して車体の屋根4の前縁の窓枠2に固着
される。
【0026】前記上側頭部12Hは、前記左右側頭部1
2Vと同一形状で押出成形した後、その押出成形したも
のを、押出成形直後に圧潰によりその厚さ方向に変形さ
せて形成される。即ち、前記上側頭部12Hは、左右側
頭部12Vよりも前記接合片15により接近した状態で
対向し、また、前記接合片15の先端側と前記上側頭部
12Hの先端側との間には、前記左右側領域Vのガラス
側折曲片16が屈曲部分にて屈曲されて重合状態で配置
され、変形ガラス側案内部20Hとなっている。即ち、
前記変形された上側頭部12H、前記接合片15及び前
記ガラス側折曲片16が、フロントガラス1上におい
て、互いに積層状態となっている。よって、上側頭部1
2Hのフロントガラス1側には、前記左右側頭部12V
におけるようなガラス側折曲片16からなるガラス側案
内部20Vは形成されず、上側頭部12Hの窓枠2側に
のみ、変形された上側頭部12Hと接合片15と変形ガ
ラス側案内部20Hにより、左右側頭部12Vの中空部
17Vよりも小断面積で異なる断面形状の密閉された変
形中空部17Hが形成されている。
【0027】これにより、上側頭部12Hの上表面であ
る意匠面が、左右側頭部12Vの上表面である意匠面よ
りもフロントガラス1に対して低く位置する。また、図
示はしないが、本実施例の自動車用ウインドモールは、
左右側頭部12Vと上側頭部12Hとの境界部分におい
て、フロントガラス1に対するその高さを、前記左右側
頭部12Vの高さから上側頭部12Hの高さへと徐々に
変化させ、前記左右側頭部12Vと上側頭部12Hとの
間の境界部分に不連続線が生じないようにしている。
【0028】前記脚部11の窓枠2側の側部には、前記
左右側領域Vの場合と同様に、前記上側頭部12Hより
下部位置に、その上表面が前記上側頭部12Hの意匠面
と段差を有して取付状態で視認される意匠面となり、し
かも、窓枠2の内面2bに弾接するシール片18が連続
形成されている。前記シール片18により、上側頭部1
2Hより窓枠2側において、フロントガラス1の上側縁
に沿って延び、かつ、上方に開口する断面略コ字状の導
水部19が形成されている。これにより、上側領域H及
び左右側領域Vの全長にわたって、上側頭部H及び左右
側頭部Vより窓枠2側に、導水部19が連続して形成さ
れている。なお、前記上側頭部12Hの意匠面からシー
ル片18の意匠面にわたる表面層は、同一の軟質合成樹
脂材料にて形成され、均一な質感の意匠面を形成してい
る。
【0029】なお、図1及び図2において、22は補強
及び伸縮防止用にインサートされた金属ワイヤである。
また、図示の例では、フロントガラス1に接触する接合
片15の先端下面、保持片14、シール片18及び左右
側頭部12V及び上側頭部12Hの意匠面からシール片
18の意匠面に至る表面層は、軟質の合成樹脂材料によ
り、それ以外の前記脚部11及び左右側頭部12V及び
上側頭部12Hは硬質の合成樹脂材料により共押出成形
されているが、例えば、少なくともフロントガラス1ま
たは窓枠2に当接する一部または全部を軟質合成樹脂材
料にて、それ以外の部分を硬質合成樹脂材料にて形成す
ることも可能である。
【0030】上記のように構成された第一実施例の自動
車用ウインドモールの成形方法を説明する。
【0031】図3は本発明の自動車用ウインドモールの
製造装置の概略側面図である。
【0032】図に示すように、押出成形機41の押出ヘ
ッド42の近傍には受治具43と加圧ローラ44が配設
されている。加圧ローラ44は、同図の鎖線位置と実線
位置との間で移動制御される。そして、押出ヘッド42
から左右側領域Vが押出されるときには、加圧ローラ4
4が鎖線位置に退避され、左右側領域Vが押出ヘッド4
2の押出形状と同一のモール形状、つまり、図1に示す
断面形状に成形される。また、押出ヘッド42から上側
領域Hが押出されるときには、加圧ローラ44が実線位
置に配置され、押出ヘッド42から押出直後で軟化状態
にあるモールの頭部(左右側頭部12V)が加圧ローラ
44により圧潰される。
【0033】このとき、モールの頭部(左右側頭部12
V)内の中空部17Vが頭部(左右側頭部12V)の変
形を許容している。これにより、上側領域Hが図2に示
す断面形状に成形され、上側頭部12Hに左右側頭部1
2Vの中空部17Vより小断面積で異なる断面形状の変
形中空部17Hが形成される。これと同時に、上側頭部
12Hのガラス側折曲片16Hが屈曲部分にて屈曲され
てその外面を互いに重合して変形ガラス側案内部20H
とするとともに、接合片15上に重合する。
【0034】受治具43と加圧ローラ44を通過した押
出成形品は、次に、冷却水槽45に送られ、ここで冷却
硬化されて前述した形状に保持される。続いて、押出成
形品は引出ローラ46により引出されて裁断機47に移
送され、その裁断機47により所定の長さ、すなわち、
フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁の合計の長さ
に裁断される。
【0035】こうして成形された自動車用ウインドモー
ルは自動車製造ラインに搬入されて、車体の窓枠2とフ
ロントガラス1との隙間に装着される。この場合、フロ
ントガラス1の左右側領域V及び上側領域Hの脚部11
は、フロントガラス1の左右両側縁及び上側縁と窓枠2
との隙間に連続して挿着され、接着剤により窓枠に固着
される。すると、図1に示すように、左右側領域Vの左
右側頭部12Vが、フロントガラス1の表面から高く突
出した状態で、フロントガラス1の左右両側縁部に配置
されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾接さ
せて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間に導
水部19を形成する。また、図2に示すように、上側領
域Hの上側頭部12Hが、フロントガラス1の表面から
低く突出した状態で、フロントガラス1の上側縁部に配
置されて、そのシール片18を窓枠2の内面2bに弾接
させて窓枠2との隙間を覆うとともに、窓枠2との間で
前記左右側領域Vの導水部19と連続する導水部19を
形成する。
【0036】なお、上記説明では、自動車用ウインドモ
ールが自動車製造ラインにおいてフロントガラス1と窓
枠2との隙間に装着されるが、自動車用ウインドモール
をフロントガラス1に先付けしたのち、その組立部品を
自動車製造ラインに搬入し、自動組付機を使用して車体
に組付けることも可能である。
【0037】上記のように構成された第一実施例の自動
車用ウインドモールの作用を以下に説明する。
【0038】第一実施例の自動車用ウインドモールにお
いては、フロントガラス1から、左右側頭部12Vが高
く、上側頭部12Hが低く突出するようにする場合に、
中空部17Vが変形許容部材として機能する。また、第
一実施例の自動車用ウインドモールが自動車のフロント
ガラス1と窓枠2との間に挿着された状態で、例えば、
雨天時等において、フロントガラス1上の雨水やウオッ
シャ液等がワイパ(図示略)により払拭される場合、払
拭された雨水等はフロントガラス1上を流動して、左右
側領域Vの左右側頭部12Vに至る。このとき、これら
の雨水等は、左右側頭部12Vのフロントガラス1側に
配置されたガラス側案内部20Vとしてのガラス側折曲
片16に遮られ、サイドウインド3への流動を阻止され
るとともに、ガラス側案内部20Vとしてのガラス側折
曲片16によりフロントガラス1の左右両側縁に沿って
下方へと案内される。
【0039】一方、自動車の停止時等に車体の屋根4に
滞留する雨水がフロントガラス1に向かって下方に流下
する場合、流下する雨水はまず上側領域Hの上側頭部1
2Hに至る。このとき、これらの雨水は、上側頭部12
Hより窓枠2側に配置された導水部19に遮られ、フロ
ントガラス1への流下を阻止される。そして、この雨水
は上側領域Hの導水部19に沿って左右方向に案内さ
れ、上側領域Hの導水部19に連続する左右側領域Vの
導水部19に至り、左右側領域Vの導水部19によりフ
ロントガラス1の左右両側縁に沿って下方に案内され
る。
【0040】このように、上記第一実施例の自動車用ウ
インドモールは、左右側頭部12Vと前記脚部11の接
合片15とを一体に接続するガラス側折曲片16は、前
記フロントガラス1の左右両側縁で、その外面によりフ
ロントガラス1側に開口する断面略く字状のガラス側案
内部20Vとしてのガラス側折曲片16を形成し、か
つ、左右側頭部12Vの窓枠2側に所定の断面形状に形
成された密閉状の中空部17Vを配置するとともに、変
形された上側頭部12Hと脚部11の接合片15とを一
体に接続するガラス側折曲片16は、変形された上側頭
部12Hと接合片15との間でその外面を重合させて積
層された変形ガラス側案内部20H、また、上側頭部1
2Hの窓枠2側に前記中空部17Vより小断面積で異な
る断面形状の密閉状の変形中空部17Hを配置し、更
に、前記脚部11に連続して形成されたシール片18
は、窓枠2の内面2bに弾接されて、前記フロントガラ
ス1の上側縁から左右両側縁に連続して、前記上側頭部
12Hと窓枠2との間及び左右側頭部12Vと窓枠2と
の間で、フロントガラス1の上側縁から左右側縁にかけ
て連続する上方に開口する導水部19を形成したもので
ある。
【0041】したがって、第一実施例の自動車用ウイン
ドモールによれば、上側領域Hを形成する際に、押出成
形直後のモールの頭部(左右側頭部12V)を加圧ロー
ラ44により圧潰するだけの簡単な方法により、上側頭
部12Hに、左右側頭部12Vの中空部17Vより小断
面積で異なる断面形状の変形中空部17Hが形成され、
フロントガラス1の左右側縁及び上側縁における左右側
頭部12V及び上側頭部12Hの高低差を容易に設ける
ことができる。その結果、従来品とは異なり、左右側領
域Vと上側領域Hとを別個に成形し、更に別個成形した
接続片により互いに接続するといった工程を必要とせ
ず、製作コストを大幅に低減することができる。
【0042】また、ワイパーにより払拭されたフロント
ガラス1上の雨水またはウオッシャ液等は、フロントガ
ラス1の左右側縁において、ガラス側案内部20Vとし
てのガラス側折曲片16により流動を阻止されるととも
にガラス側折曲片16に沿って下方に案内される。これ
により、ワイパーにより払拭された雨水等が、フロント
ガラス1の左右側頭部12Vを超えてフロントガラス1
外に流出することを防止する。その結果、雨水等がフロ
ントガラス1に隣接するサイドウインド3に付着して、
運転者の視界を妨げたり、サイドウインド3を汚して運
転者等に不快感を与えたりすることはない。そして、車
体の屋根4に滞留する雨水が、自動車の制動時等に前方
に移動してフロントガラスへ1と流下する場合、その流
下する雨水は、上側領域Hの導水部19により流動を阻
止されるとともに、導水部19に沿って左右方向に案内
され、左右側領域Vの導水部19に沿って下方に案内さ
れる。これにより、車体の屋根4に滞留する雨水が、自
動車の制動時等に、上側頭部12Hを超えてフロントガ
ラス1内へ流下することを防止される。その結果、雨水
がフロントガラス1に付着して、運転者の視界を妨げた
り、フロントガラス1を汚して運転者等に不快感を与え
たりすることはない。
【0043】更に、このとき、上側領域Hの上側頭部1
2Hは押出直後の圧潰により変形されて変形ガラス側案
内部20Hを形成しているため、フロントガラス1の表
面から滑らかに連続するよう低く突出し、自動車の走行
時の空力特性を損なうことはなく、しかも、左右側領域
Vの左右側頭部12Vはフロントガラス1の表面から高
く突出し、かつ、ガラス側折曲片16によってガラス側
案内部20Vを形成しているため、フロントガラス1か
らサイドウインド3へ向かう雨水等を確実に阻止でき
る。
【0044】ところで、上記第一実施例では、ガラス側
折曲片16は左右側頭部12Vの先端部と接合片15の
先端部とを接続しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、左右側頭部12V及び接合片15を先端
部より内部位置、例えば中央付近でガラス側折曲片16
により一体に接続してもよい。また、前記ガラス側折曲
片16は断面略く字状以外にも、折曲可能であれば断面
略U字状等の他の形状とすることも可能である。
【0045】次に、本発明による別の実施例を以下に説
明する。なお、各実施例においては上記第一実施例との
相違点のみを説明し、上記第一実施例と同一の構成につ
いては図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0046】図4は本発明による第二実施例の自動車用
ウインドモールの左右側領域の断面図である。
【0047】図に示すように、第二実施例の自動車用ウ
インドモールは、上記第一実施例の自動車用ウインドモ
ールの脚部11の下端部とシール片18の先端部とを、
規制片21により一体に接続したものである。また、前
記規制片21は、左右側領域V及び上側領域Hの全長に
わたって共押出成形されている。そして、上側領域Hの
上側頭部12Hは、第一実施例と同様に、前記左右側頭
部12Vと同一形状で押出成形した後、その押出成形し
たものを、押出成形直後に圧潰によりその厚さ方向に変
形させて形成される。
【0048】したがって、規制片21が脚部11の下端
部とシール片18の先端部を一体に接続することによ
り、シール片18が脚部11から離間して、窓枠2の内
面2bに弾接する所定位置から上方に移動することを規
制される。そして、特に、フロントガラス1の周縁の角
部において自動車用ウインドモールが彎曲され、シール
片18に上方へと彎曲させる応力が加わった場合でも、
シール片18が上方へ彎曲されて窓枠2との弾接を解除
することはなく、シール片18が常に安定した状態で窓
枠2の内面2bに弾接し、左右側頭部12V及び上側頭
部12Hと窓枠2との間で導水部19を安定して形成す
る。その結果、フロントガラス1の周縁の角部等の彎曲
部でシール片18が捲れ上がり窓枠2の内面2bとの間
に隙間を生じてフロントガラス1周縁の見栄えを損なう
ことはなく、また、フロントガラス1と窓枠2との隙間
から雨水の進入を招くこともない。
【0049】図5は本発明による第三実施例の自動車用
ウインドモールの左右側領域の断面図、図6は第三実施
例の自動車用ウインドモールの上側領域の断面図であ
る。
【0050】図に示すように、第三実施例の自動車用ウ
インドモールは、第一及び第二実施例のように左右側頭
部12Vのフロントガラス1側にガラス側折曲片16を
設けるのみならず、窓枠2側にもフロントガラス1の周
縁の位置に応じてその折曲状態を異にする窓枠側折曲片
30を設けたものである。
【0051】即ち、左右側領域12Vの脚部11の接合
片15の基端と左右側頭部12Vの基端との間を、窓枠
側折曲片30が一体に接続し、接合片15の先端と左右
側頭部12Vの先端との間をガラス側折曲片16が一体
に接続している。前記窓枠側折曲片30は、前記ガラス
側折曲片16に対向して左右側頭部12Vの内方に屈曲
された断面略く字状をなし、ガラス側案内部20Vを形
成している。これにより、左右側頭部12Vの窓枠2側
には、前記接合片15、ガラス側折曲片16、左右側頭
部12V及び窓枠側折曲片30により、所定の断面形状
の密閉された中空部17Vが形成されている。また、前
記窓枠側折曲片30の外面は、窓枠2側に開口する断面
略く字状をなし、窓枠側案内部31Vを形成している。
前記窓枠側折曲片30の外面、シール片18の意匠面及
びシール片18の意匠面に連続する窓枠2の内面2bに
より、左右側頭部12Vより窓枠2側において、フロン
トガラス1の左右側縁に沿って延び、かつ、上方に開口
する断面形状の導水部19が形成されている。
【0052】一方、上側領域Hの上側頭部12Hは、第
一及び第二実施例と同様、前記左右側頭部12Vと同一
形状で押出成形した後、その押出成形したものを、押出
成形直後に圧潰によりその厚さ方向に変形させて形成さ
れる。
【0053】即ち、図6に示すように、上側領域Hは、
脚部11の接合片15の先端側と変形された上側頭部1
2Hの先端側との間に、ガラス側折曲片16が屈曲部分
にて屈曲されて重合状態で配置され、変形ガラス側折曲
部20Hとなっている。また、接合片15の基端側と変
形された上側頭部12Hの基端側との間には、窓枠側折
曲片30が屈曲部分にて屈曲されて重合状態で配置さ
れ、変形窓枠側案内部31Hとなっている。そして、第
一及び第二実施例と同様、上側頭部12Hのフロントガ
ラス1側には、前記左右側頭部12Vにおけるようなガ
ラス側案内部20Hとしてのガラス側折曲片16は形成
されず、上側頭部12Hの窓枠2側にのみ、接合片1
5、変形ガラス側案内部20H、変形された上側頭部1
2H及び変形窓枠側案内部31Hにより、左右側頭部1
2Vの中空部17Vよりも小断面積で異なる断面形状の
密閉された変形中空部17Hが形成されている。
【0054】第三実施例の自動車用ウインドモールは、
第一実施例と同様に、押出成形機から押出して図1に示
す断面形状の左右側領域V及び図2に示す断面形状の上
側領域Hが形成される。このとき、第一及び第二実施例
のように前記ガラス側折曲片16の屈曲部分の折曲状態
を変更するのみならず、前記窓枠側折曲片30の屈曲部
の折曲状態をも適宜変更することにより、左右側頭部1
2Vと上側頭部12Hのフロントガラス1表面からの突
出高さを必要に応じて容易に変更調節することができ
る。即ち、第三実施例の自動車用ウインドモールにおい
ては、例えば、フロントガラス1から、左右側頭部12
Vが高く、上側頭部12Hが低く突出するようにする場
合に、第一及び第二実施例と同様、中空部17Vが変形
許容部材として機能するとともに、前記窓枠側折曲片3
0が左右側頭部12V及び上側頭部12Hのフロントガ
ラス1からの突出高さを変更するための高さ調節部とし
て機能する。
【0055】また、フロントガラス1の周縁と窓枠2と
の隙間に装着された状態で、左右側頭部12Vのガラス
側折曲片16の外面がフロントガラス1側にガラス側案
内部20V及び変形ガラス側案内部20Hを形成すると
ともに、左右側頭部12V及び上側頭部12Hより窓枠
2側に導水部19を形成する。また、第三実施例の自動
車用ウインドモールが自動車のフロントガラス1と窓枠
2との間に挿着された状態で、フロントガラス1上をワ
イパにより払拭された雨水等は、フロントガラス1上を
流動して左右側領域Vの左右側頭部12Vに至り、左右
側頭部12Vのフロントガラス1側に配置されたガラス
側案内部20Vとしてのガラス側折曲片16に遮られ、
サイドウインド3への流動を阻止されるとともに、窓枠
側案内部31Vとしてのガラス側折曲片30によりフロ
ントガラス1の左右両側縁に沿って下方へと案内され
る。
【0056】一方、自動車の制動時等に車体の屋根4か
らフロントガラス1に向かって流下する雨水は、上側領
域Hの上側頭部12Hに至り、上側頭部12Hより窓枠
2側に配置された導水部19に遮られ、フロントガラス
1への流下を阻止されるとともに、上側領域Hの導水部
19に沿って左右方向に案内され、上側領域Hの導水部
19に連続する左右側領域Vの導水部19に沿って下方
に案内される。
【0057】このように、上記第三実施例の自動車用ウ
インドモールは、左右側頭部12Vの先端部と前記脚部
11の接合片15の先端部とを一体に接続するガラス側
折曲片16は、前記フロントガラス1の左右両側縁で、
その外面によりフロントガラス1側に開口する断面略く
字状のガラス側案内部20Vを形成し、かつ、左右側頭
部12Vの基端部と前記脚部11の接合片15の基端部
とを一体に接続する窓枠側折曲片30は、前記フロント
ガラス1の左右両側縁で、その外面により窓枠2側に開
口する断面略く字状をなし、左右側頭部12Vの窓枠2
側に所定の断面形状に形成された密閉状の中空部17V
を配置するとともに、変形された上側頭部12Hの先端
部と脚部11の接合片15の先端部とを一体に接続する
変形ガラス側案内部20Hは、フロントガラス1側にお
いて変形された上側頭部12Hと接合片15との間でそ
の外面を重合させて積層され、かつ、変形された上側頭
部12Hの基端部と脚部11の接合片15の基端部とを
一体に接続する変形窓枠側案内部31Hは、窓枠2側に
おいて変形された上側頭部12Hと接合片15との間で
その外面を重合させて積層され、上側頭部12Hの窓枠
2側に前記中空部17Vより小断面積で異なる断面形状
の密閉状の変形中空部17Hを配置し、更に、前記脚部
11に連続して形成されたシール片18は、窓枠2の内
面2bに弾接されて、前記フロントガラス1の上側縁か
ら左右両側縁に連続して、前記上側頭部12Hと窓枠2
との間及び左右側頭部12Vと窓枠2との間で、フロン
トガラス1の上側縁から左右側縁にかけて連続する上方
に開口する導水部19を形成したものである。
【0058】したがって、第三実施例の自動車用ウイン
ドモールによれば、上側領域Hを形成する際に、押出成
形直後のモールの頭部(左右側頭部12V)を加圧ロー
ラ44により圧潰するだけの簡単な方法により、上側頭
部12Hに、左右側頭部12Vの中空部17Vより小断
面積で異なる断面形状の変形中空部17Hが形成され
る。そして、このとき、前記窓枠側折曲片30が上側頭
部12Hのフロントガラス1からの突出高さを調節する
高さ調節部として機能し、フロントガラス1の左右側縁
及び上側縁における左右側頭部12V及び上側頭部12
Hの高低差を一層容易に設けることができる。その結
果、従来品とは異なり、左右側領域Vと上側領域Hとを
別個に成形し、更に別個成形した接続片により互いに接
続するといった工程を必要とせず、製作コストを大幅に
低減することができる。
【0059】また、ワイパーにより払拭されたフロント
ガラス1上の雨水またはウオッシャ液等は、フロントガ
ラス1の左右側縁において、ガラス側案内部20Vとし
てのガラス側折曲片16により流動を阻止されるととも
に、ガラス側折曲片16に沿って下方に案内され、フロ
ントガラス1の左右側頭部12Vを超えてフロントガラ
ス1外に流出することを防止される。その結果、雨水等
がフロントガラス1に隣接するサイドウインド3に付着
して、運転者の視界を妨げたり、サイドウインド3を汚
して運転者等に不快感を与えたりすることはない。そし
て、自動車の制動時に車体の屋根4からフロントガラス
1へと流下する雨水は、前記上側領域Hの導水部19に
よりフロントガラス1への流下を確実に阻止されるとと
もに左右側領域12Vの導水部19に沿って下方に案内
され、上側頭部12Vを超えてフロントガラス1内へ流
下することを防止される。その結果、雨水がフロントガ
ラス1に付着して、運転者の視界を妨げたり、フロント
ガラス1を汚して運転者等に不快感を与えたりすること
はない。
【0060】更に、このとき、上側領域Hの上側頭部1
2Hは押出直後の圧潰により変形されて、接合片15の
先端側、変形されたガラス側折曲片16及び変形された
上側頭部12の先端側が積層状態にあり、かつ、接合片
15の基端側、変形窓枠側案内部31H及び変形された
上側頭部12Hの先端側が積層状態にあり、フロントガ
ラス1の表面から滑らかに連続するよう低く突出するた
め、自動車の走行時の空力特性を損なうことはない。し
かも、左右側領域Vの左右側頭部12Vはフロントガラ
ス1の表面から高く突出し、かつ、ガラス側折曲片16
がガラス側案内部20Vを形成しているため、フロント
ガラス1からサイドウインド3へ向かう雨水等を確実に
阻止できる。
【0061】ところで、上記第三実施例では、ガラス側
折曲片16は左右側頭部12Vの基端部と接合片15の
基端部とを接続しているが、左右側頭部12V及び接合
片15を先端部より内部位置、例えば中央付近で窓枠側
折曲片31Vにより一体に接続してもよい。また、窓枠
側折曲片30は断面略く字状以外にも、折曲可能であれ
ば断面略U字状等の他の形状とすることも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にかかる
自動車用ウインドモールは、フロントガラスの周縁の位
置に応じて、頭部と接合片とを一体に接続するガラス側
折曲片の折曲状態を異にし、かつ、前記ガラス側折曲片
によりフロントガラス側に開口する断面形状のガラス側
案内部を形成し、更に、前記頭部より下部位置において
前記脚部に連続して形成されたシール片により、窓枠の
内面に弾接されて前記頭部と窓枠との間で上方に開口す
る導水部を形成したものである。
【0063】したがって、前記ガラス側折曲片の折曲状
態に応じて、フロントガラスの周縁の一部における頭部
の高さが、フロントガラスの他の部分の頭部の高さより
大きくなリ、例えば、頭部をフロントガラスの左右側縁
で高く、上側縁で低く形成する場合には、上側縁の頭部
を変形するだけで、左右側縁及び上側縁における頭部の
高低を容易に設けることができ、製作コストの低減が可
能となる。また、フロントガラス上を流れる雨水やウオ
ッシャ液等は、ガラス側案内部が設けられた頭部におい
て、ガラス側案内部に阻止、案内されて、頭部を超えて
フロントガラス外へ流出することを防止される。そし
て、逆に車体のフロントガラス外部からフロントガラス
へと流れる雨水は、導水部が設けられた頭部において、
導水部に阻止、案内されて、頭部を超えてフロントガラ
ス内へ流入することを防止される。
【0064】請求項2の発明にかかる自動車用ウインド
モールは、フロントガラスの周縁の位置に応じて、頭部
と接合片とを一体に接続するガラス側折曲片の折曲状態
を異にし、かつ、前記ガラス側折曲片によりフロントガ
ラス側に開口する断面形状のガラス側案内部を形成し、
前記頭部より下部位置において前記脚部に連続して形成
されたシール片により、窓枠の内面に弾接して前記頭部
と窓枠との間で上方に開口する導水部を形成し、更に、
前記脚部の下端部と前記シール片の先端部とを規制片に
より一体に接続したものである。
【0065】したがって、前記ガラス側折曲片の折曲状
態に応じて、フロントガラスの周縁の一部における頭部
の高さが、フロントガラスの他の部分の頭部の高さより
大きくなリ、例えば、頭部をフロントガラスの左右側縁
で高く、上側縁で低く形成する場合には、上側縁の頭部
を変形するだけで、左右側縁及び上側縁における頭部の
高低を容易に設けることができ、製作コストの低減が可
能となる。また、フロントガラス上を流れる雨水やウオ
ッシャ液等は、ガラス側案内部が設けられた頭部におい
て、ガラス側案内部に阻止、案内されて、頭部を超えて
フロントガラス外へ流出することを防止される。そし
て、逆に車体のフロントガラス外部からフロントガラス
へと流れる雨水は、導水部が設けられた頭部において、
導水部に阻止、案内されて、頭部を超えてフロントガラ
ス内へ流入することを防止される。更に、規制片が脚部
の下端部とシール片の先端部を一体に接続することによ
り、シール片が脚部から離間して、窓枠の内面に弾接す
る所定位置から上方に移動することを規制される。
【0066】請求項3の発明にかかる自動車用ウインド
モールは、前記フロントガラスの周縁の位置に応じて、
頭部と接合片とをフロントガラス側で一体に接続するガ
ラス側折曲片の折曲状態を異にし、かつ、前記ガラス側
折曲片によりフロントガラス側に開口する断面形状のガ
ラス側案内部を形成し、前記頭部より下部位置において
前記脚部に連続して形成されたシール片により、窓枠の
内面に弾接して前記頭部と窓枠との間で上方に開口する
導水部を形成し、更に、前記フロントガラスの周縁の位
置に応じて、前記頭部と前記接合片とを窓枠側で一体に
接続するとともに窓枠側に開口する断面形状の窓枠側折
曲片の折曲状態を異にしたものである。
【0067】したがって、前記ガラス側折曲片及び窓枠
側折曲片の折曲状態に応じて、フロントガラスの周縁の
一部における頭部の高さが、フロントガラスの他の部分
の頭部の高さより大きくなリ、例えば、頭部をフロント
ガラスの左右側縁で高く、上側縁で低く形成する場合に
は、上側縁の頭部を変形するだけで、左右側縁及び上側
縁における頭部の高低を容易に設けることができ、製作
コストの低減が可能となる。また、フロントガラス上を
流れる雨水やウオッシャ液等は、ガラス側案内部が設け
られた頭部において、ガラス側案内部に阻止、案内され
て、頭部を超えてフロントガラス外へ流出することを防
止される。そして、逆に車体のフロントガラス外部から
フロントガラスへと流れる雨水は、導水部が設けられた
頭部において、導水部に阻止、案内されて、頭部を超え
てフロントガラス内へ流入することを防止される。更
に、窓枠側折曲片は、前記フロントガラスの周縁の位置
に応じてその折曲状態を異にする高さ調節部として機能
することによって、フロントガラスの周縁における頭部
の高さの調節を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による第一実施例の自動車用ウイ
ンドモールのフロントガラスの左右側領域の断面図であ
る。
【図2】図2は第一実施例の自動車用ウインドモールの
フロントガラスの上側領域の断面図である。
【図3】図3は本発明の自動車用ウインドモールの製造
装置の概略側面図である。
【図4】図4は本発明による第二実施例の自動車用ウイ
ンドモールのフロントガラスの左右側領域の断面図であ
る。
【図5】図5は本発明による第三実施例の自動車用ウイ
ンドモールのフロントガラスの左右側領域の断面図であ
る。
【図6】図6は第三実施例の自動車用ウインドモールの
フロントガラスの上側領域の断面図である。
【図7】図7は自動車のフロントガラスと窓枠との隙間
に装着された自動車用ウインドモールの全体を示す斜視
図である。
【図8】図8は従来の自動車用ウインドモールのフロン
トガラスの上側領域の断面図である。
【図9】図9は従来の自動車用ウインドモールのフロン
トガラスの左右側領域の断面図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 窓枠 2a 内面 11 脚部 12V 左右側頭部 12H 上側頭部 13 支持片 15 接合片 16 ガラス側折曲片 18 シール片 19 導水部 20V ガラス側案内部 20H 変形ガラス側案内部 21 規制片 30 窓枠側折曲片 31V 窓枠側案内部 31H 変形窓枠側案内部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントガラスと窓枠との隙間に連続し
    て装着され、下部に支持片を形成した脚部と、 前記脚部に連続形成され、前記脚部の支持片とともに前
    記フロントガラスを挾持する接合片と、 前記脚部に連続形成され、前記フロントガラスと窓枠と
    の隙間から露出する頭部と、 前記頭部と前記接合片とを一体に接続し、前記フロント
    ガラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
    つ、前記フロントガラス側に開口する断面略く字状のガ
    ラス側折曲片と、 前記頭部より下部位置で前記脚部に連続して形成され、
    窓枠の内面に弾接して前記頭部と窓枠との間で上方に開
    口する導水部を形成するシール片とを具備することを特
    徴とする自動車用ウインドモール。
  2. 【請求項2】 フロントガラスと窓枠との隙間に連続し
    て装着され、下部に支持片を形成した脚部と、 前記脚部に連続形成され、前記脚部の支持片とともに前
    記フロントガラスを挾持する接合片と、 前記脚部に連続形成され、前記フロントガラスと窓枠と
    の隙間から露出する頭部と、 前記頭部と前記接合片とを一体に接続し、前記フロント
    ガラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
    つ、前記フロントガラス側に開口する断面略く字状のガ
    ラス側折曲片と、 前記頭部より下部位置で前記脚部に連続して形成され、
    窓枠の内面に弾接して前記頭部と窓枠との間で上方に開
    口する導水部を形成するシール片と、 前記脚部と前記シール片とを一体に接続する規制片とを
    具備することを特徴とする自動車用ウインドモール。
  3. 【請求項3】 フロントガラスと窓枠との隙間に連続し
    て装着され、下部に支持片を形成した脚部と、 前記脚部に連続形成され、前記脚部の支持片とともに前
    記フロントガラスを挾持する接合片と、 前記脚部に連続形成され、前記フロントガラスと窓枠と
    の隙間から露出する頭部と、 前記頭部と前記接合片とを一体に接続し、前記フロント
    ガラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
    つ、前記フロントガラス側に開口する断面略く字状のガ
    ラス側折曲片と、 前記頭部より下部位置で前記脚部に連続して形成され、
    窓枠の内面に弾接して前記頭部と窓枠との間で上方に開
    口する導水部を形成するシール片と、 前記頭部と前記接合片とを一体に接続し、前記フロント
    ガラスの周縁の位置に応じてその折曲状態を異にし、か
    つ、窓枠側に開口する断面略く字状をなす窓枠側折曲片
    とを具備することを特徴とする自動車用ウインドモー
    ル。
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