JPS6137010B2 - - Google Patents
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- JPS6137010B2 JPS6137010B2 JP55020809A JP2080980A JPS6137010B2 JP S6137010 B2 JPS6137010 B2 JP S6137010B2 JP 55020809 A JP55020809 A JP 55020809A JP 2080980 A JP2080980 A JP 2080980A JP S6137010 B2 JPS6137010 B2 JP S6137010B2
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- metal foil
- container
- laminated sheet
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、薄肉金属容器の成形方法、特に再生
が容易な薄肉金属単体容器本体を絞り成形する方
法に関するものである。
が容易な薄肉金属単体容器本体を絞り成形する方
法に関するものである。
更に、くわしくはアルミ、鉄、銅等の金属単体
からなる薄い絞り成形物としての容器を成形する
新しい方法に関するものである。
からなる薄い絞り成形物としての容器を成形する
新しい方法に関するものである。
現在、金属箔と合成樹脂フイルムよりなる絞り
容器は、食品包装等の分野で広く利用されてい
る。ところが、この種の容器を焼却する場合、成
形ガスが大量に出てその処分方法が問題となつて
いる。又、これらの材料は金属箔と合成樹脂フイ
ルムとをドライラミネーしたもので容易に剥がす
ことができず、金属を回収し再生する為には高温
で合成樹脂フイルムを溶融分離しなければなら
ず、かなりの手間と費用を要していた。したがつ
て、費用の点から実際は回収されずに捨てられて
しまう方が多かつた。
容器は、食品包装等の分野で広く利用されてい
る。ところが、この種の容器を焼却する場合、成
形ガスが大量に出てその処分方法が問題となつて
いる。又、これらの材料は金属箔と合成樹脂フイ
ルムとをドライラミネーしたもので容易に剥がす
ことができず、金属を回収し再生する為には高温
で合成樹脂フイルムを溶融分離しなければなら
ず、かなりの手間と費用を要していた。したがつ
て、費用の点から実際は回収されずに捨てられて
しまう方が多かつた。
本発明は、上記の現状に鑑み、従来の容器では
困難であつた金属箔の回収を安価になしうる省資
源、省エネルギー上、有効な薄肉金属単体容器本
体を絞り成形する方法を提供するものである。
困難であつた金属箔の回収を安価になしうる省資
源、省エネルギー上、有効な薄肉金属単体容器本
体を絞り成形する方法を提供するものである。
すなわち、本発明は金属箔と熱可塑性樹脂フイ
ルムをホツトメルト接着剤層を介して積層し、該
シートを加熱して前記接着剤層を軟化させて容器
形状に絞り成形を行い、次いで成形された積層シ
ートを、接着剤層が軟化するまで加熱して、熱可
塑性樹脂フイルムの復元力により金属箔の容器か
ら熱可塑性樹脂フイルムを分離せしめ、もつて金
属箔の単体容器を得ることを特徴とし、成形時熱
可塑性樹脂フイルムを補強材として用い、且つホ
ツトメルト接着剤層を媒体としてより薄い金属箔
の容器の成形を可能ならしめたものである。
ルムをホツトメルト接着剤層を介して積層し、該
シートを加熱して前記接着剤層を軟化させて容器
形状に絞り成形を行い、次いで成形された積層シ
ートを、接着剤層が軟化するまで加熱して、熱可
塑性樹脂フイルムの復元力により金属箔の容器か
ら熱可塑性樹脂フイルムを分離せしめ、もつて金
属箔の単体容器を得ることを特徴とし、成形時熱
可塑性樹脂フイルムを補強材として用い、且つホ
ツトメルト接着剤層を媒体としてより薄い金属箔
の容器の成形を可能ならしめたものである。
具体的には、金属箔のみに前もつて所要容器の
ブランク形状の切込みを複数個入れ、この金属箔
と合成樹脂フイルムをホツトメルト接着剤を介し
て積層し、接着層が軟化する温度まで積層シート
を加熱した後、ボンチ、ダイスを用いて絞り成形
を行い、絞り成形された容器を絞り時の温度と同
時、又はそれ以上の温度下にさらし、熱可塑性合
成樹脂フイルムの復元力を利用し、金属箔の単体
容器を押し出し、金属箔の単体容器本体を成形時
の形を崩さず得ることを特徴とするものである。
ブランク形状の切込みを複数個入れ、この金属箔
と合成樹脂フイルムをホツトメルト接着剤を介し
て積層し、接着層が軟化する温度まで積層シート
を加熱した後、ボンチ、ダイスを用いて絞り成形
を行い、絞り成形された容器を絞り時の温度と同
時、又はそれ以上の温度下にさらし、熱可塑性合
成樹脂フイルムの復元力を利用し、金属箔の単体
容器を押し出し、金属箔の単体容器本体を成形時
の形を崩さず得ることを特徴とするものである。
次に、図面を参照しながら実施例につき詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
第１図イ，ロは小型容器成形用積層フイルムか
らなる成形物素材を示すもので、厚さ100〜200μ
のポリ塩化ビニールフイルム１と厚さ20〜60μの
軟質Al箔３とを、軟化点が80〜100℃であつて厚
さが20〜40μのホツトメルト接着剤２を介して積
層した積層シート４である。
らなる成形物素材を示すもので、厚さ100〜200μ
のポリ塩化ビニールフイルム１と厚さ20〜60μの
軟質Al箔３とを、軟化点が80〜100℃であつて厚
さが20〜40μのホツトメルト接着剤２を介して積
層した積層シート４である。
上記積層シート４は、従来公知の絞り成形方法
により成形される。
により成形される。
すなわち、特公昭52−39859号公報に示されて
いるように積層シート４には、軟質Al箔３のみ
に前もつて所要容器のブランク形状の切込み５を
複数個入れておき、接着層２が軟化する温度まで
積層シート４を加熱した後、ダイス及びポンチを
用いて絞り成形する。
いるように積層シート４には、軟質Al箔３のみ
に前もつて所要容器のブランク形状の切込み５を
複数個入れておき、接着層２が軟化する温度まで
積層シート４を加熱した後、ダイス及びポンチを
用いて絞り成形する。
第２，３図はその成形方法を示すもので、積層
シート４は、第２図のように、しわ押え板７とダ
イス６によつて円形形状の切込み線５の周辺部で
挾持されている。
シート４は、第２図のように、しわ押え板７とダ
イス６によつて円形形状の切込み線５の周辺部で
挾持されている。
上記しわ押え板７はホツトメルト接着剤層２が
軟化し得る温度に加熱されており、積層シート４
はダイス６としわ押え板７との間に挾み込まれる
ことによつて加熱され、ホツトメルト接着剤層２
は軟化する。この状態でポンチ８を押圧すれば、
塩化ビニールフイルム１は第３図のように張り出
し成形され、アルミ箔３は軟化した接着剤層２の
潤滑的役割によつてダイス６に沿つて絞り込ま
れ、円形凹陥部９が形成される。
軟化し得る温度に加熱されており、積層シート４
はダイス６としわ押え板７との間に挾み込まれる
ことによつて加熱され、ホツトメルト接着剤層２
は軟化する。この状態でポンチ８を押圧すれば、
塩化ビニールフイルム１は第３図のように張り出
し成形され、アルミ箔３は軟化した接着剤層２の
潤滑的役割によつてダイス６に沿つて絞り込ま
れ、円形凹陥部９が形成される。
そして、積層シート４がポンチ８の中心に向か
つて材料流れを起こす結果、円形凹陥部９の周り
のリブの外周と切込み線５の切断壁とによつて環
状溝部１０が形成される。
つて材料流れを起こす結果、円形凹陥部９の周り
のリブの外周と切込み線５の切断壁とによつて環
状溝部１０が形成される。
以上のように軟質Al箔３には円形形状の切込
み線５が予め形成されているので、多数個を同時
に絞り成形することができるのである。
み線５が予め形成されているので、多数個を同時
に絞り成形することができるのである。
成形された容器は次に加熱ステーシヨンに運ば
れ、第６図に示すようにヒーター１１によつて加
熱される。
れ、第６図に示すようにヒーター１１によつて加
熱される。
ここで接着剤層２は再び溶融し、ポリ塩化ビニ
ール１は軟化される。
ール１は軟化される。
ポリ塩化ビニール１は、軟化により復元力が生
じ、成形前のシート状に戻ろうとする。
じ、成形前のシート状に戻ろうとする。
ところが、軟質Al箔３にはこのような性質が
ないので、軟質Al箔３は、絞られた形状を維持
しながら、ポリ塩化ビニール１はその復元力によ
り押出され、Al箔製のみの薄肉単体容器本体が
形成される。
ないので、軟質Al箔３は、絞られた形状を維持
しながら、ポリ塩化ビニール１はその復元力によ
り押出され、Al箔製のみの薄肉単体容器本体が
形成される。
以上のように、本発明は成形時熱可塑性樹脂フ
イルムを補強材としているため、金属箔を単体で
成形する場合よりは遥かに薄い金属箔の容器を成
形でき、しかも１枚のシートから複数個の金属単
体容器を同時に得ることができるので、容器の製
造に好適であり、又使用後金属を回収する場合に
も、都合のよい金属単体の成形物が得られるた
め、省資源、省エネルギー上非常に有益な方法で
ある。
イルムを補強材としているため、金属箔を単体で
成形する場合よりは遥かに薄い金属箔の容器を成
形でき、しかも１枚のシートから複数個の金属単
体容器を同時に得ることができるので、容器の製
造に好適であり、又使用後金属を回収する場合に
も、都合のよい金属単体の成形物が得られるた
め、省資源、省エネルギー上非常に有益な方法で
ある。
なお、金属箔として銅箔、鉄箔等を用いること
ができ、熱可塑性合成樹脂としてポリ塩化ビニー
ルの他ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート等の公知の
材料を適切に選択使用し得ることは勿論である。
ができ、熱可塑性合成樹脂としてポリ塩化ビニー
ルの他ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート等の公知の
材料を適切に選択使用し得ることは勿論である。
第１図イ，ロは成形用積層シートの平面図とそ
の切断面図、第２、３図は成形工程を示す説明的
断面図、第４図は成形加工後の成形用積層シート
の裏面図、第５図は同上切断面図、第６図はヒー
ターによる成形物の加熱工程を示す説明的断面図
である。 １……熱可塑性樹脂フイルム、２……ホツトメ
ルト接着剤層、３……Al箔、４……積層シー
ト、５……切込み線、６……ダイス、７……しわ
押え板、８……ポンチ、１１……ヒーター。
の切断面図、第２、３図は成形工程を示す説明的
断面図、第４図は成形加工後の成形用積層シート
の裏面図、第５図は同上切断面図、第６図はヒー
ターによる成形物の加熱工程を示す説明的断面図
である。 １……熱可塑性樹脂フイルム、２……ホツトメ
ルト接着剤層、３……Al箔、４……積層シー
ト、５……切込み線、６……ダイス、７……しわ
押え板、８……ポンチ、１１……ヒーター。
Claims (1)
- １ 金属箔のみに前もつて容器のフランク形状の
切込みを複数個入れ、該金属箔と熱可塑性樹脂フ
イルムをホツトメルト接着剤層を介して積層する
ことにより積層シートを形成し、該積層シートを
加熱して前記接着剤層を軟化させて上記各ブラン
クに対し容器形状に絞り成形を行い、次いで成形
された積層シートを、接着剤層が軟化するまで加
熱して、熱可塑性樹脂フイルムの復元力により、
金属箔から熱可塑性樹脂フイルムを分離させ、複
数個の金属箔の単体容器を１枚の積層シートから
同時に得ることを特徴とする薄肉金属容器の成形
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2080980A JPS56117834A (en) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | Forming method of thin-walled metal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2080980A JPS56117834A (en) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | Forming method of thin-walled metal |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56117834A JPS56117834A (en) | 1981-09-16 |
| JPS6137010B2 true JPS6137010B2 (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12037359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2080980A Granted JPS56117834A (en) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | Forming method of thin-walled metal |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56117834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0445931Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1992-10-28 | ||
| JP2576070B2 (ja) * | 1991-06-28 | 1997-01-29 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ウインドモール |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63194824A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-12 | Asahi Seiki Kogyo Kk | プレス成形部品 |
| US5172460A (en) * | 1991-08-21 | 1992-12-22 | Womack International, Inc. | Method of making lead-free capsule for wine bottles |
| CN113020423B (zh) * | 2021-03-17 | 2022-08-09 | 哈尔滨工业大学 | 一种异种金属叠层薄壁筒形件成形方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239859A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-28 | Alpine Ag | Method of crushing scraps and apparatus therefor |
| JPS52106352A (en) * | 1976-03-04 | 1977-09-06 | Hitachi Chemical Co Ltd | Method of drawing metal sheet |
-
1980
- 1980-02-20 JP JP2080980A patent/JPS56117834A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239859A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-28 | Alpine Ag | Method of crushing scraps and apparatus therefor |
| JPS52106352A (en) * | 1976-03-04 | 1977-09-06 | Hitachi Chemical Co Ltd | Method of drawing metal sheet |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0445931Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1992-10-28 | ||
| JP2576070B2 (ja) * | 1991-06-28 | 1997-01-29 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ウインドモール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56117834A (en) | 1981-09-16 |
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