JP2576024Y2 - 蓋体の係止装置 - Google Patents

蓋体の係止装置

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JP2576024Y2
JP2576024Y2 JP1992000765U JP76592U JP2576024Y2 JP 2576024 Y2 JP2576024 Y2 JP 2576024Y2 JP 1992000765 U JP1992000765 U JP 1992000765U JP 76592 U JP76592 U JP 76592U JP 2576024 Y2 JP2576024 Y2 JP 2576024Y2
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JP
Japan
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lid
opening
edge
side edge
groove
Prior art date
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Application number
JP1992000765U
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English (en)
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JPH0558658U (ja
Inventor
教人 塩澤
Original Assignee
インターユニット株式会社
日本ドライブイット株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、前面パネルに略矩形状
の開口が開設されており、該開口を前方から塞ぐ蓋体を
係止して、前記開口を開き状態に維持するようにした蓋
体の係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓋体の係止装置としては、例え
ば、図5〜図7に示すようなものがある。すなわち、筺
体1の前面パネル2には略矩形状の開口3が開設されて
おり、蓋体4を跳ね上げると開口3が開かれるように、
蓋体4が開口3の上縁部に蝶番5で支持され、開口3が
閉じられているとき、アーム部材6は折畳まれていて、
開口3が開かれているとき、アーム部材6は展開されて
いて、蓋体4の側縁部の上下方向の中央部を支持してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蓋体の係止装置では、開口3が開かれている
状態では、蓋体4が大きく前方へ突出し、筺体1の据付
場所によっては、蓋体4が十分に跳ね上げられず、開口
3を大きく上方向に開くことができないので、使用上支
障を来す場合がある。また、アーム部材6が内側に折畳
まれているので、内容積率が減少するという難点があっ
た。
【0004】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、使い勝手がよく、内容積率を拡大
することができ、コストを低減することができるように
した蓋体の係止装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の要旨とするところは、1 前面パネル(1
2)に略矩形状の開口(13)が開設されており、該開
口(13)を前方から塞ぐ蓋体(20)を係止して、前
記開口(13)を開き状態に維持するようにした蓋体
(20)の係止装置において、前記開口(13)の上縁
部に前記蓋体(20)を跳上げ可能に支持するととも
に、該蓋体(20)を中折れして上下方向の中央部が前
方へ突出するように形成し、前記蓋体(20)の側縁下
部が係止して前記開口(13)を開き状態に維持する係
止部(14)を前記開口(13)の側縁上部に設け、前
記係止部は、前記開口(13)の側縁上部に凹設された
切込み溝(14)の溝縁であり、前記蓋体(20)の側
縁下部は、前記切込み溝(14)に挿入可能なよう側方
への突出量が小さな差込み部(24)と、該差込み部
(24)に連続して形成され、前記切込み溝(14)の
溝縁に当接するよう側方への突出量が大きな被係止部
(25)とを有することを特徴とする蓋体(20)の係
止装置に存する。
【0006】
【0007】
【作用】前面パネルに開設された略矩形状の開口(1
3)は蓋体(20)で前方から塞がれている。
【0008】開口(13)を開くべく、蓋体(20)を
跳上げるとともに、蓋体(20)を中折れさせて上下方
向の中央部が前方へ突出するようにする。
【0009】次に、蓋体(20)の側縁下部を、開口
(13)の側縁上部に設けられた係止部に係止すれば、
開口(13)を開き状態に維持することができる。
【0010】この開き状態では、開口(13)は十分に
開かれており、半分に折れた蓋体(20)は前方へ大き
く突出しないで、邪魔になることがない。
【0011】前記係止部が、前記開口(13)の側縁上
部に凹設された切込み溝(14)の溝縁であり、前記蓋
体(20)の側縁下部が、前記切込み溝(14)に挿入
可能なよう側方への突出量が小さな差込み部(24)
と、該差込み部(24)に連続して形成され、前記切込
み溝(14)の溝縁に当接するよう側方への突出量が大
きな被係止部(25)とを有する。
【0012】蓋体(20)を跳ね上げるとともに、中折
れにして、切込み溝(14)に蓋体(20)の差込み部
(24)を挿入していけば、被係止部(25)が切込み
溝(14)の溝縁に当接して、蓋体(20)が跳ね上げ
られた状態に保持される。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図4に基づき本考案の一実施例
を説明する。各図は本考案の一実施例を示している。
【0014】図1および図3に示すように、筺体10の
前面パネル12には略矩形状の開口13が開設されてい
る。略矩形状の開口13の上縁部には、略矩形状の開口
13を前方から塞ぐ蓋体20が、蝶番15を介して跳上
げ可能に支持されている。
【0015】略矩形状の開口13の側縁上部には切込み
溝14が凹設されている。
【0016】蓋体20は上部蓋21と下部蓋22とを有
しており、蓋体20が中折れして上下方向の中央部が前
方へ突出するように、上部蓋21と下部蓋22とがヒン
ジ部材30で連結されている。
【0017】下部蓋22の側縁部23は切込み溝14の
凹入量より大きめに外側に突出している。下部蓋22の
側縁下端は、側縁部23より内側へ引っ込んでいて切込
み溝14に挿入可能な差込み部24になっている。側縁
部23の下縁部が差込み部24に連続していて、段部2
5になっている。段部25が切込み溝14の縁に当接す
る被係止部になっている。
【0018】下部蓋22には取手部材26が固設されて
いる。略矩形状の開口13の下縁部には、下部蓋22の
下縁部を吸着するマグネット部材16が固着されてい
る。
【0019】次に作用を説明する。図2において、前面
パネル12に開設された略矩形状の開口13は蓋体20
で前方から塞がれている。このとき、下部蓋22の下縁
部がマグネット部材16に吸着されている。
【0020】開口13を開くべく、取手部材26を引き
上げるようにして、蓋体20を跳上げるとともに、蓋体
20を中折れさせて上下方向の中央部が前方の斜め上方
へ突出するようにする。
【0021】次に、蓋体20の差込み部24を、開口1
3の側縁上部に設けられた切込み溝14に挿入していく
と、切込み溝14の溝縁に段部25が当接して係止さ
れ、開口13を開き状態に維持することができる。この
状態では、上部蓋21と下部蓋22とが上下で重なるよ
うになる。
【0022】この開き状態では、開口13は十分に開か
れており、図4に示すように、中折れした蓋体20は、
前方へD2だけ突出し、前方へ大きく突出しないで、邪
魔になることがない。
【0023】開き状態において、切込み溝14から蓋体
20の差込み部24を引き出すと、段部25が切込み溝
の溝縁から外れて、蓋体20が閉じ可能になり、下部蓋
22を下げるようにすれば、蓋体20が真直に展開して
開口13を塞ぐようになり、前後して、下部蓋22の下
縁部がマグネット部材16に吸着される。
【0024】前記実施例においては、係止部が切込み溝
14であるものを示したが、前面パネル12の開口13
の側縁上部に、例えば、半円形断面の嵌合溝を形成し、
嵌合溝に蓋体20の円形断面形の側縁下端を嵌入して係
止するようにしたものであってもよい。また、蓋体の上
端部を跳ね上げ可能な構成を示したが、この跳ね上げ方
向に限定されるものではなく、上端部とは図に例示した
ものの上端部という意味であって、姿勢としては上開き
ばかりでなく、横開きあるいは下開きの態様も含まれ
る。
【0025】
【考案の効果】本考案にかかる蓋体の係止装置によれ
ば、蓋体を跳上げるとともに、蓋体を中折れさせて上下
方向の中央部が前方へ突出するようにし、蓋体の側縁下
部を、開口の側縁上部に設けられた係止部に係止して、
開口を開き状態に維持することができるようにしたの
で、開き状態において、半分に折れた蓋体は前方へ大き
く突出しないで、邪魔になることがなく、使い勝手がよ
くなるとともに、内容積率を拡大することができ、ま
た、前記係止部を、前記開口の側縁上部に凹設された切
込み溝の溝縁としたので、係止用の部品が不要になり、
コストを低減することができる。
【0026】前記係止部を、前記開口の側縁上部に凹設
された切込み溝の溝縁としたものでは、係止用の部品が
特に不要になり、さらにコストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す筺体の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図であって筺体のみ破断し
たものである。
【図3】本考案の一実施例を示す蓋体を開いた状態の斜
視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図であって筺体のみ破断し
たものである。
【図5】従来例を示す筺体の斜視図である。
【図6】従来例を示す蓋体の開いた状態の断面図であ
る。
【図7】図5のVII − VII線断面図であって筺体のみ破
断したものである。
【符号の説明】
10…筺体 12…前面パネル 13…略矩形状の開口 14…切込み溝(係止部) 20…蓋体 21…上部蓋 22…下部蓋 23…側縁部 24…差込み部 25…段部(被係止部) 30…ヒンジ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 43/24 B65D 43/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面パネルに略矩形状の開口が開設されて
    おり、該開口を前方から塞ぐ蓋体を係止して、前記開口
    を開き状態に維持するようにした蓋体の係止装置におい
    て、 前記開口の上縁部に前記蓋体を跳上げ可能に支持すると
    ともに、該蓋体を中折れして上下方向の中央部が前方へ
    突出するように形成し、 前記蓋体の側縁下部が係止して前記開口を開き状態に維
    持する係止部を前記開口の側縁上部に設け、 前記係止部は、前記開口の側縁上部に凹設された切込み
    溝の溝縁であり、前記蓋体の側縁下部は、前記切込み溝
    に挿入可能なよう側方への突出量が小さな差込み部と、
    該差込み部に連続して形成され、前記切込み溝の溝縁に
    当接するよう側方への突出量が大きな被係止部とを有す
    ることを特徴とする蓋体の係止装置。
JP1992000765U 1992-01-13 1992-01-13 蓋体の係止装置 Expired - Lifetime JP2576024Y2 (ja)

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JP1992000765U JP2576024Y2 (ja) 1992-01-13 1992-01-13 蓋体の係止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0558658U JPH0558658U (ja) 1993-08-03
JP2576024Y2 true JP2576024Y2 (ja) 1998-07-09

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ID=11482796

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JPH0339825Y2 (ja) * 1985-01-31 1991-08-21

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JPH0558658U (ja) 1993-08-03

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