JP2575499Y2 - 関節型ロボット - Google Patents

関節型ロボット

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JP2575499Y2
JP2575499Y2 JP1993001491U JP149193U JP2575499Y2 JP 2575499 Y2 JP2575499 Y2 JP 2575499Y2 JP 1993001491 U JP1993001491 U JP 1993001491U JP 149193 U JP149193 U JP 149193U JP 2575499 Y2 JP2575499 Y2 JP 2575499Y2
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JP
Japan
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guide pipe
arm
hollow
cable
articulated robot
Prior art date
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Application number
JP1993001491U
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English (en)
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JPH0657583U (ja
Inventor
隆司 加藤
均 亀井
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、第1部材の先端に第2
部材が回動可能に連接された関節型ロボットに関し、特
に、第1部材と第2部材間でのケーブルの配線構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平4−43743号公報に記
載のように、中空状の第1部材の先端部に中空状の第2
部材を回動可能に連接し、該第1部材と第2部材との連
接部を中空として上記第1部材の中空部と第2部材の中
空部とを連通せしめ、第1部材と第2部材間に配設され
るケーブルを上記中空部を経て収納するように構成され
た関節型ロボットが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、関節型ロボットの小型化及び高速動作化
により、ケーブルの配線スペースを減少させざるを得
ず、このため前記第1部材と第2部材との連接部の中空
部も小さくなり、この中空部においてケーブルへのスト
レスがかかり易く、断線が生じるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の関節型ロボット
は、中空状の第1部材の先端部に中空状の第2部材を回
動可能に連接し、該第1部材と第2部材との連接部を中
空として上記第1部材の中空部と第2部材の中空部とを
連通せしめ、第1部材と第2部材間に配設されるケーブ
ルを上記中空部を経て収納するように構成された関節型
ロボットにおいて、前記第1部材と第2部材との連接部
には、前記第1部材と一体に第1ガイドパイプが設けら
れるとともに、前記第2部材と一体に第2ガイドパイプ
が設けられ、これら第1ガイドパイプと第2ガイドパイ
プとは、その内径が略同径に形成されるとともに、同芯
軸上に且つこれら対峙する端部同士が近接配置され、こ
れら第1ガイドパイプと第2ガイドパイプ内に前記ケー
ブルが挿通配置されたものである。
【0005】
【作用】第1部材と第2部材との連接部に、前記第1部
材と一体に第1ガイドパイプを設けるとともに、前記第
2部材と一体に第2ガイドパイプを設け、これら第1ガ
イドパイプと第2ガイドパイプとを略同径に形成すると
ともに、同芯軸上に配置し、且つこれら対峙する端部同
士を近接配置したことで、第2部材を回動させた際にお
いて、これら第1ガイドパイプと第2ガイドパイプとが
相対回転することになり、これによりケーブルが最もこ
すれ易い第1ガイドパイプ及び第2ガイドパイプの出入
口部でのケーブルの相対滑りを小さくする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0007】図1は、本考案に係る関節型ロボットにお
ける第1アームと第2アームとの連接部分を示す断面図
である。
【0008】図1において、1は図示しないロボット本
体に連接された第1アーム(第1部材)で、第1アーム
1の先端下部には第2アーム(第2部材)2がベアリン
グ3を介して水平方向に回動可能に支持されている。
【0009】前記第2アーム2は、該第2アーム2と第
1アーム1との間に配設された駆動手段5により前記第
1アーム1に対して水平方向に回動駆動するように構成
されている。
【0010】駆動手段5は、第1アーム1の先端部底面
にブラケット6aを介して設けられた駆動モータ6と、
前記第1アーム1と第2アーム2間にベアリング7,7
を介して回転自在に支持されるとともに、上記駆動モー
タ6の出力軸6bに伝達部材8を介して連係された中空
の円筒状の従動軸10と、該従動軸10に設けられた減
速機11とから構成されている。
【0011】前記伝達部材8は、駆動モータ6の出力軸
6bに一体に設けられたプーリ8aと、前記駆動軸10
の外面上部に一体に設けられたプーリ8bと、これらプ
ーリ8a,8bに巻回されたタイミングベルト8cとか
ら構成され、駆動モータ6の回転運動を従動軸10に伝
達するようなされている。
【0012】前記減速機11は、前記従動軸10の中間
部に設けられた第1部材12と、前記第1アーム1側に
設けられた第2部材13と、これら第1部材12と第2
部材13との間に介装され下端部が前記第2アーム2に
固定された第3部材15とから構成され、前記従動軸1
0の回転を減速させて前記第3部材15に伝達し、第2
アーム2を回動させるように構成されている。
【0013】前記従動軸10の内周面には、前記第1ア
ーム1と第2アーム2とに亘って筒状のガイドパイプ1
6が介装されている。
【0014】ガイドパイプ16は、前記第1アーム1側
に固設された上ガイドパイプ(第1ガイドパイプ)17
と前記第2アーム2側に固設された下ガイドパイプ(第
2ガイドパイプ)18とから構成されている。
【0015】上記上ガイドパイプ17は、上端に形成さ
れたフランジ部が前記第1アーム1に固設されるととも
に、その筒状部分が前記従動軸10の上部に嵌入配置さ
れている。
【0016】上記下ガイドパイプ18は、前記上ガイド
パイプ17とその内径が略同径に形成されており、その
下端に形成されたフランジ部が前記第2アーム2に固設
されるとともに、筒状部分が前記従動軸10の下部に嵌
入配置されている。そして、前記上ガイドパイプ17の
下端と前記下ガイドパイプ18の上端とはわずかな隙間
を隔てて内部が段差なく対峙するよう近接配置されてい
る。
【0017】このように構成されたガイドパイプ16
は、その内部が第1アーム1から第2アーム2にかけて
ケーブル20を挿通させるための連通路19になされて
おり、第2アーム2を回動させた際に、該第2アーム2
の回動と共に下ガイドパイプ18も回動するため、この
下ガイドパイプ18と上ガイドパイプ17とが前記従動
軸10の中間部において相対回転することになり、これ
により連通路19のケーブルが最もこすれ易い出入口部
でのガイドパイプ16とケーブル20との相対滑りを小
さくすることができるとともに、上ガイドパイプ17と
下ガイドパイプ18とをその内部において段差なく接続
しているので、これらに起因するケーブル20の断線を
防止することができる。
【0018】なお、本例では、第1アーム1に対して第
2アーム2が水平方向に回動する水平回動型の関節型ロ
ボットについて説明したが、これに限らず、第2アーム
が垂直方向に回動する垂直型の関節型ロボットに適用す
ることも可能である。
【0019】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、第
1部材と第2部材との連接部に、第1部材と一体に第1
ガイドパイプを設けるとともに、前記第2部材と一体に
上記第1ガイドパイプと同芯軸上に且つ内径が略同径の
第2ガイドパイプを近接配置し、これら第1ガイドパイ
プと第2ガイドパイプ内にケーブルを挿通配置したこと
で、第2部材を回動させた際において、これら第1ガイ
ドパイプと第2ガイドパイプとが相対回転することにな
り、これによりケーブルが最もこすれ易い第1ガイドパ
イプ及び第2ガイドパイプの出入口部でのケーブルの相
対滑りを小さくすることができるとともに、第1ガイド
パイプと第2ガイドパイプとをその内部において段差な
く接続しているので、これらに起因するケーブルの断線
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る関節型ロボットにおける第1アー
ムと第2アームとの連接部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1アーム(第1部材) 2 第2アーム(第2部材) 17 上ガイドパイプ(第1ガイドパイプ) 18 下ガイドパイプ(第2ガイドパイプ) 20 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 9/06 B25J 19/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状の第1部材の先端部に中空状の第
    2部材を回動可能に連接し、該第1部材と第2部材との
    連接部を中空として上記第1部材の中空部と第2部材の
    中空部とを連通せしめ、第1部材と第2部材間に配設さ
    れるケーブルを上記中空部を経て収納するように構成さ
    れた関節型ロボットにおいて、 前記第1部材と第2部材との連接部には、前記第1部材
    と一体に第1ガイドパイプが設けられるとともに、前記
    第2部材と一体に第2ガイドパイプが設けられ、これら
    第1ガイドパイプと第2ガイドパイプとは、その内径が
    略同径に形成されるとともに、同芯軸上に且つこれら対
    峙する端部同士が近接配置され、これら第1ガイドパイ
    プと第2ガイドパイプ内に前記ケーブルが挿通配置され
    たことを特徴とする関節型ロボット。
JP1993001491U 1993-01-25 1993-01-25 関節型ロボット Expired - Lifetime JP2575499Y2 (ja)

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JPH0657583U JPH0657583U (ja) 1994-08-09
JP2575499Y2 true JP2575499Y2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=11502928

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CN113843773A (zh) * 2021-09-30 2021-12-28 达闼机器人有限公司 L型执行器、机械臂以及机器人

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JPH0443743A (ja) * 1990-06-08 1992-02-13 Ricoh Co Ltd ネットワークのプリンタ出力方式

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