JPH0438914Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438914Y2 JPH0438914Y2 JP1987018659U JP1865987U JPH0438914Y2 JP H0438914 Y2 JPH0438914 Y2 JP H0438914Y2 JP 1987018659 U JP1987018659 U JP 1987018659U JP 1865987 U JP1865987 U JP 1865987U JP H0438914 Y2 JPH0438914 Y2 JP H0438914Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cradle
- wire
- bodies
- rotating bodies
- twisting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案はタイヤコード等の金属線条体の撚線に
用いられる二度撚撚線機に関するものである。 〔従来の技術〕 従来の二度撚撚線機は、第１図イに示すよう
に、供給素線２が本体外側より導入され、遊動自
在に吊架されたクレードル７の外周を回転しなが
ら、上記クレードルの内部に導入され、撚り上げ
られて巻き取られる。 この場合にクレードルの外側外周に撚線を導い
て回転させるため、ガイドローラ４を具備した回
転体５がクレードルの両側部に設けられている。
この両回転体５，５は回転数を同一とする必要が
あるため、１つのモータ１５よりラインシヤフト
１４を介して駆動している。 また、第１図ロに示すように、両回転体５，５
間を剛体であるバー、バイプ等の連結具６で連結
し、１つのモータ１５で上記回転体５，５を回転
駆動する場合もある。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、第１図イに示す撚線機において、撚線
機が大型化すると、ラインシヤフト等の中間物を
介して駆動しているため機械がより大型化し、そ
のため機械振動発生の要因となり、この機械の振
動が撚線機で製造される撚線の品質に直接影響
し、キズ、小波等を生ずる原因となる等の欠点を
有する。 また、第１図ロに示す撚線機において、連結具
６に剛体であるバー、パイプ等を用いているた
め、両回転体５，５が回転する際に、モータ１５
によつて駆動される回転体５と、その回転体５か
ら連結具６を介して駆動される回転体５との間に
非常に大きな伝達力が加わり、連結具６が破損し
たり、両回転体間に回転ムラを生ずるという欠点
を有する。 本考案は、従来の欠点を除去した新規な二度撚
撚線機を提供することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の構成を、実施例に対応する第２〜３図
を用いて説明すると、本考案は内部に遊動自在な
クレードル７を有し、上記クレードル７の両側部
に回転体５，５を設け、上記両回転体５，５をク
レードルの回りに回転体と共に回転する可撓性を
有する連結具６によつて連結する。更に上記両回
転体５，５が個別のモータ１５，１５により同期
回転駆動するよう構成する。 また、両回転体５，５の軸とモータ１５，１５
の軸とを直結して構成することもある。 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 〔実施例 １〕 第２図は、本考案の二度撚撚線機の一実施例で
ある。 本考案に係る二度撚撚線機は、内部に遊動自在
なクレードル７を有し、上記クレードルの両側部
に回転体５，５を設け、上記両回転体５，５を、
１〜複数個の可撓性を有する撚鋼線、ワイヤ、バ
ー、パイプ等の連結具６により連結すると共に、
両回転体５，５をベルト等の伝動体１３を介して
各モータ１５，１５により個別駆動するよう構成
する。 ところで、上記連結具６としては、剛体ではな
く、両回転体５，５に力を伝達させるための可撓
性を有するものが最適である。 本考案の二度撚撚線機は上記構成よりなるた
め、サプライルール１，１……より供給素線２は
撚口ローラ３を経て、ガイドローラ４の案内で、
クレードル７の外周を回転しつつ、クレードルに
引取られ、捲取リール１０に捲取られる。 回転体５，５は夫々モータ１５，１５により１
つの伝動体１３を介するだけで伝動可能となり、
非常に簡素で動力の伝動効率がよく、また他の不
必要な伝導体がないため機械振動も少ない。 両回転体は上記可撓性を有する連結具６によつ
て連結されているだけで、各モータの相互間のわ
ずかな回転差も全く影響することがなく、またモ
ータもインダクシヨンモータを用いればよい。更
に連結具６は線ガイドを兼ねることもできるもの
である。 尚、図中８は引取キヤプスタン、９はトラバー
サ、１１は軸受、１２はプーリを示すものであ
る。 〔実施例 ２〕 第３図は、本考案の二度撚撚線機の他の実施例
を示す。 両回転体５，５の軸とモータ１５，１５の軸と
を直結し、一方のモータの軸に撚線ガイド用の孔
を設ける。両回転体５，５を可撓性を有する連結
具６により、連結すると共に、内部に遊動自在な
クレードル７を設けて本考案の二度撚撚線機を構
成する。 本考案は上記の構成よりなるため、サプライリ
ール１より供給素線２と撚口ローラ３を経て、撚
線ガイド孔、ガイドローラの案内で、クレードル
７の外周を回転しつつクレードルに引取られ、捲
取リール１０に捲取られる。 なお、供給素線がクレードル内より繰り出さ
れ、クレードルの外周を回転しながら外へ導かれ
撚線として捲取られる二度撚撚線機においても本
考案の駆動装置を用いることができる。 本実施例によるときは、更に動力伝達効率、機
械振動の点で効果がある。 下記にラインシヤフトを動力伝達手段として用
いた従来例、ならびに実施例１および実施例２に
おける電力量、機械振動のデータを示す。
用いられる二度撚撚線機に関するものである。 〔従来の技術〕 従来の二度撚撚線機は、第１図イに示すよう
に、供給素線２が本体外側より導入され、遊動自
在に吊架されたクレードル７の外周を回転しなが
ら、上記クレードルの内部に導入され、撚り上げ
られて巻き取られる。 この場合にクレードルの外側外周に撚線を導い
て回転させるため、ガイドローラ４を具備した回
転体５がクレードルの両側部に設けられている。
この両回転体５，５は回転数を同一とする必要が
あるため、１つのモータ１５よりラインシヤフト
１４を介して駆動している。 また、第１図ロに示すように、両回転体５，５
間を剛体であるバー、バイプ等の連結具６で連結
し、１つのモータ１５で上記回転体５，５を回転
駆動する場合もある。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、第１図イに示す撚線機において、撚線
機が大型化すると、ラインシヤフト等の中間物を
介して駆動しているため機械がより大型化し、そ
のため機械振動発生の要因となり、この機械の振
動が撚線機で製造される撚線の品質に直接影響
し、キズ、小波等を生ずる原因となる等の欠点を
有する。 また、第１図ロに示す撚線機において、連結具
６に剛体であるバー、パイプ等を用いているた
め、両回転体５，５が回転する際に、モータ１５
によつて駆動される回転体５と、その回転体５か
ら連結具６を介して駆動される回転体５との間に
非常に大きな伝達力が加わり、連結具６が破損し
たり、両回転体間に回転ムラを生ずるという欠点
を有する。 本考案は、従来の欠点を除去した新規な二度撚
撚線機を提供することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案の構成を、実施例に対応する第２〜３図
を用いて説明すると、本考案は内部に遊動自在な
クレードル７を有し、上記クレードル７の両側部
に回転体５，５を設け、上記両回転体５，５をク
レードルの回りに回転体と共に回転する可撓性を
有する連結具６によつて連結する。更に上記両回
転体５，５が個別のモータ１５，１５により同期
回転駆動するよう構成する。 また、両回転体５，５の軸とモータ１５，１５
の軸とを直結して構成することもある。 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 〔実施例 １〕 第２図は、本考案の二度撚撚線機の一実施例で
ある。 本考案に係る二度撚撚線機は、内部に遊動自在
なクレードル７を有し、上記クレードルの両側部
に回転体５，５を設け、上記両回転体５，５を、
１〜複数個の可撓性を有する撚鋼線、ワイヤ、バ
ー、パイプ等の連結具６により連結すると共に、
両回転体５，５をベルト等の伝動体１３を介して
各モータ１５，１５により個別駆動するよう構成
する。 ところで、上記連結具６としては、剛体ではな
く、両回転体５，５に力を伝達させるための可撓
性を有するものが最適である。 本考案の二度撚撚線機は上記構成よりなるた
め、サプライルール１，１……より供給素線２は
撚口ローラ３を経て、ガイドローラ４の案内で、
クレードル７の外周を回転しつつ、クレードルに
引取られ、捲取リール１０に捲取られる。 回転体５，５は夫々モータ１５，１５により１
つの伝動体１３を介するだけで伝動可能となり、
非常に簡素で動力の伝動効率がよく、また他の不
必要な伝導体がないため機械振動も少ない。 両回転体は上記可撓性を有する連結具６によつ
て連結されているだけで、各モータの相互間のわ
ずかな回転差も全く影響することがなく、またモ
ータもインダクシヨンモータを用いればよい。更
に連結具６は線ガイドを兼ねることもできるもの
である。 尚、図中８は引取キヤプスタン、９はトラバー
サ、１１は軸受、１２はプーリを示すものであ
る。 〔実施例 ２〕 第３図は、本考案の二度撚撚線機の他の実施例
を示す。 両回転体５，５の軸とモータ１５，１５の軸と
を直結し、一方のモータの軸に撚線ガイド用の孔
を設ける。両回転体５，５を可撓性を有する連結
具６により、連結すると共に、内部に遊動自在な
クレードル７を設けて本考案の二度撚撚線機を構
成する。 本考案は上記の構成よりなるため、サプライリ
ール１より供給素線２と撚口ローラ３を経て、撚
線ガイド孔、ガイドローラの案内で、クレードル
７の外周を回転しつつクレードルに引取られ、捲
取リール１０に捲取られる。 なお、供給素線がクレードル内より繰り出さ
れ、クレードルの外周を回転しながら外へ導かれ
撚線として捲取られる二度撚撚線機においても本
考案の駆動装置を用いることができる。 本実施例によるときは、更に動力伝達効率、機
械振動の点で効果がある。 下記にラインシヤフトを動力伝達手段として用
いた従来例、ならびに実施例１および実施例２に
おける電力量、機械振動のデータを示す。
【表】
以上の如く本考案の二度撚撚線機は、回転体を
可撓性を有する連結具によつて連結し、かつ両回
転体を個別の駆動モータにより同期回転駆動する
ようなしているため、設備費を低減し、省エネル
ギーを可能とすると共に、機械振動も減少するこ
とにより撚線のキズ、小波等を減少し、撚線の品
質が著しく向上する等の優れた効果を有する。
可撓性を有する連結具によつて連結し、かつ両回
転体を個別の駆動モータにより同期回転駆動する
ようなしているため、設備費を低減し、省エネル
ギーを可能とすると共に、機械振動も減少するこ
とにより撚線のキズ、小波等を減少し、撚線の品
質が著しく向上する等の優れた効果を有する。
第１図イ，ロは従来の二度撚撚線機の構成図、
第２図は本考案の二度撚撚線機の一実施例を示す
構成図、第３図は本考案の他の実施例を示す構成
図である。 １……サプライリール、２……供給素線、３…
…撚口ローラ、４……ガイドローラ、５……回転
体、６……連結具、７……クレードル、８……引
取キヤプスタン、９……トラバーサ、１０…捲取
リール、１１……軸受、１２……プーリ、１３…
…伝動体、１４……ラインシヤフト、１５……モ
ータ。
第２図は本考案の二度撚撚線機の一実施例を示す
構成図、第３図は本考案の他の実施例を示す構成
図である。 １……サプライリール、２……供給素線、３…
…撚口ローラ、４……ガイドローラ、５……回転
体、６……連結具、７……クレードル、８……引
取キヤプスタン、９……トラバーサ、１０…捲取
リール、１１……軸受、１２……プーリ、１３…
…伝動体、１４……ラインシヤフト、１５……モ
ータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に遊動自在なクレードルを有し、上記ク
レードルの両側部に回転体を設け、上記両回転
体をクレードルの回りに回転体と共に回転する
可撓性を有する連結具によつて連結し、更に、
両回転体が個別のモータにより同期回転駆動さ
れることを特徴とする二度撚撚線機。 (2) 両回転体の軸とモータの軸を直結してなる実
用新案登録請求の範囲第１項記載の二度撚撚線
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987018659U JPH0438914Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987018659U JPH0438914Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62151038U JPS62151038U (ja) | 1987-09-25 |
| JPH0438914Y2 true JPH0438914Y2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=30812534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987018659U Expired JPH0438914Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0438914Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147164A (en) * | 1978-05-09 | 1979-11-17 | Pirelli | Cable making machine for making metal code |
| JPS5689344A (en) * | 1979-12-22 | 1981-07-20 | Fujikura Ltd | Twisting machine of wire body |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4715730U (ja) * | 1971-03-10 | 1972-10-24 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP1987018659U patent/JPH0438914Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147164A (en) * | 1978-05-09 | 1979-11-17 | Pirelli | Cable making machine for making metal code |
| JPS5689344A (en) * | 1979-12-22 | 1981-07-20 | Fujikura Ltd | Twisting machine of wire body |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62151038U (ja) | 1987-09-25 |
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