JPH07274366A - ホイストの給電構造 - Google Patents

ホイストの給電構造

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JPH07274366A
JPH07274366A JP8103894A JP8103894A JPH07274366A JP H07274366 A JPH07274366 A JP H07274366A JP 8103894 A JP8103894 A JP 8103894A JP 8103894 A JP8103894 A JP 8103894A JP H07274366 A JPH07274366 A JP H07274366A
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JP
Japan
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cable
pulley
belt
hoist
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP8103894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyoshi Oda
富義 織田
Hideyoshi Inaba
秀由 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Priority to KR1019950001958A priority patent/KR100242535B1/ko
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトの送り出し巻き上げによって作動装置
を昇降させるホイストの給電構造の提供。 【構成】 給電構造は、ホイスト21の巻取りプーリ4
4に巻き取られるベルト45内に埋め込まれた作動装置
用のコードと、作動装置51に電力、制御信号等を送る
電源、制御装置等とを、回転軸43の周囲にコイル状に
巻かれたケーブル50によって接続した構成になってい
る。コードとケーブル50は直接接続されている。巻取
りプーリ44が回転しケーブル50の一端が巻取りプー
リ44と一体に回転しても、ケーブル50は巻回付勢し
たコイル状に形成され回転軸43の直径より大きな巻き
径で且つ可撓性を有して回転軸43の周囲にコイル状に
巻かれているため、捻れたり、絡んだりするようなこと
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトの送り出し巻き
上げによって作動装置を昇降させるホイストの給電構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホイストの一例として、特開平2
−204298号公報に記載のものがある。このホイス
トは、モータによって回転する回転軸に一体に取付けら
れた巻取りプーリと、この巻取りプーリに一端が取付け
られ他端に作動装置が吊り下げられたベルトとを有し、
電源、制御装置等の電力、制御信号等を作動装置に送る
コードがベルト内に埋め込まれた構成になっている。作
動装置には、例えば、搬送物を掴むハンドリング装置が
ある。
【0003】そして、ホイストの給電構造は、図7に示
すように、ベルト11に埋め込まれたコード12をベル
ト11の一端が取付けられた巻取りドラム13内に挿入
し、コネクタ14を介して摺動接点15に接続した構成
になっている。巻取りドラム13は、巻取りドラム13
と一体の歯車16によってモータ(図示省略)と連結し
ている。
【0004】摺動接点15は、巻取りドラム13と一体
に回転する回転軸17の外周に巻き付けられた導電帯
(図示省略)と、この導電帯に圧接される固定の集電子
(図示省略)とで構成されている。導電帯はコネクタ1
4に接続され、集電子は電源や制御装置等に接続されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
給電構造は、長期間の使用によって、摺動接点の導電帯
と集電子とが摩耗し、接触不良を起こし、作動装置への
電力の供給や、制御信号の授受が不確実になるという問
題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータによっ
て回転する回転軸に一体に取付けられた巻取りプーリ
と、前記巻取りプーリに一端が取付けられ他端に作動装
置が吊り下げられたベルトとを有し、電源、制御装置等
の電力、制御信号等を前記作動装置に送るコードが前記
ベルト内に埋め込まれているホイストにおいて、前記巻
取りプーリに取付けられている前記ベルトの取付け端か
ら突出している前記コードと前記電源、制御装置等とを
前記回転軸の直径より大きな巻き径で前記回転軸の周囲
に複数回巻かれたケーブルによって接続し、且つ、前記
ケーブルは可撓性を有して巻回付勢されたコイル状に形
成されている給電構造により、前記の課題を解決した。
【0007】
【作用】巻取りプーリは回転してベルトを送り出したり
巻き上げたりする。このとき、ベルトの取付け端から突
出しているコードに接続されたケーブルの一端も巻取り
プーリと一体に回転する。ケーブルの他端は固定されて
いるため、ケーブルの一端が回転すると、ケーブルはプ
ーリの回転に伴って回転軸に巻き付く方向或いは解き放
される方向に回転させられる。ケーブルは可撓性を有し
て巻回付勢されたコイル状に形成されているため、ケー
ブルの巻き数と巻き径が変化しても、形状をコイル状に
保持している。このため、ケーブルは、回転軸の周囲で
の回転が許容され、絡んだり、もつれたりするようなこ
とがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6に基づ
いて説明する。ホイスト21(図1、図2参照)はキャ
リヤ22に搭載されている。キャリヤ22(図2参照)
は、駆動輪23、モータ24、ガイドローラ25等で構
成された駆動側26と、従動輪27、ガイドローラ28
等で構成された従動側29とを有している。キャリヤ2
2全体は、ケーシング30によって覆われている。
【0009】キャリヤ22(図1参照)は、断面I字状
の軌道RのウェブWに取付けられた電源ケーブル31と
制御ケーブル32に接触する複数の集電子33によって
電力と制御信号を受けて軌道R上を走行するようになっ
ている。駆動輪23、従動輪27は軌道Rの下部フラン
ジF上を走行し、ガイドローラ25,28は上部、下部
フランジの側面を走行するようになっている。
【0010】ホイスト21(図1、図2参照)は、モー
タ41、モータ41に接続された減速機42、減速機4
2の回転軸43の両端に取付けられた一対の巻取りプー
リ44,44、各巻取りプーリ44に巻取られるととも
にハンドリング装置(作動装置)51を吊り下げたベル
ト45等で構成されている。ハンドリング装置51は搬
送物を挟持する装置である。1つの巻取りプーリ44
(図2、図5参照)には2本のベルト45,45が取付
けられている。従って、ハンドリング装置51は4本の
ベルト45によってホイスト21に吊り下げられてい
る。
【0011】ベルト45(図5参照)の一端は、巻取り
プーリ44のドラム部46と挟持部47とにボルト5
4,54の締め込みによって挟持されている。4本のベ
ルト45の内、1本のベルト45(図4参照)には、コ
ード48が埋め込まれている。コード48(図5参照)
の一端は、ドラム部46を軸方向に切り欠いて形成され
た2つの逃げ溝49の内、一方の逃げ溝49内に突出
し、ケーブル50の一端に接続されている。コード48
の他端はハンドリング装置51のモータや制御回路(図
示省略)等に接続されている。
【0012】ケーブル50(図3、図4参照)の一端
は、巻取りプーリ44のフランジ52の孔55に差し込
まれたゴム製或いは弾性を有する樹脂製のブシュ53に
よってフランジ52に取付けられ、他端は、キャリヤ2
2の制御ボックス(図示省略)に接続されている。ケー
ブル50は、回転軸43の直径より大きな巻き径で回転
軸43の周囲に長手方向に複数回巻かれている(螺旋状
に巻かれている。)。ケーブル50は可撓性を有して巻
回付勢されたコイル状に形成されている。
【0013】ケーブル50は、電源ケーブル31(図1
参照)と制御ケーブル32から送られてきた電力と制御
信号をハンドリング装置51に送るためのケーブルであ
る。なお、ケーブルは、図6に示すように回転軸43を
中心にして渦巻き状に巻いてもよい。この場合のケーブ
ル150も可撓性を有してコイル状に形成されている。
なお、特許請求の範囲における「コイル状」とは、螺旋
状の他に渦巻き状も含むものとする。
【0014】次に動作を説明する。ホイスト21のモー
タ41を回転させると、回転軸43と巻取りプーリ44
が一体に減速回転する。巻取りプーリ44は回転してベ
ルト45を送り出したり巻き上げたりしてハンドリング
装置51を下降させたり上昇させたりする。このとき、
ケーブル50の一端が巻取りプーリ44と一体に回転さ
せられる。ケーブル50の他端(図1、図3において左
端)はキャリヤ22の制御ボックス(図示省略)に接続
されて固定されているため、ケーブル50の一端が回転
すると、ケーブル50は巻取りプーリ44の回転に伴っ
て回転軸43に巻き付いたり解き放されたりする方向に
回転軸43の周囲を回転する。
【0015】ケーブル50は、巻取りプーリ44がベル
ト45を送り出す方向(図3中、矢印A方向)に回転す
ると、巻き数が少なくなる方向に回転させられて巻き径
が大きくなる。又、ケーブル50は、巻取りプーリ44
がベルト45を巻き上げる方向(図3中、矢印B方向)
に回転すると、巻き数が多くなる方向に回転させられて
巻き径が小さくなる。ケーブル50は、可撓性を有して
巻回付勢されてコイル状に形成されているため、巻き数
や巻き径が変化しても、形状をコイル状に保持してお
り、捻れたり、絡み合ったりするようなことがない。
【0016】
【発明の効果】本発明の給電構造によると、次の効果を
奏する。 (1) ケーブルの一端がベルトに埋め込まれたコードに直
接接続されているため、接触する部材を介することなく
ケーブルとコードとを接続させることができ、ケーブル
とベルトの導通状態を長期間確実に保持することができ
る。 (2) 従来必要とされた摺動接点が不必要になり、構造を
簡素化することができる。 (3) ケーブルは回転軸の直径より大きな巻き径で回転軸
に複数回巻かれ且つ可撓性を有して巻回付勢されたコイ
ル状に形成されているため、巻取りプーリが回転して
も、回転軸の周囲を回転して、捻れたり、絡み合ったり
するようなことがない。 (4) ケーブルが回転軸の周囲に巻かれていることによっ
て、ケーブルの収納スペースを小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の給電構造を具えたキャリヤ
の正面図である。
【図2】 図1のキャリヤを右側から見た図である。
【図3】 給電構造の外観図である。
【図4】 回転軸に沿った巻取りプーリの断面図であ
る。
【図5】 図3中、5−5矢視断面図である。
【図6】 ケーブルの巻き形状の他の実施例である。
【図7】 従来の給電構造の断面図である。
【符号の説明】
21 ホイスト 41 モータ 43 回転軸 44 巻取りプ
ーリ 45 ベルト 48 コード 50,150 ケーブル 51 ハンドリ
ング装置(作動装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって回転する回転軸に一体に
    取付けられた巻取りプーリと、前記巻取りプーリに一端
    が取付けられ他端に作動装置が吊り下げられたベルトと
    を有し、電源、制御装置等の電力、制御信号等を前記作
    動装置に送るコードが前記ベルト内に埋め込まれている
    ホイストにおいて、前記巻取りプーリに取付けられてい
    る前記ベルトの取付け端から突出している前記コードと
    前記電源、制御装置等とを前記回転軸の直径より大きな
    巻き径で前記回転軸の周囲に複数回巻かれたケーブルに
    よって接続し、且つ、前記ケーブルは可撓性を有して巻
    回付勢されたコイル状に形成されていることを特徴とす
    る、ホイストの給電構造。
JP8103894A 1994-02-03 1994-03-29 ホイストの給電構造 Pending JPH07274366A (ja)

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JP8103894A JPH07274366A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 ホイストの給電構造
KR1019950001958A KR100242535B1 (ko) 1994-02-03 1995-02-03 자주반송차의 신호검지장치

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JP8103894A JPH07274366A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 ホイストの給電構造

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ID=13735286

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