JPH08171828A - 双方向回転型撚線機 - Google Patents

双方向回転型撚線機

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JPH08171828A
JPH08171828A JP33414194A JP33414194A JPH08171828A JP H08171828 A JPH08171828 A JP H08171828A JP 33414194 A JP33414194 A JP 33414194A JP 33414194 A JP33414194 A JP 33414194A JP H08171828 A JPH08171828 A JP H08171828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
twisting
rotating
winding
feed
Prior art date
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Pending
Application number
JP33414194A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyoshi Fujimaki
元義 藤巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Publication of JPH08171828A publication Critical patent/JPH08171828A/ja
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 早巻きが可能であるとともに、捩じれを防止
する。 【構成】 複数のものからなる送りボビン1を回転自在
に保持したボビン保持体2と、ボビン保持体2を回転さ
せることによって、各送りボビン1を同時に同方向に公
転させる公転機構4と、各送りボビン1を公転方向とは
逆方向に自転させる自転機構3と、回転保持体とは逆方
向に回転しながら各送りボビン1から引き出され撚り合
わされる撚線を引き取る撚合手段6と、撚合手段6で撚
り合わされた撚線103を巻取ボビン7に巻装させてい
く巻取手段6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の心線を撚り合
わせて一本の撚線を形成する双方向回転型撚線機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】心線を撚り合わせて一本の撚線を形成す
るため、各種の撚線機が各種提案され開発されている。
このような撚線機として、例えば図3に示すように、心
線100を巻装させた複数の送りボビン101を所定位
置に固設するとともに、これら送りボビン101の中間
位置に図示外のモータで回転軸方向及びこれに直交する
方向(以下これを撚方向とよぶ)に回転する巻取ボビン
102を設け、この巻取ボビン102の回転動作によっ
て送りボビン101の中間位置で束ねて一本の撚線10
3を形成し、この撚線103をキャプスタン104で引
き取りながら巻取ボビン102に巻き取っていく巻取回
転タイプのものが知られている。
【0003】また、これとは逆に、例えば図4に示すよ
うに、図示外のモータで回転するホルダ105に複数の
送りボビン101を回転自在に保持するとともに、この
ホルダ105の中心位置の回転中心にキャプスタン10
4及び図示外のモータで回転軸のみを回転させる巻取ボ
ビン103を配置し、ホルダ105の回転動作によって
心線100を撚り合わせ一本の撚線103を形成し、こ
の撚線103をキャプスタン104で引き取りながら巻
取ボビン102に巻き取っていく送り出し回転タイプの
ものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの撚
線機の場合、何れのタイプのものも、生産効率からみる
と、それほど効率的でなく、さらに効率的な撚線機の開
発が望まれている。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、早巻きが可能であり、生産性の効率を大幅に向上す
ることができる双方向回転型撚線機を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の心線
を撚り合わせて一本の撚線を形成する双方向回転型撚線
機であって、モータで駆動・回転する回転保持体に回転
自在に取り付けられ、各送りボビンを個別に収容したボ
ビン保持体と、前記回転保持体を回転させることによっ
て、前記送りボビンを同時に同方向に公転させる公転機
構と、前記各送りボビンを前記公転方向とは逆方向に自
転させる自転機構と、前記回転保持体とは逆方向に回転
しながら各送りボビンから引き出される心線を撚り合わ
せる撚合手段と、この撚合手段で撚り合わされた撚線を
巻取ボビンに巻装させていく巻装手段とを備えたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明では、ボビン保持体及びこのボビン保
持体に収容された送りボビンが、公転機構及び自転機構
によって巻取ボビンの回転軸を中心としてこの回転軸の
周囲を一方向に公転しながらそれとは反対方向に同一回
転速度で自転し、このボビン保持体に保持される送りボ
ビンに巻装されていた各心線もこれにともなって同一の
運動を行う。このような運動する各心線が、撚合手段に
よって公転方向とは反対方向に撚返されながら一本の撚
線に集合・形成されたのち、この撚線が巻装手段によっ
て巻取ボビンに巻装される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、添付図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明にかかる
双方向回転型撚線機を示す構成図である。この双方向回
転型撚線機は、各送りボビン1を保持する保持体2と、
各素線100に撚り合わせのための固有運動を行わせる
公転機構3および自転機構4と、送りボビン1から送り
出されこの固有運動する各心線100を撚り返しながら
撚り合わせて撚線103を形成する撚合手段5と、撚線
103を巻取ボビン7に巻装する巻装手段6とから構成
されている。
【0009】この実施例の保持体2は、4個からなる各
送りボビン1をそれぞれ回転自在に保持するものであ
り、略円錐形状の中空回転体21の内部に回転自在に設
置されている。この実施例の保持体2は、回転体21と
同様の形状を有する中空状のものから構成されており、
各送りボビン1は、この保持体2内部において、この保
持体2の中心部に固着された支軸(図略)に装着されて
いる。また、この保持体2は、中心部から外方に突出し
た尖状部に孔2Aが開口されており、この孔2Aから心
線100を引き出すようになっている。
【0010】なお、先の回転体21にも、中心部から外
方に突出する尖状部に保持体と同様に孔21Aが開口を
されており、この孔21Aから4本の素線100が引き
出されるようになっているが、この尖状部はモータ34
(後に説明する)の回転駆動力が伝達されて回転する駆
動軸35に、軸受け35Aおよび支持部材21Bを介し
て定位置に位置決めされて保持されている。
【0011】公転機構3は、保持体2を回転させること
によって、各ボビン1を同時に同方向に公転させる(こ
の実施例では1000rpm)ものであり、保持体2の
中心部から外方に突設する回転軸2Bの一端に固着した
プーリ31と、このプーリ31と回転筒32との間に架
設したタイミングベルト33と、この回転筒32を回転
させることにより、タイミングベルト33を介して回転
軸2Bを回転駆動するモータ34とから構成されてい
る。なお、このモータ34には、インバータモータが使
用されており、非常停止用のブレーキ36が付設されて
いる。
【0012】自転機構4は、各送りボビン1を公転方向
とは逆方向に公転速度と同一速度で自転させる(この実
施例では1000rpm)ことによって100%の撚返
しを行うものであり、回転体21の中心部から外方に突
設する状態で回転体21に固着され回転筒32と同心状
に配置する軸41と、この軸41の一端に固着されたプ
ーリ42とクラッチ機構43側のプーリ44との間に架
設されたVベルト45を介してその軸42に回転力を与
える先のモータ34とから構成されている。
【0013】撚合手段5は、中空回転体21の回転方向
とは逆方向(ボビン保持体2の回転方向とは同一方向)
に、ボビン保持体2の回転速度と同一速度で回転しなが
ら各送りボビン1から引き出されて撚返し(100%の
撚返し)ながら撚り合わせる素線100を引き取るもの
であり、この実施例では20度前後の撚り角(θ)で、
かつ、1.6mmのピッチでS撚りされる素線100を引
き取るようになっている。
【0014】そして、この実施例の撚合手段5は、図2
に示すように、先のモータ34によりタイミングベルト
51Aを介してプーリ51Bと一体に回転駆動するとと
もに撚線103が内部を通過する軸51と、この軸51
と一体に回転する回転筒52と、軸受けを介して軸51
と同心状に配置され別のモータ53で回転する外筒54
と、この回転する外筒54とタイミングベルト55Aを
介して連結されるプーリ55Bを一端に固着した軸体5
5と、この軸体55の他端に固設したウオーム機構56
と、撚り合わされた撚線103が巻設されウオーム機構
56によって駆動・回転するダブルキャプスタン57と
を備えている。ウオーム機構56は、軸体55に固着さ
れたウオーム56Aと、このウオーム56Aに噛合し、
一方のキャプスタン57Aを強制的に回転するウオーム
ホイール56Bとから構成されている。
【0015】巻装手段6は、引き取られた撚線103を
巻取ボビン7に巻装させていく引取り機構を構成するも
のであり、独立・専用のモータ62で作動するドラバー
ス機構63を備えている。なお、この巻装手段6には非
常停止用のヒステリシスブレーキ64及び巻装中の撚線
103の断線検出を行う断線検出手段65が付設されて
いる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ボビン保持体及びこのボビン保持体に収容された
送りボビンが、公転機構及び自転機構によって巻取ボビ
ンの回転軸を中心としてこの回転軸の周囲を一方向に公
転しながらそれとは反対方向に同一回転速度で自転し、
このボビン保持体に保持される送りボビンに巻装されて
いた各心線もこれにともなって同一の運動を行い、この
運動する各心線が、撚合手段によって撚返されながら一
本の撚線に撚り合わされたのち、この撚線がダブルキャ
プスタンを使用した巻装手段によって効率的に巻取ボビ
ンに巻装されるようになっているから、早巻きが可能で
あり、生産性の大幅な向上を図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる双方向回転型撚線機を示す構
成図。
【図2】この双方向回転型撚線機の撚合機構等を示す構
成図。
【図3】従来の巻取回転型撚線機を示す構成図。
【図4】従来の送り出し回転型撚線機を示す構成図。
【符号の説明】
1 送りボビン 2 ボビン保持体 3 公転機構 4 自転機構 5 撚合手段 6 巻装手段 7 巻取ボビン 100 心線 103 撚線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の心線(100)を撚り合わせて一
    本の撚線を形成する双方向回転型撚線機であって、 モータ(34)で駆動・回転する回転保持体(21)に
    回転自在に取り付けられ、各送りボビン(1)を個別に
    収容したボビン保持体(2)と、 前記回転保持体(21)を回転させることによって、前
    記送りボビン(1)を同時に同方向に公転させる公転機
    構(4)と、 前記各送りボビン(1)を前記公転方向とは逆方向に自
    転させる自転機構(3)と、 前記回転保持体(21)とは逆方向に回転しながら各送
    りボビン(1)から引き出される心線(100)を撚り
    合わせる撚合手段(5)と、 この撚合手段(5)で撚り合わされた撚線(103)を
    巻取ボビン(7)に巻装させていく巻装手段(6)とを
    備えたことを特徴とする双方向回転型撚線機。
JP33414194A 1994-12-16 1994-12-16 双方向回転型撚線機 Pending JPH08171828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33414194A JPH08171828A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 双方向回転型撚線機

Applications Claiming Priority (1)

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JP33414194A JPH08171828A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 双方向回転型撚線機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08171828A true JPH08171828A (ja) 1996-07-02

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ID=18273991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33414194A Pending JPH08171828A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 双方向回転型撚線機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100792877B1 (ko) * 2006-08-24 2008-01-08 현대자동차주식회사 와이어 트위스터 장치 및 그 동작 방법
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JP2010509727A (ja) * 2006-11-13 2010-03-25 ソク ソン,ジョン ツイスト加熱電線およびその製造方法
CN103515027A (zh) * 2012-06-25 2014-01-15 上海润威机械制造有限公司 高速绞线机
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