JPS5926088B2 - 中心線に周囲線を撚合わせる方法およびその装置 - Google Patents

中心線に周囲線を撚合わせる方法およびその装置

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JPS5926088B2
JPS5926088B2 JP1259881A JP1259881A JPS5926088B2 JP S5926088 B2 JPS5926088 B2 JP S5926088B2 JP 1259881 A JP1259881 A JP 1259881A JP 1259881 A JP1259881 A JP 1259881A JP S5926088 B2 JPS5926088 B2 JP S5926088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
twisting
center line
flyer
peripheral
untwisting
Prior art date
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Expired
Application number
JP1259881A
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English (en)
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JPS57126008A (en
Inventor
徳治 吉田
智勇 原島
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は中心線に周囲線を撚合わせる方法およびその
装置に関するものである。
たとえば電話機用の機ひものように中心線の周冊に周囲
線を巻きつけ撚合わせて製造する製品は多いが、従来こ
の機ひもの場合は中心線を回転させながらこの中心線の
周囲に周囲線を添わせて巻きつける工程をとつていた。
しかしながらこの方法では中心線の送出ボビンおよび製
造の巻取ボビンを同軸的にかつ同一回転数をもつて回転
させるため装置にかかる遠心力が過大となつて十分に回
転数を上げることができない欠点があ9、また同様の理
由により送出ボビンおよび製品巻取ボビンを大型にする
ことができず、このためボビン交換回数が多くなるなど
製造能率の低下を招く欠点があつた。J この発明はこ
のような従来装置の欠点を排除した新規な撚合せ方法な
らびにその装置を提供するものであるが、その一実施例
を図について説明しよう。
全体として3で示されるものは内側が空所を有・ する
枠状のフライヤであつて、対向配置される1対のフライ
ヤ軸受2A、2Bに回転自在に支持される、このフライ
ヤ3内の空所には粉砕4がフライヤに対して回転自在に
懸架されており、浮枠4上にはフライヤの回転軸線の延
びる方向に並んで周囲線W。
を送9出す周囲線送出装置5と予備撚装置6が設けられ
る。中心線W。
を送り出す中心線送出ボビン1はフライヤ3の外部の、
予備撚り装置6に近い側に配設され、ここから送り出さ
れる中心線W。は案内プーリ−11を介してフライヤ3
内に導かれる。周囲線送出装置5は所要の本数(図示の
例では6本)の周囲線Weの周囲線ボビン52を装架し
た周囲線ボビン受台51からなる.また予備撚装置6は
撚線をかけ回すための案内ローラ61を備えた回転フレ
ーム62から成り、この回転フレーム62は撚線の進行
径路のまわ9に回転駆動されるよう、図示してはいない
が、たとえば遊星歯車機構などが装備される。しかして
周囲線ボビン受台51と予備撚装置6との間の、軸受部
53には中心線W。と周囲線Weとをまとめる撚合わせ
ダイス53Aが取りつけられる。フライヤ3には中心線
W。
の進入部からはじめて順次案内プーリ−31,32,3
3,34,35,36,37および38の計8個の案内
プーリ一がそれぞれ自身の軸のまわりに回転自在に設け
られ、このうち案内プーリ−31,24,35および3
8の計4個はフライヤ3の回転軸線にそれぞれのプーリ
一溝外周が外接するように位置している。
フライヤ3の外部の、中心線送出ボビン1と反対側には
引取装置7が設けられ、次に巻取ボビン81およびトラ
バース装置82を備えた倦取装置8が配設される。
なお9は駆唐モータであつて、前記フライヤ3および引
取装置7等を共通に駆動する。次にこの発明装置の作動
を説明する。
フライヤ3をたとえば矢印の方向に回転させるものとす
れば、予備撚装置6の回転フレーム62はこれと同方向
にそのほぼ2倍の回転数で回転させるよう運転する。中
心線送出ボビン1から送り出された中心線WOは案内プ
ーリ−11とフライヤ3の案内プーリ−31との間で1
回のS撚9が与えられ、案内プーリ−34と浮枠4上の
撚合せダイス53Aとの間でさらに1回のS撚りが加え
られ、合計2回S撚りされる。
しかしながら予備撚装置6の回転フレーム62がフライ
ヤ3と同方向に2倍の回転数をもつて回転しているため
中心線W。の2回のS撚りは解消されて、この中心線W
。は自身の中心軸線のまわ9に回転フレーム62の回転
数をもつて回転している状態となる。この状態のときに
周囲線Weが周囲線送出装置5から送り出されて中心線
W。に合流し、撚合せダイス53Aにおいて回転フレー
ム62の回転数だけz撚リされ、浮枠4と案内プーリ−
35との間で1度、つまりフライヤ3の回転数分だけこ
のZ撚vが戻され、次に案内プーリ−38から外部に出
るところで再びz撚りが加えられ、結局2度の、つま9
フライヤ3の回転数の2倍分だけZ撚リされるのである
。しかしてこの撚線はその後肴取ボビン81に巻き取ら
れる.なお中心線W。について言えば、これは予備撚装
置6と案内プーリ−35との間で1度S撚りされるが、
案内プーリ−38から外部に出るところで1度z撚りさ
れるため、結局撚りが全く与えられていない状態となつ
ている点に注目されたい。この発明によれば、(1)2
度撚式でかつ予備撚9が与えられるため撚り合わせの効
率が高く撚9くずれがない、(Ii)中心線送出ボビン
および壱取ボビンが回転しない定置式のためこれらを大
型にすることができボビン交換の回数を減らすことがで
きる、(11i)中心線には結局撚リが与えられず、周
囲線だけが撚られる、また中心線W。
力凋囲線Weと別に送り出されるためこの中心線W。の
送り出しに比較的大きい制動力をかけて張力をもたせる
ことにより撚線における中心線はみ出しなどの撚りくず
れを防止できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す側断面図である。 1・・・中心線送出ボビン、3・・・フライヤ、4・・
・浮枠、5・・・周囲線送出装置、6・・・予備撚装置
、7・・・引取装置、8・巻取装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (イ)中心線w_0にひとつの方向の2度の撚返し
    を与える工程と、(ロ)前記中心線の周囲に撚合わせる
    べき複数本の周囲線w_0を合流させる工程と、(ハ)
    合流された線を前記方向と逆方向に前記撚返しを相殺す
    る回転数をもつて予備撚りする工程と、(ニ)前記合流
    線の前記予備撚りを半分解撚した後再びその解撚分を撚
    り加える工程とを有する、中心線に周囲線を撚合わせる
    方法、2 (イ)対向配置されるフライヤ軸受2A、2
    Bに回転自在に支持され、内側に空所を有し、回転軸線
    に溝外周が接する案内プーリー31、34、35を含み
    複数の案内プーリ一を担持するフライヤ3と、(ロ)前
    記空所に前記フライヤに対して回転自在に支持される浮
    枠4と、(ハ)この浮枠上にフライヤの回転軸線の延び
    る方向に並んで順に設けられる周囲線送出装置5、撚合
    せダイス53A、および案内ローラー61を備えた回転
    フレーム62から成る予備撚装置6と、(ニ)前記フラ
    イヤの外部の、前記予備撚装置に近い側に配設される中
    心線送出ボビン1と、(ホ)前記フライヤの外部の前記
    中心線送出ボビンと反対側に配設される引取装置7およ
    び巻取装置8と、(ヘ)前記予備撚装置を前記フライヤ
    と同方向にこれのほぼ2倍の回転数をもつて回転駆動さ
    せる機構と、を有する中心線に周囲線を撚合わせる装置
JP1259881A 1981-01-30 1981-01-30 中心線に周囲線を撚合わせる方法およびその装置 Expired JPS5926088B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57126008A JPS57126008A (en) 1982-08-05
JPS5926088B2 true JPS5926088B2 (ja) 1984-06-23

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