JPH0357997B2 - - Google Patents

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JPH0357997B2
JPH0357997B2 JP58077703A JP7770383A JPH0357997B2 JP H0357997 B2 JPH0357997 B2 JP H0357997B2 JP 58077703 A JP58077703 A JP 58077703A JP 7770383 A JP7770383 A JP 7770383A JP H0357997 B2 JPH0357997 B2 JP H0357997B2
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JP
Japan
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tension
flyer
filaments
wire
manufacturing
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JP58077703A
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JPS58203189A (ja
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Jefurii Raito Furederitsuku
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS58203189A publication Critical patent/JPS58203189A/ja
Publication of JPH0357997B2 publication Critical patent/JPH0357997B2/ja
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B3/00—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
    • D07B3/02—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position
    • D07B3/022—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position with provision for imparting two or more twists to the filaments for each revolution of the guide member
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B3/00—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
    • D07B3/08—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position
    • D07B3/10—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position with provision for imparting more than one complete twist to the ropes or cables for each revolution of the take-up reel or of the guide member
    • D07B3/106—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position with provision for imparting more than one complete twist to the ropes or cables for each revolution of the take-up reel or of the guide member characterised by comprising two bows, both guiding the same bundle to impart a twist
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2207/00—Rope or cable making machines
    • D07B2207/20—Type of machine
    • D07B2207/207—Sequential double twisting devices
    • D07B2207/208—Sequential double twisting devices characterised by at least partially unwinding the twist of the upstream double twisting step

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  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、金属コードを製造するために、本
文においてフイラメント或は複数フイラメントス
トランドと称する金属ワイヤを撚り合わせる方法
と装置に関する。この方法と装置は、タイヤ、コ
ンベヤベルト等のようなエラストマ物品を補強す
るのに用いられる金属コードを製造するのに特に
好適である。
［従来の技術］ 金属コードの製造に鋼線を使用することはよく
知られており、この記述では、このような基礎ワ
イヤをフイラメントと称するが、この発明が鋼線
に限定するものではないことが理解されるであろ
う。ストランドを形成するためにらせん状或は非
らせん状に数本のフイラメントを撚り合わせるこ
とができ、これらのストランドは次に上記物品の
１つを補強するのに適したコードを形成するため
に、らせん状に撚り合わされる。
上記型式の構造品のコードは固定芯型のフイラ
メント或はストランドのような線形中心要素まわ
りに巻かれたフイラメントによつて形成されたも
のと区別する上で芯無しワイヤと称する。
１回転２撚り型の機械で４×．25のような芯無
しワイヤを製造することが知られ、この機械は撚
り機として一般に知られ、回転式フライヤにわた
つて機械の内部から機械に４本の．25cmワイヤの
フイラメントを給送しかつ機械に戻し、フライヤ
の各回転ごとにフイラメントに２撚りが形成され
て、４本の撚り合わされたフイラメントから成る
１本のコードを製造する。
本発明の方法と装置は、２層型コードの製造に
関する。
２層型コードをつくる方法は例えばフランス特
許願−2311138に述べられている。これは単一径
路作業に限定され、これは撚り機の１回転２撚り
式製造工程の半部を提供する。さらに、その方法
は、ワイヤからなる両層を組み合せる前に予成形
する工程を含んでいる本発明の方法は、１回転２
撚り方式の原理を用いており、ワイヤを予成形す
るための工程を必要としない。
本発明に用いられるこの種の１回転２撚り方式
の装置は、英国特許願2020334に述べられている。
しかしながら本発明と異なり、この装置は固定芯
タイプのものを製造し、組合わせる前に１本以上
のワイヤに永久変形を与える曲げ手段を用いてい
る。
撚り機を用いる本発明は、コードの２つの要素
を個別に張力制御することを提供し、同時に予成
形の必要を除去し、撚り機上において２要素コー
ドをつくるための方法の案出を提供している。そ
れは、コード構成品の少なくとも１つのストラン
ドにおいて撚り戻されたフイラメントを得る方法
の一部として、機械的固定および仮撚りを戻す工
程を用いる。
この発明は１回転２撚り方式の利点をもち、こ
の場合この装置は単一径路機械に比して低速で運
転でき、或は単一径路機械と同一速度で運転すれ
ばその生産量は２倍になる。
コード内の個々の要素の張力の制御は、一層均
質なコード構造体を提供する。張力制御はさらに
機械における撚り戻しのさらに良好な制御を与
え、コードの均質な最終構造体をさらに向上させ
る。最終製品はゴム引き加工に対するコードの開
口性が良いという利点をもち、これによつてコー
ドの周囲のエラストマ材料の浸潤部分を切断した
場合に耐蝕性が優れている。本文に開示した装置
は、コードに独立の張力制御を加える利点をも
ち、これもまた均質なコード構造を与える。この
均質性は長さ当り少ない巻数で大きい撚り長さを
許し、任意所与の機械速度に対し機械による生産
性を増す。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、可撓性の高いコアレス（芯なし）コ
ードであつて捩れのない平行なすなわち良質なコ
ードを得るため、かつ予成形の方法を採用せず、
コードの各要素グルーープに個別に張力制御を行
うことを特徴とする方式、装置を採用し、しか
も、同一機械で多種のコードの製造を可能にし、
従来のこの種撚り機の欠点を解消した金属コード
の製造方法および装置を提供することを目的とし
ている。
［課題を解決するための手段］ 本発明の金属コードの製造方法は、 複数の送出スプールから所定張力をもつて第１
要素を形成するための第１フイラメント群を引き
出し、 第１フイラメント群に２回撚りを与えるととも
に、さらに所定張力を付与し、 他方、１つ以上の送出スプールから前記第１フ
イラメントの張力と独立した所定張力をもつて第
２要素を形成する１つ以上のフイラメントを引き
出し、 前記第１および第２要素を合体させ、 第１要素に与えた方向とは反対方向に両方の要
素に２回撚りを与えて最初の２回撚りを第１要素
から除去し、同時に第２要素に２回撚りを加え
て、各要素を他の廻りにらせん状に巻くことによ
つて、２つ以上の平行フイラメントの第１要素お
よび１つ以上のフイラメントの第２要素をもつて
コードを形成し、 次に２つの要素を合体接合することによつて形
成されたコードを機械的に固定し、 コードを製造中第１、第２要素に所定の張力を
維持する工程を含むことを特徴としている。
そして、本発明の金属コードの製造装置は、 所定の制動力を各ワイヤグループに与えるた
め、シヤツトル１６上の各ワイヤグループごとの
調節装置が出口に近接して設けられ、それによつ
て、ワイヤグループが合体される地点で張力制御
されることを特徴としている。
［実施例］ 本発明は附図を参照して、さらに説明されよ
う。
第１図において、撚り機１０は、基台１４によ
つて支持されたフライヤ１２を有し、このフライ
ヤをＡで示すそれ自身の水平軸線まわりに回転す
る。シヤツトル１６がフライヤ１２の内部にこれ
と同軸に取付けられ、フライヤに対して自由に回
転し、回転するフライヤ１２に対しては静止状態
に保持される。
回転するフライヤ１２は、２つの円板１８を有
しこれらの円板は互いに同軸に、かつ間隔を保つ
て固定配置される。各円板１８は、フライヤ１２
の軸方向外側に配置されたフレーム２２に対し固
定された中空ハブ２０をもち、フレームはさらに
中空でかつハブ２０と同軸のスリーブ２４に固定
されている。
各スリーブ２４は、スリーブを自由回転させる
ためにころ軸受や玉軸受その他の装置を介して基
台１４のそれぞれ対応する支持部材２６に取付け
られる。
スリーブ２４は、基台１４に固定されたモータ
３２に結合された対応する歯車３０と係合する同
軸に固定された歯車２８を具備する。
フレーム２２は、溝滑車３６〜４２を自由回転
支持し、これらの滑車は滑車周縁部が接線をなす
フライヤ軸線Ａと垂直な回転軸線をもつ。
ハブ２０は、フライヤ１２内に延び、シヤツト
ル１６用の支持部として用いられ、シヤツトル１
６はシヤツトル１６が自由回転できるようにハブ
２０上にこれと同軸のブツシング４６によつて支
持されたフレーム構造４４をもつ。
第２図に最もよく示すように、シヤツトル１６
はワイヤスプール３４および４８、遊びローラ４
９，５０，５１，５３，５５およびブレーキキヤ
プスタン５２，５４を支持し、これらはすべてフ
ライヤ軸線Ａと垂直なそれぞれの回転軸線をも
つ。遊びローラ５０はそれらの軸線まわりに自由
に回転し、一方スプール４８はスプールが行過ぎ
回転してワイヤがこのスプールから外れるのを防
止するために抵抗ブレーキを具備する。
スプール４８用のブレーキは、当業界ではよく
知られた抵抗ブレーキである。ブレーキキヤプス
タン５２用のブレーキも同様に抵抗ブレーキであ
るがキヤプスタンに巻かれたワイヤの張力を調節
するために調節式である。このような張力調節を
行う制動装置の例は、自己調節式或は作動式張力
ブレーキである。
第１，２，３図において、特に第３図にはワイ
ヤスプール５７が示され、これらは機械１０の内
部でシヤツトル１６上に取付けられたスプール３
４，４８について述べたことと同様にして支持部
材２６に支持される。第３図には３つのスプール
位置が示され、ワイヤはこれらのスプールからフ
イラメントが案内支柱５８を通過して集められて
遊び滑車６０を通つた後に遊び滑車５６に配向さ
れる。集合ワイヤは次に遊び滑車５６から上向き
に遊び滑車６２へ、この滑車はフイラメント群
を、シヤツトル１６に取付けられたブレーキキヤ
プスタン５２および５４に関して述べたように、
調節式ブレーキキヤプスタン６４に送る。ブレー
キキヤプスタン６４から３本のフイラメントは第
１図の中空スリーブ２４を通り溝滑車３６を経て
下向きに進みフライヤ滑車６６および６８を経由
して溝滑車４２に上昇し、中空ハブ２０からシヤ
ツトル１６に入る。溝滑車３６〜４２およびフラ
イヤ滑車６６〜７２がワイヤ織条の径路を一層よ
く示すために仮想線で示され、３本のフイラメン
トが溝滑車４２から遊び滑車４９，５０，５１を
通過し、これらの遊び滑車はフイラメントをワイ
ヤスプール位置を廻つてブレーキキヤプスタン５
２に案内する。フライヤ１２の１回転中、３本の
フイラメントが１つの方向に２撚りを与えられ
る。１本のフイラメントが、遊び滑車７４を廻
り、遊び滑車５５を過ぎてワイヤスプール４８か
ら引出され、かつフライヤ１２の中心線上を遊び
滑車５３まわりに最終的に通過するようにブレー
キキヤプスタン５４まわりに巻かれ、ここにおい
て３本のフイラメントはすべて、フライヤ１２の
中心線に対しブレーキキヤプスタン５２の接点を
通る。すべてのフイラメントが溝滑車３８を通過
すると、これらのフイラメントはフライヤ１２の
各回転ごとに１撚り与えられるが、その方向はこ
の点まで３本のフイラメントがフライヤの各回転
に対し２撚りしたものに与えられる方向とは反対
である。よつて、この点において、溝ロール３８
を通過した３本のフイラメントはもとの方向に１
撚り残され、１本のフイラメントは反対方向へ撚
りされる。４本のフイラメントはフライヤ滑車７
０を通過しフライヤ１２を過ぎフライヤ滑車７２
を廻り下がり溝滑車４０を廻り１本のフイラメン
ト内で反対方向へ別に１撚りされ、一方３本のフ
イラメントから第２撚りを解いて得られる２撚り
を１本のフイラメントに与えることとなり、かつ
３本のフイラメントは最初の撚りより戻されてい
るから平行なフイラメントとなる。
フライヤ１２の中心線と接線をなすブレーキキ
ヤプスタン５２は、この点においてさらに個々の
フイラメントを巻付けるのに加えて、１本のフイ
ラメントおよび３本のフイラメントが一しよに到
来するから、これらのフイラメントは個別の要素
或は２つの個々のストランドとして取扱われ、こ
れらは溝滑車３８とブレーキキヤプスタン間で１
撚りされるとさらに同一ピツチのらせん状に合体
される。この点において、機械の１回転当りそれ
らに与えられた２撚りを前もつてもつ３本のフイ
ラメントは１撚りもどされており前もつて撚りを
施されていない１本のフイラメントは１撚りを与
えられるから、２つの要素は同一の撚り長さをも
つがこの点では反対方向の撚りをもつ。２つの要
素は一しよに遊び滑車７０を過ぎフフライヤ１２
を渡つてその遊び滑車７２に到り、次いで溝滑車
４０へ下り廻り、ここにおいて最終撚りが３本の
フイラメント要素から除かれて、３本のフイラメ
ントは平行となり、１本のフイラメントに最終撚
りが与えられて、これにその適正な撚りの長さを
与える。完成したコードは第１図に明示するよう
にフライヤ１２の中空スリーブ２４を通過し、２
つのローラとして略示した仮撚り機７６に送られ
このまわりで完成コードはコードを過剰に撚つて
８の字形態を形成し、これによつてこの形態を固
定し、次いで機械１０に対し力を介して引張作用
を供給する緊張ユニツトキヤプスタン７８を通過
する前にこの過剰撚りを除く。次にコードは巻取
スプール８０を通過させるが、この巻取スプール
および緊張ユニツトキヤプスタンは共の第１図で
は略示されている。
緊張ユニツトキヤプスタン７８用の緊張ユニツ
トは、普通型のもので巻取スプール８０用の駆動
装置として当業者には公知であり、これらのいず
れについても本文では記述或は図示を省略する。
緊張ユニツトキヤプスタン７８は第５図にさらに
その詳細を示し（この図では図の明瞭化のために
コードは記載されていない）、この図から、その
表面が完成コードを受入れるための溝８２をもつ
ことが判る。新規方法で形成されたコードをもつ
てこのキヤプスタンに巻きつける際に、コードを
溝８２によつて分離しかつコードがもつれるのを
避けるために張力付与ユニツトの高い張力をコー
ドに与えることが有効なことが判明した。
第１，２，４図において、回転溝滑車３６によ
つて、撚られた要素に加わる張力を制御するため
に３本のフイラメント要素とのその接線によつて
形成される固定点にブレーキキヤプスタン６４を
配置することが有効であると判明した。上述のよ
うに、ブレーキキヤプスタン６４は３本のフイラ
メント要素に張力を加えることを可能にするため
調節式ブレーキを具備する。同様にして、１本の
フイラメント要素が巻付けられるブレーキキヤプ
スタン５４は、その固定点、フライヤ中心線Ａと
遊び滑車５３の接点との間、および転向点である
溝滑車３８との間における１本のフイラメント要
素の張力を制御する。３本のフイラメント要素
は、さらにフライヤ中心線Ａと接線をなすキヤプ
スタン５２によつて制御される。実際の場合、
7.4Kg±0.2Kg（74N±2N）の張力が３本のフイラ
メント要素に対し、および2.4Kg±0.2Kg（24N±
2N）の張力が１本のフイラメント要素に対して
最適であることが判明した。もし張力レベルが反
対となつて、１本のフイラメント要素に対して高
い方の値、および３本のフイラメント要素に対し
低い方の張力をかければこの工程は作用しない。
さらに、所要の張力は、ワイヤ製品のみによつ
て定まるのではなくて機械の１つの特性によつて
決まり、例えば各要素において例えば２本のフイ
ラメントをもつような等しいフイラメント要素の
コードをつくる場合、２つの要素に加えるべきも
のと予定された平衝した張力ではなく最初の２撚
りを受ける２つのフイラメント要素に対する4.2
Kg±0.2Kg（42N±2N）よりも高い６Kg±0.2Kg
（60N±2N）までの張力を必要とする。
第３図において、３本フイラメントコードは、
４本フイラメントコードで述べたこととは反対
に、３本フイラメントコードの要素の１つは２本
の平行フイラメントを含んで造られる。図示の３
つのスプールの１つは、省略されこれによつて３
本の平行フイラメントについて既述した径路に沿
つて２本のフイラメントを提供する。つくられた
完成コードは、１本のフイラメントと合対された
２本の平行フイラメントをもつて構成される。別
の実施例においては、上記２本の平行フイラメン
トを含む第１要素と２本の撚られたフイラメント
を含む第２要素から成る。
第２図において、仮想線で示す第２ワイヤスプ
ールはシヤツトル１６内に配置され、１本のフイ
ラメントをそれから引出し案内支柱８４を廻つて
過ぎ、別のスプール４８から引出されるフイラメ
ントと合体し、２本のフイラメントは遊び滑車５
５を経由しブレーキキヤプスタン５４に到る。上
記したように、この実施例のブレーキキヤプスタ
ン５４は２つのフイラメントにほぼ4.2Kg（42N）
の張力を与えるように調節される。撚られていな
い２つのフイラメントがブレーキキヤプスタン５
４を廻つて、フライヤ１２の中心線と接線をなす
遊び滑車５３を過ぎると、これらのフイラメント
は、これもフライヤ１２の中心線と接線をなすブ
レーキキヤプスタン５２まわりに巻付けられた別
の要素と合体し、これにより２つの要素が溝滑車
３８とブレーキキヤプスタン５２間で合体する。
もち論、この時点において第１要素は２本のフ
イラメントを含むのみで、これら２本のフイラメ
ントは、３本のフイラメントに対し上記したもの
と同一の取扱いを受けており、これによつて、撚
りを与えられない第２要素と合流する点に到達す
る前にこれらのフイラメントに２回撚りが施され
る、よつて、溝滑車３８を通過する第１要素は２
回撚りから１回撚りを戻されるがこれは前記２回
撚りとは反対方向であるからであり、第２要素は
その最初の撚りを受け、同時に２つの要素を合体
させる。２つの要素は一しよになつてフライヤ滑
車７０と７２を通り溝滑車４０に下り、ここにお
いて最終撚りが両方の要素に加えられる。この時
点で第２要素はフライヤ１２の１回転に対し２撚
りをもち、第１要素に最初に与えられた最終撚り
は撚り戻されて１本のコード構造がつくられ、こ
こにおいて第１要素は２本の平行なワイヤフイラ
メントから成り、かつ第２要素は２本の撚られた
ワイヤフイラメントをもち、ここにおいて第２要
素内の撚られたフイラメントの撚り長さと撚り数
は、このコードを形成する２つの要素の撚り長さ
に一致する。
前記の３本のコードに対し、コードは均等な撚
り長さをもつことが発見された。ワイヤの長さ当
り少い撚り数をつくることが最終コード構造体を
得るのに必要であるので、従来の12mm或は12.5mm
の撚りの長さ以上に増大した14mmの撚りの長さに
おいて、機械からの金属コードの生産量を増大さ
せることとなる。
この機械の原理および作用様態と同様にその方
法は上記のとおりであり、その好適な実施例を図
示説明した。しかし、この発明はその要旨或は範
囲から逸脱することなく本文に特記したもの以外
にも実施できることが理解されるであろう。
この発明を説明するために或る代表的な実施例
とその詳細を示したが、この発明の要旨或は範囲
から逸脱せずに種々の変形を実施できることが当
業者には明らかであろう。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、所定の制動力を
各ワイヤグループに与えるため、シヤツトル上の
各ワイヤグループごとの調節装置が出口に近接し
て設けられ、ワイヤグループが合体される地点で
張力制御がなされることにより、同一装置で多種
の良質なコアレスコードを能率的に製造すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は、構成部品が分解された本発明の金属
コード製造装置の図解説明図、第２図は、第１図
の線２−２に沿つて見た図、第３図は、第１図の
線３−３に沿つて見た図、第４図は、第２図の線
４−４に沿つてとられた断面図、第５図は、第１
図に示す緊張ユニツトキヤプスタンの詳細図であ
る。 １０……撚り機、１２……フライヤ、１４……
基台、１６……シヤツトル、１８……円板、２０
……中空ハブ、２２……フレーム、２４……スリ
ーブ、２６……支持部材、２８，３０……歯車、
３２……モータ、３４，４８，５７……スプー
ル、３６，３８，４０，４２……溝滑車、４４…
…フレーム構造、４６……ブシング、４９，５
０，５１，５３，５５……遊びローラ、５２，５
４，６４……ブレーキキヤプスタン、５６，６
０，６２……遊び滑車、５８，７４……案内支
柱、６６，６８，７０，７２……フライヤ滑車、
７６……仮撚り機構、７８……ユニツトキヤプス
タン、８０……巻取スプール、８２……溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ １つ以上のフイラメントの第２要素と合体さ
    れる２つ以上の平行フイラメントの第１要素を有
    する、弾性構造物内の補強部材として用いられる
    ように適合された金属コードの製造方法であつ
    て、 複数の送出スプールから所定張力をもつて第１
    要素を形成するための第１フイラメント群を引き
    出し、 第１フイラメント群に２回撚りを与えるととも
    に、さらに所定張力を付与し、 他方、１つ以上の送出スプールから前記第１フ
    イラメントの張力と独立した所定張力をもつて第
    ２要素を形成する１つ以上のフイラメントを引き
    出し、 前記第１および第２要素を合体させ、 第１要素に与えた方向とは反対方向に両方の要
    素に２回撚りを与えて最初の２回撚りを第１要素
    から除去し、同時に第２要素に２回撚りを加え
    て、各要素を他の廻りにらせん状に巻くことによ
    つて、２つ以上の平行フイラメントの第１要素お
    よび１つ以上のフイラメントの第２要素をもつて
    コードを形成し、 次に２つの要素を合体接合することによつて形
    成されたコードを機械的に固定し、 コードを製造中第１、第２要素に所定の張力を
    維持する工程を含むことを特徴とする金属コード
    の製造方法。 ２ 前記第２要素が単一の固定配設された送出ス
    プールから単一のフイラメントを引出すことによ
    つて形成されることを特徴とする、特許請求の範
    囲第１項記載の金属コードの製造方法。 ３ 前記第１要素の張力が前記第２要素の張力よ
    り大きいことを特徴とする、特許請求の範囲第１
    項または第２項記載の金属コードの製造方法。 ４ 前記第１要素が３本のワイヤを含みかつ前記
    第１要素の張力がほぼ７Kg（70N）であり、前記
    第２要素が１本のワイヤを含みかつ前記第２要素
    の張力がほぼ２Kg（20N）であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第１項ないし第３項のずれか
    １項記載の金属コードの製造方法。 ５ 前記第１要素が２本のワイヤを含みかつ前記
    第１要素の張力がほぼ６Kg（60N）であり、前記
    第２要素が２本のワイヤを含みかつ前記第２要素
    の張力がほぼ４Kg（40N）であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第１項ないし第３項のずれか
    １項記載の金属コードの製造方法。 ６ 駆動装置に撚つて軸線Ａ自身の廻りに回転可
    能に取付けられたフライヤ１２と、 フライヤ１２の回転軸Ａの廻りに相対的に自由
    に回転できるようにフライヤ１２内に取付けら
    れ、フライヤ１２がその軸の廻りを回転している
    間は、回転しない状態を保持することができるシ
    ヤツトル１６と、 フライヤ１２とシヤツトル１６内にあつて、そ
    れによつて１本以上のワイヤがシヤツトル１６の
    内方からフライヤ１２の外方に、あるいはその逆
    方向に通過させるための中空軸受２４，２０と、 自軸の廻りに自由に回転可能にシヤツトル１６
    内に取付けられた１以上の内部スプール３４，４
    ８とフライヤ１２の外方に取付けられた２つ以上
    の外部スプール５７と、 ワイヤの外部のスプール５７からフライヤ１２
    の外側上面を、フライヤ１２の回転軸Ａと一致す
    る方向でシヤツトル１６の一端に入り他端から出
    るように引出される装置と、 内部スプール３４，４８と外部スプール５７の
    ワイヤを合体させるためのシヤツトル１６上の装
    置と、 ワイヤ組立物をシヤツトル１６の外へフライヤ
    １２の外側の上を、製品コード収集装置へ引出す
    装置と、 を備えた機械における、弾性構造物内の補強部材
    として使用される金属コードの製造装置におい
    て、 所定の制動力を各ワイヤグループに与えるた
    め、シヤツトル１６上の各ワイヤグループごとの
    調節装置が出口に近接して設けられ、それによつ
    て、ワイヤグループが合体される地点で張力制御
    されることを特徴とする、金属コードの製造装
    置。 ７ 制動力を与えるための調節装置が、他の要素
    のワイヤーにおける張力と異なるレベルで、一つ
    の要素のワイヤーにおける張力を制御するための
    装置を含むことを特徴とする、特許請求の範囲第
    ６項記載の金属コードの製造装置。 ８ 制動力を与える前記調節装置が、張力制御装
    置のためのブレーキキヤプスタン５２，５４をさ
    らに含むことを特徴とする、特許請求の範囲第６
    項または第７項記載の金属コードの製造装置。 ９ シヤツトル１６の内部のスプール３４，４８
    と該スプール３４，４８からワイヤを受入れるた
    めのフライヤ１２との間のブレーキキヤプスタン
    ５４およびフライヤ１２の外部スプール５７と該
    外部スプール５７からワイヤを受入れるためのフ
    ライヤ１２との間のブレーキキヤプスタン５２で
    ある各キヤプスタン５２，５４が、ワイヤグルー
    プが合体されるシヤツトル１６上の点においてワ
    イヤの離れ離れになつたグループにおける張力を
    制御するため、受入れられたワイヤグループに独
    立した制動力を与えることを特徴とする、特許請
    求の範囲第６項ないし第８項のずれか１項記載の
    金属コードの製造装置。 １０ 機械を通るワイヤを引張る装置が、溝をも
    つた張力単位ブレーキキヤプスタン７８であるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第６項ないし第
    ９項のずれか１項記載の金属コードの製造装置。
JP58077703A 1982-05-07 1983-05-04 金属コ−ドの製造方法および装置 Granted JPS58203189A (ja)

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