JPS5924087Y2 - 中心線に周囲線を撚合わせる装置 - Google Patents

中心線に周囲線を撚合わせる装置

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JPS5924087Y2
JPS5924087Y2 JP10841581U JP10841581U JPS5924087Y2 JP S5924087 Y2 JPS5924087 Y2 JP S5924087Y2 JP 10841581 U JP10841581 U JP 10841581U JP 10841581 U JP10841581 U JP 10841581U JP S5924087 Y2 JPS5924087 Y2 JP S5924087Y2
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JP
Japan
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center line
bobbin
flyer
centerline
peripheral
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Expired
Application number
JP10841581U
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English (en)
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JPS5813611U (ja
Inventor
徳治 吉田
Original Assignee
吉田工業株式会社
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Publication date
Application filed by 吉田工業株式会社 filed Critical 吉田工業株式会社
Priority to JP10841581U priority Critical patent/JPS5924087Y2/ja
Publication of JPS5813611U publication Critical patent/JPS5813611U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は中心線に周囲線を撚合わせる装置に関するも
のである。
たとえば電話機用の機ひものように中心線の周囲に複数
の導体を巻きつけた線を製造する場合は、従来中心線を
送り出すボビンと製品線を巻き取るボビンとを同時に同
方向に回転させて中心線を自身の軸線のまわりに回転さ
せ、この回転する中心線の途中に周囲線を合流させてこ
の中心線に周囲線を巻きつける工程がとられているが、
この従来装置においては送り出しボビンおよび巻取ボビ
ンを高速で回転させることは遠心力が過大になるため不
可能であす、シたがって製造効率が低い欠点があった。
この考案はこのような従来装置の欠点を排除するために
軽量の中心線回転装置により中心線を回転させる構成を
とり、しかも中心線送出ボビンおよび製品撚線の巻取ボ
ビンをフライヤ内側の互いに近接した位置に配置してボ
ビン交換の便利性と共に作業能率を高めた新規な、中心
線に周囲線を撚合わせる装置を提供するものである。
第1図および第2図についてこの考案の一実施例を説明
する。
基台1,1は適宜の距離をおいて対向して配置され、一
方の基台、たとえば第1図中左側の基台1には中空軸2
が回転自在に設けられる。
中空軸2の左端部には中空部21が形成され、右端部は
中実の軸部22として形成され、はぼ中間部にフライヤ
3が固着される。
軸部22には中空円柱状の巻取ボビン軸26が回転自在
に嵌められる。
基台1には太陽歯車23が固着され、一方巻取ボビン軸
26の端部には太陽歯車26Aが固着され、これら両太
陽歯車23,26 Aはフライヤ3を内外に貫通する軸
の両端に固着される遊星歯車24.25とそれぞれ噛合
って遊星歯車機構を形成する。
この遊星歯車機構により、フライヤ3の回転時に巻取ボ
ビン軸26がほぼ静止する。
この巻取ボビン軸26には製品撚線Wを巻き取るための
巻取ボビン13が摩擦板6によってスリップ自在に取り
つけられる。
他方の基台、つまり第1図の右側の基台1には右端部が
中空部41として形成される送出ボビン軸4が前記中空
軸2と同軸的に回転自在に取りつけられ、この送出ボビ
ン軸の左端側の中実の軸部42には、巻取ボビン13と
同様に中心線W。
を送り出す中心線送出ボビン7が摩擦板6および調節ナ
ツト61によってスリップ自在に取りつけられる。
この送出ボビン軸のほは゛中程にはフライヤ3が固着さ
れ、中空軸2に固着された対向位置のフライヤ3に連結
部材34により一体に連結され、中空軸2の側から回転
駆動される。
なお、31.32.33は中空軸2の中空部21から製
品撚線Wを巻取ボビン13に導く案内ローラ、また62
.63は同じく中心線W。
を送出ボビン7から送出ボビン軸4の中空部41に導く
案内ローラであって、特に案内ローラ33は連結部材3
4に設けられたトラバース装置35によって巻取ボビン
13の一方の鍔板から他方の鍔板との間をトラバースさ
せることができるものである。
送出ボビン軸4の中空部41側の端部には中心線回転装
置5が設けられる。
これは送出ボビン軸4に固着されたフレーム51に回転
自在に取りつけられる1対の回転ローラ51 A、51
Bを有するものであって、中心線W。
をこの両回転ローラ51A、51 Bの間を走行させつ
つこれを挾持して、送出ボビン軸4の回転によって中心
線W。
をそれ自身の軸線のまわりに回転させるものである。
中心線送出ボビン7から送り出された中心線Woは2個
の案内プーリー8,8を経て再びはじめの走行位置、つ
まり送出ボビン軸4の中心軸線位置に入る。
フライヤ3,3の外側において中心線回転装置9が設け
られる。
これは1対の回転ローラ91.92が食い違い位置に配
置されて成る通常の回転装置であって、中心線W。
の走行を許しつつこれを自身の軸線のまわりに回転させ
るとともにその走行方向に引き取る役目をするものであ
る。
この中心線回転装置9と左側の基台1との間には周囲線
送出装置11が設けられ、ここに所望の数の周囲線We
を送り出す周囲線送出ボビン111,112.・・・・
・・などが配置される。
複数の周囲線W8はここで中心線W。
に添わされ、中空軸2の中空部21の入口に取りつけら
れる撚合せダイス12に導入される。
案内プーリー8は第2図にさらに詳細に示されるように
、1対のフランジ板81.82の間の円周位置に多数の
ローラ83が回転自在に斜設されて成るものである。
ローラ83を斜めに配置した理由は、中心線W。
をその走行線に沿って案内すると共に、中心線W。
を自身の軸線のまわりに回転しやすくするためで゛ある
案内プーリー8,8に関して、中心線回転装置9、同5
と反対側には中心線回転補助装置10が案内プーリー8
に近接して設けられる。
中心線回転補助装置10は中心線回転装置5と同様の構
成を持つものである。
次にこの考案装置の作動を説明する。
フライヤ3したがって中心線回転装置5および中心線回
転装置9を同方向に同一回転数をもって回転駆動する。
たとえば図示の矢印のように回転させれば、中心線W。
は送出ボビン7から送り出されて自身の軸線のまわりに
回転しながら走行し、撚合せダイス12の上流位置にお
いて周囲線W8をその周囲に巻きつけさせながら撚合せ
ダイス12に入り、中空部21を通って案内ローラ33
を経て巻取ボビン13に巻き取られる。
この際摩擦板6は中心線W。が断線するおそれなく、か
つこれに適宜の張力を持たせるためのスリップ機構のた
めの要素である。
この考案によれば(i)中心線送出ボビンあるいは製品
撚線巻取ボビン自体を線のまわりに回転させるものでは
なく、簡単かつ軽量の中心線回転装置を回転させる形式
であるから中心線の高速回転が可能であって製造能率が
高い、(ii)フライヤ内側の互いに近接した位置に中
心線送出ボビンおよび製品撚線の巻取ボビンが配置され
ているため、ボビン交換が容易でかつ能率的である等の
効果があり、また上記の実施例に限ればさらに(iii
)ローラを斜めに取りつけた案内プーリーを用いている
ため中心線の回転に抵抗を受けることなく滑らかな走行
が可能である、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、第2図は
案内プーリーを示す拡大平面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・中空軸、3・・・
・・・フライヤ、7・・・・・・中心線送出ボビン、5
,9・・・・・・中心線回転装置、11・・・・・・周
囲線送出装置、12・・・・・・撚合せダイス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)基台に対向して同軸的に、かつ回転自在に設けら
    れる1対のフライヤ3,3と、 (ロ)このフライヤの内側に対向してかつフライヤに対
    して回転可能に設けられる中心線W。 の送出ボビン7および製品撚線Wの巻取ボビン13と、
    (ハ)前記フライヤの外部の、前記巻取ボビンに近い側
    に設けられ、このフライヤと同一回転数をもって駆動さ
    れる中心線回転装置9と、 (ニ)前記中心線回転装置9と前記フライヤとの間に設
    けられる周囲線Weの送出装置11と、(ホ)前記フラ
    イヤを基台に対して回転自在に支持する一方の中空軸2
    の端部の、前記周囲線送出装置の側に設けられる撚合せ
    ダイス12と、(へ)前記フライヤを基台に対して回転
    自在に支持する他方の送出ボビン軸4に固着される中心
    線回転装置5と、 (ト)前記フライヤおよび中心線回転装置9の中心軸線
    に外周が接するように設けられる2個の案内プーリー8
    ,8と、 を有する、中心線に周囲線を撚合わせる装置。
JP10841581U 1981-07-20 1981-07-20 中心線に周囲線を撚合わせる装置 Expired JPS5924087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10841581U JPS5924087Y2 (ja) 1981-07-20 1981-07-20 中心線に周囲線を撚合わせる装置

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JP10841581U JPS5924087Y2 (ja) 1981-07-20 1981-07-20 中心線に周囲線を撚合わせる装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813611U JPS5813611U (ja) 1983-01-28
JPS5924087Y2 true JPS5924087Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=29902822

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JP10841581U Expired JPS5924087Y2 (ja) 1981-07-20 1981-07-20 中心線に周囲線を撚合わせる装置

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JPS5813611U (ja) 1983-01-28

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