JPS5929995Y2 - 線材送出装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル撚合機における線材送出装置に係る。

通信ケーブルは、通常多数のカッドまたはそれ４集合し
たユニットに撚合して構威すれる。

撚合通信ケーブルは、通常多数のカッド寸たはそれ奮集
合したユニットに撚合して構成されている。

の具体例金下表に示す。

■、ユニットの構成 そ 上記カッド１００対金撚りピンチ２５０ｍｍで撚合せ。

２、ケーブルの構成 上記ユニント３条全撚りピンチ８００ｍｍで撚合せ 上記のユニツ）ｋ撚合せてケーブルにする状態は、第３
図に示されている。

この図においてＵはユニット２Ｄは撚口ダイス、Ｃはケ
ーブルに示す。

この図かられかるように、ユニンＩＴＸは押え巻きＴが
施されている。

ユニットは、サプライリールから引出され、サプライリ
ール上方の変向用固定ホイール金経由して、方向金変換
し撚口ダイスに送られる。

ユニットの撚り方向とケーブルの撚り方向が一致する場
合には、前記の集合撚りに際してユニットに撚りが加わ
ることとなり、撚り方向が逆の場合にはユニットの撚り
が減じられることとなるので、通常サプライリール乞そ
の軸に垂直な軸乞中心として回転させ、ユニットに撚戻
し４加え、前記のような現象音生じないようにしている
。

ところが、変向中固定ホイールとユニットとの接触状態
は常時一定しているとは限らず、サプライリールからの
ユニットの引出し状態等に応じて変動している。

そのため、ユニット全体に一様な撚戻し４加ｊることは
困難で、部分的に撚戻しが加えられていない場所音生じ
る。

そのような場所では押え巻きＴがゆるみ、ユニットにフ
ライ４生じろ。

また、部分的に撚戻しが集中する場所音生じることもあ
り、このような場所ではユニットの座屈音生じるおそれ
があった。

築らに、サプライリールからユニン）ｋ引出す時、引出
しにつれす−ル上の引出口はリール軸方向に往復動する
ため。

変向用固定ホイールと引出口間にあるユニットの長さは
、引出し中絶えず変動する。

これも、ユニットに均一な撚戻し金加えること金困難な
らしめている。

以上はユニットについて説明したが、カッドについても
同様である。

上記のように、撚戻しが不均一な状態で作られたケーブ
ルは、撚りの乱れた部分が長手方向に分布することにな
り２電気的特性も不良となる。

本考案は上記の事情に基きなされたもので、線材金撚合
せてケーブル金構成する際にし、線材に均一な撚戻し金
加え得る線材送出装置４得ること金目的としている。

以上図面につき本考案の詳細金説明する。

図においてサプライリール１金町回動に支持するターン
テーブル２は、サプライリール軸線に直角な軸金中心と
して撚合機の撚合方向に回転されている。

ターンテーブル２の一側に立設した支柱３上端には、非
摺動圧着ローラ４が設けられている。

この非摺動圧着ローラは、ゴム等により構成すれ横方向
に対向し互に強く圧着された複数対の単位ロラ金有し、
線材金非摺動に支持し単位ローラの転勤による線材軸方
向の通過のみ金許容するものとしである。

支柱３の上端にはユニバーサルジヨイント５金介して第
２の非摺動圧着ローラ支持構体６が、捷だ構体６にはユ
ニバーサルジヨイント７を介して第３の非摺動圧着ロー
ラ支持構体８がそれぞれ連結でれており、各構体には前
記非摺動圧着ロー２４と同様の第２．第３の非摺動圧着
ローラ９゜１０が支持されている。

なお、非摺動圧着ローラは、ゴム等より成る周知のロー
ラであり、線材１金挾持する。

而して、それらは支柱３．支持構体６，８等に支持され
ている。

第２図はその支持態様金石している。上記構成の本考案
装置においては、非摺動圧着ローフ４，９．１０はユニ
バーサルジヨイント５゜７によって互に角度金なして垂
直面内に支持され。

各非摺動圧着ローラ４介して線材金引出す時、その走行
方向全変更することができろ。

さらに、各非摺動圧着ローラ間はユニバーサルジヨイン
トで連結されているので、それらはターンテーブル２０
回転と同期して単位ローラ軸と直角方向に回転され２、
。

従って、線材には方向変更後において第３の非摺動圧着
ローラ１０と撚合機口金間で撚戻しが加えられることと
なる。

上記本考案にあっては、変向ローラの抵抗はなり、リー
ル上の線材引出口の位置変動も撚戻しに無関係であるか
ら、撚戻しの局剖的集中、線材のフライ、座屈等は完全
に防止できる。

なお１本考案は上記実施例のみに限定でれない。

例えばターンテーブルにかえ２サプライリール金支持し
そのリール軸に直角なＭｋ中心として回転するリール枠
金使用してもよい。

また、非摺動圧着ローラの数も３箇に限定されない。

さらに、第１〜第３の非摺動圧着ローラの線材通過方向
音軸とする回転手段も例示のユニバーサルジヨイントに
よる連続のみに限定されない。

他の任意周知の機械際、電気的同期回転手段を採用し得
る。

なお、上述したサプライリールの支持手段と同期して回
転する非摺動圧着ローラは、例えば特公昭４５−４０６
２２号公報に記載されている。

素線の撚り返しのためにねじり金与える一即のロラや、
特公昭４６−２０３３５号に記載されている、線にねじ
り金与える回転ロールと同様の構成のもの４使用する。

１だ、支持手段と圧着ローラの回転は、同一７駆動源か
らユニバーサルジヨイント、チェーン、ベルト等４田い
て周知の手段で駆動力音伝達して同期させる。

第４図は、非摺動圧着ローラ４線材進行方向金軸として
サプライリールの支持手段と同期して回転させる機構側
音説明する同期機構図である。

線材サプライリール１の支持手段即ち、ターンテーブル
２の回転軸１５に設けられた傘歯車１６には１両端に傘
歯車１７，１Ｂが取付けられたシャフト１９が連結され
ている。

シャフト１９の傘歯車１８にはシャフト２０の傘歯車２
１が連結されている。

シャフト２０とシャフト２２，２３゜２４．２５とはそ
れぞれ周知のユニバーサルジヨイント２６で連結されて
いる。

シャフト２３，２４．２５にはそれぞれ、ギヤ２７．２
８，２９が取付けられている。

各ギヤ２７．２８．２９は、それぞれ非摺動圧着ローラ
金第２図に示したように内泣した支持構体３０゜３１．
３２の外周に設けられたギヤに外接している。

各支持構体の自転軸は、線材進行方向３３（図中破線で
示す）と一致するようセントチれている。

ターンテーブル２が矢印方向に回転すると、各シャフト
は矢印方向に回転し、結局、ターンテブル２と各支持構
体３０，３１．３２とが同一方向に同一速度で同期回転
する。

線材サプライリール１から引き出される線材は。

各支持構体中の非摺動圧着ローラに挟圧されてねじれが
加わらない状態で線材進行方向に引き出される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案−実施例の模式図、第２図はその要部拡
大断面図、第３図は撚戻しの必要性金説明するための図
である。 第４図は、非摺動圧着ロラの同期機構図である。 １・・・・・・サプライリール、２・・・・・・ターン
チーフル、４．９，１０・・・・・・非摺動圧着ローラ
、５．Ｔ・・・・・・ユニバーサルジヨイント。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. サプライリール乞可回動に支持し前記サプライリール軸
   と直角な軸金中心として回転される支持手段と、前記サ
   プライリールから引出でれた線材金撚合機に向って変更
   する経路に沿って配置され線材の回転音抑止しその軸方
   向通過のみ金許容する複数組の非摺動圧着ローラと、こ
   れらの非摺動圧着ローラ金線材進行方向金軸として前記
   支持手段と同期して回転きせる手段と４有する線材送出
   装置。