JPH07249329A - 高圧縮多層同心撚線の製造方法及びその装置 - Google Patents

高圧縮多層同心撚線の製造方法及びその装置

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JPH07249329A
JPH07249329A JP4090194A JP4090194A JPH07249329A JP H07249329 A JPH07249329 A JP H07249329A JP 4090194 A JP4090194 A JP 4090194A JP 4090194 A JP4090194 A JP 4090194A JP H07249329 A JPH07249329 A JP H07249329A
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stranded wire
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twisted
layered
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JP4090194A
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Toshihiro Fujino
年弘 藤野
Tamotsu Nishijima
保 西島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/027Postforming of ropes or strands

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最も効率の良い撚線装置としてのバンチャー
を用いて多層に同方向に撚られた同心撚線を占積率で概
ね100%に高圧縮する装置を提供することを目的とし
ている。 【構成】 多層同心撚線を形成する複数の素線51,5
2を撚り口ダイス122で寄り合わせ、フライヤー4,
4′通過後前記多層同心撚線50を浮き枠内7で巻取ド
ラム126に巻取るようにした二度撚り型の多層同心撚
線の製造装置の、前記フライヤー4と巻取ドラム126
との間に、分割され回転するダイスにより前記多層同心
撚線に順次打撃を加えて縮径するロータリースエージ加
工装置9を配置して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線として利用される
同ピッチ同方向に撚られ占積率で概ね100%の高圧縮
多層同心撚線の製造方法及びその装置に関するもので、
特にバンチャーと呼ばれる二度撚り装置を利用した高圧
縮多層同心撚線の製造方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】よく知られるように電線用の導体は可撓
性を確保するために多くの素線を撚り合わせてなってい
るが、その素線数が多いほど可撓性が向上する。しかし
ながら実際には、導体の圧接接続に際して抜けが生じな
いようにするため撚線に高圧縮を加えて占積率を非常に
高めた高圧縮多層同心撚線が使用されている。なお、こ
こでいう占積率とは撚線導体の断面の外接円の面積に対
する撚線導体の実断面積の割合のことである。
【0003】このような高圧縮多層同心撚線の製造に関
するものとして、例えば特開平1−95420号には、
撚線を引き取るキャプスタンを公転させてこの撚線に捻
りを付加しながらダイスによって次々と圧縮してゆき、
ついには所定サイズと撚りピッチを有する高圧縮撚線を
製造する方法が開示されている。しかしながらこの装置
は、頑強な構造物である複数のキャプスタンを自転させ
ながらかつ公転運動させるため、剛性が必要とされ装置
は大型にならざるを得ず、また動力も大きなものを必要
としている。したがってもっと簡便且つ小型の装置で、
同様な高圧縮多層同心撚線を製造する方法について研究
がなされてきた。
【0004】図8に示すような最も簡単な同心撚線50
は、中心線51とその回りを取り囲んでいる同じ径の素
線52とを撚り合わせてなるが、このような同心撚線を
製造する方法として最もよく知られているのは図9に示
すバンチャー(二度撚り機)100による方法である。
バンチャー100は、バンチャー外に固定して設けられ
る撚り口ダイス122、図示せぬフライヤーを両端で支
え回転する軸に設けられた第一のガイドロール123と
第二のガイドロール124、図示せぬフライヤーの公転
軌跡の内側に固定された浮き枠内に設置される引き取り
キャプスタン125、および巻取装置126とからな
る。
【0005】次に、これらの動作について説明すると、
撚り口ダイス122に集合させられた所定の線径を持っ
た素線51,52は、第一のガイドロール123と第二
のガイドロール124との間に存在し、撚線50を案内
する図示せぬフライヤーの公転運動(矢印A)により第
一の撚りが加えられて同心撚線として撚り上げられる。
この撚線50は、第一のガイドロール123、図示せぬ
フライヤー、第二のガイドロール124、引き取りキャ
プスタン125を経て巻取装置126に巻き取られる。
その際に、第二のガイドロール124と引き取りキャプ
スタン125の間でも、図示せぬフライヤーの公転(矢
印A)により、撚線50に第二の撚りが付加され、所定
の撚りピッチに形成される。このようにフライヤーの一
度の公転によって都合二度の撚りが加えられるので、バ
ンチャーは高能率の撚線機として知られている。
【0006】こうしたバンチャーにおいて撚線50に圧
縮を加える方法が、例えば実公昭57−31193号に
開示される。この開示技術では図10に示すように、図
9の一般的なバンチャーの撚り口ダイス122の代わり
に第一の圧縮ダイス122′を設け、更にバンチャー1
00′の図示せぬフライヤーの公転する内側で、第二の
ガイドロール124と引き取りキャプスタン125との
間にも第二の圧縮ダイス130を設けている。そして、
第一及び第二の圧縮ダイスの双方によって撚線50に圧
縮を加えるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、基本的に引き取りキャプスタン125によって生ず
る張力を用いて撚線50を圧縮ダイス122′、130
で引き抜くというものである。しかしながら、この方法
によって撚線を圧縮するに際しては、圧縮度を増すにつ
れて大きな後方張力(第二の圧縮ダイス130に入るよ
りも手前側で撚線50に掛かる張力)が必要になる。と
ころが、バンチャー100′の図示せぬフライヤーは高
速で回転させなければならないので必要以上に堅固に作
ることができず、結果として高圧縮時の大きな後方張力
に耐えることができないという欠点を有している。バン
チャーを使って図8に示すような1層のみの同心撚線を
高圧縮するに際しても以上のような問題があったが、同
じく最も効率の良い撚線装置としてのバンチャーを用い
て、図11(斜視図)及び図12(断面図)に示すよう
な2層の同方向に撚られた同心撚線50や、図13の断
面図で示す3層の同方向に撚られた同心撚線50や、更
には図14の断面図に示す4層の同方向に撚られた同心
撚線50を高圧縮するということは全く実現不可能であ
った。
【0008】本発明は、最も効率の良い撚線装置として
のバンチャーを用いて多層に同方向に撚られた同心撚線
を占積率で概ね100%に高圧縮する方法及びその装置
の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧縮多層
同心撚線の製造装置は、多層同心撚線を形成する複数の
素線を撚り口ダイスで寄り合わせ、フライヤー通過後前
記多層同心撚線を浮き枠内で巻取ドラムに巻取るように
した二度撚り型の多層同心撚線の製造装置の、前記フラ
イヤーと巻取ドラムとの間に、分割され回転するダイス
により前記多層同心撚線に順次打撃を加えて縮径するロ
ータリースエージ加工装置を配置して構成したことを特
徴としている。
【0010】本発明に係る高圧縮多層同心撚線の製造方
法は、多層同心撚線を形成する複数の素線を撚り口ダイ
スで寄り合わせ、フライヤー通過後前記多層同心撚線を
浮き枠内で巻取ドラムに巻取るようにした二度撚り型の
多層同心撚線の製造方法の、前記フライヤーと巻取ドラ
ムとの間に、ロータリースエージ加工装置を配置して、
二度撚りされた多層同心撚線に分割され回転するダイス
により順次打撃を加えて縮径するようにしたことを特徴
としている。
【0011】
【作用】上記した本発明の高圧縮多層同心撚線の製造装
置によれば、所定の線径を持った丸断面素線は、先ず撚
り口ダイスに集合させられ、第一のガイドロールと、フ
ライヤーと、第二のガイドロールを経てバンチャー内部
に導かれ、同方向に撚られた多層同心撚線として撚り上
げられた後、分割され回転するダイスにより前記多層同
心撚線に順次打撃を加えて縮径するロータリースエージ
加工装置を通過させられて高圧縮される。そして、しか
る後に得られた高圧縮多層同心撚線は装置内部の巻取装
置に巻取られる。このように本発明によれば、バンチャ
ー内において線に殆ど張力を掛ける必要のないロータリ
ースエージ加工によって、同方向に撚られた多層同心撚
線を占積率で概ね100%に圧縮することができる極め
て小型の高圧縮多層同心撚線の製造装置が得られること
になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の高圧縮多層同心撚線の製造装置の一
実施例である。すなわち、高圧縮多層同心撚線の製造装
置1はバンチャー外に固定して設けられる撚り口ダイス
122と、公転系16及び固定系15とよりなる。この
うち公転系16は、装置の両側から伸び、図示せぬ駆動
装置によって回転する軸2,2′と、この軸2,2′に
固定され固定系15の周囲を回転するフライヤー4と、
このフライヤー4とバランスをとるために設けられるダ
ミーのフライヤー4′と、前記回転軸2,2′に設けら
れこの回転軸2,2′と共に公転する第一のガイドロー
ル123及び第二のガイドロール124とからなる。
【0013】また固定系15は総て前記フライヤー4,
4′の回転軌跡の内部に位置しており、前記回転軸2,
2′にベアリング8を介して支えられる浮き枠7と、前
記浮き枠7上に設置されるガイドロール10と、ロータ
リースエージ加工装置9と、巻取装置126とからな
る。このうちロータリースエージ加工装置9については
図2、図3、図4を用いて更に説明を加える。
【0014】ロータリースエージ加工装置9は、図2に
示すように、ケーシング19を有し、該ケーシング19
中にベアリング21を介して中空シャフト20が設けら
れており、該中空シャフト20の先端部には打撃装置3
0が取り付けられている。なお、中空シャフト20は図
示せぬ駆動装置により回転駆動されるようになってい
る。
【0015】また、打撃装置30は、図2又は図3に示
すように、ケーシング19に固定されるインサイドリン
グ22と、前記インサイドリング22内に自公転自在に
支えられるハンマーローラー23と、前記中空シャフト
20に固定され該中空シャフト20と共に回転するスピ
ンドル27と、前記スピンドル27に嵌まり込み矢印B
方向に可動なバッカー24及びダイス25とで構成され
ている。バッカー24並びにスピンドル27の外周面
は、共にハンマーローラー23の内側軌道面を形成する
が、バッカー24の外周面はハンマーローラー23の軌
道幅と一致する定常幅部31と、それよりも広くなるよ
うにした拡幅部32とから構成される。したがって、図
3に示すように、ハンマーローラー23がバッカー24
の定常幅部31上にある場合にはバッカー24とダイス
25は最も中心寄りに位置し、ダイス25の形成する穴
26も最狭となる。
【0016】一方、図4に示すように、ハンマーローラ
ー23がバッカー24拡幅部32上にある場合には回転
による遠心力のためバッカー24とダイス25は最も中
心から離れた位置にくることになり、ダイス25はクリ
アランスCを持つ。この動作が連続的に高速で行われる
ことにより、ダイス25に設けられた穴26はクリアラ
ンスCを持った状態とクリアランスのない状態を高速で
繰り返すこととなる。そしてダイス25の穴26部分が
ここを通過する材料に対して衝撃的に圧縮加工を施すこ
ととなる。しかもスピンドル27は回転しているので材
料に対して少しずつ位置を変化させながら圧縮を加えて
行く。
【0017】このようにロータリースエージ加工装置9
は微細な圧縮加工を少しずつ位置を変えて高速に行なう
装置であり、従来は棒状または管状剛体のテーパ加工に
用いられてきたものである。またダイスによる圧縮と異
なり被加工材に大きな張力を付加することなく実施可能
な加工方法である。
【0018】本実施例の高圧縮多層同心撚線の製造装置
は、このような動力を必要とするロータリースエージ加
工装置9を、巻取装置と共にフライヤー4,4′の軌跡
内部に保持することになるが、動力の固定系15への伝
達は、回転軸2,2′の回転力を変速して利用しても良
いし、スリップピングによって電気エネルギーとして伝
達した後これによって固定系15に設置した駆動装置を
駆動して運転しても良い。
【0019】次に、本実施例における高圧縮多層同心撚
線の製造装置1の動作について説明を加える。図1にお
いて図示せぬ供給装置から送り出される撚り素線51,
52は、撚り口ダイス122にまず集合させられる。そ
して第一のガイドロール123と撚り口ダイス122の
間で、フライヤー4の回転によりまず第一の撚りが加え
られ撚線50となる。その後撚線50は回転軸2の通路
14、次いで第一のガイドロール123からフライヤー
4上に設けられたガイド5a、5b、・・・に導かれて
フライヤー4に沿って進み、やがて第二のガイドロール
124、回転軸2′の通路14′を経て固定系15のガ
イド10へと進む。このガイド10と公転系16の第二
のガイドロール124との間で第二の撚りが撚線50に
付加され所定の撚りピッチを有する撚線50′となる。
【0020】そして固定系15内部において、撚線5
0′はロータリースエージ加工装置9のダイス穴26を
通過するに際して上記したような高速かつ微細な圧縮加
工をその周囲より受ける。ここにおいて撚線50′は、
そのごく限られた範囲にのみ圧縮加工を受けるために、
撚線50′を構成する多層の同心撚り素線が相互の位置
関係を崩すことなく占積率で概ね100%にまで高圧縮
がなされ、例えば図5、図6、図7に示すような断面を
有する高圧縮多層同心撚線50″となる。この後、高圧
縮多層同心撚線50″はガイド10を経て巻取装置12
6に巻き取られる。
【0021】以上は素線を供給して高圧縮多層同心撚線
を得る場合について説明したが、図11、図12、図1
3、図14に記載されているような多層同心撚線を本実
施例の高圧縮多層同心撚線の製造装置に投入してもよ
い。これにより高圧縮に伴う撚りピッチの伸びが甚だし
い場合に製造速度を落とさずに、高圧縮多層同心撚線を
製造することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高圧縮多
層同心撚線の製造方法及びその装置によると、ロータリ
ースエージ加工装置をバンチャーの固定系に搭載するこ
とによって、小型でかつ高能率の高圧縮多層同心撚線の
加工装置が得られる。その結果として多大な費用の掛か
る従来の大型の加工装置が不要となるので、製造コスト
が大幅に低減される。また本発明の高圧縮多層同心撚線
の製造装置においては、撚線の製造装置として最もよく
使われているバンチャーに若干の改造を加えるのみで製
造が可能となるので新規に大きな設備投資をする必要が
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の高圧縮多層同心撚線の製造
装置の構成図である。
【図2】本発明の1実施例の高圧縮多層同心撚線の製造
装置に用いられるロータリースエージ加工装置の構造図
である。
【図3】本発明の1実施例の高圧縮多層同心撚線の製造
装置に用いられるロータリースエージ加工装置の説明図
である。
【図4】本発明の1実施例の高圧縮多層同心撚線の製造
装置に用いられるロータリースエージ加工装置の別の説
明図である。
【図5】本発明の1実施例である高圧縮多層同心撚線の
製造装置により製造された高圧縮多層同心撚線の断面図
である。
【図6】本発明の1実施例である高圧縮多層同心撚線の
製造装置により製造された他の高圧縮多層同心撚線の断
面図である。
【図7】本発明の1実施例である高圧縮多層同心撚線の
製造装置により製造された更に他の高圧縮多層同心撚線
の断面図である。
【図8】一般的な7芯の同心撚線の構成図である。
【図9】従来例に係わるバンチャーの撚り方法を示す説
明図である。
【図10】従来例に係わるバンチャーを用いた同心撚線
の圧縮方法の説明図である。
【図11】一般的な19芯の同心撚線の斜視断面図であ
る。
【図12】一般的な19芯の同心撚線の断面図である。
【図13】一般的な37芯の同心撚線の断面図である。
【図14】一般的な61芯の同心撚線の断面図である。
【符号の説明】
1 高圧縮多層同心撚線の製造装置 2,2′ 回転軸 4,4′ フライヤー 5a,5b ガイド 7 浮き枠 8 ベアリング 9 ロータリースエージ加工装置 10 ガイド 14,14′撚線通路 15 固定系 16 公転系 19 ケーシング 20 中空シャフト 21 ベアリング 22 インサイドリング 23 ハンマーローラー 24 バッカー 25 ダイス 26 ダイス穴 27 スピンドル 30 打撃装置 50,50′多層同心撚線 50″ 高圧縮多層同心撚線 100 バンチャー 122 撚り口ダイス 122′,130 圧縮ダイス 123,124 ガイドロール 125 引き取りキャプスタン 126 巻取装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧縮多層
同心撚線の製造装置は、多層同心撚線を形成する複数の
素線を撚り口ダイスで撚り合わせ、フライヤー通過後前
記多層同心撚線を浮き枠内で巻取ドラムに巻取るように
した二度撚り型の多層同心撚線の製造装置の、前記フラ
イヤーと巻取ドラムとの間に、分割され回転するダイス
により前記多層同心撚線に順次打撃を加えて縮径するロ
ータリースエージ加工装置を配置して構成したことを特
徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明に係る高圧縮多層同心撚線の製造方
法は、多層同心撚線を形成する複数の素線を撚り口ダイ
スで撚り合わせ、フライヤー通過後前記多層同心撚線を
浮き枠内で巻取ドラムに巻取るようにした二度撚り型の
多層同心撚線の製造方法の、前記フライヤーと巻取ドラ
ムとの間に、ロータリースエージ加工装置を配置して、
二度撚りされた多層同心撚線に分割され回転するダイス
により順次打撃を加えて縮径するようにしたことを特徴
としている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層同心撚線を形成する複数の素線を撚
    り口ダイスで寄り合わせ、フライヤー通過後前記多層同
    心撚線を浮き枠内で巻取ドラムに巻取るようにした二度
    撚り型の多層同心撚線の製造装置の、前記フライヤーと
    巻取ドラムとの間に、分割され回転するダイスにより前
    記多層同心撚線に順次打撃を加えて縮径するロータリー
    スエージ加工装置を配置して構成したことを特徴とする
    高圧縮多層同心撚線の製造装置。
  2. 【請求項2】 多層同心撚線を形成する複数の素線を撚
    り口ダイスで寄り合わせ、フライヤー通過後前記多層同
    心撚線を浮き枠内で巻取ドラムに巻取るようにした二度
    撚り型の多層同心撚線の製造装置の、前記フライヤーと
    巻取ドラムとの間に、ロータリースエージ加工装置を配
    置して、二度撚りされた多層同心撚線に分割され回転す
    るダイスにより順次打撃を加えて縮径するようにしたこ
    とを特徴とする高圧縮多層同心撚線の製造方法。
JP4090194A 1994-03-11 1994-03-11 高圧縮多層同心撚線の製造方法及びその装置 Pending JPH07249329A (ja)

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