JPH0426165B2 - - Google Patents

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JPH0426165B2
JPH0426165B2 JP60279478A JP27947885A JPH0426165B2 JP H0426165 B2 JPH0426165 B2 JP H0426165B2 JP 60279478 A JP60279478 A JP 60279478A JP 27947885 A JP27947885 A JP 27947885A JP H0426165 B2 JPH0426165 B2 JP H0426165B2
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JP
Japan
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twisting
twist
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spindle
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Prior art date
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JP60279478A
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English (en)
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JPS62139216A (ja
Inventor
Tokuji Yoshida
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPS62139216A publication Critical patent/JPS62139216A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は圧縮電線の製造装置、特に二度撚り
式の圧縮電線の製造装置に関するものである。
(従来の技術と解決すべき問題点) 第3図は中心導体1のまわりに6本の周囲導体
102を撚り合わせた、いわゆる7本撚り電線の
周囲に外部被覆103を押出被覆したものを示し
ている。
このような複数本撚り電線の場合は、従来一般
にその外径が大きくなり、また外周部に凹凸が目
立ち、このため押出被覆によつて形成される外部
被覆103のための合成樹脂等の材料も比較的多
量に必要とする欠点がある。またその撚り合わせ
に際して撚りくずれなどが起こりやすく、電線断
面が整わない欠点もあつた。
(問題点を解決するための手段) この発明は前記の問題点を解決するためになさ
れたものであつて、まとめられた複数の導体を撚
り合わせて引取る第一ねん回引取装置と、前記第
一ねん回引取装置の下流に配設され、ねん回回転
数が前記第一ねん回回転数と同一に、また引取速
度が第一ねん回引取装置のそれより速く設定され
る第二ねん回引取装置と、前記第一および第二ね
ん回引取装置の間に配設される圧縮ダイスと、前
記第二ねん回引取装置の下流に配設され、巻取ボ
ビンの設けられる二度撚り装置とを有する圧縮電
線の製造装置を提供するものである。
(作用) 第二ねん回の引取装置の引取速度は第一ねん回
引取装置のそれより大きいから、この両装置の間
で下流に引取る力が作用する。またねん回回転数
は互いに等しいから両者間では撚線は撚り状態が
一定のまま走行する。しかして第一および第二ね
ん回引取装置の間に圧縮ダイスが設けられている
から撚線は撚りが一定のままこの圧縮ダイスを通
過し、撚り合わされた導体の外径は圧縮ダイスの
内径に応じて塑性変形を受けその外側部が平滑な
円周形となる。
(実施例) 第2図についてこの発明の一実施例を説明す
る。
符号4は撚合わせ口金を示し、この撚合わせ口
金4においてまとめられた中心導体1および周囲
導体2は第一ねん回引取装置5に向かう。
第一ねん回引取装置5は、基台に回転自在に設
けられ、一端に取りつけられた駆動プーリー52
によつて回転駆動される中空軸51を主体として
構成される。
この中空軸51の端部にはフレーム53が固着
され、このフレーム53に4個の案内ローラ54
A,54B,54C,54Dがそれぞれ自身の軸
のまわりに回転自在に取りつけられる。このうち
案内ローラ54Aおよび54Dの溝外周は中空軸
51の中心軸線に接するよう配設される。
中空軸51の外周部にはキヤプスタンドラム5
5が回転自在に設けられ、その一端に取りつれら
れる駆動プーリー56によつて中空軸51とは別
途に回転駆動される。
この第一ねん回引取装置5に入る各導体は、ま
ず案内ローラ54Aに入り、同54Dを経てキヤ
プスタンドラム55の外周に巻きつけられた後案
内ローラ54C、同54Dを経て中空軸51の中
空部を通つて下流に向かつて走行する。キヤプス
タンドラム55の回転が導体を引取る駆動力とな
るわけである。第一ねん回引取装置5の下流には
これと同一構造の第二ねん回引取装置7が配設さ
れ、またこの第一および第二ねん回引取装置5,
7の中間には所定の内径をもつ圧縮ダイス6が配
設される。
これまでの記載においてねん回引取装置という
名称をつけた装置5および7は、実は本出願人が
考案して実開昭59−416817号に開示された「横巻
式導体巻装置」と同一の装置である。この装置は
その出願の明細書においても強調し、現にいまそ
の構成を見ても直ちに分かるように、線条休のね
ん回作用と引取作用とを遊星歯車機構などを用い
ない極めて簡単な装置によつて同時に実行でき、
しかもそれらを別々に制御できる装置であつて、
この発明の明細書においてはこの装置のねん回、
引取の両作用に注目し「ねん回引取装置」と命名
して用いることにする。
第二ねん回引取装置のキヤプスタンドラム75
の引取速度は第一ねん回引取装置のキヤプスタン
ドラム55のそれより大きく設定され、したがつ
てまとめられた導体が圧縮ダイス6を通過すると
き受ける抵抗はこの引取速度の差によつて生ずる
引取力によつて乗り切るのである。
圧縮ダイス6の内径は導体の撚り合わせ本数お
よび導体径によつて定まる値を有し、定性的にわ
かり易く言えば、第3図のように凹凸に富んだ外
周の形状を周囲導体2を圧縮変形させることによ
つて第2図のように平滑な断面円形に仕上げるも
のである。
第二ねん回引取装置の下流には二度撚り装置8
が設けられる。二度撚り装置8の構成は周知であ
るから詳しい説明は省略するが、簡単に説明すれ
ば、対向配置される基台80,80にフライヤ8
1に回転自在に設けられ、このフライヤ81の内
部に浮枠82が相対回転自在に設けられる。浮枠
82の上には巻取ボビン83が支持されて、たと
えばトルクモータのような駆動モータ84によつ
て回転駆動される。なお符号85はトラバーサ装
置、同86,87はそれぞれ案内ローラを示す。
次にの発明装置の作動を説明する。
はじめに第二ねん回引取装置7は第一ねん回引
取装置5と同方向に同一ねん回回転数をもつて運
転するものとする。
第一ねん回引取装置5のフレーム53によつて
ねん回された導体群は、そのフレーム53の回転
数に応じたねん回を受けて撚られ、案内ローラ5
4A,54B、……を経てキヤプスタンドラム5
5に巻きつけ引き取られる。
第二ねん回引取装置7のねん回回転数は第一ね
ん回引取装置のそれと同一であるから、この両ね
ん回引取装置間においては撚線の撚りはなんらの
変動なく、そのままの形で圧縮ダイス6を通過す
る。そしてこの通過時に周囲導体2はしごかれ第
1図に示される偏平な形に塑性変形し、撚線全体
として断面がほぼ円形となる。
第二ねん回引取装置7を過ぎると、二度撚り装
置8に入るが、もしこの二度撚り装置8のフライ
ヤ81の回転数を第二ねん回引取装置7のねん回
回転数と同方向にほぼ1/2の回転数に設定してお
くと、第二ねん回引取装置7を通過した後撚線の
撚りはほぼ半分が戻され、案内ローラ87通過後
元の撚りに戻ることになる。つまり第一および第
二ねん回引取装置は二度撚り装置8の予備撚り装
置の役目を果たすわけである。
なお二度撚り装置8のフライヤ81の回転数は
第一および第二ねん回引取装置のそれに対しほぼ
半分を標準とするが、導体の材質や本数によつて
±50%〜70%程度の変動は許容されるものであ
る。
以上の経過によつて撚合わせダイス4において
まとめられた導体1,2は第1図に示される外周
が平滑な円形を示す形となり、この結果これに外
部被覆3をかけたとき、その厚さも均一になり使
用される樹脂量も大幅に節約されることになる。
(発明の効果) この発明によれば、圧縮ダイスによつて外周
部を断面円形に整形するから、撚線、特に7本撚
線の外周が平滑な形となり、押出形成される絶縁
被覆が均一の厚さとなつて使用樹脂量が節約でき
る、2個のねん回引取装置を用い、下流側のそ
れの引取速度を大にしてこの差による引取力を利
用して撚線が圧縮ダイスを通過する抵抗に打ち勝
たせているから、十分な塑性変形加工力をえるこ
とができる、また2個のねん回引取装置による
撚り合わせが二度撚り装置に対する予備撚りの役
目を果たすから、撚りくずれのない整つた撚線、
特に7本撚線をえることができる、ねん回引取
装置が遊星歯車具機構などを用いない極めて簡単
な装置なので全体装置が簡単でコンパクトにな
る、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によつてえられる圧縮電線を
説明する断面図、第2図はこの発明の一実施例装
置を示す側面図、第3図は従来の7本撚線の一例
を示す断面図である。 5……第一ねん回引取装置、6……圧縮ダイ
ス、7……第二ねん回引取装置、8……二度撚り
装置、83……巻取ボビン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 まとめられた複数の導休1,2を撚り合わせ
    て引き取る第一ねん回引取装置5と、 前記第一ねん回引取装置5の下流に配設され、
    ねん回回転数が前記第一ねん回引取装置のそれと
    同一に、また引取速度が第一ねん回引取装置のそ
    れより速く設定される第二ねん回引取装置7と、 前記第一および第二ねん回引取装置の間に配設
    される圧縮ダイス6と、 前記第二ねん回引取装置7の下流に配設され、
    巻取ボビン83の設けられる二度撚り装置8とを
    有し、 前記第一および第二ねん回引取装置5,7はそ
    れぞれ、ねん回のために回転駆動される中空軸
    と、この中空軸の一端に固着され4個の案内ロー
    ラがそれぞれ自身の軸のまわりに回転自在に取り
    付けられるフレームと、前記中空軸の外周部にこ
    れとは別途に回転駆動される引取用のキヤプスタ
    ンドラムとからなることを特徴とする、圧縮電線
    の製造装置。 2 前記第一および第二ねん回引取装置5,7の
    ねん回回転数が前記二度撚り装置8のフライヤ8
    1の回転数のほぼ2倍に等しいことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の圧縮電線の製造
    装置。
JP27947885A 1985-12-12 1985-12-12 圧縮電線の製造装置 Granted JPS62139216A (ja)

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JP27947885A JPS62139216A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 圧縮電線の製造装置

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JP27947885A JPS62139216A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 圧縮電線の製造装置

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JPS62139216A JPS62139216A (ja) 1987-06-22
JPH0426165B2 true JPH0426165B2 (ja) 1992-05-06

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2592363B2 (ja) * 1991-05-27 1997-03-19 矢崎総業株式会社 高圧縮撚線導体の製造方法及びその装置
JP2002347097A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 多層押出体の製造方法および製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51675A (ja) * 1974-06-21 1976-01-06 Fujikura Ltd Atsushukudotainoseizohoho
JPS5747317A (en) * 1980-09-05 1982-03-18 Asahi Fiber Glass Co Ltd Preparation of frp

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