JPS5924705B2 - 心線に線条体を巻きつける方法およびその装置 - Google Patents
心線に線条体を巻きつける方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS5924705B2 JPS5924705B2 JP52125595A JP12559577A JPS5924705B2 JP S5924705 B2 JPS5924705 B2 JP S5924705B2 JP 52125595 A JP52125595 A JP 52125595A JP 12559577 A JP12559577 A JP 12559577A JP S5924705 B2 JPS5924705 B2 JP S5924705B2
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- JP
- Japan
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- core wire
- twist
- wire
- twisting
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B3/00—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
- D07B3/08—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position
- D07B3/10—General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the take-up reel rotates about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the rope or cable on the take-up reel in fixed position and the supply reels are fixed in position with provision for imparting more than one complete twist to the ropes or cables for each revolution of the take-up reel or of the guide member
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2207/00—Rope or cable making machines
- D07B2207/20—Type of machine
- D07B2207/207—Sequential double twisting devices
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は心線に線条体を巻きつける方法およびその装
置、さらに詳しく言えばたとえばシールド線の製造、糸
またはテープ巻き、あるいは中心線を有する撚線などの
場合におけるように、中心線のまわりに他の単数または
複数の線条体を巻きつけ、あるいは撚り合わせる方法お
よびその装置に関するものである。
置、さらに詳しく言えばたとえばシールド線の製造、糸
またはテープ巻き、あるいは中心線を有する撚線などの
場合におけるように、中心線のまわりに他の単数または
複数の線条体を巻きつけ、あるいは撚り合わせる方法お
よびその装置に関するものである。
従来、この種の方法および装置としてはこの出願人がさ
きに発明、出願し、特公昭４１−９１４６号として公告
されているものがある。
きに発明、出願し、特公昭４１−９１４６号として公告
されているものがある。
この先行技術においては中心線に他の線条体を巻きつけ
るときに、その中心線をねん回なしの状態で回転させて
行なうため、巻取りボビンに巻取られてからその中心線
と巻きつけるべき周囲の線条体との間にねじりトルクの
差を生じ、製品線全体としてひねれたりする不都合があ
つた。この発明はこのような不都合を排除し、中心線お
よび巻つけ線条体の直径、材質に応じて中心線に適当な
大きさのねじりトルクを発生させ、この状態において中
心線を回転させてそのまわりに線条体を巻きつける新規
な方法およびその装置を提供するものである。
るときに、その中心線をねん回なしの状態で回転させて
行なうため、巻取りボビンに巻取られてからその中心線
と巻きつけるべき周囲の線条体との間にねじりトルクの
差を生じ、製品線全体としてひねれたりする不都合があ
つた。この発明はこのような不都合を排除し、中心線お
よび巻つけ線条体の直径、材質に応じて中心線に適当な
大きさのねじりトルクを発生させ、この状態において中
心線を回転させてそのまわりに線条体を巻きつける新規
な方法およびその装置を提供するものである。
図についてこの発明の一実施例装置を説明しよう。
図において１は全体として心線送り出し用の２度撚線機
である。１１はそのフライヤ、１２はフライヤ１１に回
転可能に支持される浮枠であつて、この浮枠１２上に心
線送り出しボビン１３が設けられ、ここに心線ｗが貯留
される。
である。１１はそのフライヤ、１２はフライヤ１１に回
転可能に支持される浮枠であつて、この浮枠１２上に心
線送り出しボビン１３が設けられ、ここに心線ｗが貯留
される。
なお１４，１５はこの２度撚線機１の両端部に位置する
案内ローラである。全体として２で示されたものは心線
Ｗの周囲に配置される線条体送り出し装置であつて、こ
の例では心線Ｗの通過走行する中心孔２２を有する基板
２１に送り出しボビン２３が少なくとも１個装着される
。
案内ローラである。全体として２で示されたものは心線
Ｗの周囲に配置される線条体送り出し装置であつて、こ
の例では心線Ｗの通過走行する中心孔２２を有する基板
２１に送り出しボビン２３が少なくとも１個装着される
。
この送り出しボビン２３に貯えられる線条体は心線ｗと
同一の被覆電線の場合も、あるいはひも、テープなどの
場合もある。なお２４は分線板、２５は巻口ダイスであ
る。全体として３で示されるものは予備撚装置であつて
、これは巻口ダイス２５の下流に設けられる。
同一の被覆電線の場合も、あるいはひも、テープなどの
場合もある。なお２４は分線板、２５は巻口ダイスであ
る。全体として３で示されるものは予備撚装置であつて
、これは巻口ダイス２５の下流に設けられる。
機枠３１に入口側案内ローラ３２および１対のねん回ロ
ーラ３３および出口側案内ローラ３４が取りつけられる
。全体として４で示されるものは巻取側の２度撚線機で
あつて、４１はフライヤ、４２はフライヤ４１に相対回
転可能に設けられる浮枠、４５および４６は浮枠４２上
に設けられるそれぞれ引取キヤプスタンおよび巻取ボビ
ンである。
ーラ３３および出口側案内ローラ３４が取りつけられる
。全体として４で示されるものは巻取側の２度撚線機で
あつて、４１はフライヤ、４２はフライヤ４１に相対回
転可能に設けられる浮枠、４５および４６は浮枠４２上
に設けられるそれぞれ引取キヤプスタンおよび巻取ボビ
ンである。
なお４３および４４は２度撚線機４の両端部に設けられ
る案内ローラである。この装置の駆動系はモータ６によ
つて回転駆動される共通駆動軸５を主体とし、これに固
着されそれぞれ２度撚線機１および４を駆動するための
プーリ−５１および５３を含む。
る案内ローラである。この装置の駆動系はモータ６によ
つて回転駆動される共通駆動軸５を主体とし、これに固
着されそれぞれ２度撚線機１および４を駆動するための
プーリ−５１および５３を含む。
５２は予備撚装置３を回転駆動させるための変速装置で
あつて、プーリ−５１による２度撚線機１および４のフ
ライヤの回転に対して所望の変速比率で変速駆動できる
ようになつている。
あつて、プーリ−５１による２度撚線機１および４のフ
ライヤの回転に対して所望の変速比率で変速駆動できる
ようになつている。
次に上述の装置を用いるこの発明方法の工程を説明しよ
う。
う。
２度撚線機１および４、予備撚装置３はいずれも同一方
向に回転させるものとし、それらの回転数は両２度撚線
機は同一の回転数ｎ、また予備撚装置３のそれはαｎ（
α〉１）とする。
向に回転させるものとし、それらの回転数は両２度撚線
機は同一の回転数ｎ、また予備撚装置３のそれはαｎ（
α〉１）とする。
いまかりに各装置を図の右方から見て時計回りに回転さ
せるとすると、心線Ｗは２度撚線機１の案内プーリ−１
４のところでねん回数ＮＯＳ撚りが与えられる。案内ロ
ーラ１５と予備撚装置の入口側案内ローラ３２との間で
は心線ｗは大きさｎで回転しており、同時にねん回数（
α−１）ｎ（７）Ｚ撚りが与えられる。この区間では送
り出しボビン２３から送り出された巻きつけるべき線条
体が心線ｗの周囲に巻きつけられる。しかして線条体の
方は予備撚装置によりはじめにαｎ回のＺ撚りが付与さ
れるのである。次に予備撚装置３と２度撚線機４の入口
側案内ローラ４３との間でこの集合線Ｓには（α−１）
ｎ回のＳ撚りが与えられ、次の案内ローラ４４と引取キ
ヤプスタン４５との間ではｎ回のＺ撚りが与えられる。
各段階の撚りを加えてみると、まず心線については（Ｚ
撚りを負として）、ｎ−（α−１）ｎ＋（α−１）ｎ−
ｎ＝Ｏ・・・・・・（１）となつて撚りが残らない。
せるとすると、心線Ｗは２度撚線機１の案内プーリ−１
４のところでねん回数ＮＯＳ撚りが与えられる。案内ロ
ーラ１５と予備撚装置の入口側案内ローラ３２との間で
は心線ｗは大きさｎで回転しており、同時にねん回数（
α−１）ｎ（７）Ｚ撚りが与えられる。この区間では送
り出しボビン２３から送り出された巻きつけるべき線条
体が心線ｗの周囲に巻きつけられる。しかして線条体の
方は予備撚装置によりはじめにαｎ回のＺ撚りが付与さ
れるのである。次に予備撚装置３と２度撚線機４の入口
側案内ローラ４３との間でこの集合線Ｓには（α−１）
ｎ回のＳ撚りが与えられ、次の案内ローラ４４と引取キ
ヤプスタン４５との間ではｎ回のＺ撚りが与えられる。
各段階の撚りを加えてみると、まず心線については（Ｚ
撚りを負として）、ｎ−（α−１）ｎ＋（α−１）ｎ−
ｎ＝Ｏ・・・・・・（１）となつて撚りが残らない。
つぎに周囲線条体についてはαｎ＋（α−１）ｎ−ｎ＝
−２ｎ・・・・・・（２）となつてねん回数２ｎ（：ｌ
）Ｚ撚りが与えられるのである。
−２ｎ・・・・・・（２）となつてねん回数２ｎ（：ｌ
）Ｚ撚りが与えられるのである。
この発明の方法において注目すべきことは、心線ｗとこ
れに巻きつけられる線条体とが合流する場所、つまり２
度撚線機１の下流側の案内ローラ１５と予備撚装置３の
入口側案内ローラ３２との間の区間における心線と周囲
線条体とのねん回の程度である。
れに巻きつけられる線条体とが合流する場所、つまり２
度撚線機１の下流側の案内ローラ１５と予備撚装置３の
入口側案内ローラ３２との間の区間における心線と周囲
線条体とのねん回の程度である。
すなわち心線については式（１）の第２項までの和をと
つてｎ−（α−１）ｎ−（２−α）ｎ ・・・・・・
（３）また線条体については一αｎ
・・・・・・（４）である。
つてｎ−（α−１）ｎ−（２−α）ｎ ・・・・・・
（３）また線条体については一αｎ
・・・・・・（４）である。
いま心線と線条体とがこの合流位置において互いに反対
向きでかつねじり弾性が相殺するような程度にねん回さ
れていれば巻きつけ線がひねられることなくこの巻きつ
け工程はうまくゆくと考えられる。実験によればα−１
．１〜２．８の範囲でαの直を適宜選定すればよいこと
がわかつており、αの選定に関しては心線および線条体
の直径、材質を考慮するものとする。たとえば心線とし
てナイロン系を用いそれに銅線を巻きつける場合、ある
いは心線として被覆導体を用い、この周囲にこれと同一
の導体を６本撚り合わせる、いわゆる７個撚りの場合、
あるいは心線として撚線を用い、これにテープを巻きつ
ける場合などのそれぞれの場合に応じ、その用いる心線
の直径、巻きつけ線条体の材質を勘案して前記αの値を
適宜調整するものとする。なお心線と線条体との撚り方
向が逆になるためにはαの値として式（３），（４）か
らαく２であることが必要であるが、心線と線条体の直
径、線数、材質の関係で、既に述べたαの範囲内で有効
であることが実験的に確認されている。
向きでかつねじり弾性が相殺するような程度にねん回さ
れていれば巻きつけ線がひねられることなくこの巻きつ
け工程はうまくゆくと考えられる。実験によればα−１
．１〜２．８の範囲でαの直を適宜選定すればよいこと
がわかつており、αの選定に関しては心線および線条体
の直径、材質を考慮するものとする。たとえば心線とし
てナイロン系を用いそれに銅線を巻きつける場合、ある
いは心線として被覆導体を用い、この周囲にこれと同一
の導体を６本撚り合わせる、いわゆる７個撚りの場合、
あるいは心線として撚線を用い、これにテープを巻きつ
ける場合などのそれぞれの場合に応じ、その用いる心線
の直径、巻きつけ線条体の材質を勘案して前記αの値を
適宜調整するものとする。なお心線と線条体との撚り方
向が逆になるためにはαの値として式（３），（４）か
らαく２であることが必要であるが、心線と線条体の直
径、線数、材質の関係で、既に述べたαの範囲内で有効
であることが実験的に確認されている。
この発明は以上に詳述したように心線とこれに巻きつけ
る線条体の、それぞれの発現するねじりトルタを互いに
相殺させるように調節した土で合流させるやり方である
ため、巻きつけ線または撚線が製造の工程中にひねられ
て製品にねじり応力が残ることがなく、良好な巻きつけ
線または撚線を製造することができる。
る線条体の、それぞれの発現するねじりトルタを互いに
相殺させるように調節した土で合流させるやり方である
ため、巻きつけ線または撚線が製造の工程中にひねられ
て製品にねじり応力が残ることがなく、良好な巻きつけ
線または撚線を製造することができる。
図はこの発明の一実施例装置を示す簡略側面図である。
１・・・・・・心線送り出し用２度撚線機、２・・・・
・・線条体送り出し装置、３・・・・・・予備撚装置、
４・・・・・・巻取側２度撚線機、４５・・・・・・引
取キヤプスタン、４６・・・・・・巻取ボビン。
・・線条体送り出し装置、３・・・・・・予備撚装置、
４・・・・・・巻取側２度撚線機、４５・・・・・・引
取キヤプスタン、４６・・・・・・巻取ボビン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ （イ）心線にｎ回のＳ撚り（またはＺ撚り）を与え
て送り出す工程と、（ロ）前記心線にその心線の進行方
向に見て時計回り（または反時計回り）にｎ回の回転を
与えると同時に（α−１）ｎ回のＺ撚り（またはＳ撚り
）を与える工程と、（ハ）前記（ロ）工程において前記
心線のまわりに単数または複数の線条体を巻きつかせ、
該線条体にαｎ回のＺ撚り（またはＳ撚り）を付与する
工程と、（ニ）前記（ハ）工程によつて形成された撚線
に（α−１）ｎ回のＳ撚り（またはＺ撚り）を与える工
程と、（ホ）次にこの撚線にｎ回のＺ撚り（またはＳ撚
り）を与えながら引取る工程とを有し、結局前記心線に
は撚りが残らず、巻きつけられた線条体には２ｎ回のＺ
撚り（またはＳ撚り）が付与され、前記心線および線条
体の直径、材質などに応じて前記αの値を調節すること
を特徴とする、心線に線条体を巻きつける方法。 ２ （イ）フライヤに対して相対回転可能に支持される
浮枠上に心線送り出しボビンの設けられた２度撚線機と
、（ロ）前記２度撚線機の下流に設けられ、該２度撚線
機のフライヤの回転に対して所望の比率で回転駆動され
るようにされた予備撚装置と、（ハ）該予備撚装置の上
流側に設けられ前記心線に巻きつけるべき線条体を送り
出す線条体送り出し装置と、（ニ）前記予備撚装置の下
流に設けられ、浮枠上に引取キヤプスタンおよび巻取ボ
ビンの備えられた２度撚線機とを有する、心線に線条体
を巻きつける装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52125595A JPS5924705B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 心線に線条体を巻きつける方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52125595A JPS5924705B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 心線に線条体を巻きつける方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5459439A JPS5459439A (en) | 1979-05-14 |
| JPS5924705B2 true JPS5924705B2 (ja) | 1984-06-11 |
Family
ID=14914030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52125595A Expired JPS5924705B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 心線に線条体を巻きつける方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924705B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62160357U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-12 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62198296U (ja) * | 1987-05-19 | 1987-12-17 |
-
1977
- 1977-10-19 JP JP52125595A patent/JPS5924705B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62160357U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5459439A (en) | 1979-05-14 |
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