JP3051541B2 - ドラム駆動装置 - Google Patents

ドラム駆動装置

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JP3051541B2
JP3051541B2 JP4000859A JP85992A JP3051541B2 JP 3051541 B2 JP3051541 B2 JP 3051541B2 JP 4000859 A JP4000859 A JP 4000859A JP 85992 A JP85992 A JP 85992A JP 3051541 B2 JP3051541 B2 JP 3051541B2
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drum
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fixed shaft
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久義 高橋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機の画像出力装置
等に於いて使用されるドラムの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機の感光ドラムのような高い回転精
度を必要とするものの駆動方式は、従来、図2に示した
ように、ドラム1の回転軸2の両側を高い精度の軸受3
で支え、回転速度にむらの少ないモータ4と直結され、
高精度の回転比を有し回転方向の振動の少ない滑らかな
出力回転を行なう減速機5(例えば、遊星ローラ減速機
など)を、ドラム1の回転軸2にカップリング6で直結
する方式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 (1)電動機が感光ドラムの外側に直列に配列されるの
で軸方向の全長が長くなり、ひいては複写機の巾が大き
くなる。 (2)感光ドラムの回転軸と減速機の駆動軸は、カップ
リングを介して連結されるので、両軸の同軸度が悪くな
りドラムに振動や回転むらを生じやすい。
【0004】本発明は、軸方向寸法が短く、且つドラム
に振動や回転むらを発生しない、特に複写機の画像出力
装置に敵したドラム駆動装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)ドラムの回転軸を両端を固定支持する1本の固定
軸としドラムを貫通して設ける。 (2)駆動モータと減速機を組合わせた構造とし、ドラ
ムの内側で前記固定軸に一体に固設する。駆動用のリー
ド線は固定軸に設けた細穴を通して配線する。
【0006】(3)駆動モータはアウターロータ式と
し、アウターロータの中空回転軸はステータの横外側に
直列に設ける。 (4)減速機は1段又は複数段の摩擦伝動を用いた遊星
ローラ式減速機とする。
【0007】
【作用】
(1)両端固定の一本軸であるから強度、剛性が高くな
り、またドラムの回転軸と固定軸の同軸度を容易に向上
することができるので、ドラムの回転における芯ぶれを
防ぎ回転精度を高くできる。 (2)駆動モータと減速機がコンパクトな構造となりド
ラムの内側に収めることができる。従って、ドラムの外
側に駆動モータ用及び減速機用の特別のスペースを必要
とせず軸方向の長さを最小にすることができる。給電用
のリード線の配線も簡潔である。
【0008】(3)駆動モータ部で固定軸とステータの
間にローラ軸が挿入されないので固定軸の直径を大きく
することができ、従って剛性が大きくなり振動の危険が
なくなる。 (4)摩擦駆動であるため伝動が滑らかであり振動が生
じない。また、減速機の各ローラの直径と減速段数を選
択することにより幅広く必要な減速比を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1について説明する。図
において、ドラムAは、円筒体21と該円筒体21の両
端にテーパ面で着脱可能に同軸配置で固定した端板2
2,23とより成り、端板22の軸部22aと端板23
の軸部23aで軸受を介して、固定軸27に回転自在に
支えられている。円筒体21と端板22及び端板23を
テーパ面で固定する押圧力は、圧縮ばね24とナット2
5と止めリング26によって与えられる。固定軸27
は、両端27aと27bで図示していない装置本体に固
定支持され、一方に圧縮ばね締め付け用のおねじを、他
方には配線用の細穴27cと止めリング取付溝を備えて
いる。ハウジングBは、円筒胴28と、これに直列につ
ながる円筒胴29と、前記円筒胴28の一端に着脱可能
に固定した端板30とより成り、ハウジングBの一端は
端板30で前記固定軸27に止めねじで固定され、他端
は前記円筒胴29の一端で、軸受を介して前記端板23
の軸部に支承されている。
【0010】駆動モータCは、前記ハウジングBの内側
に収められ、ステータ31は前記端板30の軸部に固定
され、アウタロータ32は、円筒胴28のフランジ部2
8aに軸受を介して回転自在に支承された円筒軸33に
固定されている。すなわち、駆動モータCは、アウター
ロータ32の中空回転軸である円筒軸33が、ステータ
31の横外側に直列に設けられたアウターロータ式とな
っている。この円筒軸33は、減速機Dへの入力軸とな
っていて、先端は太陽ローラ38を形成している。減速
機Dは、前記円筒胴29の内側で、前記駆動モータCに
隣接して設けられ、前記円筒胴29の内周面に固定した
内ローラ34と、キャリア35に固定された遊星ピン3
6に軸受を介して回転自由に支承された複数個の遊星ロ
ーラ37と、太陽ローラ38とより成る一段又は複数段
の摩擦伝動遊星ローラ式減速機とする。太陽ローラ38
は、前記円筒軸33又は前記キャリア35と一体に形成
され、キャリア35は、回転自在に前記固定軸27に支
承される。
【0011】図1の実施例では、減速段数は2段で、内
ローラ34は弾性リングを用いた例を示してある。最終
段の遊星ピン36は出力ピンで、ドラムの端板23に設
けた穴23cに固定され、ドラムAを駆動回転させる。
駆動モータCへのリード線39は、固定軸27に設けた
細穴27cを通して配線する。このような装置におい
て、リード線39に通電すると、駆動モータCのアウタ
ーロータ32は、円筒軸33、該円筒軸33の先端の太
陽ローラ38を回転させる。該太陽ローラ38は、減速
機Dの入力軸となっているので、減速機で減速された最
終段の遊星ピン36がドラムAを駆動回転させる。減速
機Dの各ローラの直径及び減速段数を変えることによっ
て、幅広く減速比を選択することが出来る。
【0012】駆動モータCのアウターロータの円筒軸3
3は、ステータ31の横外側に直列に設けられているの
で、ステータ31の下に入り込むようなことはなく、そ
の分だけ固定軸27の直径を大きくすることができる。
従って、固定軸27の直径を大きくしたことによりその
剛性が増し、振動の生じにくいものとなる。
【0013】
【発明の効果】本発明によるドラム駆動装置は、両端を
固定した固定軸と、円筒体及び同円筒体の両端に取り付
けた2個の端板よりなり同2個の端板の軸部で回転自在
に前記固定軸で支承されているドラムと、前記ドラムの
内側で前記固定軸に固定したステータ及び同固定軸上で
回転する円筒軸を持つアウターロータよりなり前記円筒
軸が前記ステータの横外側に直列に設けられた駆動モー
タと、前記固定軸に固定支持された内ローラ及び同固定
軸上で回転し入力軸となる太陽ローラ及び之等の両ロー
ラに接して遊星回転する遊星ローラ及び同遊星ローラを
回転可能に支持して出力軸となるキャリアよりなる遊星
ローラ式減速機とを具え、前記アウターロータの円筒軸
を前記遊星ローラ式減速機の初段入力軸である太陽ロー
ラに、また最終段出力軸であるキャリアを前記ドラムの
端板に、それぞれ直結したことにより、次の効果を有す
る。
【0014】(1)駆動モータと減速機を共にドラムの
中に配置したので、ドラム駆動装置の軸方向長さを最小
にし、従ってこのドラムを用いる装置を小型にすること
ができる。 (2)ドラムの回転軸として両端固定の一本軸を用いる
ので、強度、剛性が高くなり、また駆動モータ及び減速
機も同軸に配置しカップリング等を用いないので、各軸
の同軸度の精度が向上し、ドラムに振動や回転むらが生
じない。
【0015】(3)減速機は、入力側ローラを駆動モー
タ軸に、減速出力側ローラをドラムに直結した遊星ロー
ラ式減速機を用いるので、動力伝達が滑らかに行われ、
振動のない回転精度の高いドラム駆動装置が得られる。 (4)アウターロータの円筒回転軸をステータの横外側
に配置し、ステータと固定軸の間に挿入しないので、固
定軸の直径を大きく選び剛性を上げて振動発生の危険を
防止できる。
【0016】(5)駆動モータのステータは固定軸に取
り付けてあるので、駆動制御に必要な電気配線は固定軸
にあけた細穴を通して簡潔に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の固定軸に沿った断面図であ
る。
【図2】従来装置の側面図である。
【符号の説明】
A ドラム B ハウジング C 駆動モータ D 遊星ローラ式減速機 21 円筒体 22 端板 23 端板 27 固定軸 31 ステータ 32 アウターロータ 33 円筒軸 34 内ローラ 35 キャリア 37 遊星ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−53381(JP,A) 特開 平4−128771(JP,A) 特開 平3−17668(JP,A) 特開 昭63−139372(JP,A) 特開 昭61−278653(JP,A) 実開 昭63−92355(JP,U) 実開 昭63−70580(JP,U) 実開 昭61−138868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 13/08 G03G 15/00 550 G03G 21/00 350

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を固定した固定軸と、円筒体及び同
    円筒体の両端に取り付けた2個の端板よりなり同2個の
    端板の軸部で回転自在に前記固定軸で支承されているド
    ラムと、前記ドラムの内側で前記固定軸に固定したステ
    ータ及び同固定軸上で回転する円筒軸を持つアウターロ
    ータよりなり前記円筒軸が前記ステータの横外側に直列
    に設けられた駆動モータと、前記固定軸に固定支持され
    た内ローラ及び同固定軸上で回転し入力軸となる太陽ロ
    ーラ及び之等の両ローラに接して遊星回転する遊星ロー
    ラ及び同遊星ローラを回転可能に支持して出力軸となる
    キャリアよりなる遊星ローラ式減速機とを具え、前記ア
    ウターロータの円筒軸を前記遊星ローラ式減速機の初段
    入力軸である太陽ローラに、また最終段出力軸であるキ
    ャリアを前記ドラムの端板に、それぞれ直結してなるこ
    とを特徴とするドラム駆動装置。
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JPH05180290A JPH05180290A (ja) 1993-07-20
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US6420807B1 (en) 1999-03-10 2002-07-16 Minolta Co., Ltd. Rotator driving device, image forming apparatus using the rotator driving device, and method of driving rotator
JP5381818B2 (ja) * 2010-03-08 2014-01-08 株式会社リコー 回転体駆動装置及びこの回転体駆動装置を用いた像担持体駆動装置と画像形成装置

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