JPH0777247A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

Info

Publication number
JPH0777247A
JPH0777247A JP22436893A JP22436893A JPH0777247A JP H0777247 A JPH0777247 A JP H0777247A JP 22436893 A JP22436893 A JP 22436893A JP 22436893 A JP22436893 A JP 22436893A JP H0777247 A JPH0777247 A JP H0777247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal gear
gear
fixed internal
drive device
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22436893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Sudo
肇 須藤
Hitoshi Hattori
仁志 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22436893A priority Critical patent/JPH0777247A/ja
Publication of JPH0777247A publication Critical patent/JPH0777247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】第1の部材325に固定内歯車326を設け、
また第2の部材304に低速回転軸329および回転内
歯車328を設け、これらの内歯車に遊星歯車を340
を噛合させ、この遊星歯車は中空のキヤリア341によ
って低速回転軸に支承される。また、キヤリアから放射
方向にフランジ状の高速回転伝達部材330を突設し、
上記の内歯車の外側に配置されたモータに連結する。 【効果】第1の部材325と第2の部材304とを回動
自在に支承する機能と、これらを回転駆動する機能を兼
用し、またモータ、歯車等の部品が全て同軸状に配置さ
れるので、容積効率が高く、小形化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの部材を互いに回
転自在に連結するとともに、これらの部材を相対的に回
転するように駆動する装置に関する。さらに特定すれ
ば、本発明は小形の作業機械等において、駆動用の車輪
やアーム、リンク等の関節部分に内蔵され、これらの車
輪やアーム等の支承と駆動を兼用することができ、かつ
極めて小形に形成することができる駆動装置を提供する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、狭隘な空間で作業または作動
することができ、従来の機械とは異なった用途や、また
は従来の機械では不可能とされていた作業を行うことが
できる極めて小形の機械の開発がおこなわれている。
【0003】図1および図2には従来の小形の走行機械
を示す。このものは、配管等の内部を走行し、この配管
内部の検査等を行う走行機械である。図中の202はこ
の走行機械の本体である。なお、201は検査すべき配
管である。この本体202は、その中央部が屈曲可能な
部分203に形成され、この配管201の曲り等に対応
してこの本体202も屈曲自在となっている。この本体
202の前後両端部にはそれぞれ走行機構204が設け
られている。これらの走行機構204は、モータ20
5、このモータ205によって駆動されるウオーム20
6、このウオームに噛合し放射状に配置された4個の歯
車207、これらの歯車207にそれぞれ噛合した2個
の歯車208、これらの歯車207,208の回転軸を
連結するとともに、歯車207の回転軸回りに回動可能
なL字状のリンク209、上記の歯車208の両側に設
けられこの歯車208と一体的に回転する一対の車輪2
10とから構成されている。なお、この走行機械には、
上記の走行機構の各部品を支持する部材、および配管2
01の内部を検査する照明装置や小型のカメラ等が設け
られているが、図ではこれらを省略してある。
【0004】この走行機械は、上記のモータ205によ
って、各歯車が図16の矢印に示す方向に回転し、図中
の左側に走行する。上記の車輪210は配管201の内
面に当接して走行するが、この走行駆動の反力によって
上記のL字状のリンク209が図16中の矢印Aに示す
ような方向の力を受ける。これによって、これらの車輪
210は所定の力で配管201の内面に押圧され、スリ
ップすることがない。また、配管201の径が変化した
り、また配管の曲り部を通過するような際には、上記の
リンク209が歯車207の回転軸回りに回動し、この
径の変化を補償して車輪210が常にこの配管201に
内面に追従して密着する。
【0005】上記のような走行機械は、小形に形成さ
れ、小径の配管内を自由に走行し、検査を行うように構
成されている。しかし、上記の図からも明らかなよう
に、この走行機械では、走行機構204の構造が複雑
で、その容積効率が低い。すなわち、このような従来の
走行機械の走行機構204は、モータ205の回転はウ
オーム206を介して径方向に配置された4個の歯車2
07に伝達される。さらに、この歯車207の回転は、
この周囲に配置された歯車208に伝達される。このよ
うな動力の伝達経路は複雑であり、各歯車等の部品が広
い空間にわたって配置され、これらの部品の配置される
空間的な密度、すなわち容積効率が低い。
【0006】したがって、このような走行機械を可能な
限り小形化して可能な限りの細い径の配管等の内部を走
行させるためには、その走行機構の容積効率を向上させ
る必要がある。このためには、その走行機構を構成する
部品が可能な限り狭い空間に密に配置されるような走行
駆動機構が必要となる。
【0007】また、上記のような走行形の機械の他に、
たとえばアーム、リンク等を備えた作業機械もある。従
来のこのような機械では、このアーム等を回動駆動する
機構を別の位置に配置し、ケーブル、軸等によってこれ
らアーム等を回動駆動するように構成されていた。しか
し、このような構成では、この駆動機構の容積効率が低
く、この機械を小形化するのは困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に基づいてなされたもので、車輪とハウジング、複数の
アーム等、2っの部材を互いに回転自在に連結するとと
もに、これらの部材を互いに回転駆動することができ、
かつ容積効率が高く、極めて小形に形成することができ
る駆動装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、モータ
と不思議歯車機構を用いた変速機構を内蔵し、第1の部
材と第2の部材を回転自在に連結するとともに、上記の
第1の部材と第2の部材を互いに回転するように駆動す
る装置である。
【0010】この装置は、上記の第1の部材に一体的に
設けられた固定内歯車と、第2の部材に一体的に設けら
れ上記の固定内歯車と同軸状に配置されるとともにこの
固定内歯車と歯数の相違する回転内歯車と、上記の第2
の部材に一体的に設けられ、上記の固定内歯車および回
転内歯車と同軸状に配置された低速回転軸とを備えてい
る。
【0011】また、上記の固定内歯車および回転内歯車
に噛合し、公転および自転自在な遊星歯車を備え、これ
らの遊星歯車は上記の低速軸に回転自在に支承された中
空状のキヤリアに支承されている。この中空状のキヤリ
アの外周からはフランジ状の高速回転伝達部材が放射方
向に突設され、この高速回転伝達部材は上記の固定内歯
車の端面と回転内歯車の端面との間を通ってこれら固定
内歯車および回転内歯車より外側に延長されている。
【0012】そして、上記の固定内歯車および回転内歯
車の外側を囲んでモータが配置され、そのロータは上記
の高速回転伝達部材に取り付けられ、またステータは上
記の第1の部材に取り付けられている。また、上記の第
1の部材は軸受を介して上記の低速回転軸またはキヤリ
アの一方または両方に回転自在に支承されている。
【0013】
【作用】上記の第1の部材および第2の部材は、上記の
低速回転軸またはキヤリアを介して互いに回転自在に連
結され、この駆動装置はこれらの部材の軸受または関節
として機能する。また、上記のモータによって高速回転
伝達部材を介して上記のキヤリアが回転される。これに
よって、この回転はこの不思議歯車機構によって大きな
減速比で減速されて低速回転軸に伝達され、第1の部材
と第2の部材が互いに回転する。
【0014】この装置は、上記のように2つの部材を回
転自在に支承する軸受または関節の機能を兼用し、また
モータ、歯車等が全て同軸状に配置され、その容積効率
が高く、極めて小形に形成することができる。また、モ
ータが固定内歯車および回転内歯車の外側に配置されて
いるので、このモータをこの装置の外形寸法と略等しい
大きな径とすることができる。したがって、このモータ
の径をこの駆動装置の仕様等で与えられた所定の寸法内
で最大の径とすることができ、そのトルクを最大とする
ことができる。また、不思議歯車機構を採用しているの
で、減速比を大きくすることができ、上記のモータの回
転数を大きくすることが可能であり、このモータの出力
を大きくすることができる。
【0015】
【実施例】図3ないし図5を参照して本発明の駆動装置
を使用した第1の実施例の走行機械を示す。この走行機
械は、図3および図4に示すように、複数の走行車輪ユ
ニット301を備えている。なお、図中の302は検査
すべき配管であり、この配管はこの実施例の場合、矩形
の断面形状を有している。これらの走行車輪ユニット3
01は、モータ等の駆動源および変速機構を内蔵した駆
動装置303を備え、この駆動装置303は略円筒状の
外形形状をなしている。そして、この駆動装置303の
両側には、それぞれ一対の車輪304が取り付けられ、
これらの車輪304はこの駆動装置303によって回転
駆動される。そして、これらの走行車輪ユニット301
の駆動装置303は、連結部材305によって互いに直
列状に連結されている。これらの連結部材305は、弾
性を有する板ばね状の部材で、その弾性力によって隣接
する走行車輪ユニット301を互いに反対方向に付勢す
るように構成されている。したがって、これらの走行車
輪ユニット301の車輪304は、この配管302の互
いに対向する内壁面に押圧され、所定の走行推力を発生
する。また、この配管302の径等が変化した場合に
は、上記の連結部材305が弾性変形することにより、
この径の変化を補償し、これらの車輪304はこの配管
302の内面に追従し、安定して走行することが可能で
ある。
【0016】このような走行機械は、走行車輪ユニット
301の径よりやや大きい高さ、これら走行車輪ユニッ
ト301の幅よりやや広い幅の配管内を走行が可能で、
従来のものと比べてより径の小さい配管やより狭い隙間
内を走行することができる。なお、この実施例では矩形
断面の配管を示したが、走行車輪ユニット301を配管
の軸方向回りに順次角度を持たせて配置すれば円形の配
管内を走行させることができる。この場合、上記の実施
例では上記の連結部材305は板ばね状のものを使用し
たが、断面が円形の弾性部材、たとえばピアノ線等の部
材を使用することができ、このような弾性部材を使用す
れば全方向に弾性変形が可能である。
【0017】また、このような複数の走行車輪ユニット
301の複数個を上記のような連結部材305で連結し
て構成した走行ユニットを、前述した図16に示すよう
な走行装置の本体202の前後に取り付けるようにして
も良い。このようにすれば、この本体202内に内蔵し
た操向機構によって、これらの走行ユニットの操向をす
ることもできる。
【0018】上記の走行車輪ユニット301の駆動装置
303は、これらの車輪304より径が小さく、また幅
も可能な限り狭く、かつこれらの車輪304に十分な回
転トルクを与えるものでなければならない。これらの駆
動装置は、変速機構やモータ等が内蔵され、これらは図
5に示すように各部品が可能な限り狭い空間に配置され
ている。
【0019】図中の329は低速回転軸であり、この実
施例では上記の車輪304の車軸を兼用している。この
低速回転軸329の一端部にはフランジ部330が形成
されており、このフランジ部330は上記の一方の車輪
304に取り付けられている。また、この低速回転軸3
29の他端部は、スプライン等の取付け部333を介し
て他方の車輪304に取り付けられている。
【0020】そして、この低速回転軸329と同軸状
に、中空のキヤリア341が設けられている。このキヤ
リア341は、図6に示すように中空状をなし、たとえ
ば3個の遊星歯車340が軸360および軸受363に
よって自転自在に支承されている。また、このキヤリア
341の軸方向の中央部からは、複数の高速回転伝達部
材、たとえば3個のフランジ部365が径方向に突設さ
れている。そして、このキヤリア341の両端部は、軸
受331によって上記の低速回転軸329に回転自在に
支承され、この低速回転軸329はこの中空状のキヤリ
ア341の中心部を軸方向に貫通している。
【0021】また、この低速回転軸329のフランジ部
330には、略円筒状の回転内歯車部材327が取り付
けられ、この回転内歯車部材327の内周面には回転内
歯車328が形成され、この回転内歯車328は上記の
遊星歯車340に噛合している。また、図中の325は
この駆動装置303のケーシングを兼用する固定内歯車
部材である。この固定内歯車部材は、全体として浅いカ
ップ状をなしており、その中央部には円筒状の支承部3
50が一体に形成され、この支承部350の内周面に固
定内歯車326が形成され、この固定内歯車326は上
記の遊星歯車340に噛合している。そして、上記の回
転内歯車328と固定内歯車326とはその歯数が数枚
程度相違している。そして、これらの回転内歯車32
8、固定内歯車326、遊星歯車340、キヤリア34
1等によって減速比の大きないわゆる不思議歯車機構が
構成されている。
【0022】また、上記のキヤリア341のフランジ部
365には、リング状の固定リング381によってモー
タのロータ376が取り付けられている。また、この固
定リング381の内周面と上記の固定内歯車部材325
の支承部350の外周面とは軸受382を介して回転自
在に支承されている。したがって、この駆動装置303
のケーシングを兼用する固定内歯車部材325は、上記
の支承部350、軸受382、固定リング381、キヤ
リア341を介して、上記の低速回転軸329に回転自
在に支承されている。また、この固定内歯車部材325
には、上記のモータのステータ380が取り付けられて
いる。
【0023】また、この駆動装置303のハウジングを
兼用する固定内歯車部材325は、板バネ等の公知の弾
性部材306を介して、前述の連結部材305に接続さ
れている。
【0024】この実施例のものは、モータのロータ37
6が高速で回転し、この回転は上記の変速機構で大きな
減速比で減速され、上記の低速回転軸329を介して上
記の車輪304を回転させる。このような駆動装置は各
部品が空間的に無駄なく、高い密度で配置されるので、
このような駆動装置303を極めて小型に形成すること
ができる。また、このものは、モータのロータ376や
ステータ380がキヤリア341の周囲に配置され、そ
の径がこの駆動装置303の径の許す限りの最大の径と
なっており、このモータのトルクおよび出力を大きくす
ることができ、車輪304の駆動トルクをより大きくす
ることができる。また、この駆動装置303は、低速回
転軸329や固定内歯車部材325等が車軸やハウジン
グとして兼用されているので、この駆動装置303がよ
り小形化できる。
【0025】また、本発明の駆動装置は、上記のような
車輪の駆動装置だけでなく、他の装置にも適用できる。
たとえば、図7ないし図9に示す第2の実施例のよう
な、アームまたはリンクを回動させる駆動装置に適用す
ることができる。
【0026】図7および図8には、小形のロボット等の
作業機械の回動アームまたは回動リンク機構を示す。こ
のものは、複数のアーム401,402,403,40
4を、これらを回動可能に連結するとともに回動駆動す
る駆動装置405で連結した関節形の機構である。な
お、406は合成ゴム等の弾性材料で形成されたカバー
である。
【0027】そして、これらの駆動装置405は図9に
示すように構成されている。この駆動装置405は、そ
の構成は上記の第1の実施例に示す駆動装置と同様のも
のであるが、固定内歯車部材325が上記の一方のアー
ム401と一体に構成され、この固定内歯車部材325
の部分がこのアーム401の端部を構成している。ま
た、上記の低速回転軸329はこれらのアームを回動自
在に接続する回動ピンを兼用しており、そのフランジ部
330は他方のアーム402の端部に取り付けられてい
る。なお、この低速回転軸329は、この他方のアーム
402と一体に形成してもよい。
【0028】また、この低速回転軸329の他端部は、
軸受410、取付け蓋部材411を介して上記の一方の
アーム401の端部に支承されている。したがって、こ
の一方のアーム401はこの軸受410と前述の軸受3
82を介して2箇所でこの低速回転軸329に支承され
ており、これらのアーム401、402の接続がより確
実になる。
【0029】このような駆動装置405は、上記のよう
にアームまたはリンクを回動自在に連結する関節機構
と、これらのアームまたはリンクを回動駆動する機構と
を兼用している。したがって、このような関節機構が簡
単になり、従来の機構のように、これらアームまたはリ
ンク等をケーブル等を介して別の駆動機構で駆動する必
要がなく、このような関節アームまたはリンク機構をよ
り小形に形成することができる。なお、この図23の駆
動装置405は、上記の点以外は前述の駆動装置303
と同様の構成であり、図9中、駆動装置303と対応す
る部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0030】さらに、本発明の駆動装置は、上記の実施
例のような機械にのみ適用されるものではなく、その他
の各種の小形の機械の駆動装置として適用できることは
もちろんである。
【0031】
【発明の効果】上述の如く本発明の駆動装置は、2つの
部材を回転自在に支承する軸受または関節の機能を兼用
し、またモータ、歯車等が全て同軸状に配置され、その
空間効率が高く、極めて小形に形成することができる。
【0032】また、モータが固定内歯車および回転内歯
車の外側に配置されているので、このモータをこの装置
の外形寸法と略等しい大きな径とすることができ、この
モータのトルクを所定の寸法内で最大とすることができ
る。また、不思議歯車機構を採用しているので、減速比
を大きくすることができ、上記のモータの回転数を大き
くすることが可能であり、このモータの出力を所定の寸
法内で最大とすることができ、この駆動装置全体を一層
小形に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の小形走行機械の概略的な側面図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】第1の実施例の小形走行機械の概略的な側面
図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】第1の実施例の駆動装置の縦断面図。
【図6】第1の実施例の駆動装置のキヤリアの斜視図。
【図7】第2の実施例の小形作業機械の縦断面図。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図。
【図9】第2の実施例の駆動装置の縦断面図。
【符号の説明】
303…駆動装置 304…車輪(第2の部材) 329…低速回転軸 325…固定内歯車部材(第1の部材) 326…固定内歯車 328…回転内歯車 330…フランジ部(高速回転伝達部材) 340…遊星歯車 341…キヤリア 376…ロータ 380…ステータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと変速機構を内蔵し、第1の部材
    と第2の部材を回転自在に連結するとともに、上記の第
    1の部材と第2の部材を互いに回転するように駆動する
    装置であって、 上記の第1の部材に一体的に設けられた固定内歯車と、 上記の第2の部材に一体的に設けられ上記の固定内歯車
    と同軸状に配置されるとともにこの固定内歯車と歯数の
    相違する回転内歯車と、 上記の第2の部材に一体的に設けられ、上記の固定内歯
    車および回転内歯車と同軸状に配置された低速回転軸
    と、 上記の固定内歯車および回転内歯車に噛合し、公転およ
    び自転自在な遊星歯車と、 上記の低速軸に回転自在に支承されるとともに上記の遊
    星歯車を自転自在に支承する中空状のキヤリアと、 上記の中空状のキヤリアの外周から放射方向に突設さ
    れ、上記の固定内歯車の端面と回転内歯車の端面との間
    を通ってこれら固定内歯車および回転内歯車より外側に
    延長されたフランジ状の高速回転伝達部材と、 上記の固定内歯車および回転内歯車の外側を囲んで配置
    され、そのロータは上記の高速回転伝達部材に取り付け
    られ、またステータは上記の第1の部材に取り付けられ
    たモータと、 上記の第1の部材を少なくとも上記の低速回転軸または
    キヤリアのいずれか一方に回転自在に支承する軸受とを
    具備したことを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記の第1の部材はこの駆動装置のケー
    シングであり、また前記の第2の部材は前記の低速回転
    軸に取り付けられた車輪であることを特徴とする請求項
    1の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記の車輪は一対のものであり、この一
    対の車輪は前記の低速回転軸の両端部に取り付けられて
    おり、また前記の第1の部材は前記のキヤリアに回転自
    在に支承されていることを特徴とする請求項2の駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記の第1の部材および第2の部材は互
    いに回動するアームまたはリンクであることを特徴とす
    る請求項1の駆動装置。
JP22436893A 1993-09-09 1993-09-09 駆動装置 Pending JPH0777247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22436893A JPH0777247A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22436893A JPH0777247A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0777247A true JPH0777247A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16812664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22436893A Pending JPH0777247A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777247A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6707189B2 (en) 2001-04-09 2004-03-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Image pickup apparatus and driving apparatus
JP2008045740A (ja) * 2006-07-21 2008-02-28 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ
JP2008120264A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Jtekt Corp 駆動力配分装置
JP2009166168A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd ロボットの関節駆動装置
JP2012085531A (ja) * 2006-07-21 2012-04-26 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6707189B2 (en) 2001-04-09 2004-03-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Image pickup apparatus and driving apparatus
JP2008045740A (ja) * 2006-07-21 2008-02-28 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ
JP2012085531A (ja) * 2006-07-21 2012-04-26 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ
JP2008120264A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Jtekt Corp 駆動力配分装置
JP2009166168A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd ロボットの関節駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5501117A (en) Motor assembly with gear housing containing pinion gear support bearing
US5697868A (en) Planetary speed reduction gear
US7966907B2 (en) Finger joint mechanism
JP3659707B2 (ja) ロボット等の旋回部構造
JP2001221298A (ja) 偏心揺動型減速機
JPS6127618B2 (ja)
JP3596932B2 (ja) 駆動モータ付き偏心差動減速機
JPH0379584B2 (ja)
KR960015233B1 (ko) 내접맞물림형 유성기어감속기를 사용한 차동기어장치
JPH0777247A (ja) 駆動装置
JP3688230B2 (ja) 偏心差動型減速機
JP2000205351A (ja) コリオリ運動歯車装置
JPH06307505A (ja) 差動遊星歯車減速装置
JPH10220556A (ja) 差動歯車装置
JP4219320B2 (ja) ロボットの旋回部構造
JPS6018640A (ja) 駆動装置
JP2005337442A (ja) 差動制限装置
JP3998932B2 (ja) 車両用四輪駆動装置
WO2021024312A1 (ja) 減速機
JP4185746B2 (ja) 相対回転状態検知装置
JPH017882Y2 (ja)
JP2002247833A (ja) 遊星式伝動装置
JPS62288747A (ja) 差動遊星歯車装置
JPH04185531A (ja) 減速機付ホィールモータ
JPH06103059B2 (ja) 差動遊星歯車装置